泣く人は強いと言われる理由&涙の効果。泣きたい時に涙を止める方法も解説
泣く人は強いって本当?泣くメリットを大公開!
人は嬉しいことや悲しいことがあると、涙を流して泣くことで感情を表現をしますが、中にはちょっとしたことですぐ泣く、涙もろい人もいるかと思います。
ただ、大人なのに人前で泣くと何か言われそうだし、良くないと思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、実は泣くことは体に良いことで、ストレス発散にもつながると言われています。今回は泣くことで得られる効果や人前で泣かないための秘訣を紹介していきます。
すぐ泣く人は弱いわけじゃない。泣く人は強いと言われる理由とは
感動的な映画を見たり、仕事でちょっと悲しいことがあったりすると、あまり泣かない人からは、「すぐ泣くよね」と言われてしまって、落ち込んだ経験がある人も多いのではないでしょうか。
実はすぐ泣くことは悪いことではありません。むしろあまり泣かない人より心が強い面もあるのです。まずは、どのような理由から泣く人は強いと言われているのか、解説していきましょう。
理由1. 自分の感情と素直に向き合っている
人の心の心理として、楽しい時は笑顔になり、悲しい時は泣きたくなるかと思います。子供の頃ほど感情表現が豊かですが、大人になるにつれて人前で泣くことが恥ずかしいと思ってしまうことも。
ですがすぐ泣く人は、常に自分の気持ちに素直です。悲しい時や嬉しい時など、自分の感情を偽ることなく、しっかりと向き合っているために泣いてしまうのです。
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理由2. 泣く人の気持ちに寄り添えるから
人の話を聞いていると、ついつい一緒に泣いてしまうことってありますよね。実はすぐ泣く人は、このもらい泣きをしてしまう機会も多々あります。
まるで自分の身に起きたか出来事のように感じ取ってしまい、その気持ちに寄り添ってあげることができるからです。寄り添いすぎてしまうと自分自身も疲れてしまいますので、ほどほどにしておくのがポイントです。
理由3. 余計なプライドを持っていないから
大人になると、人前で泣くことは恥ずかしいという気持ちが出てきてしまいます。このプライドのせいで感情を抑えてしまい、泣くことができなくなってしまう他、プライドが高い人は泣くことでなんだか負けた気分になってしまいます。
ただし、そこまでプライドが高くなければ、泣くことで負けたという気分にもなりませんし、素直に自分の感情を出すことができるのです。
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泣きたい時は泣いてもいい。泣くことで得られる効果4つ
痛みや刺激を受けて泣くのとは異なり、心が動かされて出る涙は情動性分泌と呼ばれ、実は心と体の健康を保つための大切な役目があります**。
泣くことで得られるメリットはどんなものがあるのか、4つの効果について紹介していきましょう。
泣く効果1. 気持ちが落ち着く
悲しみや怒りなど、感情が高ぶってしまった時に泣いた後、なんだか気持ちがほっと落ち着いた経験がある人も多いかと思います。これは泣くことにより気持ちがリセットされ、気持ちを落ち着けることができるため。
例えば感情が高ぶっているのに泣くのを我慢してしまうと、いつまでもこの感情の高ぶりが解消できません。早く気持ちを落ち着かせるためにも、泣くことは理にかなっているのです。
泣く効果2. ストレスを解消できる
大人になって社会に出ると、理不尽なことや納得いかないことも多くありますよね。ストレスフルになってしまった時にも、この泣く行為は効果的です。涙を流すことでストレスを解消し、スッキリとした気持ちにさせてくれます。
また、一人で泣くよりも、誰かに話を聞いてもらいながら泣くほうが、さらにストレスを解消するのに効果的です。
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泣く効果3. 夜にぐっすり眠れる
泣いた後はスッキリとした気分にもなりますが、同時に疲れを感じたことがある人もいるのではないでしょうか。泣くこと自体が適度に疲れるため、いつも以上に寝つきやすくなる効果もあります。
「なんだか寝れないな」という夜は感動する本や泣ける映画などを見て涙を流せば、眠りやすくなるのでおすすめですよ。
泣く効果4. 緊張を和らげて冷静になれる
社会生活の中では、ストレスや疲れが溜まると泣きたくなることも多々あるかと思います。これは体がストレスを和らげようとしている反応でもあり、泣くことで頭が冴えて、冷静に物事を見れるようにするためでもあります。
泣くことはリラックス効果もあるため、ストレスによる緊張を和らげようとしているあらわれでもあるのです。
ちなみに、涙を流す習慣は「涙活」と呼ぶ
泣くことは、ストレスを発散してくれる他、リラックス効果やデトックス効果も期待できるといわれているため、あえて習慣化して泣くことを「涙活」と呼びます。
定期的に涙を流す『涙活』に取り組むことで、心も体もすっきりリセットすることができますよ。
泣きたいのに泣けない人へ。なかなか涙が出ない理由とは?
涙活をしようと感動する映画や本を読んでみるものの、「泣きたいのになかなか泣けない」など気持ちは泣きたいのに涙が出ない原因は、泣くことに対して色々と考えてしまうことが原因でもあります。
まずは泣きたいのに涙が出ない理由について、解説していきましょう。
涙が出ない理由1. 大人だから泣いてはいけないと感じてるから
子供は自分の感情に素直で、自分が気に入らないことがあれば怒り、悲しいことがあれば涙を流します。ですが成長するにつれ大人になると、すぐ泣いたり人前で泣いたりすることは、いけないことと思ってしまうのです。
確かに子供より大人は色々な場面で我慢を強いられることもありますが、泣くことは決して悪いことではありません。
涙が出ない理由2. 泣くことで周りに迷惑をかけそうだから
すぐ泣く人は相手の反応に敏感なところがあり、自分が泣くことで驚かせてしまうと同時に作業の手を止めてしまうと思ってしまいます。
特に大人になるにつれて他人と関わる機会も増えるために、自分が泣くことにより迷惑をかけてしまうという気持ちが強く働くために、泣くのを我慢してしまう習性が身についてしまうこともあるのです。
涙が出ない理由3. 泣く=弱いと思い込んでいるから
子供は自分の感情に素直なので、思い通りにならないと泣いて訴えることが多くあります。世間では泣くという行為を子供のように弱い人と思うこともあり、この影響で大人になると泣くことに抵抗を覚えてしまう人がいます。
泣くことは決して弱いということはなく、自分自身の気持ちにに素直に向き合おうと、心が反応しているだけなのです。
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上手く泣けない人に参考にしてほしい簡単に泣く方法7選
泣くことでストレス発散ができる習慣を作る「涙活」は、精神の健康維持に大切なことですが、泣くのを我慢することが続いた人は、いざ泣こうとしても上手く泣けないこともあります。
ここでは簡単に泣くための方法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
泣く方法1. まずは落ち着ける環境を作る
人前で泣くことに抵抗がある場合は、まずは人がいない、自分が落ち着ける環境づくりが重要です。照明はいつもより少し暗めにすると、副交感神経が優位に働き、泣きやすい環境に近づきます。
またアロマやお香を焚くのも効果的。人は自分の好きな香りを嗅ぐと、よりリラックスした気持ちになれます。香りの種類をいくつか用意しておき、その日の気分によって変えるのもおすすめですよ。
泣く方法2. 自分が泣くポイントを把握する
同じ映画や小説でも、泣けるポイントは人それぞれ異なります。感動して泣く場合は、どれだけその対象と共感できたかにもよるため、まずは自分が泣くポイントを把握することが大切です。
例えば、ある人はドキュメンタリー映画や小説だったり、雄大な自然や音楽だったりと様々です。泣けるという口コミだけに頼らず、自分の感性と合う泣けるものを探してみてくださいね。
泣く方法3. 悲しいことを想像してみる
人は嬉しいことや悲しいことがあると、涙を流して気持ちを落ち着かせようとします。これを利用して、あえて悲しいことを想像してみましょう。
例えば自分の好きな漫画のキャラクターや、映画の登場人物などの悲しい場面を想像してみると、自然と涙がでてくるはず。泣いている時は悲しい気持ちになりますが、泣いた後はスッキリした気持ちになりますよ。
泣く方法4. 辛い過去を思い出す
辛い過去は、苦い思い出として心に残りやすいものです。この思い出の中の辛い記憶をよみがえらせることで、涙を流すことができます。思い出す辛い過去はどんなものでも大丈夫。
会社で嫌な思いをしたことだったり、飼っていたペットが亡くなったことだったりと、記憶に残っている辛いことを思い出すことで、泣ける環境を作り出してみましょう。
泣く方法5. 努力が報われた過去を思い出す
何かを成し遂げるには努力をしなければいけませんが、その過程で辛い出来事もあるかと思います。泣けない時は、そんな出来事の過去を思い出してみましょう。
当時の辛い思いや、努力が実った記憶をたどることで、涙が出てくるはずです。また努力が報われた成功体験を思い出すことで、泣いた後は新しいことにチャレンジする気持ちも生まれますよ。
泣く方法6. 泣ける映画を観る
映画には恋愛系やアクション系など、様々なジャンルがありますが、泣きたい時は泣ける映画を観るという行為もぴったりです。
映画はペットや家族が亡くなってしまうシーンや、過酷な人生送った主人公がラストシーンで幸せになるなど、感動的なシーンがどこかにあります。
まずは色々観てみるか、昔観て泣いた映画を再度観るなどして、自分の泣けるポイントを探してみましょう。
泣く方法7. 失恋ソングなど泣ける曲を聴く
元気の出る応援ソングや、ついつい踊りたくなるダンスソングなど色々ありますが、その中でも泣きたい時におすすめなのが、失恋ソングなどの泣ける曲です。
失恋した時の気持ちを歌った歌は、自分の境遇と重なりやすく、泣ける環境を作りやすいのでおすすめですよ。まずは自分の好きな曲を聴いても良いですし、今までは聴かなかったアーティストの失恋ソングを聴いてみるのも、新たな泣ける曲と出会えるかもしれません。
人前で泣くたくない時に涙を止める5つの方法
ここまでは泣くための方法について紹介してきましたが、実際に仕事中など泣きたくなった場合、涙をグッとこらえて泣くのを我慢しなければいけないこともあるでしょう。
どうやったら涙を止められるのか、泣きたくない時に役立つ方法を紹介します。
涙の止め方1. 舌に刺激を加える
泣いて涙を流す時は涙を出すことに集中しているため、まずはこの集中を何らかの方法でそらすことがポイントです。例えば舌に刺激を与えることで、気持ちがそれて涙を止めることができます。
ミント系の刺激のあるガムを噛んで刺激を与えたり、ガムが噛めない環境の場合は、舌先を軽く噛むことでも涙を止めることができるので、泣きたくない時はぜひ試してみてください。
涙の止め方2. 空を見上げる
涙を止める方法として舌に刺激を与えるのに効果があるのと同様に、空を見上げる行為も同様の効果があります。
よくドラマの涙をこらえるシーンで空など、上を見上げている映像を見たことがあるかと思いますが、実際に涙を止めるのに効果のある方法でもあるのです。
涙を止めたい時は、空や天井を見上げて、泣きたい気持ちから意識をそらしてみてくださいね。
涙の止め方3. 力を抜いて、目を動かす
泣きたくない場面で涙を止めようとグッと目に力をいれていれてしまうと、余計に涙が出てしまうことがあります。泣くのを我慢したい時は、力を抜いて眼球を動かしてみましょう。
また目を動かすことに集中することで、泣きたい気持ちから意識をそらすこともできます。眼球を動かす以外にも、目をパチパチと瞬きさせるのも効果的です。
涙の止め方4. 深呼吸をして、落ち着かせる
目の力を抜いて動かしたり、空を見上げたりすることは、泣くことから意識をそらして涙を止める方法です。これと同じように、深呼吸をすることでも、泣きたい気持ちを落ち着かせて、涙を止めるのに効果的です。
目を閉じて、まずは深呼吸をしてみましょう。深呼吸をすることで気持ちも落ち着けることができるので、ぜひ試してみてくださいね。
涙の止め方5. あえて笑顔を作る
泣きたい時は、眉間にしわを寄せてつい険しい顔になってしまいますが、あえて笑顔を作ってみましょう。無理やり笑顔にすることで泣きたい気持ちを抑えることができます。
また楽しかったことを思い出してみましょう。思わず思い出し笑いをしてしまいそうなエピソードを思い浮かべるだけで自然と笑顔になり、涙も止まります!
泣きたい時は、我慢しないで泣く方法を試してみて。
仕事などが忙しく、疲れていたり怒られたりすると、泣きたくなることは誰にでもあります。ですが、「すぐ泣く弱い人」と思われるのが嫌で、なかなか泣けないことも多いですよね。
しかし、涙を流すことは決して悪いことではありません。むしろ、自分の気持に素直に生きるほうが精神衛生上にも良いことです。
今回紹介した方法で泣くことを上手にコントロールして、心と体に健康的な生活を送ってくださいね。
【参考記事】はこちら▽
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