HIITトレーニングの効果的な頻度。毎日やっちゃいけない理由とは?
HIITトレーニングの効果的な頻度はどれくらい?|脂肪燃焼に最適な頻度とは
HIITは短時間で高い負荷の運動を繰り返すトレーニングなので、頻度が少なくても十分な効果を得られます。トレーニング初心者ならば、週2〜3回の頻度が適切。慣れている人であれば、週4でもOKです。
HIITはかなりのエネルギーを消費するので、身体が慣れてないとエネルギーが不足してしまい日常生活でも疲れが溜まりやすくなってしまいます。慣れてきたら回数や頻度を増やすのもいいですが休息日を必ず設けるようにしましょう。
毎日のHIITトレーニングは逆効果|毎日行ってはいけない理由とは?
HIITトレーニングは短時間で脂肪燃焼に効果があるから毎日行った方がいいのではないかと思いがち。
短時間で効果があるということはその分身体に負荷がかかっているということ。毎日行うことで逆効果になってしまうので、HIITを毎日行ってはいけない理由をここで確認しておきましょう。
HIITを毎日取り組んではいけない理由1. 筋肉が休まらないので、成長を促せない。
HIITでは高負荷の運動をすることで筋肉を鍛えることができるのですが、筋肉を成長させるにはしっかり休ませることが大事になります。
これは「超回復」と言われる現象で、トレーニング後42〜72時間の休息をすることでトレーニングで傷ついた筋繊維が回復して、結果として筋力の向上や筋肥大の効果が現れます。
HIITを毎日行うと筋肉が回復する前にまた負荷をかけることになってしまうので、筋繊維の損傷がずっと治らない状態となります。
筋肉痛の場合ですと、その痛みによって自分で最適な負荷を掛けながらトレーニングを行うことができないためトレーニングの効率も落ちてしまいます。
HIITを毎日取り組んではいけない理由2. 高負荷のトレーニングなので怪我のリスクが高まる
HIITは高強度インターバルという、高負荷の運動を短時間行って休憩挟むことを繰り返すもので、他のトレーニングと比べると身体への負担がかなり大きいです。
負担がかかり疲労が溜まってくると、筋肉や関節にもダメージを与えてしまうので怪我の原因にもなってしまいます。疲労を溜めないためにも、毎日HIITを行うことは避けましょう。
HIITを毎日取り組んではいけない理由3. 筋肉痛のせいで体が動きにくく、本来のパフォーマンスを発揮できない
身体に負荷が大きくかかるということは筋肉痛にもなりやすいです。筋肉痛があると痛みで身体がうまく動かず可動域も狭くなりトレーニングの効果も半減してしまいます。
また先ほども説明した超回復の観点からみても、筋肉痛の時は筋繊維が回復している証拠なので筋肉痛の痛みを待ってからトレーニングをした方がパフォーマンスも最大限に発揮できて筋肥大も効果的にできます。
HIITトレーニングスケジュール例|脂肪燃焼に効果的なスケジューリングとは?
HIITはスクワットや腕立て、バービージャンプなど様々なトレーニングを組み合わせて全身を鍛えられるのがメリットです。
脂肪燃焼には有酸素運動が大事ですが、代謝を上げるために筋肉も鍛えることも重要になります。大きな筋肉を鍛えることと比例して基礎代謝量も増えるので有酸素運動と筋トレもメニューをバランス良く行いましょう。
HIITトレーニングの効果的なスケジュール例を紹介するので是非参考にしてみてください。
- 日曜日:休息日
- 月曜日:HIITトレーニング(有酸素運動中心メニュー)
- 火曜日:休息日
- 水曜日:HIITトレーニング(筋トレ中心メニュー)
- 木曜日:休息日
- 金曜日:HIITトレーニング(有酸素運動中心メニュー)
- 土曜日:休息日
トレーニングの頻度は、1日おきで週3のペースで。ダイエットのためにも有酸素中心のメニューは、筋トレ中心のメニューよりも多く取り組みましょう。 筋トレ中心メニューは週1のペースで行うと、超回復もうまくできるので効果的に筋力の向上ができます。
HIITトレーニングは、頻度を守ることで効果が上がる。
今回は「HIITトレーニングの効果的な頻度」と「毎日やってはいけない理由」について紹介しました。
HIITは身体に高負荷をかけるトレーニングなので、トレーニングと同じくらい休息も大事だということがわかったと思います。
週2〜3ほどのトレーニングでも十分に効果があるのがHIITのメリットですので、紹介したスケジュールを参考に無理のないペースで挑戦してみましょう。
【参考記事】HIITトレーニングのやり方はこちらを参考に▽
【参考記事】エアロバイクでHIITを行うメリットとは?▽
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