大胸筋の効果的な鍛え方|短期間で分厚い胸板を作る筋トレ方法19選
そもそも大胸筋ってどういった筋肉?
大胸筋とは、胸周りにある筋肉で、上半身の中でも大きい筋肉になります。大胸筋は鍛えると、男性であれば男らしい体に、女性であればバストアップ効果が期待出来るとされています。
そんな大胸筋は上部・下部・外側・内側の4つの部位で構成されており、各筋肉部位によってトレーニング方法に差があります。
しっかりと部位別に鍛えるために、各部位がどんな動きで使われる筋肉なのかを把握していきましょう!
大胸筋上部の役割|どんな作用で使われる筋肉とは?
大胸筋上部は、外転と呼ばれる動作で必要な筋肉。
外転とは、腕を肩よりも上に上げる動作を言い、万歳などが含まれます。トレーニングの数が非常に多く、鍛えていなくても少しずつ付いてくる筋肉ですよ。
【参考記事】大胸筋上部をピンポイントで鍛えられるトレーニング集▽
大胸筋下部の役割|どんな作用で使われる筋肉とは?
上部とは逆に、内転動作で使う筋肉が大胸筋下部です。
腕を肩よりも下げる動作を内転と呼びます。トレーニング種目の中で大胸筋下部を鍛えられるメニューは少なめなため、やや鍛えにくい部位。腹筋との高低さを付けたい男性は日々の積み重ねで胸筋下部を成長させましょう。
【参考記事】大胸筋下部をピンポイントで鍛えられるトレーニング集▽
大胸筋内側の役割|どんな作用で使われる筋肉とは?
大胸筋内側は外側とは逆で、内水平屈曲で使われます。
合掌など手を内側に寄せる時に刺激される筋肉になりますが、大胸筋下部同様にトレーニングの数がやや少なめ。ナロープッシュアップやナローベンチプレスといった、手幅を狭めて行う筋トレメニューで鍛えやすい部位です。
【参考記事】大胸筋内側の効果的な鍛え方はこちら▽
大胸筋外側の役割|どんな作用で使われる筋肉とは?
大胸筋の中でも特に鍛えやすい部位になり、基本的には大胸筋トレーニングであれば、どれでもしっかりと筋肥大させられます。
大胸筋の外側は外水平屈曲と呼ばれる動きで使用されます。
外水平屈曲とは腕を外側に広げる動作のこと。一般的な腕立て伏せなどで使われる筋肉で、比較的刺激しやすい筋肉になります。
大胸筋を鍛えるメリット|筋トレで得られる良い効果とは?
大胸筋を効果的に鍛えるためのサポート器具を確認したあとは、大胸筋を鍛えると得られる6つのメリットについてチェックしていきましょう。
筋トレのモチベーションUPにもつながるため、必ず確認しておいて。
大胸筋を鍛えるメリット① 分厚く逞しい胸板が手に入る
なんといっても分厚く逞しい胸板が手に入るのが、最大のメリットと言えるでしょう。
また、大胸筋が発達すると男らしいボディラインに仕上がるため、腹筋も合わせてしっかりと鍛え込めば理想的な肉体にグッと近づけます。大胸筋トレーニングで理想の胸板を手に入れて。
大胸筋を鍛えるメリット② 猫背の改善につながる
パソコン作業や背中を丸めて長時間スマホを見ていると、徐々に姿勢が前かがみ(猫背姿勢)になっていきます。猫背姿勢の状態が長く続いてしまうと、大胸筋は縮こまったまま固くなり、普段から猫背の姿勢を保ったままという悪循環に。
筋トレは、そんな猫背の悪循環の元である、大胸筋の硬直を改善し、自然と正しい姿勢になれる最高の解決法。
猫背は、見た目の印象を大きく変えてしまいます。大胸筋を鍛えて、猫背の原因を根本から断ち切りましょう!
大胸筋を鍛えるメリット③ 周りに筋肉をアピールしやすい
大胸筋は、脱がないと分からない腹筋や背筋と違い、服の上からでも筋肉をアピールできます。
周りの人に「すごい筋肉ですね!鍛えてるんですか?」と、リアクションをしてもらえば、思わずモチベーションも上がっちゃいますね。
大胸筋を鍛えるメリット④ 代謝が上がり、ダイエットにもなる
大胸筋はとても大きな筋肉なので、鍛えると体の代謝が上がりやすくなります。従って、大胸筋を鍛えるとダイエットに繋がるということですね。
日々のカロリー消費を助けてくれるため、余分な脂肪も効率よく落とす事ができます。体を内部から改造して、筋肉のつきやすいボディに生まれ変わって。
大胸筋を鍛えるメリット⑤ 洋服の着こなしがスマートになる
大胸筋が発達してくると、洋服の着こなしも自然とかっこよくなってきます。Tシャツを1枚サッと着るだけでも、スタイリッシュな仕上がりに。しかし、なんといっても胸板が強調される服装といえば「スーツ」でしょう。
分厚い胸板があると、ス―ツの着こなしは格段と上がりますよ。お仕事で日頃からスーツを着用する方は、ぜひ大胸筋を鍛えあげてみてください。
大胸筋を鍛えるメリット⑥ 肩こりの改善・予防につながる
大胸筋は、非常に大きく厚みのある筋肉で、この筋肉が固くなると、肋骨の動きが制限され、呼吸の深さに影響がでます。浅くなった呼吸は、そのままにしてしまうと体を上手に動かさなくなるなるため、別の手段で呼吸を取ろうと働きます。
これが、肩を上下に揺らす肩呼吸。
肩呼吸は、肩周りの筋肉を強制的に動かして、疲労を蓄積させます。そんな疲労が溜まれば、誰だって自然と肩周りのコリに。
また、大胸筋は腕の動き、つまり肩関節の動きにも影響を与えているため、衰えれば、四十肩や五十肩のもつながります。
「最近、肩周りが気だるいなぁ。」と感じる方は、まずは大胸筋のストレッチから始めて、続いて筋トレで鍛え直してあげましょう!
大胸筋を鍛える効果的な筋トレメニュー|短期間で筋肥大するトレーニング方法とは?
ここから、実際に大胸筋を鍛える効果的な筋トレメニューについてを見ていきましょう。正しいフォームとトレーニングのコツをマスターして、理想の大胸筋をGetして。
- 膝つき腕立て伏せ
- デクラインプッシュアップ
- デクラインプッシュアップ
- ディップス
- ノーマルプッシュアップ
- ナロープッシュアップ
- ヒンズープッシュアップ
- インクラインプッシュアップ
- ダンベルプルオーバー
- リアレイズ
- ダンベルプレス
- インクラインダンベルプレス
- デクラインダンベルプレス
- ワイドスタンスダンベルプレス
- 1ダンベルフライ
- バーベルベンチプレス
- チェストプレス
- バタフライマシン
- ケーブルクロスオーバー
1. 大胸筋トレーニング『膝つき腕立て伏せ』
膝つき腕立て伏せの正しいやり方
- 膝だけをつけて、足は浮かせる
- 肩幅よりも少し広めに手を広げる
- 手の位置は、肩のラインに合わせる
- 背筋にしっかりと力を入れて、背中を丸めない(※セットポジション)
- 体を下げていく
- 体を下げていく際、肘が外に広がりすぎない良いに手首を調整する
- 限界まで体を下げて、少しの間停止する
- 止まった後、三頭筋の力を使って体を押し上げていく
- しっかりとセットポジションの位置まで戻る
トレーニングのコツ
- 顔を前に向けてトレーニングを行う。
- 体を上げる時は、親指と人指し指を意識して力を入れるようにしましょう。
- 体を下げる時に空気を取り込み、持ち上げる時に息を吐く。
- 背筋にしっかりと力を入れて、背中を丸めない
- 手首は45度を意識して、肘が広がりすぎないようにする
- 三頭筋の負荷を感じながら、体を押し上げる
【参考記事】誰でも出来る「膝つき腕立て伏せのやり方」をより詳しく解説▽
2. 大胸筋トレーニング『デクラインプッシュアップ』
デクラインプッシュアップの正しいやり方
- うつ伏せになって寝っ転がる
- 腕立て伏せの状態から、脚をベンチから椅子に乗せる
- (2)の時、両手の間隔は肩幅よりも少し広めがベスト
- 肘を曲げて、上半身を床につくぎりぎりまで下げる
- 限界まで下げたら、2秒間キープ
- その後、ゆっくりと元に戻していく
トレーニングのコツ
- 動作の終始、大胸筋に効いているか意識しながら、重心や手幅を調節する
- 両手を広げ過ぎると肘を伸ばせなくなるため、広げ過ぎないように注意しておく
- 身体が、つま先から肩まで一直線になるように意識する
- 正しい呼吸法をマスターして行う
- 効果を高めるために、プッシュアップバーを使う
【参考記事】デクラインプッシュアップのやり方&コツを徹底解説▽
3. 大胸筋トレーニング『デクラインプッシュアップ Gackt Ver.』
Gackt流デクラインプッシュアップの正しいやり方
- 椅子を2脚用意する
- 片足ずつ乗せ、腕立て伏せの形を作る
- 手幅を肩幅2個分ほど広げる
- (3)の時、右手の中指を4時、左手の中指を8時の方向に向ける
- 体をゆっくりと下げていく
- 素早く体を持ち上げましょう
トレーニングのコツ
- 体を降ろす時の動作をゆっくりと行い、負荷を高める
- 体を上げている時は、お尻を軽く上げる
- 大胸筋を意識して取り組む
- 下ろす時はゆっくり、上げる時は素早くを意識する
- 正しい呼吸法をマスターしてトレーニングする
【参考記事】その他のGacktメニューはこちら▽
4. 大胸筋トレーニング『ディップス』
ディップスの正しいやり方
- 平行棒に用意する
- 腕を立てて、体を支える
- (2)の時、背筋をしっかりと伸ばす
- 足はクロスさせ、臀部側に軽く曲げておく
- 上半身を少し前のめりにして、安定させる
- ゆっくりと肘を曲げて、体を下ろす
- 肘が90度になるまで体を下ろしたら、そのままキープ
- その後、ゆっくりと元に戻していく
トレーニングのコツ
- 体を降ろす時の動作をゆっくりと行い、負荷を高める
- 上体は常に前のめりになって、大胸筋に効かせる
- 動作中、肘は常に身体の近くに寄せておく
- 身体が揺れてしまわないように、腹部と臀部に力を入れて、身体を安定させる
- 正しい呼吸法をマスターしてトレーニングする
【参考記事】理想の大胸筋を作り上げるディップスの筋トレメソッド▽
5. 大胸筋トレーニング『ノーマルプッシュアップ』
ノーマルプッシュアップの正しいやり方
- うつ伏せになって寝っ転がる
- 腕を肩幅より、拳2つ分ほど音に開いて床につく
- 脚を伸ばして、つま先だけを床につけて腕とつま先で体を支える
- 脚から首まで一直線になるよう姿勢を調整していく
- (4)の時、目線は1メートル先を見る
- 肘を曲げながらゆっくりと体を下げていく
- 限界まで下げたら、1秒間キープ
- その後、ゆっくりと元に戻していく
トレーニングのコツ
- 姿勢は背中を反らしたり、お尻を浮かせないように意識する
- 背中が丸まってしまうので、前を見ることを心掛ける
- 身体を押し上げて戻すときには、肘を伸ばし切らずに少し曲げたまま緊張を維持する
- 軽く前を見てトレーニングする
- 肘を外に広げすぎない
【参考記事】腕立て伏せのやり方&コツを徹底解説▽
6. 大胸筋トレーニング『ナロープッシュアップ』
ナロープッシュアップの正しいやり方
- うつ伏せになって寝っ転がる
- 腕立て伏せの形を作る
- 胸の前で両手の親指と人差指し同士をくっつけてダイヤモンドの形を作る
- その状態で床に手をつく
- 脚を伸ばして、つま先でバランスをとる
- 肘を曲げながらゆっくりと体を倒していく
- 床につかないぎりぎりまで落としたら、1秒間キープ
- その後、地面を押すイメージで素早く元に戻る
トレーニングのコツ
- 最初はあまり倒しすぎないようにして、負荷を調整する
- できるだけ脚を広げない
- チーティングを行わない
- 上げる時、下げる時にメリハリをつける
- 正しい呼吸法を身につけてトレーニングを行う
【参考記事】ナロープッシュアップの効果的なやり方を大公開▽
7. 大胸筋トレーニング『ヒンズープッシュアップ』
ヒンズープッシュアップの正しいやり方
- 肩幅より広めに腕を広げて地面につける
- 猫が背筋を伸ばす動作のようにお尻を高く上げる
- 腕からお尻までを一直線にキープ
- 足の幅も腕と同様に肩幅より少し広めに取っていく
- 胸を地面ギリギリに近づけるイメージで下げる
- その後大きな円を描くように元に戻す
トレーニングのコツ
- 体全体を動かす
- しっかりとトップまで体を戻す
- 両手は広げすぎない
- 足の位置を上げる
【参考記事】ヒンズープッシュアップのやり方&コツとは▽
8. 大胸筋トレーニング『インクラインプッシュアップ』
インクラインプッシュアップの正しいやり方
- 椅子などの高さがあるものを用意する
- 椅子の前にまっすぐ立つ
- 両手を高さがあるものに乗せて腕立て伏せの形を作る
- (3)の時、足は開かずにしっかりと閉じる
- 腕を曲げていき、限界まで肘を開く
- しっかりと大胸筋を刺激させて、広背筋を収縮させる
- 腕をしっかりと伸ばす
トレーニングのコツ
- 上体を下げた時は、肩甲骨を締めるように動かしましょう。
- しっかりと大胸筋が収縮するまで、上体を下げること。
- 体は足から首筋までまっすぐに保ちましょう。
- 角度は30度で。
- じっくり時間をかけて刺激を与えましょう。
- インクラインプッシュアップのアレンジとしてバランスボールを使ってみる。
【参考記事】大胸筋下部が鍛えられるインクラインプッシュアップのやり方とは?▽
9. 大胸筋トレーニング『ダンベルプルオーバー』
ダンベルプルオーバーの正しいやり方
- フラットベンチを用意する
- ベンチに仰向けになった状態で寝っ転がる
- 膝を曲げて、足は床につけて安定させる
- ダンベルにプレート部分を両手に引っ掛けて持つ
- 肘を完全に伸ばした状態で、ダンベルを顔の真上にセット
- 両耳を伸ばしたまま、ダンベルを頭の後方まで移動させる
- ダンベルと体が一直線になったら、1秒間キープ
- その後、ゆっくりと元に戻していく
トレーニングのコツ
- 全体のモーションを大きくして、筋肉を刺激する
- 反動を付けずに、大胸筋と広背筋をしっかりとストレッチさせる
- 怪我防止のために、肩や肩甲骨のストレッチをしてから取り組む
- 全動作ゆっくりと行う
- 正しい呼吸法を見につける
【参考記事】ダンベルプルオーバーの効果を詳しく解説▽
10. 大胸筋トレーニング『リアレイズ』
リアレイズの正しいやり方
- 足を肩幅分ほど開いて立つ
- ダンベルを両手に握る
- 膝を曲げてお尻を突き出す
- 上半身を45度ほどにキープする
- 腕は太ももと平行に(※セットポジション)
- ダンベルを羽のように広げていく
- 肩と同じくらいかそれ以上持ち上げる
- 限界まで上げたら少し止まる
- ゆっくりとダンベルを下げていく
- セットポジションまで戻す
トレーニングのコツ
- ダンベルを持ち上げる時に肩甲骨を閉じる。
- しっかりと体を固定してトレーニング。
- ダンベルを下ろす時はゆっくりと。
- リアレイズを行うと体が動いてしまう人は、座って行いましょう。
- 肩以上の高さにダンベルを持ち上げる。
【参考記事】大胸筋と一緒に背中の筋肉も鍛えられるリアレイズのやり方を解説▽
11. 大胸筋トレーニング『ダンベルプレス』
ダンベルプレスの正しいやり方
- インクラインベンチまたはフラットベンチに仰向けになって寝っ転がる
- 両手にダンベルを持つ
- 足を下ろして胸を張り、腕をまっすぐに伸ばす
- 肘を曲げていき、上腕と床が平行になるくらいまでダンベルを下ろしてく
- 限界まで下ろしたら、2秒間キープ
- その後、勢いよく持ち上げる
トレーニングのコツ
- 胸をしっかりと張り、ダンベルを下ろしていく
- 腰やお尻が浮かないよう、体はベンチにつける
- 正しい呼吸法を身につけてトレーニングする
- 回数を数えながら行う
- フォームが安定しない方は、インクラインベンチを使う
【参考記事】ダンベルプレスの効果的なやり方とは▽
12. 大胸筋トレーニング『インクラインダンベルプレス』
インクラインダンベルプレスの正しいやり方
- インクラインベンチの角度を30度に設定する
- ベンチに仰向けになって寝っ転がる
- 両手にダンベルを持つ
- 肩甲骨を寄せて胸を張り、腕を真上に伸ばす
- (4)の時、背中のアーチを意識する
- 胸の張りを維持しながら、肘を曲げていき、ダンベルを下ろす
- 限界まで下ろしたら、1秒間キープ
- その後、勢いよく上に押し上げる
トレーニングのコツ
- 胸の張りを常に意識して取り組む
- 反動を使わずに、筋肉の力だけでダンベルを上下させる
- 回数をこなす事よりも、正しいフォームで取り組むことを重視する
- きちんとした呼吸法を身につける
- ダンベルの重量は、やや軽めをチョイスする
13. 大胸筋トレーニング『デクラインダンベルプレス』
デクラインダンベルプレスの正しいやり方
- デクラインベンチの角度を15ほど傾ける
- ベンチに仰向けに寝っ転がる
- 両手にダンベルを持つ
- 肩甲骨を寄せて、胸を張り、腕を真上に伸ばす
- (4)の時、背中のアーチを維持する
- 胸の張りを感じながら、肘を曲げて下ろす
- 限界までダンベルを下ろしたら、2秒間キープ
- その後、素早くダンベルを持ち上げる
トレーニングのコツ
- インターバル中は、背伸びをしたりなどして血を落とす
- ダンベルの軌道がブレないよう意識して取り組む
- 正しい呼吸法を取得してトレーニングを行う
- 腕の力だけでダンベルを引き上げない
- 背中のアーチは常に維持しておく
【参考記事】デクラインダンベルプレスのやり方&コツを詳しく解説▽
14. 大胸筋トレーニング『ワイドスタンスダンベルプレス』
ワイドスタンスダンベルプレスの正しいやり方
- フラットベンチまたはインクラインベンチを用意する
- ベンチに仰向けになって寝っ転がる
- ダンベルを両手に持つ
- 足を下ろして胸を張り、腕をまっすぐに伸ばす
- 肘を深く真横に曲げていき、上腕と床が平行になるまでダンベルを下ろす
- その状態のまま、2秒間停止する
- その後、ダンベルを勢いよく持ち上げる
トレーニングのコツ
- チーティングを行わない
- ダンベルを上に持ち上げる際、肘を伸ばしきらずに少し曲げた状態にする
- 正しい呼吸法をマスターする
- 顔は上または前を向く
- 背中のアーチを維持したまま行う
15. 大胸筋トレーニング『ダンベルフライ』
ダンベルフライの正しいやり方
- ベンチを用意する
- 仰向けになった状態で寝っ転がる
- 両手にダンベルを持つ
- 足を下ろして 胸を張り、腕をまっすぐに伸ばす
- 肘を少し曲げながら、両手を真横に下ろしていく
- 手を若干巻き込むようにしてダンベルを胸の上まで持ち上げる
- その状態を1秒間キープ
- その後、ゆっくりと真横に下ろす
トレー二ングのコツ
- ダンベルを上げる時に、大胸筋を意識する
- 怪我を防ぐために、ダンベルはゆっくりと下ろしていく
- トレーニングに慣れてきたら、トップでダンベルをさらに押し上げる
- 背中のアーチを維持して行う
- デクラインベンチで筋トレ効果を上げる
【参考記事】ダンベルフライの正しいやり方をより詳しく解説します▽
16. 大胸筋トレーニング『バーベルベンチプレス』
バーベルベンチプレスの正しいやり方
- フラットベンチを用意する
- ベンチに仰向けになった状態で寝っ転がる
- 肩甲骨を寄せて、背中を軽く沿っておく
- バーベルを握る
- (4)の時、手は幅は肩幅より拳1つ分ずつ外側にする
- ラックからバーベルを外し、ゆっくりと下ろしていく
- 下ろす時は、肘を外側に開くよう意識してください
- 限界まで下げたら、勢いよく上に押し上げる
- トップまで上げたら、少しの間キープ
- その後、ゆっくりと元に戻していく
トレーニングのコツ
- 必ずストラップをつけた上で行う
- 筋トレ初心者は、必ずサポートしてくれるペアと取り組む
- 常に胸を張って、筋肉が収縮されているか感じる
- 最初はバーのみでストレッチ運動を行う
- 呼吸しながらトレーニングする
【参考記事】ベンチプレスを極めたいなら▽
17. 大胸筋トレーニング『チェストプレス』
チェストプレスの正しいやり方
- マシンを適切な負荷に設定する
- ベンチに座り、体を安定させる
- 胸を張って、左右のバーを軽く握っていく
- 胸の張りを維持したまま、ゆっくりとバーを前に押し出す
- 限界まで押し出したら、少しの間キープ
- その後、ゆっくりと元に戻す
トレーニングのコツ
- バーの位置は、基本的に大胸筋下部あたりにセットする
- 肘を90度、膝の角度は80度になるよう意識しておく
- 肩甲骨を寄せて、しっかりと胸を張る
- 腹筋に力を入れる
- 腕の力だけでトレーニングを行わない
【参考記事】チェストプレスの効果的なやり方とは▽
18. 大胸筋トレーニング『バタフライマシン』
バタフライマシンの正しいやり方
- マシンの重量を適切な負荷に設定する
- ベンチに座り、体を安定させていく
- (2)の時、肩甲骨を寄せてしっかりと胸を張る
- 左右のバーを握る
- バーを胸の前に閉じていく
- しっかりと閉じたら、その状態のまま1秒間キープ
- その後、ゆっくりと元に戻していく
- この動作を限界回数行っていく
トレーニングのコツ
- 大胸筋の伸張と収縮を意識して取り組む
- バーを握りこみすぎない
- パッとの場合は、肘を押すようにして胸の前まで持っていく
- 肩を上げてトレーニングしない
- 背中を丸めたまま行わない
【参考記事】バタフライマシンの効果を詳しく解説▽
19. 大胸筋トレーニング『ケーブルクロスオーバー』
ケーブルオーバークロスの正しいやり方
- ケーブルマシンの負荷を適切な重量に設定する
- ケーブルマシンの中央に立つ
- 片側を前に出して、肘を軽く曲げた状態で左右のハンドを握る
- 身体の前に左右のハンドルを近づけていく
- 限界まで近づけたら、少しの間停止する
- その後、ゆっくりと元に戻していく
- この動作を限界数繰り返す
トレーニングのコツ
- 高さを変えて鍛えたい部位を変更する
- コントロールできる範囲の重量に設定する
- トレーニングに慣れてきたら、手でクロスするように引っ張る
- 常に前を向く
- 下半身に力を入れない
【参考記事】ケーブルクロスオーバーの効果を詳しく解説▽
大胸筋を鍛える際に持っておきたい3つのサポート器具
大胸筋は自重でも十分に鍛えられますが、その分時間がかかってしまいます。今回は、そんな自重トレーニングの効率を爆上げできるサポート器具を3つご紹介します。
効率的にトレーニングに励めるので、積極的に使用してみてください。
大胸筋をサポートするアイテム① 加圧トレーニングシャツ
今人気筋トレマニアの間で注目を集めているのが加圧インナーシャツです。ゴム以上の伸縮性を持つ「スパンデックス繊維」が大胸筋・三角筋・腹筋を常に刺激してくれるため、トレーニングせずとも筋肉を引き締めることができますよ。
着用時にトレーニングを行えば、一層効果的なトレーニングを効果を期待できるでしょう。トレーニングの質を上げたい方、筋トレが続かない方におすすめのアイテム。
公式サイトで詳細を見る大胸筋をサポートするアイテム② ダンベル
もはや鉄板のトレーニング器具ともいえる「ダンベル」。大胸筋を鍛える際も、トレーニング効果UPをサポートしてくれますよ。
大胸筋以外のトレーニングでも使用できるため、1つ持っておいて損は無いアイテムです。トレーニング負荷をさらに高めたい方は備えておくと良いでしょう。ちなみに、今おすすめしたいダンベルはコチラ▽
「IROTEC(アイロテック) ラバー ダンベル 60KG セット (片手30KG×2個)」
6種類のプレートで最適なトレーニングを実現できる「IROTEC(アイロテック) ラバー ダンベル 60KG セット (片手30KG×2個)」。
プレートの種類が豊富なので、トレーニングに合わせて最適な負荷で取り組めます。また、ラバーダンベルなので、床を傷つけにくく音や臭いも気になりません。お値段は17,172円と少し値は張りますが、長期的に使っていくのであれば、購入して損はない商品です。
Amazonで詳細を見る【参考記事】ダンベルを使用した部位別トレーニングを大公開▽
大胸筋をサポートするアイテム③ プッシュアップバー
大胸筋を鍛えるトレーニング種目と言えば、腕立て伏せ。そんなプッシュアップをパワーアップしてくれるのが「プッシュアップバー」。
筋肉の可動域を増やし、手首を痛めることが無いので、より効率的に大胸筋を鍛えられる優れものです。皆さんにおすすめしたいプッシュアップバーはコチラ▽
「Active Winner ディーププッシュアップバー」
プッシュアップバーの購入を検討している方は、「Active Winner ディーププッシュアップバー 」がおすすめ。誰でも簡単に使えるため、自分好みの負荷でトレーニングに励めちゃいます。
Amazonで詳細を見る【参考記事】プッシュアップバーの詳しい使い方を知りたい方はコチラの記事をどうぞ▽
大胸筋を鍛えて、逞しく磨き上げられた最高の肉体を
いかがでしょうか。大胸筋の鍛え方やメリット、おすすめのトレーニング器具・簡単に自宅で出来る自重メニュー・爆速で筋肥大を起こすためのジムでのマシントレーニングメニューについてお届けしました。鍛え上がった大胸筋は、貴方の男らしさを代弁してくれるシンボルです。しっかりと日頃から鍛錬を積み重ねて、力強い肉体へと鍛えあげていきましょう。
【参考記事】自重だけで行える大胸筋トレーニングとは▽
【参考記事】大胸筋を鍛えられるダンベルメニューを解説します▽
【参考記事】「トレーニング初心者」はコレだけ見れば大丈夫!▽
【参考記事】はこちら▽
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