怒られやすい人の性格や見た目の特徴13個。怒られにくい人になる“6つのコツ”とは?
まず、仕事で怒られたことがない人はいない。
社会人になり、会社に就職してから1度も怒られたことがないという人は、おそらくいないでしょう。
怒られるということは、期待されている証拠。しかし、毎日のように怒られていると仕事が嫌になってしまいますよね。
同じミスでも他の人には優しい対応なのに、自分だけ怒られているとやる気も無くなってしまうもの。
「なぜ自分は怒られてばかりなのか」その原因を知るために、怒られやすい人の特徴を見ていきましょう。
ただの怒りと、愛のある指摘は違う。
怒られると言っても、種類は2種類あります。
- 頭ごなしに怒鳴られたり、理不尽なことでキレてくるのはただの「怒り」
- 仕事のミスを改めて次に繋げようとしてくれたり、危険なことを注意してくれるのは「愛のある指摘」
上司からどのような経緯で言われることになり、ただの「怒り」なのか「愛のある指摘」なのかを見極めるのも重要ですよ。
怒られやすい人の13の特徴|上司に目を付けられやすい人の共通点とは?
「〇〇さんと同じミスなのにどうして自分ばかり怒られるんだろう?」
「同期には優しいのに、自分は注意されてばかりで悔しい」
こんなことが続くと、「もしかして自分は怒られやすい人なのかな?」と心配になりますよね。
正直なところ、怒られにくい人もいれば、怒られやすい人がいるのも事実。
ここからは、怒られやすい人の特徴を紹介します。自分が当てはまっているかどうか確認していきましょう。
- 「報連相」を怠る
- ネガティブな性格
- 平和主義者
- ヘラヘラしている
- 返事の声が小さい
- 毎回聞き返してしまう
- 話にまとまりがない
- 「すみません」を繰り返す
- 斜に構えている
- ちょっと不潔感がある
- 表情に自信がない
- 姿勢が悪く頼りなさそう
- マイペースな性格
特徴1. 「報連相」を怠る
「報告」「連絡」「相談」は仕事をしていく上で大切なコミュニケーションのルールです。
怒られやすい人の特徴の1つが「報連相」を怠る人。正直、新入社員で一番多い怒られる理由は報連相だと言っても過言ではないでしょう。
- ミスをした報告をせず、後から先輩や上司の仕事を増やしてしまった
- スケジュール変更の連絡を忘れ、取引先の信頼を失った
- 相談せずに自己判断で進めた結果、損失を生んでしまった
など、報連相を怠った結果、周りに迷惑をかけることになります。
実際、「報連相」は大切な義務なので、「〇〇時になったら報告/連絡/相談することはないか確認する」など実行する癖をつけましょう。
特徴2. とにかくネガティブな性格
仕事を任せる相手が自信のない人だと、任せる側も「大丈夫かな」と不安になってしまいます。
そして「ネガティブな性格だからミスが多い」と思われたり、「ネガティブだから数字が悪い」と思われるのが、怒られやすい人。
- 「失敗してしまうかも」と悲観的な態度で仕事をしている
- ため息ばかりついて、悪い雰囲気をばらまく
- 「疲れた」「しんどい」が口ぐせ
など、なんとなく目につく対象になってしまうことが原因で上司や先輩からイライラをぶつけられてしまいますよ。
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特徴3. 争い事が嫌いで言い返さない平和主義者
理不尽なことで怒る会社の上司や先輩は、「こいつなら言い返してこないだろう」という相手をターゲットにします。
怒られやすい人は、平和主義で何を言われても反論しない特徴があり、怒る側のストレスのはけ口にされがち。
そのため、以下のことに当てはまる人は要注意です。
- 全く関係のないことで怒鳴られても、相手の主張を受け入れる
- 言われた通りにして「勝手なことをするな」と理不尽に注意されても、自分が悪かったことを認める
- 自分には非がなく言い分はあるが、面倒だから納得したふりをする
理不尽な人は徹底的に潰しにかかってくるので、平和主義な性格でも事実でないことに無理に納得するのはやめましょう。
特徴4. 注意されてもヘラヘラしている
仕事でミスをして指摘を受けているのに、笑ったりヘラヘラしたりしていると相手は「ふざけて馬鹿にしているのか」と感じるでしょう。
怒られやすい人は、真剣に向き合わなければいけない場面でも、雰囲気を和ませようとしているのか笑顔を出す特徴があります。
また、本人はヘラヘラしているつもりがないのに周りから見るとニヤニヤしているように見えてしまうことも…。
その顔を見て、怒ってる相手はどんどんヒートアップしてしまうといえるでしょう。
この癖を直すには、信頼できる人に自分の言動をチェックしてもらったり、日記や日報を使って自分の悪い面を振り返ってみることをおすすめします。
特徴5. 返事の声が小さい
声が小さい人は、気弱で自信がなさそうに見られてしまいます。また、相手は「なんて言った?」と何度も聞きかえすことにストレスを感じます。
特に周りが騒がしい職場では、大きな声で話さないと何を言っているのか伝わりません。
「聞こえない。もう1度言って」と言われるのが1回だけならまだしも2回3回となると、気まずくなり黙り込んでしまうこともあるでしょう。
すると、「返事をしろ」「意見はないのか」と別の怒りを生んでしまい、怒られるループに突入してしまいます。
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特徴6. 指示を毎回聞き返してしまう
怒られやすい人は、上司や先輩に何度も同じことを言わせる特徴があります。
「指示が1回で通じないヤツ」と思っているため、話しかけること自体がストレスになっており、話の入りから怒られる雰囲気になってしまいます。
- 朝のミーティングで指示されたことを、午後に再度聞き返す
- 前の月と同じ仕事内容なのに、わざわざ確認する
というようなことを繰り返すと、相手は「集中して話を聞いていないのか?」とイライラしてしまうでしょう。
何度も質問をしなくてもいいように、言われたことはメモを取ることをおすすめします。
特徴7. 話にまとまりがない
部下のダラダラとした話を聞いているほど、上司は暇ではありません。
質問でも報告でも、簡潔にまとまっていない話は聞く方も時間の無駄。相手にフラストレーションを感じさせてしまうのは怒られやすい人の特徴と言えます。
怒られる、怒られないは抜きにして、社会人としても話にまとまりがないというのは致命傷になるので、普段から情報を整理し、結論から伝えるようにしましょう。
特徴8. 「すみません」を繰り返す
上司、先輩からの注意には謝ることが基本。しかし結果が何も変わっていなければ、「謝ればいいと思っているやつ」と目をつけられて怒られやすい人になります。
指示を出す方が、直してほしいポイントを言っても「すみません」→「本当に理解している?」と聞かれると「申し訳ございません」と謝ってばかりでは謝罪の気持ちはなく、その場をやり過ごすために言っていると思われてしまうでしょう。
特徴9. 斜に構えている
怒っている最中に、納得のいかない表情をしたり、不満を感じている雰囲気を出したりする部下は「舐めている」「生意気だ」と思われるので、怒られやすい人になります。
例えば、
- 仕事の間違いを素直に受け入れず批判的
- 人を見下したような言動をとる
- 「ありがとう」「すみません」が言えない
といったようなことで「ひねくれ者」として目をつけられるでしょう。
斜に構えてしまうのは、意外と自信のなさが原因と言われています。自己啓発の本を読むなどしてもいいかもしれませんよ。
特徴10. 見た目がだらしなくて、ちょっと不潔感がある
見た目がだらしない人はルーズな性格とみなされ、仕事にも影響していきます。また、清潔感がなく不衛生な人が会社にいると、一緒に働く職場の人は気持ちのいいものではありません。
そのため、些細なことでも目を付けられて怒られてしまいがちです。
- 寝癖がある
- シャツがシワだらけ
- 上着にホコリがついている
- 爪が伸びている
- 靴が汚れている
など。
社会人としてうまく仕事をしていくためには最低限の見た目が大事なので、今後は日頃からメンテナンスを行い、会社に行く前には鏡でくまなくチェックしましょう。
特徴11 下がり眉で表情に自信がない
会社での不安そうな顔立ちや困っているような表情は、「仕事ができなそう」と思われ、上司は「ナヨナヨしやがって…!」とストレスを感じている様子。
具体的には、
- 表情に覇気がなく、言ったことが伝わっていなそう
- 下がり眉で顔が暗い。やる気が感じられず、仕事を頼んでもミスをしそう
- 無表情でいつもなにかに悩んでいて、仕事に集中していない印象
といった特徴があります。
眉毛一つで…と思いますが、意外と表情の印象は大きいので、周りからはそう思われてしまうのです。
特徴12. 姿勢が悪く頼りなさそう
姿勢が悪い人は頼りなく見えるので、上司は「やる気がないのかな?」と思いがち。
「そんな曲がった根性を俺が直すんだ」と言わんばかりに、「本気で指導しよう!」と気合を入れているのかも。
- 仕事中、うつむいてばかり
- いつも背中が丸まっている
など、少しでも自分の姿勢に当てはまるなら気をつけて。上司は良かれと思ってやっているので、永遠に厳しく指導してくる可能性が高いですよ。
特徴13. 他人に興味がなくマイペースな性格
会社などの組織の中では個人の能力よりも、チームでのコミュニケーションが重視されることがしばしば。
その中で周りを気にせず自分のことだけをやろうとしていると、「空気が読めないヤツなのか?」と思われ、怒られやすい人になります。
- まわりは忙しいのに1人だけ休憩しようとする
- 重要な会議中に携帯を見ている
- 約束している時間に遅刻してくる
など、周りが困ってもおかまいなしな人に対しては当然先輩や上司は厳しくするでしょう。
ここまで極端にいかなくてもその節がある場合は既に目を付けられている可能性がありますよ。
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怒られにくい人になる5つのコツ|今から変えられる簡単で効果的な対処法とは?
「怒られるかもとビクビクしないで仕事がしたい」
「怒られないようになる方法が知りたい」
上司からの評判も良く、怒られる姿をあまり見かけない人っていますよね。怒られにくい人には、どんな特徴があるのでしょうか。
ここからは、怒られにくい人になるための簡単なコツを紹介していきます。
コツ1. ハキハキと喋る
謝罪が癖になってしまっていたり、ネガティブな雰囲気があったりと、ちょっとナヨナヨしている感じからあなたが怒られているのであれば、大きな声ではっきりと喋ることを意識してみましょう。
話し方を変えるだけでやる気があるように見えるので、自信に満ち溢れた雰囲気を作り出せます。
ハキハキと話す方法はたくさんあります。
- 口を大きく開けて話す
- 腹筋を鍛えて複式呼吸を意識する
- 声のトーンを上げる
- ゆっくり話す
など、意識すれば簡単にできるでしょう。まずは、鏡の前で練習してみて。
コツ2. 背筋を伸ばして胸を張ることを習慣づける
椅子に座っている時に背もたれにだらしなくもたれかかっている姿は、頼りなさ、やる気のなさを感じ、悪い印象を与えてしまいます。
反対に、背筋がピンと伸びていて姿勢が良い人からは、仕事に対する熱意や自信が感じられるでしょう。
すぐに実践できる姿勢を正す方法は、
- 背筋を伸ばす意識をする
- 猫背改善のストレッチをする
- クッションや矯正ベルトなど、姿勢改善グッズを使う
など。
上司は立っている時も、座っている時も見ている可能性があります。「いつもと違う」と思われるよう、常に見られていることを意識しましょう。
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コツ3. 自分のことだけでなく、周囲にも目を配る
小さなことに気がついて、気遣いができる人は周囲から感謝されて、頼りがいがあると思ってもらえるようになります。
上司や先輩からも、「気が利く部下」と信頼度が上がり、怒られにくくなるでしょう。
気配りができるようになるには
- 誰が何をしているのかを見る「観察力」
- 自分は今何をするべきなのかを考える「想像力」
- 適切なタイミングで動ける「行動力」
の3つの能力が大切です。
まずは、周囲の人に興味を持つのがポイント。徐々に周りが見えてくるようになりますよ。
コツ4. 身だしなみを毎朝整えるために早寝早起きをする
身だしなみを整え、清潔感のある見た目を心がけることは、社会人の基本と言えます。
だらしない雰囲気を与えてしまう見た目は、
- 寝癖
- シワだらけのワイシャツ
- ヨレヨレのスーツ
- 無精髭
- 伸び切ったネイル
など。
時間に余裕を持つことで、身だしなみに気を遣う時間が取れます。だらしない雰囲気から抜け出すために早寝早起きから始めてみましょう。
コツ5. 同じ失敗を繰り返さないためにメモをとる
仕事ができる人にメモ魔は多く見られます。
こまめにメモを取る姿は、しっかり覚えようといてやる気があると感じられ、注意した人から「きちんと話を聞いている」と思われて好印象。
そして、「理解する」「忘れない」というメモ効果で失敗も減り、怒られる回数も減ってくるでしょう。
例えば
- すぐにメモできるようにメモ帳とペンを持ち歩く
- 見返しやすいように、スマホやタブレットのメモ機能を活用してみる
など、メモをするのが習慣になるようにしてみましょう。
後から見直した時に「先月書いたメモどこだっけ?」とならないよう、わかりやすいメモにするよう意識してくださいね。
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怒られやすい人の特徴に当てはまってたら、自分の欠点を改善していこう!
今回は怒られやすい人の特徴から、怒られないようにするためのコツまで、とことん解説してきました。
社会人になっても、大人だって、怒られるのは怖いですよね。
怒られやすい人には共通の特徴があります。それを理解しておくだけで、怒られる確率は低くなるでしょう。
今回の記事を参考にして、少しずつ自分を変えていけば、楽しく仕事ができるようになりますよ。
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