白黒つける考え方をやめたい!曖昧が苦手な男女の特徴や心理を徹底解説!
「白黒つける」とは?意味を簡単に解説!
「白黒つける」とは、
「物事の中でぜひや善悪、真意などを決める」
「決着をはっきりとつける」
という意味があります。
囲碁の碁石の色が語源と言われており、物事をはっきり決めたい、あるいは決めて欲しいという場合に使われることが多いです。
類語表現としては「明確にする」「はっきりさせる」などがあり、中途半端さがない表現となっています。
【あるある】白黒つけたがる人の特徴|行動や口癖とは?
「白黒つけたがる人ってどんな人なんだろう?」
「白黒つけたがる人と自分にも共通する部分ってあるのかな?」
白黒つけるという言葉は知っているけれど、実際にどのような人なのかわからない人も多いはず。
ここからは、白黒つけたがる人の特徴を解説します。
白黒つけたがる人の行動や口癖など、どんな特徴があるのか把握していきましょう。
白黒つけたがる人の恋愛の特徴|異性と関わる時の傾向とは?
白黒つけたがる人は、恋愛においても好きか嫌いか、付き合ってるのか付き合ってないのかなど、はっきりさせたがる傾向があります。
なので、友達以上恋人未満のような、曖昧な関係でズルズルお付き合いが続くようなことはあまりありません。
白黒つけたがる人は、次のような恋愛傾向があります。
- 「付き合うまで〇〇しない」が多すぎる
- 浮気の匂いがしたらとことん追求する
- 別れた瞬間、全ての連絡手段を断つ
文字通り、はっきりと物事を決める傾向にありますね。
白黒つけたがる人の仕事の特徴|職場での傾向とは?
白黒つけたがる人は正義感が強かったり、真面目だったりする人が多い傾向があります。
職場でも、完璧主義者的なところがあるため、自分に厳しいだけでなく、周りからは厳しい人と思われることが多いです。
具体的には、次のような特徴があります。
- 「結局、誰のミス?」とミスを犯した責任の所在をはっきりさせたがる
- プロセスよりも、成果や数字だけを気にしがち
- 予定外の仕事が入ると不機嫌になる
など、几帳面な一面が過度に出てしまっている印象を受けますね。
白黒つけたがる人の日常の特徴|友人関係などでの傾向とは?
白黒つけたがる人は、友達付き合いなど、日常生活においても次のようにはっきりとした結論を求めたくなる傾向にあります。
なので、相手の事情を察して臨機応変に対応するのが難しく、友達ともギスギスした関係になってしまうことも珍しくありません。
具体的には、次のような特徴があります。
- 相手が非を認めて謝るまでまで問い詰める
- 「行けたら行く」が許せない。
- LINEだとYESかNOかはっきりとした答えが引き出せないことがあるので、電話を好む
といったように、サバサバした性格であることがわかりますね。
白黒つける人の心理|何事もはっきりさせたい性格になる理由とは?
白黒つけたがる人の特徴を読んだなら、白黒つける人を見分けられるようになったことでしょう。
しかし、なぜ白黒つけることにこだわってしまうのでしょうか。
ここからは、行動の原因である白黒つける人の心理について解説します。
白黒つけたがる人は何を考えているのか、一緒に心の中を理解していきましょう。
心理1. 中途半端なことが嫌い
白黒つけたがる人には完璧主義の人が多いです。
そのため、何事にも中途半端になっていることがあるとイライラしてしまうのです。
例えば、
- 異性と友達よりも仲がいいけれど、まだ恋人ではない「友達以上恋人未満」の関係
といったように、曖昧な状態が苦手です。
心理2. 勝ち負けを明確にしたい
白黒つけたがる人は、友人など親しい間柄だとしても馴れ合いを嫌うため、成果によって上下関係を明確にしておきたいという心理があります。
例えば、仕事では売上金額などを明確して、たくさん売上げた人の方が偉いというように、 成果や数字を重視することが多いです。
心理3. 良くも悪くも結果を早く知りたい
白黒つけたがる人にはせっかちな性格をしている人が多いため、良くも悪くもいち早く結果をはっきりさせたいと思っています。
例えば、友人と出かける約束をする時も、「行きたいけど仕事でいけるかどうかわからない」という曖昧な答えを嫌います。
はっきり「行ける」と言えない状態は「行けない」と結論づけないとイライラしてしまうのです。
心理4. 自分の正しさを証明したい
正義感があるゆえに、間違いを指摘し正したいという心理があります。
例えば、仕事で些細な間違いがあった場合でも、誰が間違ったのかはっきりさせ、自分が正しいことを証明させておかないとすっきりしません。
心理5. 細かいところまできちんとしたい
白黒つけたがる人は、神経質な性格をしていることが多いため、曖昧な部分があると、そのことしか考えられなくなってしまいます。
例えば、会社の上司から「そのうち食事でもしましょう」と誘われたとします。
白黒つけたがる性格の人は、いつ、どこに行くのか決まるまで、答えが気になり、そのことが頭の中から離れなくなってしまうのです。
何事も白黒つけるメリット&デメリット|長所や短所を解説!
ここまでの内容で白黒つけたがる人について触れ、いいこと、悪い事も含めて様々な特徴があることが分かりましたね。
何事にも白黒つけるという考え方にはメリットもあればデメリットもあります。
ここからは、白黒つけることについてメリットとデメリットを一緒に把握していきましょう。
白黒つける考え方のメリット|得をするポイントとは?
白黒つけることにより、答えがはっきりするので相手の考えがわかりやすかったり、どう行動すればいいのか判断しやすかったりしますよね。
ここからは白黒つける考え方によるメリットを紹介します。
白黒つけることで、得をするポイントについて一緒に把握していきましょう。
メリット1. 自分の考えを理解してもらいやすい
「何を考えているのかわかりにくい」と思われる人と人間関係を築くのは難しいですよね。
白黒つけたがる人は「好きなものは好き、嫌いなものは嫌い」とはっきりとした考え方をするので、答えに迷うことがありません。
友達と遊びの行き先を決める時も、
「Aのお店も行きたいし、Bのお店も捨てがたいんだよね~」
と悩みそうな場面で、
「Aがいい!」
と意見を出すので、周りからも考え方を理解されやすいです。
自分の考えが相手に伝わりやすいことで、その考えを理解し、指示してくれる人と良い関係を築きやすいメリットがあります。
メリット2. 決断を早めることができる
仕事でも私生活でも、速やかに決断するのが難しいことって意外と多いでしょう。
しかし、白黒つけたがる人は「白か黒、それ以外はなし」というように、考えの選択肢がはっきりとしています。
例えば、
「デザインはA社がいいけど、価格はB社がいいんだよね…」
という場面でも、
「品質を重視すべきだからA社で!」
と、決断が早いです。
そのため、あれこれ悩む時間がないので、こことぞという時に素早く決断できるため、周囲から信頼されることが多いです。
メリット3. ハキハキした印象を持たれやすい
何か質問をした時に、相手からモゴモゴと回りくどい回答をされると不安になることってありますよね。
白黒つける考え方は、主張の輪郭がはっきりとして迷いがないため、周りからはハキハキとしていると思われやすいです。
例えば、忙しい時に断りにくい相手から頼まれごとをした時、答ええをはぐらかすことなくはっきりと「忙しいから無理です」と意見が言えます。
自分の考えや意見を迷いなく相手に伝えることができるため、相手に安心感をあたえられるメリットがあります。
メリット4. リーダシップが身に付く
白黒つける人は、自分の中でどう進んでいくべきか、方向性がはっきりしているのが特徴。
そのため、周囲の人も「あの人についていけば大丈夫」と後をついていきやすいため、自然とリーダーを任されることも少なくありません。
チームが何を目標に進むべきか、分析し、方向性を示すことができるので、自分がスキルアップできだけでなく、周りからの信頼を得られるのがメリットです。
白黒つける考え方のデメリット|損をしてしまうポイントとは?
世の中には結論を出しにくいことも、「白か黒か」答えを求められる時ってありますよね。
ここからは白黒つける考え方によるデメリットについて紹介していきます。
白黒つける考え方により、損をしてしまうポイントについて一緒に把握していきましょう。
デメリット1. ストレスが溜まりやすい
世の中には白黒つけることができない曖昧なことが多いのに、白黒つけたがる人は、結論がわからない曖昧な状態にモヤモヤします。
結論を出すのが難しいことに対しても、無理矢理結論づけるなどして白か黒かはっきりとさせておかないと気が済みません。
そのため、精神的に追い込まれてしまい、どんどんストレスが溜まってしまうのです。
デメリット2. 周囲と衝突しやすい
自分と意見が違う人とは、なんとなくやり過ごしておけば相手と余計な揉め事になるのを避けることができます。
しかし、白黒つけたがる人は、白か黒かの考え方の違いによって、反対意見の人を敵視してしまいがちです。
意見の違いから相手に対し、理性的な振る舞いができず、言い争いになってしまうなど、周囲の人を巻き込んで迷惑をかけてしまうことがあります。
デメリット3. 視野が狭くなってしまいがち
白黒つける考え方をしていると、白と黒の間の選択肢に目を向けることができなくなってしまうことも少なくありません。
例えば、友達と、遊園地に行く約束をしていた場合。
当日雨が降ってしまった場合、白黒をつける人は、「遊園地に行けないから、今日は中止ね」という選択をします。
代わりに、屋内施設で遊ぶなど白でも黒でもない選択肢ができないため、白か黒以外にあるはずの無限の可能性を潰してしまうことになりかねません。
デメリット4. 冷酷な人だと思われる
白黒つけがたがる人は、常に正しい判断をしていたいと考えがち。
例えば、
「Aと遊んだほうが楽しいけど、これから付き合っていくのはBだからそっちと遊ぼう」
というように、損得で物事を判断してしまうことがあります。
そのため、相手からは「この人とはちょっと距離を置いた方がいいかも…」と嫌われることも少なくありません。
デメリット5. 周りに気を使わせてしまう
白黒つける考え方の人は、結論が出せないようなことも、なんとかしてはっきりさせようとします。
白といったら白、黒といったら黒というように、無理矢理理由をつけてでも結論をだし、さらにその意見を曲げません。
そのため「あの人はいくら言っても意見を変えないから…」と、周りの人たちに余計な気をつかわせてしまうことが多いのがデメリットです。
白黒つけないと気が済まない性格の克服方法|楽に生きるコツとは?
「何に対しても白黒つけるのって結構大変…」
「白黒つける考え方を変えてもっと楽に過ごしたい」
自分が白黒つける考え方の特徴に当てはまった場合、どう直せばいいか悩みますよね。
改善しないと自分自身が苦しくなってしまうことがあります。
ではどうすれば白黒つける考え方を改善できるのか?ここでは白黒つけたがる性格の克服方法を紹介します。
方法1. 「グレーな部分があってもいい」と思う
世の中には白か黒かで決められないことがある、ということをまず理解することが大切。
例えば、恋愛によくある浮気問題のように、ここからが浮気というように明確なルールが定められていないことも多いです。
白黒つける考え方をする人は、浮気になるかどうかはっきりさせることがお互いのためだと思っています。
しかし、その判断で恋人と別れるようなことになった時、後々「少しは許してあげれば良かった…」後悔する場合も。
白か黒かはっきりとした答えばかりを求めるのではなく、グレーゾーンの振り幅に目を向けることで選択肢が増え、もっと楽になれますよ。
方法2. 周りの意見を尊重してみる
白黒つける考え方を改善するためには、自分が出した結論が正しいという考え方をやめることがポイントです。
そのためには、自分だけでなく「友人など周りの人それぞれに正しいと思う考え方がある」ことを常に頭に入れておきましょう。
自分が決めた結論以外にも、どんな意見があるかに耳を傾けることで、視野を広げることができます。
そして、相手の意見を尊重できるようになれたら、白でも黒でもない答えを受け入れられるようになりますよ。
方法3. 断定しない言葉遣いを心がける
日頃から自分がどんな言葉を使って話をしているのか、振り返ってみることも白黒つけるのをやめるために大切です。
「絶対こうに決まってる!」「間違いない!」といったように、断定的な言い回しをしているのであれば、意図的にやめるようにしましょう。
「今後考え方が変わるかもしれないけど」など断定しない言葉を取り入れるだけで、周りの人も口を挟みやすくなります。
それにより、自分以外の考え方に触れることができるようになり、白黒だけでなくグレーな部分も認められるようになるでしょう。
方法4. 白黒つける必要があるか考えてみる
世の中には、そもそも白黒はっきりさせなくても問題がないようなことが多いです。
そのため、ベストな答えよりもベターな答えを見つけ出す姿勢でいることが白黒つける考え方を変えていくためには重要になります。
「これじゃなきゃダメ」、というよりも「こっちの方がいい」といった考え方を意識することで、白か黒かにこだわらないようにしましょう。
どうしても白黒つけたくなった時は、「白黒つける必要ある?」と立ち止まって考えてみてください。
方法5. あえて周りに全てを任せてみる
白黒つける考え方をしていると、何に対しても納得できる結論を出すために自己中心的になりすぎている部分があります。
なんでも「自分で結論を出さないと!」という考え方をやめるようにしましょう。
そのためには、周りに対しても謙虚な姿勢を心掛け、判断が必要な場面でも自分で答えを出さず、あえて周りに判断を委ねてみて下さい。
周りの人の判断から、自分では気がつかなかった新しい答えに触れることができ、白か黒かで結論をまとめなくてもいいことに気付けますよ。
白黒つける性格はほどほどにして、楽に過ごしましょう。
白黒つける考え方には、明確な判断ができたり、相手に自分の考え方が伝わりやすかったりといったメリットがあります。
反面、視野が狭くなったり、周りの人と衝突しやすかったりといったデメリットもあるため、白黒つける考え方に固執しすぎないことが大切です。
周りとうまく付き合っていくためには、白黒つけるのはほどほどにして過ごすようにしましょう。
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