仕事をずる休みする人の特徴10個。サボりか見分けるコツとは?
仕事をずる休みする人の特徴|サボりがちな人に共通する性格とは?
「どうしてあの人は休みが多い?もしかしてサボり?」 「体調不良と言いつつ、本当はそんなことないんじゃないか?」
仕事をずる休みされてしまうと、周りに大きな迷惑がかかってしまい、疲れてしまいますよね。
では、どんな人がずる休みをする傾向があるのでしょうか?
ここでは、よくずる休みする人の特徴を解説していきます。
サボりの可能性が高い傾向がある人を挙げているので、面倒なズル休みに悩まされている人はチェックしてみましょう!
- 普段から体調が良くないアピールをする
- 「ああ言えばこう言う」タイプ
- 驚くほど鈍感
- 「お疲れ様です。」を言わずに帰る
- 上司の前でだけ真面目なフリをしている
- 何度も同じ注意をされている
- 普段から遅刻が多い
- デスクが整頓されていない
- 「だるい」や「帰りたい」が口癖
- 仕事中によく席を立つ
特徴1. 普段から咳込んだりと、体調が良くないアピールをする
普段から咳き込んでいる様子を見せて体調を崩しているフリを装う。
休んだ時の理由を正当化するための手段として使う人が多い傾向に。
そうして信憑性をあげることで、実際に体調不良で休んだ時に「本当に具合が悪いのだな」と相手に思わせようとしているのです。
体調不良の演出の特徴として他にも、
- よくため息をついて気だるそうにする
- いつもマスクをしている
などの行動も、同じくズル休みを正当化するためのもの。
特徴2. 「ああ言えばこう言う」タイプ
意地の悪い性格で口も達者。
何を言われたとしても「いや」「でも」「だから」と屁理屈を並べてこちらを論破しようとしてくるタイプです。
このタイプの人は、内容的には非常に薄い理由だとしても、まくしたてるように次から次へと嘘をつく傾向に。
そのため、
「本当はずる休みなんじゃないの?」
と詰められたとしても、休みを裏付ける理由や屁理屈をどんどん思いついて説明してくるため、最終的には本当に病気なのかもと思わせてくることがあるでしょう。
特徴3. 驚くほど鈍感
普通の人なら休みを繰り返すと、周りがどんな風に思うかを考えてしまい、中々出来ないもの。
しかし、驚くくらい鈍感な性格の人だと、そもそも周りの視線や反応を感じ取ることが出来ません。
「あいつ休みすぎだろ」という雰囲気が出来ていても、一切気が付かないので、その後も気にすることなく、簡単にずる休みをすることに。
特徴4. 「お疲れ様です。」を言わずに帰る
デリカシーや責任感がなく、自分のことしか考えていない性格。周りの事なんて一切お構いなし。
そのため、周囲がまだ仕事をしていても気を遣ったりはせず、「お疲れ様です」と言わずにそそくさと帰ってしまうのです。
一人欠けただけで職場に大きな迷惑が掛かってしまう繁忙期だったとしても、自分が休みたければ何かしら嘘の理由をつけて休もうとするタイプですね。
特徴5. 上司の前でだけ真面目なフリをしている
よくズル休みする人は、上司にいい印象を抱かれれば、仮病でサボる時に嘘をついても信用されるだろうと考えています。
そのため、いざ休むと言った時に文句は言われないように、会社の上司の前でだけは真面目なフリをしているのです。
日頃から、上司がいる時には真面目に仕事に取り組む姿勢を見せたり、気に入られるために上司をヨイショして媚びへつらっていたりする人の休みが多い場合は、要注意。
もしかしたら、サボりかもしれませんよ。
特徴6. 何度も同じ注意をされている
何度も同じ注意される人は、そもそも仕事を舐めている証拠。
何度注意されても周囲や環境のせいにして、自分が悪いとは思わないので改善することはありません。
休みの日数が多いと指摘されたとしても、「休むことの何が悪いの」という考えを持っているので、悪びれることなく平気でズル休みが出来るのです。
特徴7. 普段から遅刻が多い
責任感や緊張感がなく、怠け癖がついているため、いつも遅刻ばかり。
他人の迷惑など全く考えていないため、遅刻することをなんとも思っていないのです。
そのため、サボって休むことに罪悪感もなし。
「遅刻するなら、会社を休んでしまっても変わらないだろう。」
と考えて、ずる休みをしてしまうことだってありますよ。
特徴8. デスクが整頓されていない
デスクが散らかっていても整理整頓出来ない人は、やるべき事よりも興味関心のある事ばかり優先してしまう性格。
それは仕事の取り組み方に対しても同じことが言えます。
やらなければいけない仕事が溜まっていたとしても、他のことに頭を取られて後回しにしがち。
どうしても行きたいイベントや見たい映画など、仕事以外に興味があれば、そちらを優先してズル休みをしてしまうこともあるでしょう。
特徴9. 「だるい」や「帰りたい」が口癖
仕事にやりがいを感じていないため、何をするにしても「だるい」「帰りたい」という言葉をつい漏らしがちな人。
仕事に取り組むやる気は0。
グチグチと言いながら嫌々仕事に取り組んでいます。
こういった人は、出来るだけサボりたいと怠け癖がついてしまっているため、会社に出勤するのが嫌になったら適当な理由を挙げてズル休みばかりしてしまうのです。
特徴10. 仕事中によく席を立つ
仕事中によく席を立つ人も、主体性のない性格をしているため、いつも無気力で仕事にやりがいを感じていません。
そのため、業務時間中に出来る限り他の事をして時間を潰してサボろうとしているのです。
例えば、
- 何回もトイレに行く
- すぐタバコを吸いに行く
などの行動をとっている人は、仕事のやる気がない証拠。
仕事が嫌になったら平気でズル休みするでしょう。
「ずる休み」と感じてしまう理由とは?
「あいつは休みばっかりだから絶対サボりだ。」
「体調が悪いって言ってたけどそんな様子はなかったからきっと仮病だろう。」
会社を休んでいる人に対して、あの人は絶対ズル休みだろうと思ってしまうケースってありますよね。
ですが、そもそもどうしてずる休みを疑ってしまうのか?
ここでは、そもそもずる休みと感じる直接的な理由を見ていきましょう。
理由1. 頻度の高さが異常
あまりにも頻繁に体調を崩して休んでいると、
「さすがにいくらなんでも多すぎる…。」
と不信に思いませんか?
- 毎週のように頭痛や腹痛で休もうとする
- 身内や友達が亡くなったり、結婚したりすることが多すぎる
などなど、あまりにも何度も何度も休んでしまうと、
「流石に仮病っぽいな。」
「どうせ嘘なんじゃないの?」
と疑ってしまいますよね。
理由2. 欠勤の理由が曖昧
休んだ時にその理由を尋ねても、はぐらかしたり、煮え切らない返答ばかり。
納得ができず、「本当なのかな」と疑ってしまいますよね。
たとえ本当に何かしらの理由があったとしても、
「ちょっと用事があって…。」
「私用で〜」
などちゃんとした答えを言われないと、
「なんか隠している?」
「もしかしたらサボりかもしれない。」
とずる休みを疑ってしまうのは当然です。
理由3. 休む期間が明らかに長い
休んだ理由に対して明らかに見合わない日数を休んでいることも、サボりを疑ってしまう要因に。
「風邪をひいたから休む」と言って休んでいた人が、3日以上たっても中々出勤してこなければ最初は心配です。
ですが、1週間も2週間も風邪が続いていたりすると、
「回復までにそんなに長くかかる?」
と心配が疑いに変わってしまうでしょう。
ずる休みかどうかの見分け方|正当な休みなのか確認する方法を解説
「会社をよく休む部下がサボりじゃないか気になる。」
「すぐ体調を崩す人が仮病じゃないか知りたい!」
頻繁に休まれてしまうと、疑いたくなくても気になってしまうもの。
では、どういったケースだとサボりの可能性があるのでしょうか。
ここではずる休みの見分け方を解説していきます!
見分け方1. 休む理由を細かく確認する
休みの連絡が来た時は詳しく聞くことで、説明の中に矛盾が無いか確かめるのが重要。
体調不良で休むなら
- どんな症状なのか?
- 熱はあるのか?
などといったことを細かく尋ねてみましょう。
聞いた時に答えに詰まっていたり、焦っている雰囲気だとサボりの可能性あり。
しかし、あまりにもデリカシーなく根掘り葉掘り聞いてしまうのはNG。
パワハラやセクハラだと言われてしまう可能性があるので、尋ねる際にはいくつかのポイントだけに絞るようにしましょう。
見分け方2. 「日柄」を確認する
会社を休む理由が冠婚葬祭だった場合、ずる休みをしていないか簡単に見分ける方法が「お日柄」です。
結婚式やお葬式に適していないお日柄というものがあるので、それを確認してみましょう。
- 友引(凶事に故人と仲が良かった友を呼び寄せてしまう日)にお通夜やお葬式が行われる
- 赤口(災いや凶の意味合いを持つ日)に結婚式が行われる
- 仏滅(やることなすこと上手くいかない日)に結婚式が行われる
といったように、不適切な日に行っていないかチェックしてみましょう。
上記した日に結婚式や葬式を理由に休もうとしていたら、嘘をついている可能性がありますよ。
見分け方3. 復帰後の態度で判断する
体調不良で休んでいたなら、普通は体調が良くなってから出勤しているはず。
いざ休みがあけた復帰後にも、咳き込んだりあからさまに体調が悪そうな素振りを見せていると逆に怪しいです。
気になる場合は、よくその人の態度や様子を確認してみましょう。
仮病だったのにも関わらず体調の悪いアピールをして証拠を見せているだけの可能性がありますよ。。
見分け方4. 仲の良さそうな社員に確認する
仲の良い社員が、ずる休み疑惑のある社員から何かしら聞いているかもしれないので、その人にそれとなく尋ねてみましょう。
聞く際には、あくまで優しく世間話をするように
「そういえば○○さんの休みが続いていて、心配なので、何か分かりませんか?」
と聞くのがおすすめです。
口裏を合わせていて何も喋ってくれないかもしれませんが、会社を休んだ理由をポロッと簡単に漏らしてくれる可能性がありますよ。
見分け方5. 見た目の変化から判断する
体調不良で休むと言っていたのにも関わらず、見た目に変化がある場合は要注意。
例えば、
- 明らかに日焼けをして肌が黒くなっている
- 髪を切って髪型が変わっている
など。病気の時に髪を切ったりすることは普通ないので、見た目に変化があったら仮病かも。
注意深く観察することで、ずっと家にいたら起きるはずの無い変化が見つけられるので、日頃から見た目をチェックしておくと良いでしょう。
ずる休みをやめさせるには?手軽な対処法を紹介
「ずる休みしてばかりの部下をどうにかしたい!」
「どうしたら無気力な部下がちゃんと仕事に取り組んでくれるの?」
ずる休みしている人がいたら会社に迷惑がかかってしまいますよね。
放ったらかしにしていたらつけあがって、更に休んでしまう可能性も。
こちらでは、ずる休みを辞めさせるための手軽な対処法を紹介していきます。
対処法1. 重要そうな仕事を振る
部下がずる休みをしてしまうのは、仕事にやりがいを感じていないから。
仕事に取り組むやる気が無くなって、サボるようになってしまいます。
そうならないために、上司から直接重要な仕事を振ってみること。
「こんなに大きな仕事を任されるのは期待されているからだ!」と責任感を感じさせて、やる気を出してもらいましょう。
仕事にやりがいを感じるようになってくれれば、今までより一層仕事に励んでくれるようになり、ずる休みしようと思う事も減ってくるはずですよ。
対処法2. 普段から気にかけてあげる
ずる休みばかりしているからといってほったらかしにしておくのは駄目。
「自分がいなくても意味がないんだな。」と無気力になって、より休みがちになってしまいます。
普段から部下を
「大丈夫か?」
「頑張っているな」
と気にかけて、必要とされているということを分かってもらいましょう。
あなたが良く接することで、「この人に迷惑をかけられないな。」と考えを改めてくれるかもしれませんよ。
対処法3. 部下との距離を詰める
部下との関係性を縮めるのって、実はサボりを回避するのにとても大切!
心を開いてもらえれば、私情の休みに関する相談や、仕事のやる気に関することを打ち明けてくれるかも。
そうすれば、突然のずる休みを防ぐことができます。
普段から他愛のない雑談をして、話しやすい良い上司として、認識してもらえるようにしましょう。
定期的に美味しい食事に連れて行ってあげて面倒を見てあげるなど良いですね。
優しくてプライベートなことも話しやすい上司のいる環境になれば、仕事をサボることも減っていくはずです。
ずる休みを見抜いて、うまく対処していきましょう!
ここまでずる休みしてしまう人の特徴や対処法を紹介してまいりました。
確かにずる休みをすることは良くないことです。しかし、その原因には本人の性格だけでなく、仕事のやりがいなどが関係している場合もあります。
サボっていると分かった時に、すぐに叱ってしまうと改善されるどころか、もっと来なくなってしまうことも。
部下一人一人をきちんと見て、一人一人にあった対処法をとることが重要ですよ。
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