たちが悪い人の10の特徴。性格が悪い男女と上手に付き合う方法とは?
「たちが悪い」とは?“たちが悪い=性格が悪い”という意味?
そもそも「たちが悪い」とは、物事の性質が悪いことを意味するフレーズです。
日常会話では「性格が悪い」という意味で使われていることが多い他、人の言動が悪質な時などにも「あの人って本当にたち悪いよね、うざい」などと言われることがあります。
質が悪い人はその性格の悪さから、周囲の人々を不快にさせてストレスを与えることが多く、「面倒くさい」「関わりたくない」と思われやすいでしょう。
【一般】たちが悪い人の10の特徴|性格や言動の共通点とは?
「たち悪い人といる時って、何かとイライラしてストレスが増えるんだけど…。」
「たちが悪い人って、なんでうざいことばかりしてくるんだろう?」
一緒にいると気分が悪くなるような人に対して、具体的にどんな性格や言動がストレスを感じさせるのか、なぜそんな行動を取るのかがわからないことってありますね。
ここでは、たちが悪い人に共通してみられる悪い特徴をまとめました。たちが悪い人にありがちな言動や心理を把握していきましょう。
特徴1. 頼み事がある時しか連絡してこない
たちが悪い人は自己中心的なため、友達を都合のいい相手としか考えていません。
突然「〇〇まで迎えにきて欲しい」と言ったり、「〇〇貸してくれない?」と相手の都合も考えず頼んでくるなど、自分が何かして欲しい時にだけ連絡してきます。
周囲の人が迷惑をこうむっても我関せずな人なので、答えられない時は遠慮せず「できません、無理です」とストレートに断るのが一番の対処法です。
特徴2. 異常なほどドタキャンが多い
たちが悪い人は「他人より自分が1番」と考えている傾向があります。
友人関係の付き合いでランチや飲み会の約束をしていても、別に行かなくても許してくれるだろうと軽くとらえているので「気分が向かない、面倒くさい」と特別な理由無しに平気でドタキャンしてくることが。
「約束の時間に起きた」なんてことも、日常茶飯事です。
ドタキャンが常習化している人はたちが悪いため、付き合いに誘わないようにする他「私も行く!」と言われても聞き流すなどの対処方法を取りましょう。
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特徴3. 人の粗探しを好む
自分の悪い部分を認めようとしない一方、職場の人や友人の欠点はよく目につくのが、たちが悪い人の特徴です。
人を小馬鹿にするのが楽しいと思っているので、相手のあら探しが趣味になっていて「仕事であんなしょうもないミスするなんて、ありえないよね」などとダメ出しばかりしています。
いつまでも同じことでネチネチ悪口を言い続けることもありますが、信ぴょう性がない噂話なども含まれている可能性があるため、決して話に乗ったり噂を広めたりしないようにしましょう。
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特徴4. 異性の前では「いい顔」をする
たちが悪いと感じる人は、相手によって態度を変えるのが特徴。異性の前だけでいい顔をしていればモテると思っているため同性に人はぞんざいな態度をとりがち。
そのため友人同士でいる時とは声が変わったり、話し方が明らかに変わったりするのです。また異性の相手だけに優しい対応をすることもあるでしょう。
そんなたちが悪い人とは関わらないのが一番。また、たちが悪い人にいい顔をされた場合も騙されないよう、普段から職場や友人関係において周囲の人をよく見ておくことが大切です。
特徴5. 自分の思い通りにならないと不機嫌になる
自分のやりたいことは絶対に曲げたくないという性格も、共通して見られる特徴です。何でも自分の思い通りにしたいと思っているため、思い通りに行かないことがあると、たちまち不機嫌になって、周囲のことなど考えられなくなります。
「私はちゃんとやってるのに何でうまくいかないの!」などと職場の人や友人に当たり散らしてストレスを発散したり、嫌味をいったりすることが多いです。
短気で面倒くさい性格なだけなので、不機嫌になっていても気にせず無視して聞き流すといいでしょう。
特徴6. とにかく酒癖が悪い
職場や友人付き合いで開かれる飲み会は本来みんなで楽しくお酒を飲む場ですが、たち悪い人だと先のことを考えられないため、潰れるまで飲んでしまうこともしばしば。
これまで友人に助けてもらっているので「今回も平気だろう」と毎回考えているところが難点です。
- 理性を失って店内で暴れだしてしまう
- 寝てしまって何をしても起きない
- 途中で消える
など、酒癖の悪さでお店や周りの人に迷惑をかけてしまいます。
飲みの付き合いには誘わない、一緒に飲んでも早めに切り上げるなどの対処が必要です。
特徴7. 基本的に人を見下す態度をとる
たち悪い人は、自分が一番優れていると思っています。他人に対する尊敬の念が薄いため、職場・友人付き合いでは周囲を馬鹿にしたうざい態度をとるのが特徴です。
「そんなことも知らなかったの?」「それくらい普通でしょ」など相手を見下す発言をしたり、他人のコンプレックスをイジって小馬鹿にしたりすることも。
「言い過ぎだよ」などとたち悪い人をとがめても反省しないことが多いため、無視するか聞き流すなどの対処を取ってください。
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特徴8. ああ言えばこう言う
たち悪い人に共通する特徴は、自己主張が他の人より強い点です。どうにかして自分の思い通りにしたいため、相手が折れるまでとことん言い返してきます。
「でも」が口癖になっており、相手が言うことに対して「でもそれはこうだから…」と否定し続けるでしょう。
そんな時は、相手が「でも」と反論しにくいように「イエスかノー」で答えさせるような話し方をして話を終わらせてしまうか、重要なことでなければムキにならずにあえてこちらから折れてあげてもいいでしょう。
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素直に謝れないどころか、謝罪を求めてくることも。
自分は常に正しいと思い込んでいるため、何か間違いを犯してしまった場合もきちんと謝れません。
仕事で成果が出せなかった時も「タイミングが悪かったからうまくいかなかった」と変な言い訳をするだけでなく「〇〇さんが余計なアドバイスしたからだし」などと、他の人に責任転嫁しようとすることまであります。
自分の非を認めないため何度も同じ失敗を繰り返すケースもあるので、きっぱり友人付き合いをやめてしまうか、職場では任せる仕事を変えるなどの対処を取ってみましょう。
特徴9. 人を外見で判断する
たち悪い人は、人間関係において人の内面を見ようと思わない特徴が共通しています。外見が良いかどうかで、その人の評価が決まると考えているのです。
初対面の人の見た目だけに注目して、容姿が美しい人やファッションがおしゃれな人なら好意的に、そうでない人はどうでもいいといった態度をとってマウントを取りがち。
「ピアス開いてるから、高卒でしょ」などと全くの偏見で人を判断してしまうこともあるでしょう。
初対面の相手が自分を見た目で判断していると感じた時には、それ以上の関係を築いてもあまり意味がないので、付き合いを深めないようにしておくのが無難です。
特徴10. 店員さんに対して態度が露骨に悪い
日ごろから自分が一番と考えているため、お店を訪れた際も「お客様は神様」と思って行動します。
客の自分は何をしても許されると思っているため、店員に対して「早く〇〇してよ」など偉そうな口調になったり、理不尽なクレームをつけたりするのです。一緒にいる相手は恥をかいたり、トラブルの元になったりしていいことは一つもありません。
そんな人とは誰しも関わりたくないと思うものなので、できるだけ外食や外出などの付き合いを避けるのがベターです。
【職場】たちが悪い上司の5つの特徴|普段の行動で見分けるポイントとは?
「たちが悪い上司の言動がマジで理解できない。」
「あの人のこと、たちが悪いって思ってるけど、本当にたちが悪い上司なのかな?」
職場での人間関係は、関わりたくないと思っても簡単に切り離せないことが多く、たちが悪い人の考え方や対処方法で悩まされる場面も多いでしょう。
次に、たちが悪い上司の行動の特徴をご紹介します。対処方法も解説しているので、パワハラ上司やセクハラ上司の深層心理や対応方法を把握しておきましょう。
上司の特徴1. 絶対に達成できないノルマを設定してくる
たちが悪い上司は、部下がノルマを達成するなどの成果を上げると調子に乗ると思っています。
そのため、「あと1日で契約30本取ってこい」など無理な目標をわざと設定してきたり、大量の仕事を「明日までに仕上げて」と無理な要求を押し付けるパワハラを行います。
「それは無理がありますよ」など反論すると「上司に対して口ごたえする気か」とさらにパワハラを受ける可能性も。
常態化している場合は別の上司や社内のパワハラ相談担当部署、専門家等に相談することを検討しましょう。
上司の特徴2. 部下の成果を自分の手柄にする
部下があげた成果は上司である自分のおかげだと考える傾向があります。そのため、部下が努力して得た手柄も平気で横取りしてしまうのです。
ほとんど出来上がった資料などを「後はやっておくよ」と持っていってしまったり、部下の意見が採用されてうまくいった案件なのに自分が考えたことのように上の上司に報告したりします。
後から「本当は自分がやった」と主張する機会は中々ないため、他の上司に相談するか、日ごろから自分がやっている仕事の内容を周囲に話しておくこと。
職場の人たちに状況を理解してもらえるような体制を作っておくことが大切です。
上司の特徴3. 過去のミスを何度も掘り返してくる
人の上に立ちたいと思っている、たちの悪い上司。部下のミスを指摘することでマウントが取れると思っているため、意味もないのに過去の間違いをわざわざ掘り返してくることがあります。
「〇〇はこの前ミスしたからな〜」と言わなくていいことをしつこく話してマウントを取ってくるのが特徴。
相手にしても意味がないので「はー」などとあいまいな返事をしたり無視したりして聞き流しつつ、今後の仕事でしっかりと成果をあげられるよう努力しましょう。
上司の特徴4. 自分好みの相手かどうかであからさまに態度を変える
たちが悪い上司は自分が絶対的存在だと思っているのが特徴。そのため仕事においても自分の好みによって対応を明らかに変えてきます。
好きな部下にはいつも機嫌よく甘い態度をとる一方で、嫌いな部下にはミスを許さないなど厳しく接するのです。
理不尽に嫌な態度を取られるのはもちろん気分が悪いですし、甘い態度を取られる部下も他の人と比べてあまりに不自然な優遇のされ方をすると、セクハラのように感じる場合があるでしょう。
上司がどんな態度であっても相手にせず、目の前の仕事で結果を出すことに集中してください。
上司の特徴5. 責任を部下に押し付ける
仕事をしていればミスやトラブルは必ず起こってしまうものです。
しかし、たちが悪い人は「チームの責任を上司が負う必要はない」と考えているため、平気で責任を部下に押し付けて自分の評価が下がるのを避けようとします。
「部下が間違ったから」「部下が前例がないことをやろうとしたから」と見放して、上司として部下を守ろうという態度は一切見られません。
こういう上司には責任をなすりつけられたり捨て石にされかねないため、密な関係になりすぎないよう日頃から適度な距離を保つこと。
また、上司からの指示内容を確認するメールを送っておくなど、万が一の時のために記録を残しておくようにしましょう。
たちが悪い人への対処法|性格が悪い友達や上司と上手に付き合うコツとは?
「関係が断ち切れない、たちが悪い人とどうやって付き合えばいいの?」
「たちが悪いセクハラやパワハラに対するうまい対処法ってあるのかな?」
たちが悪い人と接する時、できるだけセクハラ・パワハラの被害を避け、ストレスを感じないよう対応するのは難しいですよね。
接し方を誤ると、さらにたちの悪さが加速してしまうケースもあります。
クセのある友人や上司へ上手に対応できるよう、たちが悪い人と付き合う時の対処法について知識をつけましょう。
対処法1. 相手が気付くくらい冷たい態度で接する
たちが悪い人は相手を見下していて、何をしても許されると思っているから自分勝手な行動をとります。
他人の気持ちを汲み取れないため、たちが悪い人に嫌なことをされたときにあいまいな反応を表しているだけでは、こちらが嫌がっていることに気づいてくれません。
そんな時は、
- たちの悪い人と目を合わせない(下を向いたりスマホを見ながら話す)
- たちの悪い人に嫌なことを言われても、興味がない反応を示してすぐ立ち去る
など、相手の気持ちが想像できないようなたちが悪い人でもわかるくらい冷たく対応しましょう。
対処法2. 「やめて欲しい」と素直にを伝える
たちが悪い人たちは、自分の性格が悪いと自覚していないことが往々にしてあります。
そのため「こういう言動が不快だからやめてほしい」「そういうことするの、はっきり言ってたち悪いよ」と、嫌だということをストレートに表現するのも1つの方法です。
急に友人からやめてと言われると、そこで初めて自分の過ちに気づき「改善しなければ」と普通は思うでしょう。それでも変わらなければ関わるのはやめたほうが良いかもしれません。
対処法3. 他の友人に相談する
たちの悪い人に対処する時、1人では抱えきれないと感じてしまうこともあるでしょう。
その場合は、周囲の友人に相談するのが効果的です。「あの人にこんなことされたんだけど、どう思う?」と、他の人がたちの悪い人についてどう思うか聞いてみましょう。
自分が過敏に反応しすぎているだけの可能性もあれば、人を選んで自分だけが見下されている場合もあります。
相談相手も同じように考えていた場合は、2人で相談しながら対策を考えてみるのもいいかもしれません。
対処法4. できるだけ距離を取って、無理に関わらない
性格を直してあげたいという優しさもわかりますが、たちが悪い人はあなたにとって害になっているので、極力関わらないようにするのが一番。もしあなたのことを大切に思ってくれている相手ならば、そもそも性格が悪いと思わせないでしょう。
- 誘われても「用がある」と断って、一切会わないようにする
- 職場や学校が一緒の場合は毎日顔を合わせても積極的に声をかけない、必要なことしか話さない
などを心がけてください。
距離が離れたら、たちの悪い人も自分に非があったことを自覚して反省し、自分から謝ってきてくれるはずですよ。
対処法5. 文句のつけられない成果を残してみる
何かと相手を批判してマウントを取ろうとする上司に対しては、仕事で目に見える結果を見せつけて、文句を言わせないようにするのが効果的です。
数字として表れる結果であれば誰の目にも明らかなので、上司がぐうの音も出ないくらいの成果を出してみましょう。もちろん簡単なことではありませんが、上司を黙らせるのには最適。
上司が大人しくなるだけでなく、自分自身や会社の成長にも繋がります。
対処法6. 信頼できる上司に相談する
仕事のやり方や言動が雑といった内容ではなく、上司に誘われた飲み会に必ず付き合わないと怒られてその後も仕事を回してもらえないなど、業務がしにくいと感じる場合などは、パワハラに当たる可能性もあります。
あまりにひどいようであれば、早いうちに「上司からこんなことをされたんですが、どう対応すればいいでしょうか」と信頼できる他の上司に相談してみましょう。
別の上司から改善を促すよう働きかけてもらうことで、スムーズに状況が改善されることもあります。相談する場合は、言われたことやされたことを細かく記録して証拠を残しておくと事が運びやすいですよ。
対処法7. 録音して証拠を残し、人事部に提出する
あまりに理不尽で限界だと感じたときは、上司の言動の責任をとことん追求することも必要です。
人格を否定する発言が日常的にある場合などは、機会をうかがって録音しておきましょう。日時や回数、どんな状況かもまとめた上で証拠として人事部に相談すれば、上司に注意を与えるなどの対応を取ってもらえます。
上司が自分にしか非がないと分かれば、話が大きくなることを避けたいと思って大人しくなりますよ。
たちが悪い人とは距離を取って、上手に付き合ってみて。
たちが悪い友人や上司との人間関係は、生活していくうえで大きなストレスになります。質が悪い人たちには共通した心理や言動の特徴がみられるため、まずはよくある言動のパターンを理解することから始めましょう。
彼らの行いを冷静に見られるようになれば、状況に応じて適切な対処法を取ってみてください。今回ご紹介した情報を役立てながら、プライベートも仕事も円滑に進むよう工夫しましょう。
【参考記事】はこちら▽
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