物欲がない人の心理とは?欲しい気持ちが湧かない時の対処法を解説!
「物欲がない」とは?
物欲とは、物品を自分のものにしたいという強い欲望のことを言います。
物欲がないといのは、自分のものにしたいという強い欲がない状態のことで、物や金銭への執着心がありません。
「特に欲しいものがない」
「今あるもので足りているので何もいらない」
といった状態にある人は、物欲がないと言えるでしょう。
物欲がない人の主な心理|気持ちや考え方を解説!
「買い物に行っても何も買わないで帰ってきてしまう。」
「最近欲しいものが何にもないけどどうして?」
以前は色々欲しいものがあったのに、今は何もほしくないという気持ちの変化に戸惑う人も多いですよね。
なぜ欲しいという欲求がないのか、物欲がない人の気持ちや考え方について解説します。
心理1. 既に心が満たされている
仕事や友人関係、恋愛など今の自分をとりまく状況に満足していて、心が満たされている人もいるでしょう。
特に悩みを抱えているわけでもないので、ストレスや寂しさを物で埋める必要がないということですね。
心理2. とにかく貯金がしたい
何か目標を持っていたり、将来のためにお金を貯めておきたいと考えている人は、欲しいものを手に入れるよりも貯金がしたいという思いが強いことが。
そのため、買い物に行っても何も買わずに帰ってきたり、ボーナスは全て貯金したりするでしょう。
心理3. 自分なんかには必要ないと思ってしまう
自己肯定感が低く、自分の価値を低く見積もっており、高いものは自分には釣り合わないと思っています。
そのため、
「おしゃれなアクセサリーを買っても自分には似合わない
「高い服は自分になんか必要ない」
とネガティブ思考なので、新しい物は要らないと考えているでしょう。
物欲がない人の8つの特徴|共通するイメージとは?
「前は欲しいものがいっぱいあったのに、今は全くない」
「物欲がない人って性格的なもの?特徴が知りたい」
欲しいものが全くないのは、どうしてなんだろうと不思議に思う人も多いでしょう。
ここでは物欲がない人の特徴について紹介します。
物欲が無い人に共通するイメージを理解することで、物欲が無い理由がはっきりするはずです。
特徴1. 仕事や趣味で毎日が忙しい
何か満足出来ないという気持ちを埋めようとするために、物欲というものは湧いてくるもの。
しかし、仕事や趣味などに追われて忙しい毎日を送っている人は、気持ちが満ちたりているため、わざわざ何かを買う必要はありません。
例えば、
- 仕事帰りにも習い事をしていて買い物に行く頻度が減った
- テニスにはまっていて、休日は全てテニスの時間にしたい
などと、何か打ち込むことがあるという傾向が見られます。
特徴2. 結果より経験を重視する
物を購入して形に残すよりも、経験や体験することが大切と考えている場合は、物欲がなくなります。
主に経験や体験にお金を使いたいと考えているため、物よりも自分に投資することに興味があります。
例えば、テーマパークに行った時に形に残るお土産を買うのではなく、それよりも全力で今を楽しもうとするでしょう。
特徴3. 自己肯定感が低い
自分に自信がない場合、高いものや品質の良いものを購入しようと思っても、自分にはもったいないと思いやめてしまいます。
この場合、欲しいものを諦める癖がついていることから、徐々に物欲がなくなっていると言えるでしょう。
例えばファッションについて
「自分にはどうせ似合わない」
「どうせ誰も私なんか見ていないだろう」
など、自分を卑下した発言ばかりしていることが特徴です。
特徴4. 稼ぎすぎて買えないものがない
裕福な暮らしをしている方は、欲しいものを全て買うことができます。
お金で買えるものは全て手に入れ、それでも欲が満たされないと感じたために物欲がなくなるケースです。
今まで散財してきて急に何もほしくなくなったという方は、物では気持ちが満たされないと気づいたからでしょう。
欲しいものは既に手に入ってしまうと、無欲になることもあるのでしょう。
特徴5. 何もする気が起きないほど疲れている
何かが欲しい、何かしたいという欲は、心身ともに余裕がある状態で沸く感情。
そのため、日頃のストレスや忙しさで無気力になっている状態では何か欲しいものを考える余裕も生まれてこないでしょう。
例えば、
- 心配事が多くて食欲もなく欲しいものも思いつかない
- 仕事が忙しすぎて他に何もする気が起きない
など、かなり疲れている状況では、他の事を考えることなんて出来なくなっているでしょう。
特徴6. 倹約家
ケチな性格をしているため、今あるものでも満足していて、なるべくお金を節約したい、もったいないという気持ちが強いのでしょう。
そのため、新しいものを買おうとする物欲がありません。
例えば、
- 新商品が出ても「前の商品と対して違いがないし、もったいない」といって買わない
- 流行りの物にもといって興味を持たない
などと、どうしても必要でないものにはお金をかけようとしません。
特徴7. ミニマリスト
最小限のもので暮らしたいと考えるミニマリストは、生活する上でどれだけ物を減らせるかというのがポリシー
物が増えることを嫌がるので、自然と物を購入しようという気持ちがなくなります。
出来るだけシンプルな暮らしをしたい
と考えているため、買い物自体に興味がない人が多いでしょう。
特徴8. 貯金をするのが趣味
貯金をしている人は、お金を貯めることで気持ちが満たされるので、使うよりも貯めることが楽しみ。
そのため、よっぽど必要なものでない限り購入しないです。
- ボーナスが出ても必ず全て貯金にまわしている
- 節約していくつまでにいくら貯めるという目標がある
という人は、コツコツとお金を貯め続けていくでしょう。
物欲がないことのメリット&デメリットとは?
ここまでの内容で物欲がない人の特徴に触れましたが、共感できる特徴も多かったのではないでしょうか。
ここからは、物欲がない人のメリットとデメリットを紹介していきます。
物欲がないことで良いこともありますが、短所もありますので、確認しておきたいですね。
【長所】物欲がないことのメリット
メリット1. お金の節約になって貯金が捗る
物欲がない人は物を購入したいと思わないので、買い物をする回数が少なくなって無駄遣いをすることがありません。
そのため、自然とお金の節約を実践しています。
お金を使わない分貯金できるので、お金が貯まるのは当たり前。
貯金額が多くなることで、いざという時の安心感にもなるのが一番のメリットと言えるでしょう。
メリット2. 身の回りがごちゃごちゃにならない
物欲があり買い物が好きな人は、洋服や電化製品、アクセサリーなど大小様々な物が部屋の中にたまっていきます。
物欲がない人は、物をほとんど買わないので身の回りが必要なものだけになってすっきり。
部屋に余計なものがなく、身の回りがごちゃごちゃしていないので、部屋だけではなく気持ちもすっきりとしたいい気分で生活を送れるでしょう。
メリット3. 「欲しくても買えない」ストレスと無縁
欲しいものがないので、
「欲しいけれど買えない」
というイライラした気持ちが湧きません。
例えば
「他の人は持っているのに、どうして自分は買えないのだろう」
「買えないのは自分の稼ぎが悪いからだ」
という劣等感を感じることもないでしょう。
最初から物欲がないので、物を買えない嫌悪感を感じることもなく、ストレスフルな生活を送ることができるメリットがあります。
メリット4. 買い物など無駄な時間を過ごさずに済む
物欲がある人は、欲しい物のために色々なお店を見たり、ネットでよりいいものを探したいと、かなりの時間を使うことも多いでしょう。
逆に物欲がない人は、そもそも欲しい物が特になく買い物に行きたいと思わないですし、ネットショッピングに時間を使うこともありません。
買い物でぶらぶら時間を無駄にすることがないので、時間を有効に使えるメリットがあります。
【短所】物欲がないことのデメリット
デメリット1. 買わずに後悔してしまう可能性がある
物欲がない人はお得で良い商品があってもスルーしがち。
そのため、あとになって
「やっぱりあれだけは買っておけば良かっ」
と後悔することがあるでしょう。
良いものを買わずに見逃してしまう可能性が高いのはデメリットと言えるでしょう。
デメリット2. 自分を甘やかす方法を知らずに損をする
物欲があることで気持ちが盛り上がったり、モチベーションが保たれることも多くあります。
しかし、物欲のない人は物を購入することで欲求が満たされることがないので、
「仕事を頑張ったから自分へのご褒美に欲しい物を買う
という心理がわからないかもしれません。
そのため、物欲がない人の場合、精神的に落ち込んだ時に甘やかす方法を知らずにストレスを溜め込んでしまう可能性があるでしょう。
デメリット3. 流行に疎くなってしまう
物欲がある人は流行りに敏感で新しい服や、最新の車などを事細かくチェックしているもの。
しかし、物欲がないと、どうせ買わないからと流行りに興味がなく疎くなることも。
流行りにのれなくなることで、会話についていけなかったり、服装がダサくなってしまうなど、時代に取り残されてしまう可能性もあります。
「物欲がない」という悩みを解消する方法|物欲を復活させる対処法とは?
「物欲がない状態を克服したい!対処法が知りたい」
「楽しそうに買い物している女性がう羨ましい!」
物欲がないという悩みを抱えている人の中には、買い物を楽しんだり、活気のある生活がしたい、と望んでいる人も多いですよね。
物欲がないのはメリットも多いですが、デメリットになることもあるので物欲を適度に持つことも大切でしょう。
そこでここでは、物欲がない悩みを解消する対処法について紹介します。
対処法1. お金を使うことで感じる喜びを知る
お金を使う楽しみがわからなかったり、自分のために何か購入することに興味がない場合は、物欲が湧かない状態になります。
そんな時は、見方を変えて自分のことではなく、大切な人のためにお金を使ってみることで、悩みが解消できるかもしれません。
例えば、両親や恋人など大切な人への感謝の気持ちを込めて食事をご馳走してみたり、プレゼントを購入してみまょう。
相手が喜ぶ顔を見ることで、お金を使うことに対して、幸せを感じることができるようになるはず。
そうすることで、今度は自分のためにも何か買ってみようと思えるようになるでしょう。
対処法2. 小さな頃に好きだった物を思い出してみる
小さい頃は欲しいものがたくさんあって、親におねだりしたり、なけなしのお小遣いを貯めて買ったという経験は誰でもあるのではないでしょうか。
大人になった今では、何でも買うことができることに満足して物欲がなくなってしまったのかもしれません。
そんな時は、昔欲しかったものを今思い出すことで、物欲が湧いて色々欲しくなるでしょう。
例えば男性は小さい頃欲しかったミニカーを思い出して、今はどんなミニカーが出ているのか調べてみて下さい。
色々な車種が出ていて、大人買いすることで子供の頃に欲しかったものが手に入った時の喜びを思い出すことができます。
対処法3. ネットサーフィンしてみる
物欲がない人は普段から買い物に行かずに、商品を目にしていないことが原因の可能性があります。
そのため、特に欲しいと思っていなくても、商品を見たり口コミを読むと欲しくなることもあるかもしれませんよ。
そんな時は、
- Amazon
- 楽天
- ZOZOTOWN
などネットで検索して何も考えずに見てみましょう。
見ているうちに
「あれ、意外と欲しいかも?」
と思えるものに出会えるでしょう。
対処法4. 友人の買い物について行ってみる
物欲がない人は自分の物差しだけで判断してしまっている可能性が。
そんな時は、他の人の買い物に付き合って、その様子を見るのがオススメ。
知らなかった新しいものを発見したり、友達が買ったものを自分が欲しくなったりと自分の物欲が刺激されることもあります。
対処法5. 憧れの人を目指してみる
好きなアーティストや芸能人など憧れている人がいる場合は
「こんな風になりたいな」
と考えることで、色々なものへの興味が湧いてくるでしょう。
例えば、同じブランドの洋服を着てみたり、アクセサリーを真似するだけでも気分が上がりますよね。
今まではブランドに特に興味がなかった方でも、憧れの人と同じものという付加価値がつきますので、物の値段の見方も変わってくるでしょう。
「あのアーティストと同じブランドなら多少高くても欲しい!」と意識が変わってきます。
対処法6. 恋人を作る
恋人を作ると、好きな相手からもっと良く見られて更に好きになってもらいたいと思うもの。
そうすると、自分の見られ方を意識して、新しい服などを買い足したくなることもあるかもしれません。
また、恋人と一緒に買い物に行ったり、いろいろな場所でデートをしたり、食事をするといった、お金を払って楽しい経験をすることも大切です。
今まではお金を使うことが楽しくなかったあなたでも、恋人と幸せな時を過ごすことで、もっと楽しく過ごしたいと欲が出てくるでしょう。
【おまけ】物欲を抑えるコツ|無駄遣いをやめるには?
「物欲が抑えられなくて、無駄遣いばかりしてしまう」
「欲しいものをすぐに買ってしまう、物欲のコントロール方法が知りたい!」
物欲がない人の解説をしてきましたが、物欲がありすぎて困っている人の方が多いかもしれないですね。
物欲がありすぎると、無駄遣いが多くなり常に金欠状態になります。
そこでここでは、物欲を抑えるためのコツについて紹介します。
コツ1. 「あったら便利」は「なくても平気」と覚えておく
物を購入する時に
「あったら便利だから欲しい」
と思って買うという人は多いでしょう。
しかし、それはあったら便利なものだとしても今までなくても生活できていたものです。
このことを頭に入れておいて買い物すると、無駄遣いを抑えることができます。
例えば、テレビショッピングなどでも
「これがあると便利そうだな」
と思って電話した経験ありませんか。
でも、購入してみたらさほど使っていないことも。
買うだけで驚くほどのメリットがない限り、即決しないで
「本当に必要なのか?」
と考え直してみてもいいでしょう。
コツ2. 悩んだら買わないと決めておく
人間、本当に欲しいものは値段を気にしつつもすぐに買ってしまうもの。
そのため、購入する時に悩むということはそれだけ懸念材料があるということ。
「欲しいけれど長く使えるだろうか」
「もしかしたらもっといいものがあるかもしれない」
など少しでも悩んだら、一度買わずに帰宅し、家で考えてみましょう。
それでも尚欲しいとわざわざお店に足を運ぼうという気力がわくときは、本当に欲しいものだと言えるでしょう。
ネットショッピングの場合でも、一度寝て起きたときにまだ欲しいと思った時だけ買うなどの迷った時の購入基準を作っておくといいですね。
コツ3. 「安物買いの銭失い」にならないように注意する
いつもよりも安くてたくさん買えるとなると、ついつい何でも買ってしまいますが、実は無駄遣いになっている可能性があります。
例えば
「1個500円の商品が今日だけ10個で4000円!」
という謳い文句を見たときに飛びついていませんか。
よくよく考えると10個も必要がない、という場合は完全に無駄遣い。
少しでも安く買いたいと、値段だけを見て飛びつくのではなく、
「本当に必要なのか?」
とよく考えることが大切です。
特に食料品など期限のあるものほど安物買いの銭失いにならないように意識すると、無駄な買い物は確実に減るでしょう。
物欲を刺激しましょう!
物欲がないことは、節約になるというメリットもありますが、なんとなく生活に活気がない、欲が湧かないといった悩みにも繋がります。
物欲がない人の特徴や性格、何が原因なのかを知ることで、自分だけではないのだと安心できたのではないでしょうか。
メリットも多いですが、デメリットもありますので、物欲は自分でコントロールできると充実した生活にも繋がります。
欲しい気持ちが湧かない時の対処法も解説していますので、自分に最適な方法で物欲を刺激してみましょう。
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