一人称が「自分」の人の心理6つ。共通する性格の特徴や恋愛傾向とは?
【男女別】一人称が「自分」の人の割合はどのくらい?
一人称に「自分」を使う人の割合は、男女で大きく異なります。
男性は、約14%の人が一人称で「自分」を使用。
最も多い一人称は「俺」で38.5%となっています。
おおよそ3人に1人の男性が一人称には「俺」を使用していることになるでしょう。
その他には「私」が22.5%、「僕」が約15%という結果です。
一方で、女性が一人称に「自分」を使う人は少数派だと言われています。全体の1%にも達しないため、ほぼ使用されていないのが現状です。
このように、一人称に「自分」を使う人の割合は男性のほうが多いことが分かりますね。
一人称が「自分」になる人の6つの心理|どんな理由があるの?
「一人称に自分を使う人の心理や原因は?」
「どうして一人称に自分を使ってしまうの?」
一人称に自分を使う人は、どのような心理で使用しているのか気になりますよね。
まずは、一人称が自分の人の心理をご紹介します。習慣や性格が影響している可能性があるので、当てはまる部分はないかチェックしてみてください。
心理1. 過去に上下関係が厳しい環境にいて、その名残がある
学生時代に運動系の部活など上下関係が厳しい環境にいた場合は、「自分は~」という話し方が習慣となり身についていることがあります。
言葉遣いや態度に厳しい環境だったため、軍人のように自分を律する姿勢が抜けないようです。
心理2. 自分に自信がある
自分に自信があると「自分の意見を聞いて欲しい」「自分の意見を主張したい」という気持ちが働きます。
その思いが一人称にも表れ「自分」を使うことで、正々堂々とした態度を示します。
このタイプは、硬派なビジネスマンの男性に多いです。
心理3. 自分を強く見せたいと思っている
内気なキャラの男性はコンプレックスを隠したいために、あえて一人称に「自分」を使うことがあります。
一人称を「自分」にすることで自信に満ち溢れた男らしいイメージを演出し、強く見せようしているのです。
心理4. 目立ちたくない
自分に自信がなく自己主張をしたくないキャラの人は、一人称に「自分」を使うことがあります。
自分の意見はこうだけれど、周囲は違うかもしれないという保身の意味が込められており、自分の意見に控えめな印象を与えようとしています。
心理5. 他の呼び方が言い慣れない
一人称が「自分」で慣れている場合は、「僕」や「私」など他の呼び方に違和感を覚えてしまうことがあります。
他の一人称には恥ずかしさや不慣れ感があるので「自分に合わないな」と思ってしまい、一人称は「自分」が定着しています。
心理6. 周囲に舐められたくない
一人称を「私」にすると、柔らかく女性的なイメージを連想しやすいです。
周囲から舐められることが嫌な時や周囲に強く見せたい時はあえて一人称に「自分」を使うことが。
このタイプは、女性に多く見られます。
一人称が「自分」の人の特徴9選|共通する性格や恋愛傾向とは?
「一人称が自分の人には共通点があるの?」
「一人称が自分の人ならではの性格や特徴は?」
一人称に「自分」を使う人は、どのような性格なのか気になりますよね。
ここでは、一人称に「自分」を使う人の特徴をご紹介します。
性格や恋愛傾向も把握できるので、どのような特徴があるのかぜひ参考にしてみてください。
- 硬派で不器用な性格
- 体育会系の部活出身
- 自分の軸を持っていて、こだわりが強い
- 内気で自信がない
- 誰に対してもフラットに接する
- 自分の意見をしっかり主張する
- 上司や先輩を裏切らない
- ストレスを溜め込みやすい傾向にある
- 周囲に頼られたい
特徴1. 硬派で不器用な性格
真っ直ぐで取り繕うことのできない性格の人は、「僕」や「俺」と言うことに苦手意識や恥じらいがあります。
「自分」という一人称なら硬派なイメージがあり違和感なく使えるため、ついつい「自分は~」と話してしまいます。
- 真面目で一度決めたことを貫く
- 恋愛面では不器用でなかなか自分の思いを表現できない
という性格の人は、一人称に「自分」を使う傾向があります。
特徴2. 体育会系の部活出身
学生時代に運動系の部活をしていた場合は、厳しい規則や上下関係の中で過ごしていました。
そこでは一人称には「自分」を使うことが暗黙のルール。先輩たちが使用しているため、自分も当たり前のように使用していたのでしょう。
上下関係が厳しいため、他の一人称を使うことは難しいのが現実です。
そのため、社会人になっても部活動の習慣がなかなか抜けずに、一人称は「自分」になってしまうのが特徴です。
特徴3. 自分の軸を持っていて、こだわりが強い
自分は周囲とは違うと思っている人はこだわりが強く、自分だけのファッションや習慣を貫いています。
「俺」や「僕」と呼んでいる人たちとは違うことをアピールするため、あえて一人称には「自分」を使っている場合も。
- 個性的と言われることが嬉しい
- 持ち物にこだわりがあり周囲との差別化をしている
という人は、個性を出すために「自分」という呼び方を使用しています。
特徴4. 内気で自信がない
自分に自信がない人は、発言をする時に目立ちたくないという心理が働きます。
そのため「自分は~~~ですが、後はお任せします」「自分の意見はないので、大丈夫です」など、保守的な言い回しを多用します。
- 内気な性格で普段から目立たないようにしている
- 自分の行動や意見に自信を持てない
という性格の人は、自分を守るために一人称に「自分」を使うようになります。
特徴5. 誰に対してもフラットに接する
「僕」は相手よりも自分を下に見る印象があり、「俺」は上から目線で偉そうな印象を与えます。
一方で、「自分」という一人称には中立的で相手と同等の関係である印象を与えるもの。
そのため、一人称に「自分」を使う人は、誰とでも上下関係がなくフラットな立場で接したいという思いが強いです。
他人に見下されることを避けたい性格や、誰でも平等な関係を築きたい人によく見られます。
特徴6. 自分の意見をしっかり主張する
自分の思いや意見を隠すことなく本音を述べたい人も、一人称に「自分」を使う人傾向があります。
「自分は~~だと思います」「自分の意見は~~です」など、自分の意見であることを明確に示すため、あえて一人称に「自分」を使うのです。
- 真面目で曲がったことが嫌い
- 自分なりの信念や考え方をしっかりと持っている
という性格の人は、一人称に「自分」を使うことが多いです。
特徴7. 上司や先輩を裏切らない
学生時代の部活動や習い事で上下関係が厳しい環境下にいた場合は、自分よりも先輩は上だという考え方が身についています。
そのため、仕事でも先輩を立てようとします。
「自分はまだまだですが~~さんを尊敬しています」
「自分は~~なのでまだまだです」
など、自分を下に見せて相手を上げるために一人称に「自分」を使います。
学生時代に上下関係が厳しかった男性に多い傾向があります。
特徴8. ストレスを溜め込みやすい傾向にある
弱い自分を隠して自分を大きく見せようとしている人も、一人称に「自分」を使う傾向があります。
自信のある人を演じるためにあえて「自分は~~~だと思います」などと強気な言葉遣いをします。
しかし、無理をして弱さを隠しているので心労があり、ストレスをため込みやすい側面が。
本当は繊細で傷つくことや恥をかくことを恐れているところも、一人称に「自分」を使う人の特徴です。
特徴9. 周囲に頼られたい
男性は、周囲から頼りにされたいもの。特に恋愛となると、男らしく見せたい気持ちが強くなります。
そのため自分を大きく見せようとして、一人称に「自分」を使うことがありますよ。
また、一人称に「自分」を使うと、自信があるように見えるので頼りになると思ってもらえることも。
- 周囲から頼られるお兄さん気質
- 好きな女性から頼られたいと思っている
というのも、一人称に「自分」を使う人の特徴です。
“自分”以外の一人称の言い方|就活やビジネスシーンでは何を使うべき?
「自分以外の一人称には何があるの?」
「就活や会社ではどのような一人称が最適?」
一人称の「自分」に慣れている場合、他にどのような呼び方があるのか気になりますよね。
ここからは、「自分」以外の一人称の使い方をご紹介します。
特に、就活や仕事などのビジネスシーンでは「自分」を使うことは好ましくありません。
そんなシーンでは、どのような一人称を使うべきか解説していくので、参考にしてみてください。
言い方1. フォーマルな「わたくし」
一人称の「わたくし」は、フォーマルでかしこまった印象を与えます。
面接や会社内、仕事での手紙など、改まったシーンでは「わたくし」を使うのがマナー。
上司や目上の人と話すときも「わたくし」を使うことが多いです。
言い方2. 少しカジュアルな「わたし」
「わたくし」を標準語にしたのが「わたし」です。
「わたくし」よりもカジュアルな印象があり、仕事で同僚と話す時や雑談をする時などに使います。
ビジネスシーンでは男性女性問わず「わたし」を使うことがマナーです。
言い方3. ワイルドで男らしい「俺」
「俺」は、男性が男らしさや力強さを表現したいときに使います。
異性の前で使う時は心を開いており親しい間柄でしか使用しないことが多いです。彼女や好きな人の前などに使用しましょう。
言い方4. 優しい印象を与える「僕」
「僕」は、柔らかい印象やかわいい印象を与えたいときに使います。
弟キャラや癒しキャラの場合は、あえて「僕」を使うことで個性を引き出せるでしょう。
ビジネスシーンには向かないため、プライベートで使うようにしましょう。
一人称が自分の人は、TPOに応じて使い分けをしてみよう!
一人称に「自分」を使う人は、自分を大きく見せたかったり自分の意見を主張したかったりする心理が隠れていることがあります。
普段は一人称が「自分」でも特に問題ありませんが、会社や面接などのビジネスシーンでは好ましくありません。
今回ご紹介した内容を参考に、シーンに合わせて使い分けをしてみてください。
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