自分を好きになる方法&コツとは?読んでおきたい“おすすめの本”を紹介
自分を好きになるのって難しいですよね。
自分を好きになるのは、簡単なようで難しいものです。そのため、なかなか自分を好きになれず、そんな自分を見てさらに自己嫌悪に陥ってしまう人も少なくないでしょう。しかし、努力をしてでも自分を好きにならなければ、いつまで経っても自分を愛せません。
そこで今回は、「自分を好きになりたい」と悩んでいる方のために、自分を好きになる方法やコツ、参考になる本や名言までたっぷりと紹介していきます。
自分を好きになれれば、幸せに満ちあふれた毎日を送れるようになりますよ。
自分を好きになれない原因とは?
そもそも、なぜ自分自身を好きになれないのか気になる人も多いでしょう。
そこで、自分を好きになれない原因として考えられる理由を5つ紹介していきます。改善するには原因を知ることが近道となりますので、どの原因に当てはまるかを確認しておきましょう。
原因1. 自分の欠点ばかりに目が向いてしまうから
自分を好きになれない原因の一つとして、自分に自信が持てないネガティブな性格が挙げられます。自信がなければどうしても自分の短所ばかりに目が向いて、「自分はなんてダメな人間なんだ」と悪い方向に考えがちです。
実際には短所が武器になっていたり、短所を上回る長所を持っていたりするものですが、欠点だけ見ていれば自分の魅力に気付けません。そのため、マイナスばかりを考てしまうネガティブさが、自分を好きになれない原因となっている可能性があります。
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原因2. 人から否定されたことを、真に受けてしまうから
仕事でミスをすれば、上司から「お前は本当にダメだな」と言われてしまうこともありますよね。それを真に受けてしまい、「自分はダメなんだ」と感じてしまうような素直で純粋な性格が、自分を好きになれない原因となっている可能性も考えられます。
人から言われた冗談をすぐに信じてしまうような人は、こちらの原因が当てはまるでしょう。
原因3. 完璧主義で理想が高すぎるため
自分に対する理想が高ければ高いほど、理想の自分と現実の自分にギャップが生じます。そのため、完璧主義で理想が高い人は、理想に足りない自分を「情けない」と感じて、今の自分を全否定してしまいがち。
事あるごとに理想と現実のギャップを目の当たりにして、その度に自分を責めてしまうので、とても自分を好きにはなれないでしょう。完璧主義を辞められれば理想のハードルが下がって、自分を好きになりやすいですよ。
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原因4. 他人と自分を比べてしまうから
周囲と自分を比較してしまうと他人の成功や優れた能力ばかりが目について、それよりも劣っている自分を責めてしまいがちです。
そのため、相対的に「自分には魅力がない」と評価してしまい、自分を好きになれない原因となっている可能性もあります。
自分に類まれなる能力や魅力があって、周囲の人と比べても優れていれば逆に自分を好きになれますが、そもそもそういった人は他人と自分を比べないでしょう。
原因5. 自分に素直になれないから
つい意地を張ってしまったり、無駄に強がってしまったりする人は、後で「なんであんなこと言ってしまったんだろう」と自己嫌悪に陥りがちです。
これは自分の欲求や気持ちを素直に出すのを「恥ずかしい」と感じてしまっている方に多く見られ、度重なる自己嫌悪や後悔により、自分を責めてしまいます。
そうなれば自分を肯定できず、好きになるのが難しくなるため、素直になれない性格も原因の一つでしょう。
自分を好きになれないことによる3つのデメリット
自分を好きになれないと、思いもよらないデメリットが生じてしまいます。
ここでは、自分を好きになれないことによる代表的なデメリットを3つ紹介していきますので、自分を好きになるためのきっかけとしてくださいね。
デメリット1. 人に対して心を閉ざしてしまう
自分を好きになれなければ精神的な余裕がなくなり、自分だけでなく他人も好きになれなくなっていきます。そうすれば人に対して心を閉ざしがちになりやすく、他人を信頼できないように変わっていくでしょう。
一方的に心を閉ざして信頼しなければ相手も離れていってしまい、最終的には一人ぼっちになってしまうなんてことも考えられます。
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デメリット2. 人間関係に悩む機会が多くなる
自分のことを嫌いでいると、ネガティブな考えに陥りやすくなってしまいます。特に人間関係では被害妄想や嫉妬に繋がりやすく、ストレスを抱えてしまう場面も多いでしょう。
生活の要素の内、人とのコミュニケーションは大きな割合を占めますので、それを悩んでしまいやすくなるのはその分精神的に疲れやすいということです。普通の人よりもストレスや悩みを抱きやすくなるので、自分を好きになれない紛れもないデメリットとして挙げられるでしょう。
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デメリット3. 損をすることが多くなる
自分を好きになれないと「自分なんかどうでもいいから」と、自己犠牲に走りやすいです。そんな姿は他人にもはっきりと分かり、悪い人に目をつけられると都合よく扱われてしまうことも。
例えば、仕事のミスを肩代わりさせられたり、一方的に作業を押し付けられたりなどです。不満に思っても「自分が苦労するのは当然」と引き受けてしまうため、他人よりも損をすることが多くなってしまいます。
メリットがたくさんある!自分を好きになる効果とは?
自分を好きになれないとデメリットを抱いてしまいますが、その分自分を好きになると多くのメリットを得られます。
どんなメリットがあるのか、自分を好きになる良い効果をこれから確認していきましょう。そうすれば、自分を好きになりたいと心の底から思えるはずです。
効果1. ストレスを溜めにくくなる
自分を好きになれれば、ありのままの自分で日々を過ごせるようになります。物事や人に対して我慢し過ぎたり、良い自分を演じたりする必要がないため、ストレスを溜めにくくなることに繋がるでしょう。
ストレスと無縁であれば、人生を思う存分楽しめることにもなりますので、自分を好きになる最大のメリットだといえます。
効果2. 幸せを感じられる
自分を好きになれたらポジティブな性格となって、見るもの触れるもの全てをプラスに捉えられます。今までとは違った世界に足を踏み入れることで価値観も変わり、些細な物事にも幸せを感じられるようになるでしょう。
美味しいご飯を食べたり、テレビを見て笑ったりするだけでも幸せだと思えるので、充実した人生を送れるのは間違いありません。
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効果3. 人のことを心から愛せる
自分が好きでなければネガティブな心理となってしまいますので、人を愛することは不可能といっていいでしょう。なぜなら、自分を好きになって始めて心にゆとりが生まれて、他人の欠点を受け入れられるようになるためです。
次第には心から他人を愛せるようになって、本当の意味での親友や恋人を作れることにも繋がるでしょう。そして何よりも他人を愛せるようになれれば、自分自身も心の底から愛せるようになりますよ。
効果4. 他人からも愛してもらえる
自分を愛せる人は、自信があってとても魅力的に映ります。そのため、他人からも愛してもらえて、自然と周囲に人が集まるでしょう。
恋愛面では異性からモテたり、恋人から大切にしてもらえたりしますし、友達や同僚であれば関係がさらに深まっていきます。
他人から愛してもらえるのは幸せなことであり、自分の存在価値も確認できてさらに自分を好きになれますので、何よりのメリットだといえるでしょう。
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効果5. 周囲の目を気にしなくなる
自分を好きになれれば、絶対的に揺るがない自信を持てるようになります。そうすれば、周囲からどう思われようが気にしない精神力が身について、自分が本当にやりたいこと・したいことを思う存分楽しめるようになるのです。
自然と周囲の目を気にしてしまい、自由を制限してしまっている人が多い中、自由気ままに思うまま生活できるのは大きなメリットといえるでしょう。
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効果6. 自己肯定感が高まる
自分を好きになると、ありのままの自分を尊重できるようになります。自己肯定感が高まるので、様々な物事にチャレンジできたり、何かを失敗してしまってもすぐに立ち直れたりするでしょう。
つまり、自分自身を大きく成長させられるということであり、人間としての魅力が高まります。恋愛や仕事を今以上に楽しめるようになるのは間違いなく、それ以外にも多くの効果が期待できるでしょう。
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自分を好きになるコツは、”潜在意識”に働きかけること
潜在意識とは、自分では自覚できていない意識を指す言葉です。
無意識の内にとっている言動は全て潜在意識によるもので人間の行動の内、約90%以上は潜在意識の働きだと言われています。
それだけ多くの割合を占めているので、潜在意識に働きかけることができれば、行動が大きく変わっていき、それに連れて自分自身も変わっていけるでしょう。
自分を好きになるには?自分を好きになる方法10選
ここからは、自分を好きになる方法を10個紹介していきますので、自分にできそうな方法から試してみるといいでしょう。
ただし、焦りは禁物で自分を好きになるには、長期的なスパンで挑戦しなければなりません。
方法1. 鏡の前で、自分自身を褒める
潜在意識に働きかけることで、自分を好きになるように自己変革を促す方法です。鏡の前で、口に出しながら自分を褒めるというのを継続すれば、気が付いた頃には自分を好きになっています。
言い換えれば自己暗示の一つであり、自覚ができない潜在意識に働きかけているので最初は効果を実感できないでしょう。しかし、意識の奥底では着実に変化を遂げていますので、ある日から突然自分を好きになれるのです。
手間や金銭も掛かりませんので、鏡を見る度に自分を褒めるようにしていくといいでしょう。
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方法2. 自分の欠点を受け入れてあげる
世の中に完璧な人間はいません。どれだけ立派で素晴らしい人にも少なからず欠点があるものです。欠点があるのは人間として当たり前のことなのですから、悪いほうに捉えるのではなく、「仕方がない」と思えるように意識の癖をつけていきましょう。
「欠点も個性の一つである」と認識できれば、コンプレックスも受け入れられて自分を好きになっていけますよ。
方法3. 他人ではなく、自分がどうしたいかを中心に行動する
他人をベースに考えて行動していると、自分の意志や感情を押し殺して生きていかねばなりません。それでは、我慢ばかりしている自分に自己嫌悪してしまうため、他人ではなく自分の気持ちをベースに考えて行動するようにしましょう。
そうすれば今よりも気楽に生きられて、自分自身を好きになれる心のゆとりが生まれるはず。時には自分を甘やかしてあげて、多少わがままに振る舞うのも好きになるには必要ですよ。
方法4. 他人のことを否定しない
他人を肯定できるようになると人から好かれやすく、より良い人間関係が築けます。人が周囲に集まれば、自己肯定感が強くなって自分を好きになれますので、他人を否定するのではなく、肯定できるように意識を変えていきましょう。
誰にでも魅力的な部分がありますので、そういった部分を積極的に見つけるようにすれば他人を肯定してあげられます。自分を好きになるには、まずは他人を好きになっていくのも重要ですよ。
方法5. 簡単に達成できる目標を日頃から立てる
自分に自信を持てるようになれば、自然と自分が好きになっていきます。その自信を身につけるためには、小さな成功体験を積み重ねて少しずつ自信をつけていくのが効果的です。
「〇時に起きる!」など、とても簡単な目標で構いませんので、日頃から目標を立てて達成できるように励んでいきましょう。何度も繰り返していけば、「自分もやればできるんだ」と自己肯定に繋がり、最終的には自分を好きになっていけます。
方法6. 自分の長所を見つけて伸ばす
自分を好きになれない人は短所ばかりに目が行ってしまいがちですが、短所があればその分長所もあるはずです。その長所を見つけてさらに伸ばすことで自信に繋がり、自分を好きになれるでしょう。
短所は気にする必要もなく、優れた長所で補ってしまえばいいのです。短所を埋めようとするのは後ろ向きなので辞めてしまい、長所を伸ばそうと前向きに考えていきましょう。
方法7. 日頃から”感謝の言葉”を心がける
「ありがとう」「助かりました」といった言葉はポジティブな言葉であり、言われる側はもちろん言う側も心地よくなるものです。どんなに些細なことでも相手に感謝の気持ちを伝えれば、それだけ自分の心も豊かになっていきますので、日頃から感謝の言葉を伝えるように心掛けましょう。
そうすれば、相手からも感謝の言葉を貰えるようになり、自分を好きになるための材料となってくれます。
方法8. 自分が楽しいと感じることを行うよう意識する
我慢して嫌なことばかりをしていれば気分も滅入ってしまい、なかなか自分を好きになれないものです。仕事ではそれも仕方ありませんが、プライべートでは自分が心から楽しめることを行っていけるよう、自分の気持ちに正直になりましょう。
毎日が楽しく充実していけば、気持ちも前向きになって自分を好きになれるはず。好きな趣味があったり、やってみたいモノがあったりするのであれば、進んで取り組んでいきましょう。
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方法9. 悩み癖をやめて、楽観的になる
自分を好きになれない人は、どんなに小さな物事でも思い悩んでしまう癖を持っているはず。悩めば悩むほどネガティブに考えやすくなってしまいますので、悩み癖をやめて「まあいいか!」と楽観的に思えるようにしていきましょう。
具体的には悩みが生じた際に、用事を作ったり他の物事を考えたりするようにして、悩みに費やす時間を減らしていくようにすると効果的です。
楽観的になれれば、自分の欠点も気にならなくなって、自分を好きになりやすいですよ。
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方法10. 心配事を紙に書き出してみる
負の感情は頭の外に出すことで、気分が晴れていきます。その手段として紙に書きだしてみるのがおすすめ。心配事を視覚化できますので、頭で考えていたよりも大した不安や悩みでないことに気付けるでしょう。
負の感情を解消できれば好きになれない理由がなくなりますので、自然と自分を好きになっていけるはず。
まずは、どういった不安や悩みを持っているかを紙に書き出して、気分をスッキリさせた上で自分の心配事を確認してみましょう。
自分を好きになるためのおすすめの本2冊
ここからは、自分を好きになりたい人におすすめな本を2冊紹介していきます。
本にはたくさんの情報が詰まっていますし、読書をして学ぼうとしている自分を好きになれることもありますので、本を読むのは非常におすすめです。
おすすめの本1. 『自分を100%好きになるシンプルな習慣』青山 華子 (著)
『自分を100%好きになるシンプルな習慣』は、無理なく自分を好きになれる実践方法を具体的に解説してくれる著書です。
タイトル通り、取り掛かりやすいシンプルな習慣が記載されていますので、読んだらすぐに実践できるのが魅力的。
難しい言葉も用いておらず、スラスラと読み進めていけますので、学生から社会人まで自分を好きになりたい人全般に読んで頂きたい一冊です。
Amazonで詳細を見るおすすめの本2. 『自分を好きになりたい。 自己肯定感を上げるためにやってみたこと』わたなべ ぽん (著)
『自分を好きになりたい。 自己肯定感を上げるためにやってみたこと』は、著者自らの体験を元に、自分を好きになれる方法を紹介している著書です。
実体験に基づいているので説得力が高く、過去の体験談には共感を覚える人も多いでしょう。特に「自分なんか…」と考えてしまう自己肯定感が低い人には、共感しながら読み進められて参考になりますので、一度読んでみて欲しい一冊です。
Amazonで詳細を見る自分を好きになる言葉や名言3選
最後に、過去の偉人が残した自分を好きになる名言を3つ紹介していきます。
自分の座右の銘とすることで、落ち込んだり悩んだりした時にこちらの名言を思い出して自分を好きになれるよう、自己改革に励んでいきましょう。
名言1. 『笑う時間を持ちなさい』マザー・テレサ
こちらの言葉は、教会の修道女として様々な慈善活動をしたマザー・テレサが残した名言です。
孤児たちの家の壁にある看板に書かれている内の一節であり、子供たちに向けて「笑う時間を持てば心が豊かになる」と説いています。
特に自分を好きになれなくて悩んでいる人は、笑顔でいる時間も少ないはず。それでは心も沈んでしまうので「意識して笑えるようにしていこう」というのが、こちらの名言から学べますね。
名言2. 『どうして自分を責めるんですか?他人がちゃんと必要な時に責めてくれるんだからいいじゃないですか』アルベルト・アインシュタイン
ノーベル物理学賞を受賞した世界的に知られる科学者、アルベルト・アインシュタインが残した言葉です。
「必要なら他人が責めてくれるから、自分ではミスなどを気にせず前に進もう」といった意味合いがあり、自分を好きになりたい人はこちらの名言から勇気づけられるでしょう。
名言3. 『悩むのは、ますます、成長していくためなんですから。自分を信じていれば、劣等感は生まれない』エレノア・ルーズベルト
アメリカの元大統領であるルーズベルトの妻、エレノア・ルーズベルトが残した名言です。
「悩むのは自身の成長のために必要ですが、劣等感を抱く必要はない」といった意味合いが込められています。
自分を信じられれば劣等感を抱かず人生を楽しく過ごしていけるので、自分を好きになる重要さが読み取れるでしょう。
自分を好きになって、毎日を楽しく過ごしましょう。
自分を好きになれればその分メリットも多く、人生も充実したものになります。一度しかない人生、せっかくなら恋愛や趣味に仕事も精一杯楽しみたいはず。好きになれない自分から変われるよう自己改革に励んでいきましょう。
すぐに自分を好きになれる訳ではなく、時間や根気が必要になりますが、諦めなければ必ず自分を愛せるようになっていきます。
得られる効果を確認しながら、本や名言を参考にして、少しずつでも自分を好きになっていってくださいね。
【参考記事】はこちら▽
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