キヤノン一眼レフ/ミラーレスカメラのおすすめ比較|初心者に人気のモデルとは
「一眼レフカメラ」と「ミラーレス」の違いとは?
レンズ交換式の一眼カメラは、「一眼レフカメラ」と「ミラーレスカメラ」とに分かれます。それぞれの違いは以下の通りです。
<ミラーの有無とファインダーの違い>
一眼レフカメラにはミラー(レフ)が備わっていますが、ミラーレスカメラにはその名前の通り、ミラーがありません。
<サイズの違い>
ミラーレスカメラは、ミラーが動作するスペースがいらない分、本体サイズを小さく、かつ軽くできます。
<交換レンズ用マウントの違い>
カメラボディとレンズの接合部の規格を「マウント」と言います。一眼レフとミラーレスは全く仕組みが違うカメラであるため、お互いのレンズはそのままでは装着できないようになっています。
<バッテリーの持続時間の違い>
一眼レフはファインダーを備えており、撮影時に液晶モニターに画像を表示させなくていいため、ミラーレス機よりもバッテリーの持続時間が長めであることが多いです。
キヤノン一眼レフカメラの魅力|愛され続ける理由とは?
キヤノンはデジタルカメラのシェアにおいて、長らく世界トップを独占し続けています。初心者から上級者、プロに至るまでキヤノンのカメラは幅広く支持されているのです。
では、なぜ多くの人がキヤノンのカメラを愛用するのでしょうか。ここからは、キヤノンの一眼レフカメラの魅力について解説します。
魅力1. 初心者〜プロまで満足する機能が充実
キヤノンは、初心者向けの一眼レフカメラのシリーズとして「Kissシリーズ」を展開しています。初心者向けに誰でも簡単に美しい写真が撮れる機能を盛り込んでいるため、入門機として多くの台数が売れ続けているシリーズです。
一方、ハイアマチュア層やプロ向けには「EOS 5D」などEOSシリーズを展開しており、カメラ任せの部分を減らして撮影者の作画意図を写真に反映させやすいよう細かな設定ができるようになっています。
キヤノンのブランドのなかで、初心者からプロまで幅広いニーズに答えられる商品を展開しているシリーズといえますよ。
魅力2. 一眼で高画質な動画が撮影できる
キヤノンの一眼レフカメラは、動画撮影時のオートフォーカス速度が速いことで知られています。他メーカーのカメラでは対応の難しい撮影しながらのピント合わせも、キヤノンのカメラならより速くより正確に被写体にピントを合わせ続けられるのです。
動画撮影の失敗の原因としてピンボケになってしまうというものがあります。動画撮影に一眼レフカメラを使うなら、ぜひキヤノンの一眼レフを使って、失敗のない動画撮影をしてくださいね。
魅力3. 初めての人でも使いやすい操作性の高さ
キヤノンの一眼レフカメラは、初めてキヤノンのカメラを触る人にもスイッチ類やボタンの働きが分かりやすいように工夫がされています。メニュー画面もグループごとに分かりやすく分類されており、取扱説明書を見なくても直感的にある程度の操作ができます。
もちろん、中級機以上の機種なら説明書を見ながら実機を触るなどして使い方に慣れる必要がありますが、普通に使っている分には操作に困ってしまうということはほとんどないでしょう。
魅力4. レンズの豊富なラインナップ
キヤノンの一眼レフカメラには、デジタルカメラ用に設計したレンズの他にも、フィルムカメラの時代に生産された過去のレンズ資産を流用できます。
全てを合わせると膨大な種類と数のレンズが提供されており、撮影シーンに応じてレンズを付け替えたり、予算に応じてフィルムカメラ時代の中古レンズを購入したりすることもできます。
ユーザー数が多いためレンズの貸し借りもしやすい
キヤノンのカメラは世界トップシェアを誇っており、それは多くのユーザーが同数以上のレンズを保有しているということでもあります。
身近にも多くのキヤノンユーザーがいるので、なにかのイベントに使うためにレンズを借りたり、買おうかどうしようか迷っているレンズの写りをちょっと確かめさせてもらったりということもできます。
魅力5. アマチュアでも使いやすい価格帯
初心者向けの「EOS Kissシリーズ」なら、標準的なレンズが1本セットになったレンズキットなら5万円程度、幅広い範囲を撮れる広角レンズと遠くのものを撮れる望遠レンズがセットになったダブルズームキットでも10万円あれば充分現行品が購入できます。
ゼロから始める全くの初心者でも、「これだけあればカメラを始められる」という一式セットが手頃な価格で購入できる点がキヤノンの一眼レフカメラの魅力です。
キヤノン一眼レフカメラの失敗しない「選び方」
ここからは、キヤノンの一眼レフカメラを選ぶ際に、どのような点に注目して選べばいいかを解説します。自分の使い方や撮影対象などを思い浮かべながら読んで、自分に最適な1台を選ぶための参考にしてください。
選び方1. レベルに合わせたシリーズで選ぶ
初心者が操作の難しいカメラを買ってしまうと使い方が分からなくなってしまいますし、上級者が初心者向けのカメラを買ってしまうと自分で操作できる部分が少なすぎて、撮りたい写真が撮れなくなってしまいます。
これからカメラを始めるような初心者であれば「EOS Kissシリーズ」がおすすめです。同シリーズは、誰でも簡単に綺麗な写真が撮れるように撮影を補助してくれる様々な機能やメニューを備えています。
ハイアマチュア層やプロにはEOS5Dなど「EOSシリーズ」の一桁台がぴったり。上級者向けのカメラは、ユーザーが任意で操作できる設定が多くなっており、取扱いがやや難しくなっている分、どういった写真を撮りたいかという作画意図を写真に反映させやすくなっています。
選び方2. 本体サイズや本体重量で選ぶ
観光地など、カメラをもって歩いていると、だんだんカメラが重く感じられてくることがあります。あまり重くてかさばるようだと、せっかく買ったカメラをあまり持ち出さなくなってしまうということもありがち。
特に女性は、カメラとレンズを組み合わせた重さがどれくらいになるかを購入前に考えておいたほうが良いでしょう。
軽くて持ち運びしやすいということが第一だという方は、ミラーレスカメラも選択肢にいれてみるといいでしょう。
選び方3. レンズとの互換性で選ぶ
同じキヤノンのカメラでも、一眼レフ機用のレンズとミラーレス機用のレンズは全く別物であるため、通常は流用できません。
また、APS-C機(小さなイメージセンサーを備えた一眼レフ機)用のレンズは、フルサイズ機(大きなイメージセンサーを備えた一眼レフ機)には装着できません。
以前に購入したレンズや、人から譲り受けたレンズを使ってカメラを始めようとしている方は、手持ちのレンズが使えるかどうかを確認してからカメラボディを購入しましょう。
選び方4. シーンに合わせて必要な機能を選ぶ
一眼レフカメラは、機種によって様々な機能を備えていますから、用途に応じて必要な機能を備えた機種を購入しましょう。例えば、雨の降る屋外で頻繁に使うなら防滴・防塵機能を備えたものを購入すると故障の危険が少なくなります。
どんな撮影をしたいかを考えて商品を選ぶと失敗を減らせますよ。人の瞳にスムーズにピントが合う機種ならポートレートや集合写真の失敗を減らせますし、オートフォーカス速度の早い機種を選べば球技をする選手やレーシングカーなど動きの速い被写体もバッチリ撮影できます。
キヤノン一眼レフカメラのおすすめ人気モデル9選
ここからはキヤノンの一眼レフカメラのおすすめ9機種を紹介します。
初心者向けと上級者向けに分けて紹介しますから、カメラ経験などを踏まえてそれぞれのグループから自分の用途に合った機種を探してくださいね。
【初心者】キヤノン一眼レフ&ミラーレスカメラおすすめ5選
まずは、誰でも簡単に綺麗な写真が撮れるような工夫がされた初心者向けのカメラとして5機種を紹介します。
初めて一眼レフカメラを使う方は、使い勝手の良さと様々な撮影補助機能を比較して機種を選ぶといいでしょう。
初心者おすすめ1. キヤノン 一眼レフカメラ EOS Kiss X9
- 液晶画面に操作方法を表示する「ビジュアルガイド」を搭載し、使い方に困らない
- 女性の手にもすんなり馴染む小型のボディのため、しっかりホールドできて手ブレが減る
- 液晶画面が可動式で簡単に自撮りができる
カメラ初心者が困りがちなのが「専門用語が多すぎて説明書を読んでもよく分からない」というものですね。
この機種は「ビジュアルガイド」を搭載しており、撮影モードの働きや背景をボカして撮る方法などカメラの機能を液晶画面に表示させられるようになっています。また、設定数値の変更もタッチパネルで直感的に操作が可能。
これからカメラを始めるという方は、初心者向けにその都度使い方を説明してくれる『EOS Kiss X9』がおすすめです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 画素数:約2420万画素
- センサーのサイズ:APS-C
- 動画撮影:可(フルHD)
- ISO感度:ISO100~25600
- シャッター速度:1/4000~30秒
- 手ぶれ補正:なし
- 自撮り撮影:可
- 測距点:9点
- データ送信:Wi-Fi・Bluetooth
- 本体サイズ:約122.4 × 92.6 × 69.8 (mm)
- 本体重量:約453g(ブラック)
初心者おすすめ2. キヤノン 一眼レフカメラ EOS Kiss X9i
- 「オールクロス45点AFセンサー」を搭載し、狙ったところに正確にピント合わせができる
- 「かんたん撮影ゾーン」で難しい設定は、カメラにお任せで簡単に綺麗な写真が撮れる
- カメラの使い方に慣れてきたら「応用撮影ゾーン」で自分で設定を調整できる項目を増やして写真撮影を楽しめる
撮った写真を家で見返してガックリくる瞬間は「狙ったところとは違うところにピントがきていた」という失敗。
『EOS Kiss X9i』は、中級機にも採用されている「オールクロス45点AFセンサー」を搭載し、ユーザーがピントを合わせようとしたところに正確にピント合わせができるようになっています。
ズバリ狙ったところにピントが合うように、サポートしてくれるカメラをお求めの方にはこの機種の購入を検討してみてください。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 画素数:約2420万画素
- センサーのサイズ:APS-C
- 動画撮影:可(フルHD)
- ISO感度:ISO100~12800
- シャッター速度:1/4000~30秒
- 手ぶれ補正:なし
- 自撮り撮影:可
- 測距点:最大45点
- データ送信:Wi-Fi・Bluetooth
- 本体サイズ:131.0 × 99.9 × 76.2 (mm)
- 本体重量:約532g
初心者おすすめ3. キヤノン 一眼レフカメラ EOS Kiss X10
- 小型軽量のボディで持ち歩きが楽
- ブラック・シルバー・ホワイトと3色のカラー展開があり、ファッションや好みに合わせて色を選べる
- タッチパネルでスマートフォン感覚で手軽で簡単に写真が撮れる
「一眼レフカメラは大きくて重いから嫌」という方は多いはず。しかし、EOS Kissシリーズの2019年の新型である『EOS Kiss X10』は、可動式の液晶モニターを備えたデジタル一眼レフカメラとしては世界最軽量(2019年4月時点)を実現している人気機種です。
コンパクトで女性の手にも収まりがよく、しっかり高画質で写真が撮影できる一眼レフカメラをお求めの方はぜひこの機種を試してみてください。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 画素数:約2410万画素
- センサーのサイズ:APS-C
- 動画撮影:可(フルHD)
- ISO感度:ISO100~25600
- シャッター速度:1/4000~30秒
- 手ぶれ補正:なし
- 自撮り撮影:可
- 測距点:9点
- データ送信:Wi-Fi・Bluetooth
- 本体サイズ:約122.4 × 92.6 × 69.8 (mm)
- 本体重量:約449g(ブラック)
初心者おすすめ4. キヤノン 一眼レフカメラ 9000D
- 色検知AFを搭載し、手前に物があっても自動的に人物にピントを合うため失敗写真が少なくなる
- 映像エンジン『DIGIC 7』を搭載し、撮影画像をより美しく鮮明に記録できる
- 中級機と同様にシャッター速度やISO感度などを表示する液晶表示パネルを搭載し、撮影時にすばやく撮影設定を確認してよりクオリティの高い写真が撮れる
「EOS Kissシリーズは機能面で少し物足りなくなるかも」という方には、プレミアムエントリー機である『EOS 9000D』をおすすめします。
豊富に設けられている設定ボタンやダイヤルでより細かく撮影設定を調整し、ボディ上部の液晶画面ですばやくチェックしてシャッターチャンスを逃さず写真撮影が可能です。
カメラにお任せで失敗のない写真も撮れるエントリー機でありながら、本格的な撮影をしたいというニーズにも応えられ、カメラを本格的に始めたい人向けのカメラです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 画素数:約2420万画素
- センサーのサイズ:APS-C
- 動画撮影:可(フルHD)
- ISO感度:ISO100~25600
- シャッター速度:1/4000~30秒
- 手ぶれ補正:なし
- 自撮り撮影:可
- 測距点:45点
- データ送信:Wi-Fi・Bluetooth
- 本体サイズ:131.0 × 99.9 × 76.2 (mm)
- 本体重量:約540g
初心者おすすめ5. キヤノン 一眼レフカメラ EOS 80D
- 防滴・防塵構造で、雨が降っている屋外でも故障を心配せず写真撮影ができる
- 多重露出に対応しており、複数の画像をカメラ内で合成して独創的な写真が作れる
- ファインダーの視野率が100%で、ファインダーで見たままの光景を記録できる
「安価なエントリー機では思うような絵が撮れない」という時は、ミドルクラスの機種を選んでみましょう。
『EOS 80D』は防滴構造や見たままを撮影できるファインダー視野率など、上位機種の設計思想を引き継いでおり、EOS Kissシリーズよりも上の中級機という位置づけのカメラです。
フィルムカメラを長年使っていて撮影技術はあるけれどデジタルカメラは初めてという方や、カメラに慣れてきたときのことを考えて最初から中級機を買っておきたいという方におすすめの機種です。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 画素数:約2420万画素
- センサーのサイズ:APS-C
- 動画撮影:可(フルHD)
- ISO感度:ISO100~16000
- シャッター速度:1/8000~30秒
- 手ぶれ補正:なし
- 自撮り撮影:可
- 測距点:45点
- データ送信:Wi-Fi
- 本体サイズ:139.0 × 105.2 × 78.5 (mm)
- 本体重量:約730g
【上級者】チャレンジしたい高性能な一眼レフおすすめ5選
初心者向けの機種はカメラが誰でも失敗なく、それなりの写真が撮れるように撮影設定などを自動的に調整してくれますが、これは逆にいうと、ユーザーが自分でいじれる部分が少ないということでもあります。
しかし、よりクオリティの高い写真を撮るためには、撮影設定などを自分で調整できる機種を選ぶ必要があります。長い経験をもつ上級者はユーザー設定の幅が広い上位機種を選ぶといいでしょう。
上級者おすすめ1. キヤノン 一眼レフカメラ EOS 5D Mark IV
- ファインダー内に撮影設定が表示されるため、ファインダーから目を離さずにシャッターチャンスに備えられる
- 動体に自動追尾してピントが合うため、走っている子供や動物なども撮影可能
- ISO102400まで対応し、暗所でもノイズを減らしながら綺麗な写真が撮れる
「プロ向けの1Dシリーズは少し高すぎて手がでないので、手頃な価格のフルサイズ機が欲しい」という時にうってつけの機種が『EOS 5D Mark IV』です。動きの速い被写体も動きを自動追尾して撮影する機能など、上位機種ならではの撮影補助機能が搭載されています。
1Dシリーズと比べれば比較的安価であるとはいえ、それでもなかなか手を出しづらい価格であるかもしれませんので、予算によっては中古商品を購入候補に入れてもいいでしょう。
プロ並みの高画質をなるべく手頃な価格で手に入れたい方にはぜひチェックしていただきたい機種です。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 画素数:約3040万画素
- センサーのサイズ:フルサイズ
- 動画撮影:可(4k)
- ISO感度:ISO100~102400
- シャッター速度:1/8000~30秒
- 手ぶれ補正:なし
- 自撮り撮影:否
- 測距点:最大61点
- データ送信:Wi-Fi
- 本体サイズ:150.7 × 116.4 × 75.9 (mm)
- 本体重量:約890g
上級者おすすめ2. キヤノン 一眼レフカメラ EOS 6D Mark II
- 最新型であり、上位機種の技術を投入されているためコストパフォーマンスが高い
- フルサイズ一眼レフのなかでは最軽量クラスであり、子供の運動会などに持っていって動き回りながら高画質で写真が撮れる
- ステレオマイクを内蔵し、動画記録時に音もハイクオリティーで記録できる
「画質にこだわるならフルサイズ機だけれど、予算が合わなくて手が出せない」という時には、キヤノンのフルサイズ一眼レフのなかでは2019年7月現在の最新型にあたるこの機種を検討候補に入れてみては?
イメージセンサーや映像エンジンなど上位機種で開発した技術が投入されているためカメラとしての基本性能が高く、フルサイズ機としては珍しく可動式のモニターを備えて自撮りにも対応。高性能でありながら、フルサイズ機のなかでは比較的価格が安くなっており、上位機種の中古商品よりも、この商品の新品のほうが安く手に入ることもあります。
限られた予算のなかで最高のカメラを買いたいという方にぴったりですよ。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 画素数:約2620万画素
- センサーのサイズ:フルサイズ
- 動画撮影:可(フルHD)
- ISO感度:ISO100~102400
- シャッター速度:1/4000~30秒
- 手ぶれ補正:なし
- 自撮り撮影:可
- 測距点:最大45点
- データ送信:Wi-Fi・Bluetooth
- 本体サイズ:144.0 × 110.5 × 74.8 (mm)
- 本体重量:約765g
上級者おすすめ3. キヤノン 一眼レフカメラ EOS 5Ds
- 有効5060万画素と最大の画素数を有しており、解像力の高い写真が撮れる
- HDR撮影により、明暗差の大きなシーンでも白飛びや黒潰れの少ない人間の見た目に近い写真が写せる
- マグネシウム合金製のボディは放熱性に優れ、高速連写などをおこなっても発熱による作動不良などが起こりにくい
「せっかくフルサイズ機なのに、画素数が2000万画素や3000万画素では物足りない」ということなら、約5060万画素とキヤノンのフルサイズ一眼レフカメラでは最大の画素数を誇るこの機種が良いでしょう。
画素数の他にも、ミラーショックを低減させたりレンズに応じて最適な測距をおこなったりなど解像力を最大化する様々な設計が盛り込まれています。
他のフルサイズ機と比較しても圧倒的に画素数が高く、とにかく高精細な絵が撮りたいという方はこの機種を選ぶのがおすすめ。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 画素数:約5060万画素
- センサーのサイズ:フルサイズ
- 動画撮影:可(フルHD)
- ISO感度:ISO100~12800
- シャッター速度:1/8000~30秒
- 手ぶれ補正:なし
- 自撮り撮影:否
- 測距点:61点
- データ送信:なし
- 本体サイズ:152.0 × 116.4 × 76.4 (mm)
- 本体重量:約930g
上級者おすすめ4. キヤノン 一眼レフカメラ EOS-1D X Mark II
- レンズごとの光学補正データが内蔵されており、装着したレンズの性能を最大限に引き出して高画質の写真が撮れる
- 最高秒間16コマの高速連続撮影が可能で、スポーツなどの決定的瞬間も逃さず撮影可能
- カードスロットが2基搭載されており、高速連写や長時間の動画撮影ができる
決定的シャッターチャンスが訪れた時、ユーザーは反応できたのに、カメラの性能が追いつかず失敗写真になってしまったという時ほど悔しいものはありません。
この機種は、キヤノンの一眼レフカメラの頂点に立つ機種。シャッター速度やISO感度、画像処理性能など、あらゆるスペックにおいて現状満たせるだけの水準を満たしたカメラです。
「とにかく決定的瞬間に最高の写真が撮りたい」という方にはこの機種しかありませんよ。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 画素数:約2020万画素
- センサーのサイズ:フルサイズ
- 動画撮影:可(4k)
- ISO感度:ISO100~204800
- シャッター速度:1/8000~30秒
- 手ぶれ補正:なし
- 自撮り撮影:否
- 測距点:最大61点
- データ送信:なし
- 本体サイズ:158.0 × 167.6 × 82.6 (mm)
- 本体重量:約1530g
初心者におすすめの「交換用カメラレンズ」5選
一眼レフカメラを買っても、交換レンズを用意しなければ写真を撮れません。レンズがセットになったレンズキットを購入した場合でも、よりクオリティの高い写真を撮りたくなった時には交換レンズの購入を検討してくださいね。
交換用レンズ1. キヤノン カメラレンズ EF50mm F1.8 STM
- 20,000円弱と手頃な価格でキヤノンの単焦点レンズの写りの良さを実感できる
- 焦点距離が50mm標準にあり、様々な被写体に幅広く使える
- ボケを活かした芸術的な写真が簡単に撮れる
「単焦点レンズは写りが良いらしいから試してみたいけど、高価なものが多いからちょっと手を出しづらい」
そんな時に真っ先におすすめしたいのがこのレンズです。焦点距離が50mmと標準域になっていて風景写真やポートレートなどマルチに使いやすく、口径が大きいこともあって、背景をボカした印象的な写真が撮りやすいのが特徴。
手頃な価格で購入できる人気のレンズで、キヤノンの単焦点レンズの写りを試してみたいという方におすすめしたいレンズです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 焦点距離:50mm
- 画角:40°
- 最短撮影距離:0.35m
- F値:F1.8~22
- 使用シーン:ポートレート、風景、静物など
- 重さ:160g
交換用レンズ2. キヤノン カメラレンズ EF70-300mm F4-5.6 IS II USM
- 焦点距離にして300ミリまでズームでき、遠くの被写体を大きく写し出せる
- 手ブレ補正が内蔵されており、あちこちの撮影スポットを機動的に動き回って手持ちで撮影しても手ブレしにくい
- オートフォーカスでピントを合わせたあと、手動で微調整ができてバッチリ被写体にピントを合わせられる
「子供の運動会を撮影したいけど、今のレンズだとズーム性能が足りなくて子供が小さくしか撮れない」
そんな時には望遠レンズがおすすめです。このレンズは、焦点距離が70ミリから300ミリの範囲で伸縮するため、子供が手前に来たときはズームを広角側に寄せて、子供が遠くを走っている時は最大までズームを効かせて大きく撮影できます。
運動会は他の親御さんも撮影に必死になって場所取り合戦が過熱しがち。そんな時にこのレンズを使えば遠くからでも子供の活躍をアップで撮れます。
ぜひお子様の運動会に持って行って我が子の活躍を映像に残してくださいね。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 焦点距離:70〜300mm
- 画角:29°~6°50'
- 最短撮影距離:1.2m
- F値:F4~45
- 使用シーン:ポートレート、風景、スポーツなど。
- 重さ:約710g
交換用レンズ3. EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM APS-C対応
- これ1本だけで様々な状況に対応できるため、荷物が少なくて済む
- 強力な手ブレ補正機能を搭載しており、観光地など三脚が使えないところでも手ブレを起こさず撮影できる
- 力強いオートフォーカス性能で、すばやくピント合わせができてシャッターチャンスを逃さない
「旅行にカメラを持っていくのに、そんなに何本も交換レンズを持っていけない」と思った時に購入候補として検討していただきたいのがこのレンズ。
焦点距離が18mmから135mmまでの間で伸縮でき、1本で広角から望遠までカバーできます。手ブレ補正もついており、三脚が使えない観光地などでも手持ちで手ブレさせずに写真が撮影可能。
APS-Cのカメラを使っていて、幅広い状況に対応できるレンズを1本だけ持っていきたいという方はこのレンズを使ってみてくださいね。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 焦点距離:18〜135mm
- 画角:64°30'〜9°30'
- 最短撮影距離:0.39m
- F値:F3.5〜36
- 使用シーン:ポートレート、風景、スポーツ、静物など。
- 重さ:約515g
交換用レンズ4. EF-S60mm F2.8 マクロ USM
- 小さな花や昆虫を大きく映すことができ、生命の躍動感を美しく描写できる
- 口径が大きいためボケを活かした写真が撮りやすく、ポートレートに使っても美しい写真が撮れる
- オートフォーカスの作動音がほとんどせず、昆虫などを脅かさずに撮影できる
「花や昆虫など小さなものをできるだけ大きく撮影したい」
ある程度写真に慣れてくると、そんなことを考える方も多くいます。このレンズは型番に「マクロ」と入っているように、小さなものを大きく映す能力に優れたレンズです。その他、ポートレート撮影などに使っても被写体の魅力を充分に引き出す描写をしてくれます。
小さな世界を大写しにして、美しい自然の造形や色彩などを写真に写しこみたいときに試していただきたいレンズですよ。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 焦点距離:60mm
- 画角:20°40'
- 最短撮影距離:0.2m
- F値:F2.8〜32
- 使用シーン:ポートレート、風景、静物など。
- 重さ:約335g
交換用レンズ5. EF40mm F2.8 STM
- 厚みはわずか22.8mm、重さも約130gと小型軽量で持ち運びが楽
- 望遠レンズのように長く突き出ていないため、人物を撮影する時に圧迫感を与えにくい
- 最短撮影距離が約30センチと被写体にギリギリまで寄れるため、迫力のある写真が撮れる
街中のちょっとした景色や野良猫との出会いなどを記録するために、日常的にカメラを持ち歩いている人も多いでしょう。そうした人に共通の悩みが「大きくて重いレンズはなるべく持ち歩きたくない」というもの。
このレンズは、キヤノンのフルサイズ用EFマウントレンズのなかでは最小、最軽量のレンズで、通称パンケーキレンズと呼ばれているものです。
小型・軽量で気軽に持ち歩けるお散歩カメラ用のレンズをお探しの方は、このレンズの購入を検討してみてくださいね。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 焦点距離:40mm
- 画角:49°20'
- 最短撮影距離:0.3m
- F値:F2.8~22
- 使用シーン:ポートレート、風景など。
- 重さ:約130g
キヤノンのカメラで撮影を楽しもう!
初めてレンズ交換式のカメラを買う時は、専門用語が多かったり、なにが必要なのかが分からなかったりということがありがち。そんな場合でも、キヤノンなら初心者用に幅広いラインナップでカメラを用意しています。
キヤノンの一眼レフカメラなら、お子さんの成長記録や大切な家族との思い出などを簡単に美しく残せるので、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
【参考記事】はこちら▽
大切な人にシェアしよう。Enjoy Men’s Life!