自分が情けないと感じる瞬間はいつ?落ち込む前に確認してほしい7つのこと
情けないと感じる瞬間はどんな時?
人が自分のことを情けないと感じるのは、どんな時でしょうか。主なシーンは以下の3つです。
- 自分の力不足で、思い通りにいかなかった時
- 周りの期待通りに結果が出なかった時
- 他人と比べて、自分の方が劣っていると感じたとき
特に大人の男性は、仕事で自分の思い通りにいかなかったり、周りの期待に答えられなかったりした時に情けないと感じることが多いでしょう。
また、他人の容姿や振る舞いを見て、自分に劣等感を感じて、情けない気持ちになることも。
いずれにしても、自分に自信が持てない状況になった時に、情けないという心理が働くことが多いでしょう。
情けないと感じた時の考え方|落ち込む前に確認してほしいこと5つ
情けないと感じる状況になるのは、自分の行動や感情だけが理由ではないでしょう。
ここでは、自分が情けないと感じた時に確認しほしいことを5つ挙げます。
自分のことが情けなくて落ち込む前に、一旦冷静になって確認してください。抜け出すための方法がきっと見つかるはずですよ。
情けないと感じた時の考え方1. 誰にでも情けないと感じる瞬間がある
今までの人生の中で、一度も「自分が情けない」と感じなかった人はいないでしょう。
自分の力不足で思い通りにいかなかったことや、相手の期待に応えられなかったことは誰しもが少なからず経験しています。
情けないという気持ちは、あなただけが感じているのではなく、周りにいるほぼ全ての人が感じたことのある普通の感情だということを認識しておきましょう。
情けないと感じた時の考え方2. 上手くいかなかった理由を整理して次に活かす
仕事などで上手くいかなかった理由は、自分だけに原因があるばかりではありません。
失敗した時の行動や周りの状況、感情などをつぶさに思い出して書き出してみてください。そこから失敗の原因を整理し、次にどうすれば良いかを考えてみましょう。
失敗をきちんと分析すれば学べることはたくさんあります。ぜひ失敗を次の成功につなげてください。
情けないと感じた時の考え方3.「今」できることに集中する
情けないと感じる人は、失敗したことばかりに目が行きがち。
失敗したことばかりをくよくよと考えていても、先には全く進みません。それよりも、「今」何をすべきかをしっかりと考えて行動することで情けないと感じている状況から抜け出すことができます。
後ろを振り返っても、過ぎた時間は取り戻せません。「今この瞬間」に集中しましょう。
情けないと感じた時の考え方4. 周囲を頼ることも勇気
自分一人では対処できそうもない時は、周りに頼ることも大切です。
仕事でもプライベートでも、特に男性は周りに頼ることを避けがち。「大人の男だから一人でなんとかしないと」と考え、逆にストレスになることも多いでしょう。
自分一人で生きているのではないということを認識し、良い意味で周りに甘えられる人間になりましょう。
情けないと感じた時の考え方5. 人と比べることを辞める
他人の成功を見て、自分のことを情けないと感じる方もいるはず。
他人と比べることで、情けないという心理が働きますが、所詮は他人の人生。今成功しているように見えるあの人も、昔は失敗ばかりだったかもしれません。また、今情けない気持ちでいるあなたは、成功する途中なのかもしれませんよ。
「人は人、自分は自分」と、自分だけの人生をしっかりと生きていきましょう。
【参考記事】はこちら▽
情けない時に背中を押してくれる名言|辛い時は思い出してみよう!
ここでは、情けないと感じた時に背中を押してくれる名言を5つ紹介します。
名言を残す人々でも情けない時を経験しており、そこから学んだことをアドバイスとして残してくれています。
自分のことを情けなくて辛いと感じた時に少し思い出してください。きっと勇気をもらえて自信につながるはずです。
名言1.「人生に失敗がないと、人生を失敗する。」斎藤茂太
斉藤茂太は、日本の精神科医で随筆家。
人は失敗すると情けないという心理が働き、次の行動を恐れていまいがち。特に大人は周りの目も気になるので顕著です。しかし、小さな失敗を恐れているとチャンスを逃してしまい、逆に大きな失敗につながることも。
失敗を恐れて行動できないのは、ずっと先を見ればもったいないことです。どんどん失敗して、最後に成功できればいいと考えるようにしましょう。
名言2.「人の世に失敗ちゅうことは、ありゃせんぞ。」坂本龍馬
江戸時代末期に活躍した土佐藩士である坂本龍馬。
失敗を失敗とせず、むしろ成功するためには必要なことであるととらえた言葉です。失敗は成功に至るまでの通過点であると考えれば、落ち込むこともなく、貴重な経験をしたと考えることができます。
情けないと落ち込んで、成功のチャンスを逃すのではなく、失敗からいろんな方法を学んで前に進んでいきましょう。
名言3.「何も後悔することがなければ、人生はとても空虚なものになるだろう。」ゴッホ
「ひまわり」や「アルルの女」などの油絵で有名なオランダの画家ゴッホ。
芸術の世界で大成した彼でも、情けない時がありました。しかし、後悔することを人生のスパイスと考え、逆に後悔することがなければ、人生はとても面白みのないものだと言っています。
いろんな失敗をして情けない気持ちになった時、「失敗があるから成長できる」と考え、自分の人生を楽しみましょう。
名言4.「逃げた者はもう一度戦える。」デモステネス
デモステネスは、古代ギリシャの政治家。
現代社会では、前向きやポジティブでいることが良いという風潮があります。しかし、対処できないような大きな困難に出会った時は、逃げることも大事です。日本にも「逃げるが勝ち」ということわざがありますよね。
逃げることは一旦クールダウンする方法と考えれば、自分のことを情けないと感じずに前向きになれるはず。ぜひ、困難に立ち向かった時は思い出してください。
名言5.「もしも地獄の真っ只中にいるのなら、そのまま突き進むが良い」ウィンストン・チャーチル
イギリスの政治家ウインストン・チャーチルは、第二次世界大戦中の困難な時代に首相を経験しています。
輝かしい経歴と多彩な能力をもつチャーチルでも、困難な時代を乗り越えるために、地道な努力を欠かさなかったと言います。
情けない時だからこそ、落ち込んで立ち止まるのではなく、地道に努力を続けていきましょう。そうすると、次のチャンスが必ず巡ってくるはずです。
情けないと感じた時は、次にどうするか前向きに考えてみよう。
仕事やプライベートでの失敗などで情けないと感じることは、誰もが経験していることです。
落ち込んでばかりいるのではなく、原因をきちんと分析し、次への対処法を考えれば、失敗も成功以上の大きな経験値になるはず。
情けないと感じたときは、今回紹介した確認事項や先人たちの言葉を思い出してください。
自分のことが情けないと感じることは、次への成長のチャンスだと思い、より人生を充実させていきましょう。
大切な人にシェアしよう。Enjoy Men’s Life!