食べ方が汚い人の“12の特徴”。マナー違反な食事の癖を直す方法とは?
【自己診断】食べ方が汚いと思われる人の“12の特徴”
「食べ方が汚いって思われてたらどうしよう…」
「私の食べ方って汚いのかな?育ちが悪いとか思われてないか心配」
食べ方が汚いかどうかが気になる人は多いと思いますが、自分では見る事ができないので不安ですよね。
具体的にどんな食べ方が汚いと思われてしまうのでしょうか?
ここからは、食事のマナーが悪いとされる汚い食べ方について詳しく紹介していきます。
- 「クチャラー」
- 肘をつきながら食事をする
- 「犬食い」する
- お箸の持ち方がとにかく汚い
- 「リス食い」
- 「迎え舌」
- 口に食べ物を入れたまま話す
- 独自の味付けを始める
- 嫌いな食べ物を徹底的に避ける
- ぐちゃぐちゃで汚い
- 食べ物を水で流し込む
- お皿の持ち方が変
特徴1. 食べ物をくちゃくちゃ食べる「クチャラー」
食事中に「クチャクチャ」と音を立てながら食べる人のことを『クチャラー』と言います。
クチャラーの特徴は、口が開いていること。音だけでなく、咀嚼している食べ物が見えるのも不快ポイントでしょう。
不愉快な音を出されてしまうと、周りの人は食欲が失せ、ストレスで楽しい食事が台無しに…。
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特徴2. 肘をつきながら食事をする
マナーが悪く見えるのはもちろんのこと、お皿を持つことができないので、だらしない食べ方に見えてしまいます。
行儀が悪い印象なので、「あの人、育ちが悪いのかな?」と思われやすい食べ方といえるでしょう。
特徴3. お皿を持たずに「犬食い」する
犬は自分のお皿を持つことができませんよね。その状態と同じようにお皿を持たずに下を向いて食べる様子を『犬食い』と言います。
下を向いて食べる事になるので、猫背の姿勢になり見た目がとても悪いです。
ラーメンなどの汁物は持つのが難しいため、持たない状態で食べざるを得ない場合もあると思いますが、皿に被さるような姿勢だとどうしても汚く見えてしまうでしょう。
ただし、この食べ方は日本ならではの食事マナー。韓国や中国ではお皿を持たないで食べることが正しいマナーとされているため、海外旅行に行った際は気をつけて。
特徴4. お箸の持ち方がとにかく汚い
お箸の持ち方は食事をしていて一番目につくポイントなので、気になる人は多いです。
- ボールペンを握るように持つ『ペン箸』
- 箸を持ちたての子供がするような『にぎり箸』
- 箸が交差する『クロス箸』
- 箸先が閉じない『平行箸』
このような持ち方をしている人は、うまく箸が使えずに食べ物落としてしまうため、箸の持ち方が汚いと思われます。
特に大皿を囲うような場面では、一緒にいる人を不愉快にさせてしまうでしょう。
特徴5. 口いっぱいに物を入れる「リス食い」
ご飯をたくさん食べて嬉しい気持ちなのかもしれませんが、口いっぱいに食べ物を頬張っている姿は「卑しい」と思われてしまう原因に…。
食べざかりの男の子がやるならまだしも、成人した大人がやってしまうと変な目で見られてしまいます。
特にデートや会食など、誰かと一緒にいる時はこの食べ方は嫌われてしまうでしょう。美味しいあまりにとってしまう行動でも、悪く捉えられてしまうので注意が必要です。
特徴6. 食べ物を迎え入れる「迎え舌」
食べ物を口に入れる時、普通は舌が見えない状態ですが、『迎え舌』の人は箸が口に入る前に舌を出してしまうのです。
周りから下品に見えてしまいますし、相手に舌を見せる行為は失礼だと考えられ、マナー違反と言われることでしょう。
特徴7. 口に食べ物を入れたまま話す
クチャラーになってしまう原因にも繋がりますし、食べているものが口から出てしまう可能性があります。
さらに聞き取りづらいので、話している相手からすると何もいいことがありません。
このマナー違反はかなり嫌いな人が多く、嫌われる原因でもありますので、自覚のある人はすぐに改善していく必要があります。
特徴8. テーブルで独自の味付けを始める
出された料理には、料理人のこだわりや理想の味付けがあります。
好みでない味の料理を出されてしまうこともありますが、いきなり大きく味付けを変えてしまうと、料理をしてくれた人に対して失礼になります。
レストランで食べているならまだしも、自宅で彼氏彼女や旦那や妻にこれをやられてしまうと料理を作ったほうは『お前の作った料理はまずい』と言われているような気がしていい気分じゃありません。
どんなに味付けが好みじゃなかったとしても、作ってくれた人に敬意を払い、少しアクセントを入れる程度にするのが大人のマナーといえますよ。
特徴9. 嫌いな食べ物を徹底的に避ける
苦手は食べ物があるのは仕方ないことですが、出されたものを残すのはマナー違反です。
ちょっと避けるだけならまだしも、1cmくらいの大きさだとしても徹底的に嫌いな食べ物を取り除いている姿は、子どもっぽく見えてしまい、大人として成長できていないと思われるでしょう。
特徴10. 魚を食べた後がぐちゃぐちゃで汚い
魚は骨がありますし、食べ方が難しいのはわかります。
でも、魚の食べ方が汚い人というのは「親から習わなかったのかな…?」と思われ、育ちが悪いと思われやすいといえるでしょう。
好きな異性のタイプに『魚を綺麗に食べられる人』と言う人もいるくらいなので、魚を綺麗に食べられる人というのは食事のマナーの中でも大切ですよ。
特徴11. 食べ物を水で流し込む
食べ物を水で流し込むというのは、『リス食いして飲み込めなくなった』と、『美味しくなくて味わわずに食べる』という2パターンありますが、どちらにしても食事のマナーとしてはNG。
1つ目に関しては、忙しい時だとついついやってしまうことが多いので注意。「そんなに急いで食べなくても…忙しない人だな」と思われてしまいます。
そして2つ目に関しては、「作った料理が美味しくないのかな…」と思わせてしまう失礼な行為なので、どんなに美味しくなくても料理をしてくれた人に対しての敬意は忘れないようにしましょう。
特徴12. お皿の持ち方が変
お皿の持ち方一つを取ってもマナーがあります。
例えば、お茶碗を持つときに、湯飲みを持つような手をしている人を見かけたことがありますよね。
これも立派なマナー違反。お皿の持ち方はちょっと上級者向けになりますが、最低限のマナーを抑えておくことは大人として重要でしょう。
【マナー違反】お箸のダメな使い方一覧|一般的にNGと言われるお箸のマナーとは?
食事のマナーで大事なお箸の扱い方ですが、マナー違反と言われる持ち方が明確に決まっています。
一通り紹介するので、自分が当てはまっていないか参考にしてください。
- ねぶり箸(ねぶりばし)
食事中に箸の先をなめること。 - そら箸(そらばし)
一度取ってお皿に戻すこと。 - にぎり箸(にぎりばし)
正しくお箸を持てないので、2本揃えてにぎり刺して食べること。 - 刺し箸(さしばし)
食材を箸で刺すこと。 - 迷い箸(まよいばし)
どれを取るか迷いお皿の上で箸を移動させること。 - 指し箸(さしばし)
お箸で人や物指すこと - なみだ箸(なみだばし)
箸についた汁をポタポタと落とすこと。 - 探り箸(さぐりばし)
汁ものの食材をかき混ぜて探すこと。 - かき箸(かきばし)
食器の淵に口をあてて、かきこむこと。 - 寄せ箸(よせばし)
お皿を自分の箸ではさんで、引き寄せること。 - たたき箸(たたきばし)
食器やテーブルを箸で叩くこと。
お箸の正しい持ち方とは?
色々なマナーが分かったところで、実際に自分の箸の持ち方が正しいのか気になりますよね。もし少しでも不安があるなら、正しい箸の持ち方をおさらいしてみましょう。
- 上の箸は、人差し指と中指で挟み、親指で支える
- 下の箸を親指の間から入れ、薬指で支える
- 箸先を揃え、綺麗な三角形を作る
注意点としては、箸を動かす時には、上の箸だけを動かすようにするという点です。実際に動かす様子を見たい方は、動画を参考にしてみてくださいね。
食べ方が汚い癖を改善する3つの方法|外で恥をかかないための対処法とは?
「なんか、私って食べ方汚いみたい」
「汚い食べ方ってどうやったら直せるんだろ…」
万が一、自分が汚い食べ方の特徴に当てはまった時、どう直せばいいのか悩みますよね。
改善しないと、ストレスをかけ一緒にいたくないと思われてしまったり、周りに失望されてしまうことになります。
では、どうすれば汚い食べ方を克服できるのか。汚い食べ方の癖を直す方法をみていきましょう。
改善方法1. とにかく意識して食べることが大事!
食べ方は誰かが直してくれるようなものではありません。
自分から行動していき、自ら意識し続けて体にしみこませるしか方法はないので、常に意識するように心がけましょう。
意識して食事をするために、いくつか大事なことがあります。
- 食事中はスマホをいじったりしない
- 一人の食事なら、近くに鏡を置いて客観的に見れるようにしておく
このように、すぐに実践できる方法ばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。
改善方法2. 自宅でひたすら練習あるのみ!
自宅であれば、他人に見られる心配もないので、「まあいいや」と思ってしまいがち。その考えは全くの逆で、見られていない時にこそ練習しましょう。
下手でも笑われる心配がないので、思う存分失敗できますよ。
長年の習慣を変えるには、時間と努力が必要です。
- 箸の持ち方
- 綺麗な魚の食べ方
- 綺麗な食器の持ち方
こういったことは自宅の方練習しやすいはず。外に出た時に恥ずかしい思いをしないよう努力していきましょう。
改善方法3. 身近にいる、食べ方が綺麗な人を参考にする
改善するために大事な事は、「お手本を見ながらやること」や「他の人に注意してもらうこと」です。
身近な人でマナーのいい人がいるなら、その人を参考にしましょう。
食事中はその人を観察して、自分がマナー違反をしたらすかさず指摘してもらうなどがおすすめ。窮屈な食事になってしまうかもしれませんが、改善するには一番いい方法ですよ。
外でやるのは恥ずかしいと思いますので、自宅に呼んだり、気軽に指摘できる環境をつくるようにしましょう。
汚い食べ方の癖を改善して、食事のマナー上手を目指してみて。
食べ方が汚いということは、人間関係や社会的に問題が発生してしまう問題でもあります。
あなたは何とも思っていなくても、他人を不快な気持ちにさせてしまう事があるということは覚えておきましょう。
ただ、一生食べ方が綺麗にならないかというとそんなことはありません。
今綺麗に食べれている人も生まれた時からできている訳ではないのです。きれいな食べ方はしっかりと意識することで必ず改善できます。
時間がかかっても良いので、これからの自分のために、地道に改善していきましょう。
【参考記事】はこちら▽
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