仕事を任せられない人の8つの特徴。頼りにできないダメ社員の共通点とは?
会社で仕事を任せられない人の8つの特徴|どんな共通点があるの?
「仕事を振ってもらいたいのに振ってもらえない」
「仕事を任せてはいけない人物を知りたい」
上司のみなさんにとって、どんな部下に仕事を任せるかは、その仕事が成功するかどうかに関わるのでとても大事です。
適切な人物に仕事を振れるようにするためには、振ってはいけない人物を知ると良いでしょう。
ですので、ここからは会社内で仕事を任せてはいけない人の特徴を解説します。
特徴1. 遅刻してくることが多い
普段出社時刻に遅れたり、待ち合わせに遅れてやってくるような部下は、大事な仕事を任せても期限や時間を守りません。
例えば、
- クライアントとの重要な会議に遅れてしまう
- 契約書類の提出期限に間に合わない
などを冒し、周囲からの信用を著しく損なう可能性があります。
社会人として時間をはじめとするどんな小さな決まり事もしっかり守れる人物でないと、プロジェクトは円滑に進みません。
特徴2. 普段から小さなミスをしがち
起こらなくていい人的ミスが起こると、仕事を円滑に進める上で支障をきたしますよね。
この点で、普段からミスが多い特徴のある人は、注意力が散漫なので仕事の妨げになります。
こういう人は、例えば、
- 書類に誤字・脱字が多い
- 会議の時間や場所を間違って伝えてくる
- 送る必要のあるメールを送り忘れる
など、些細なミスをしやすいので、そのミスを確認したり直したりする作業に時間がかかってしまうため、仕事を任せられない人と言えます。
特徴3. 自己中心的で周りとの連携が取れない
何でもかんでも自分の意見を通そうとする人は、周りの意見を聞き入れない傾向にあります。
例えば、上司に
「僕の意見のどこが間違っているのですか?」
と聞いてきたり、複数人で進めるべきことを、
「僕一人でやります。その代わり、絶対僕の言う通りにしてほしいです」
など主張してきます。
やる気に満ち溢れているのは良いことですが、チームの輪を乱してしまうので、自己中な人は職場では仕事を任せられない人物です。
特徴4. 言い訳ばかりする
上司がミスを指摘した時、言い訳してくる人は、素直に人の意見を受け入れません。
例えば、上司が改善のために注意しても、
- 必ず「でも」と言ってくる
- 「私に非はありません」と言ってくる
など、言い訳の多い人は、ミスした自覚がないので絶対に非を認めません。
そしてその非を認めさせるための話し合いに時間が取られます。
こういう特徴のある人は、面倒がられて、深い対話を必要とするような仕事は任せてもらえなくなるでしょう。
特徴5. 「報・連・相」ができない
仕事は大体、チームで進めるもの。そのため、なにか起きたときは誰かに報告や連絡・相談をするのが基本です。
いわゆる「報・連・相」と言われるものですが、これができないと、
- プロジェクトの進行状況がなかなかわからない
- わざわざ上司から状況を聞きに行かないといけない
など、いろいろと面倒くさいことが起こります。
また、「報・連・相」の欠落は取引先とのトラブルにもつながったりしますので、
この社会人としての基本的なことができない部下は、不安を与えるため仕事を任せられない人物です。
特徴6. 仕事のスピードが遅い
基本的に、全ての仕事は納期厳守です。
ですので、もし普段から仕事のスピードが遅い人に任せると、
- 大事な納期に間に合わない
- 急いでやろうとしてかえってミスをしてしまう
などの可能性が出てきます。
本人としては一生懸命やってくれているとしても、仕事は速ければ速い方が良いのです。
それゆえ、あまりに進めるのが遅い特徴のある人は、仕事を任せてもらえない人と言えますよ。
特徴7. 同じ失敗を繰り返す
仕事は、基本的にはミスや失敗は許されません。
これが、いつも同じ局面で同じ失敗を繰り返す人は、
- 何度注意されてもわからない学習能力のない人物
- 仕事に対して意欲のない人物
だと周囲から思われてしまいます。
そんな部下に仕事を任せようとは会社の上司は思ってくれません。
一度注意されたことはしっかり改善できる、社会人としての学習能力と意欲がある人物に仕事が振られます。
特徴8. 感情の起伏が激しい
仕事ではときに理不尽なことをされたり、言われても耐えなければいけない場面があります。
たくさんの仕事を抱えて納期も近く、それでも我慢が必要な場面もあります。
そんな切羽詰まった時に、
- 思ったことをすぐ口に出して反発しまう
- 感情をコントロールできずすぐ周囲に怒鳴り散らす
このような人は、我慢がとても苦手なので、周囲から厄介者認定を受けます。
いくら仕事が速くても、こういう人は取引先や社内の人間関係にトラブルを起こしかねないので、仕事を任せられない人です。
仕事を任せられない人への4つの対処法|部下の育て方やフォロー術とは?
「部下がミスをした時のフォローの仕方を知りたい」
「仕事を任せられない人物にも任せないといけない時がある」
仕事をする上で、信頼できない部下に仕事を任せないといけない局面があります。
上司であるあなたは、彼らがしっかり仕事を終えられるようにフォローしなければいけません。
でも、一体どうすれば部下を育てることができ、フォローまでできるのでしょうか?
ここからは、仕事を任せられない人間への対処法を紹介しています。
対処法1. スキルにあった仕事を振り分ける
十分に能力がない部下に、目一杯仕事を任せてしまうと、ミスが増えたり、普段の実力が発揮できなくなります。
また、人によって何ができるか、何に秀でているかは異なります。
ですので、その時点のスキルに応じた仕事を振る必要があるのです。
- 部下に何が得意かを聞き、得意に応じて仕事を振る
- 自分なら一人でできる分量でも、部下複数名に分ける
など、職場の部下が効率良く行えるような仕事を任せてあげましょう。
スキルに応じた仕事をやらせることで、プロジェクトは円滑に進み、部下を育てることにも繋がります。
対処法2. 仕事の段取りを細かくして、丁寧に指導する
普段、満足に仕事できない部下も、段取りを細かく説明してもらえれば、きっちりやれる確率が上がります。
ですので、上司であるあなたが間に入り、細かくチェックしましょう。
具体的には、
- 仕事の進行表・スケジュール表を作って渡す
- 各工程終了ごとに上司としてうまくいっているかどうか目を通す
など指導をしていくのです。
こうすることで、その部下がどんなことが得意でどんなことが苦手かが把握できるため、苦手な箇所は都度指導、改善へと繋げられます。
対処法3. 注意だけでなく、改善までサポートする
部下がミスをした時は注意をするものですが、ただ注意するだけでは、また同じ失敗を繰り返す可能性があります。
ですので、同じ状況に再び陥らないよう、上司であるあなたが改善方法まで示しましょう。
例えば、
- 改善の仕方を資料に起こして伝える
- 実際に上司が修正し、その姿を部下に見てもらう
こうすることで、新人や経験未熟な若手社員たちは、何をすれば良かったのか、どうすればより良くなるのかがわかります。
対処法4. 普段から会話をして話しやすい雰囲気を作る
特に新人なら、緊張と遠慮から、上司に自分から話しかけることはなかなかできません。
新人にあまりにきつい態度を取ると、もし彼らが仕事を進めることになった際、質問する勇気が出ず適当にやって失敗、という状況にもなります。
そんな事態を防ぐには、上司から部下に心を許す、つまり質問してきやすい雰囲気を作ることが大切。
- 上司から部下に積極的に話かける
- 部下を誘って飲みに行き、悩み事を聞く
- きつい態度で接せず、ゆとりある穏やかな態度で接する
など、普段からコミュニケーションを心がければ、新人や若手社員も質問しやすい雰囲気が出て、仕事を任せた際の失敗が減ります。
仕事を任せられる人になる5つの方法|周囲からの信頼を勝ち取るには?
「上司から信頼されない自分を変えたい!」
「全然仕事できない自分が仕事を任せられるようになるには?」
いつか職場のリーダーになりたいなら、一日でも速く仕事を任せられるような人物になるべき。
でも、一体どうすれば仕事を任せてもらえない今の状況から、任せてもらえる人物になれるのでしょうか?
ここからは、次代のリーダーの目指す全ての人に向けて、仕事を任せられる優秀な人物になる方法を紹介します。
方法1. 質問や相談をして意欲を見せる
どんなことにも貪欲な姿勢を態度で表明すれば、上司や先輩たちはあなたを目にかけてくれます。
意欲を表明するには、質問や相談がベストです。
- 苦手なことがあったら上司に質問する
- 飲み会の場で仕事の進め方について相談してみる
- わからないことは聞き、メモをとる
こうした姿勢を見せることで、先輩社員や上司はあなたの成長に力を貸し、優秀な人材に育て上げたいと思ってくれます。
どんなことでも構いませんので、積極的に質問していきましょう。
方法2. 身の回りの整理やスケジュール管理を怠らない
身だしなみが整っていて、整理整頓ができていることは、自己管理ができていることの表明になります。
また、スケジュールをしっかり把握しておくと、日々の行動に迷うことがないので、他のことにも気を向けられるようになります。
ですので、
- 男性は髪型をしっかり整え、スーツを新調する
- 女性は化粧をしっかり行い、オフィスカジュアルを意識する
- デスク回りはいつも綺麗にする
- 1日のTo Doリストを毎日作る
など、自己管理を徹底しましょう。
自己管理をしっかりすれば気持ちにもゆとりが生まれるので、上司もあなたを見て安心でき、仕事を振れるようになります。
方法3. 周囲のアドバイスを素直に聞き入れる
素直で実直な人物は、上司から好印象を得られます。
ミスをして注意されたり改善方法を示されたら、言い訳をしてはいけません。
- どんなアドバイスでも素直に聞き入れる
- 「でも」と言わずに最後まで聞く
何でも言うことを聞けばいいというものではありませんが、上司はあなたを想ってアドバイスをしてくれています。
素直にしっかり受け入れる姿勢を見せれば、あなたにもっと教えたい気持ちになるので、後々仕事を任せてもらえるチャンスが増えるでしょう。
方法4. ハキハキと話すように心がける
暗くおどおどとした態度は不気味な印象を与えてしまい、そんな人物に仕事を任せるのは上司からしたらとても不安です。
気持ちにゆとりがあり、自信に満ち溢れた人に良い仕事は舞い込んできます。
ですので、
- 返事や挨拶はしっかりする
- 多少不安でも普段からハキハキと話すようにする
など、明るくて誠実な印象を与えるように心がけましょう。
このようなハキハキと喋る人は明確な自分の意見があり、責任感の強い人物にも見えるので、上司も心を許すことができます。
方法5. 報連相を徹底する
社会人として最低限、できなければいけないことが報告・連絡・相談からなる「報・連・相」です。
この当然のマナーができない人物は周囲から信頼されない人で、仕事を任せてもらえないし、「仕事できない人」だと思われてしまいます。
ですので、
- どんな些細なことも上司に報告する
- 毎日上司と連絡することを心がける
- わからないことは自己判断せず、必ず相談する
これらを心がけましょう。
「報・連・相」を徹底すれば、普段「ミス多い」と言われる人もミスを減らせ、信頼されない人から信頼される人になることができます。
仕事を任せられない人の特徴を参考に、信頼される人を目指してみて。
社会人として仕事をしていくなら、誰しもが重要な仕事を任せられるリーダー的存在になりたいと思うはず。
また、上司なら当然、信頼できる部下に仕事を振りたいと考えるでしょう。ただ、現実はそううまくはいきません。
「お前には仕事を任せられない」と言われたことがある人も多いのではないでしょうか。
でも、「ミス多い」と言われるような人でも、本記事の内容を実践することで、仕事を任せられる人物に成長することができます。
上司として部下を育成する立場にあるみなさんも、仕事を任せられない部下を任せられる人物にするための対処法が見つかるはずです。
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