腕立て伏せの効果を高める呼吸法とタイミング。息できない時の対策とは?
正しい呼吸法を解説|腕立て伏せの効果を高める呼吸法とは?
筋トレをするときは、力を入れる(体を持ち上げる)ときに息を吐き、力を抜く(体を下ろす)ときに息を吸うのが基本です。
腕立て伏せの場合は、セットポジションから床まで胸を下ろすときに息を吸い、床を押して体を持ち上げるときに息を吐きながら行います。
息を吐くときにお腹に力を入れると体幹が安定してより効果が高まるため、正しい呼吸法を意識しながらトレーニングを行いましょう。
腕立て伏せにおける呼吸の重要性|息をしないデメリットとは?
腕立て伏せは、お腹や足など体全体に力が入るため、つい呼吸を止めてしまいがちなトレーニングメニューです。
しかし、腕立て伏せにおいて呼吸は非常に重要なポイントで、無呼吸で取り組んでしまうと、たくさんのデメリットにつながってしまいます。
ここからは、腕立て伏せで呼吸をしないデメリットについて解説。毎日腕立て伏せをしているのに全く効果を得られない...なんてことにならないように、無呼吸のマイナス効果について学んでおきましょう。
腕立て伏せで呼吸しないデメリット1. 筋肉を追い込めない
無呼吸で腕立て伏せを行うと、筋肉が疲れるよりも先に呼吸が苦しくなってしまいます。 その結果、筋肉を最後まで追い込むことができず、トレーニングの効果を最大化することができません。 プロのアスリートは無酸素トレーニングなども行いますが、体の引き締めなどを目標にトレーニングする場合は有酸素で運動することが重要です。
腕立て伏せで呼吸しないデメリット2. 筋肉をリラックス状態にできない
筋肉を成長させるためには、筋肉のパフォーマンスを最大化して行うことが重要です。どんなに理想的なトレーニングメニューを組んでも、筋肉が働く状態でなければ、筋トレの効果は半減してしまうでしょう。
筋肉のパフォーマンスを高めるためには、筋肉の緊張をといて適度にリラックスさせてあげること。常に強張った状態では、使いたい時に使いたい筋肉を動かすことはできません。
特に呼吸しない状態では、余分な力が入ってしまいます。出来るだけ体をリラックスして取り組むためにも、しっかりと呼吸を意識していきましょう。
腕立て伏せで呼吸しないデメリット3. 血圧が上がり失神する恐れがある
無呼吸で腕立て伏せを行うと、体内の血圧が急激に上昇したり、血中の酸素濃度が不足したりと、トレーニングのパフォーマンスをどんどん落としてしまう状態になってしまいます。
その結果、最悪の場合は失神してしまったり可能性もあるでしょう。
体は、呼吸を行うことで、体を安全に活動させることができます。体に危険が及ばないように正しい呼吸を意識してください。
腕立て伏せで正しい呼吸ができる対策|できない人ができるようになる方法とは?
頭では理解していても腕立て伏せをしながら正しい呼吸をすることは難しいですよね。 ここで、腕立て伏せで呼吸ができる対策をご紹介しますので、是非実践してみてください。
- かけ声を掛けながらトレーニングする
- トレーニング動画を見ながら、トレーナーの声に合わせて行う
- 膝つき腕立て伏せのレベルを下げて、まず呼吸をマスターする
正しく呼吸しながら腕立て伏せを行うことは容易ではありません。上記の対策を参考にしながら、トレーニングを行うときには常に正しい呼吸法を意識するようにしましょう。
腕立て伏せだけでなく、他の筋トレでも呼吸を意識しよう
トレーニングをするときに呼吸を止めてしまうと、トレーニングの効果が最大限発揮できないだけでなく、体に害を及ぼす可能性もあります。
腕立て伏せに限らず筋トレを行うときには、呼吸を意識することが非常に重要です。 正しい呼吸法を知り実践しながら、効率よくトレーニングを行いましょう。
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