仕事したくないと感じる原因&解決策。働く意欲を上げるコツも紹介!
仕事をしたくない!と思っている人は意外と多い
20代の若者世代、30代・40代・50代といった働き盛りの世代でも、8割以上は「働きたくない」と思うことがあるそうです。
多くの人が仕事に対してやりがいを感じているというよりも、生活のために仕方なく仕事をしていると考えています。
仕事をしたくないと感じる原因|解決策も紹介!
仕事は毎日しなければいけないものですから、仕事したくないと思いつつ働きたくはないですよね。
ここからは、仕事したくないと考えてしまう原因と対処法について解説します。うまく活用して仕事へのモチベーションを上げてみてくださいね。
仕事したくないと思う原因1. 人間関係が上手くいっていない
会社で仕事をしていると周囲の人間と一緒に仕事をする場面が多いですよね。自分と合わない人ばかりだと、仕事をしているだけでストレスが溜まってしまうもの。
怒ってばかりいる上司がいれば、怒られる恐怖で出社も嫌になりますし、言う事を全く聞かない部下がいて毎回部下の不始末の責任をとらされていれば、仕事のことを考えるだけで会社に行きたくなくなります。
上司や部下、同僚との人間関係が上手く行っていないと仕事が進まなくなり、仕事したくないと考えてしまうのはあるあるです。
対処法① 上司や同僚に相談してみる
人間関係の悩みというのは、自分1人で解決するのは難しいです。1人で抱えているとストレスが大きくなるばかりで、余計ややこしくなってしまう可能性も。
上司の悩みだったらさらにその上の上司に、部下の悩みなら同僚、上司への相談がおすすめ。いずれも自分が信頼できる人に相談するようにしましょう。
相談することで部署の移動を考えてもらえ嫌な上司と離れられたり、部下の扱いについてアドバイスをもらえたりと、人間関係の改善につながるかもしれません。
対処法② 自分から積極的にコミュニケーションを取る
見かけやちょっと関わった程度の印象では相手のことを深く知ることはできません。相手をもっと良く知ってみたら「思っていた人とは違うな。」と感じることは良くあること。
まずは自分なりにコミュニケーションを取って、相手を知ることから始めてみましょう。
相手に良い印象を持てるようになれば、人間関係が改善される可能性は高いですよ。
仕事したくないと思う原因2. 収入面や待遇に不満がある
給料は仕事のモチベーションに大きく関わる要因。自分が妥当だと思える収入が得られかったり、給料が目指している額でなかったりすると、仕事にやる気を感じなくなるもの。
毎日のように残業、朝も出社時間は早く1日のほとんどを職場に拘束されるのに、給料もボーナスも少なすぎるのでしたら、たとえ新卒で入社したばかりという人でも「こんな収入では働きたくない!」と思ってしまうでしょう。
必死に仕事をしていても全く贅沢もできず、日々の生活でいっぱいいっぱいの毎日だったら、やる気が落ちていっても不思議ではありません。
対処法① 今の環境でどうしたら収入が上がるのか?を整理する
お金に関する問題の場合は、お金でしか解決できません。仕事したくないという気持ちを変化させたいなら、昇給についてじっくり考えてみましょう。
昇給するためにはいくつか方法があるはずですから、まずは職場の上司に相談してみて、そして資格手当などを検討してみるのもいいですよ。
自分から行動して、仕事へのモチベーションを上げていきましょう。
対処法② 今の職場でキャリアが見えないなら、転職も検討をする
自分は会社が求めている人材であると自覚があるのに、全く昇給もなく今後の改善も感じられない。今以上の改善が望めないのであれば、もうこれ以上、会社に求めるのは無意味の場合も。
同じ仕事量の社員に対して支払う給料は、会社によって大きな違いがあります。他の会社に移ったら今よりずっと多くの給料を手にすることもできるかもしれません。
もちろん、むやみに転職するのはおすすめしませんが、「働きたくない」とまで考えてしまう会社にいるより、転職した方がずっとプラスになるかもしれません。
仕事したくないと思う原因3. 仕事内容に不満がある
仕事はほとんど毎日会社に行き継続するものです。誰でも毎日、何の意味があるのか分からないことを続けるのは大変な忍耐が必要になりますよね。
仕事を成し遂げても「全く充実感がない」、同じ作業の繰り返しで「やりがいを感じられない」など、仕事に対して意味を見出せないとストレスは溜まっていくばかり。
仕事内容が自分に合わないと感じてしまうと、「仕事したくないな」と毎日のように考えてしまうでしょう。
対処法① 100%を成果を出してみる
入社して数年が経過し仕事にはすっかり慣れてきてしまっている人は、ついダラダラとその日のノルマをこなし、なんとなく毎日を過ごしてしまいがち。
自分の本当の力を100%出し切らず中途半端なまま日々を過ごしていて、仕事がつまらなく感じてしまっていることも。
自分の本気度を示すことで上司や同僚からも認められ褒められると、仕事に対しても前向きな感情を持てるようになるかもしれませんよ。
対処法② 部署異動の相談をしてみる
与えられた仕事をどんなに一生懸命頑張ってみても、人には向き・不向きがあるもの。仕事内容に不満があるのは、やはり自分には合っていない可能性もあります。
そんな時は転職を考える前に部署を移動してみるのも一つの方法。他の部署で今までとは全く違う仕事をしてみれば、やりがいを感じられる仕事かもしれません。
正直に上司に話してみれば、気持ちは理解してもらえるはず。希望の部署に移動させてもらえれば、仕事をしたくないといった悩みは解消されるでしょう。
仕事したくないと思う原因4. 体調が万全でない
体も心も疲れ果ててしまい、いつもの自分ではなくなっているとしたら、頭では「仕事しなくちゃ」と思っても体が「仕事したくない」と動いてくれないことがあります。
無理を重ねたりストレスが溜まりすぎてしまったりが原因で、精神的にも肉体的にも疲労がマックス。そこで無理をして仕事に出かけるとさらに体調は悪化し、もっと仕事が嫌になるという悪循環に。
肉体的な不調はもちろん、あまりにも仕事が嫌だと感じるなら、メンタル面の不調の心配もあります。
対処法① 食事・運動・睡眠のバランスを整える
仕事が忙しかったりプライベートの充実を図るために忙しく過ごしたりしていると、つい乱れた生活を送ってしまうことってありますよね。
まずはしっかりと生活リズムを整えて行動すること。
バランスの良い食事、適度な運動、そして十分な睡眠を心がけることで、体の調子が整ってくることがあります。次第に仕事をするのが億劫ではなくなるかもしれません。
対処法② 体調を整えるために休暇を取る
疲労が蓄積してしまっている状態では、週末の1日2日程度の休みでは体調を整えるのが難しいかもしれません。
会社を辞めてしまうという究極の方法もありますが、会社なら有給休暇があるはず。上司に相談して、できるかぎり長期の休暇をもらい、そこで存分に心と体を休めてみましょう。
仕事から身も心も離してみることで、仕事を客観的に見つめることもでき、リフレッシュしてまた仕事への意欲が湧いてくるかもしれませんよ。
仕事したくないと思う原因5. 仕事以外にプライベートで問題を抱えている
特に20代後半から30代、40代の働き盛り世代は、結婚生活や子供の成長などプライベートも忙しい時期。仕事も忙しくなり、様々な悩みを抱えている人も多いのでは。
30代なら彼女との結婚、そして慣れない結婚生活がはじまり、40代になれば子供の進学問題などを抱えることになります。1人の問題ではない分、さらに悩みが深刻になることも。
職場でも家庭でも気が休まる時間がないと、次第に仕事へのモチベーションも下がってしまうでしょう。
対処法① どうしても仕事に手がつかないなら上司に相談する
プライベートで大きな問題を抱えたまま仕事を続けるのは、どんなに器用な人であっても難しいもの。まずはプライベートの問題をしっかりと解決することが第一です。
問題を放置したまま無理をして仕事を続けていると、気持ちがついていけなくなり、いつしか仕事仲間にも迷惑をかけてしまうかもしれません。
隠さずにきちんと上司に相談してみましょう。
仕事のやる気を作るコツ|すぐにできる5つのアクション
働きたくないと思っても、やはり生きて行くためには仕事をしなければいけません。
ここからは、今よりほんの少しでも前向きになれるよう、やる気を出すための対処法を紹介していきます。
参考にしていただければ、仕事したくないと思う日が減ってくるはずですよ。
仕事のやる気を上げるコツ1. 小さな目標をたくさん作る
日々をただ流されるように何も考えず過ごしていると、いつしか仕事への意欲も失せてきて、何のために働いているのかも忘れてしまうもの。
「5万円を目標に貯金する」「3階の職場まで階段で行ってみる」など、できることからで構いませんので、自分で自分に目標を課してみてください。
クリアするごとに自信を積み重ねることができ、次第に仕事への意欲へつながってきますよ。
仕事のやる気を上げるコツ2. 仕事で使う持ち物や服を新調する
何事も形から入るのはなんとなく否定的にみられがちですが、気分を一新する意味でプラスに気持ちが動きます。
例えばスーツやカバン、靴といった仕事で必要なアイテムを新しくすることで、「今日はあのスーツで会社に行こう。」と、仕事に行くことが楽しみになるかもしれません。また、せっかくお金をかけたのだから、「その分は仕事で稼がなくては。」と考え、仕事を頑張るきっかけになる可能性もあります。
すぐに試せて簡単なようですが、仕事へ向かう気分を変えることができるおすすめの方法です。
仕事のやる気を上げるコツ3. 恋愛や趣味などでプライベートを充実させる
恋愛をすれば好きな人と毎日でもデートしたくなりますし、夢中になれる趣味が見つかれば、趣味に没頭したくなるはず。でも、デートでも趣味でも続けるためにはお金が必要になりますよね。
稼いだお金を彼、彼女と会うために使う、趣味の道具の購入資金に回したいといった目的が生まれれば、仕事への意欲も湧いてくるでしょう。
今までなんとなくやり過ごしてきた仕事が、大好きなことに使うためのお金を稼ぐ手段に変わるので、仕事に対する気持ちも前向きに変わってきますよ。
仕事の後に楽しみな予定を入れてみよう!
嫌なことの後にお楽しみが待っていると、気分を奮い立たせることができ、最後までがんばれるものです。
遊びの計画や旅行の計画など「この仕事が終われば思う存分楽しむぞ!」と、仕事後のお楽しみを想像しながら仕事をしているとテンションも上がってきて、いつもは嫌な仕事なのになぜか楽しくできてしまうことも。
仕事はお楽しみ前の通過点のように考えてみると、働くことの意味も違って見えてきて、やる気につながるはずですよ。
仕事のやる気を上げるコツ4. 朝に明るい音楽を聞く
スポーツ選手がプレイ前に好きな音楽を聞いてから挑むという話を聞いたことがあるのではないでしょうか。ノリの良い音楽を聞くと気分も高まってきて、楽しい気分のまま会社に向かうことができるでしょう。
音楽は人の心を揺さぶるもの。朝から音楽でテンションをあげることで、1日頑張れる気になっていきますよ。
朝ベッドから起き上がるのが苦手な人は、好きな音楽を目覚ましにしてみるのもおすすめ。明るい音楽で気分を上げながら支度をして、その気持ちのまま仕事に向かってみましょう。
仕事のやる気を上げるコツ5. 周囲にポジティブな声掛けをする
自分の口からポジティブな言葉を発していると気持ちを奮い立たせることができ、いつしか前向きな気持ちが芽生えてきます。
「ありがとう」や「素晴らしい」「がんばろう」などポジティブな言葉は、人の心を明るく変えてくれます。周囲の心を明るく変えながら、自分で口にすることで自ずと言葉通りに物事をポジティブに見られるように変わってきますよ。
仕事に対する気分を前向きに変えられたら、働きたくなかった気持ちもいつしか吹き飛んで、前向きに仕事に取り組むことができるはずです。
どうしてもやる気が出ないなら、一度病院で専門医に診断をしてもらおう。
様々な対処法を紹介してきましたが、何を試してみても気分が変わらず、逆にどんどん仕事が嫌な気分が深まっていく場合、うつなど精神的な病を抱えている可能性も考えられます。
「常に気分が落ち込んでしまう」「どんな励ましの言葉も心に響かない」「毎日が辛い」など、落ち込みが激しい人は無理をしないようにしましょう。
病気の場合、自然治癒することは難しく、きちんと治療を受けることが必要です。専門医に診断してもらい、心と体を元気にしてから仕事に戻ってくださいね。
仕事をしたくない原因を把握し、きちんと対処していきましょう。
仕事に行かなくてはいけないけれど、やる気が出ない、仕事したくない日は誰にでもあるもの。そんな気分を抱えて働くのはやはり辛いですよね。
今記事では、少しでも前向きになれるよう、仕事に行きたくない理由から対処法まで詳しく解説してみました。
なぜ働きたくないのかを自分自身に問いかけてみて、少しでも気分を前向きにして、仕事をしたくない気分を解消してくださいね。
【参考記事】はこちら▽
大切な人にシェアしよう。Enjoy Men’s Life!