ストレスが限界な人へ。溜まると起こる症状&ストレス発散法を解説
ストレスが限界の人へ。
仕事に恋愛に、生きていると色々な場面でストレスを感じることがありますよね。ストレスが溜まるあまり、「もうそろそろ限界かも」と考えてしまう人も多いでしょう。
爆発する前に発散しないと、心の病気にかかったり、体調を崩してしまうことも。
ここでは、そんなストレスの限界を知らせるサインや症状、そもそもなぜストレスが溜まるのかということまでを詳しく解説します。
心がもやもやして何か異変を感じている方は、ぜひとも参考にしてみてくださいね。
該当したらすぐ解消したい!ストレスが限界な時のサインや症状
ストレスが一定量たまると、何かしら体にメッセージが現れる傾向にあります。イライラやもやもやに無自覚な場合でも、知らず知らずのうちにストレスが蓄積していることも。
ここでは、ストレスが限界な時のサインや症状について、代表的なものを7つご紹介します。
症状1. 食欲がなくなり、急激に体重が落ちて痩せる
風邪を引いたりしていないはずなのに、なぜか食欲が湧かないことは誰にでもあること。
しかし、実はそれも、ストレスが溜まりすぎていることが原因で、体に現れているサインの一つである可能性があります。
長期間あまり食べられず、体重が大きく減ってげっそりした見た目になってしまっている場合は特に注意が必要です。
症状2. 眠くても寝れないなど、寝付きが悪くなる
肉体的にも精神的にも、健康を保つために、質のいい睡眠は不可欠です。眠くてもなぜか寝つきが悪く、翌日もだるさが取れない状態になっているのは、ストレスが溜まっている時の代表的な症状の一つ。
疲れが取れきれる前に短時間で起きてしまうような症状が出ることもあり、睡眠サイクルの異変はわかりやすいサインであることを知っておきましょう。
症状3. 何事も無気力で仕事もやる気が出ない
ストレスが溜まっていると、新しいことにチャレンジするやる気や日々の生活の行動力も減少していく傾向にあります。
やらなければいけないと分かっていても、なぜか体が動かず、どんよりした気持ちがとれない状態が続くと要注意。
仕事がある平日はもちろんのこと、休みの日でも何もやる気が起きず無気力になることもよくある症状の一つです。
症状4. 過食気味になり太ってしまう
痩せていっていないからといって、自分の体に異変はない、と安心してはいけません。
ストレスをたくさん食べることで解消しよう、という心理が無自覚に働いているケースも少なくないです。
特に運動やトレーニングをしているわけでもないのに、いつもよりたくさん食べてしまうときは、ストレスが限界まで溜まっているサインである可能性は十分あります。
症状5. 夜一人で感傷的な気持ちになり、涙が止まらなくなる
人間関係や仕事に対する悩みや考え事をなかなか切り替えられず、嫌な気持ちを解消できないケースもよくあります。
一人でいる時に何かを考えてしまい、涙が出てしまう時には明らかな異変の現れであることが多いです。
普段映画やドラマなどをみても泣かないような、涙もろくない人が泣いてしまう場合には特に注意が必要。
症状6. 些細なことでもイライラが抑えられなくなる
普段は大人しい人でも、ストレスが限界まで溜まっていると気が立ってしまう傾向も。
職場での他人のミスや、彼氏や彼女が起こした何気ない行動にもイライラしてしまって、切り替えて発散することができなくなります。
小さなことで怒ってしまったりすることが増えてきた場合は、ストレスが限界に達している可能性があるでしょう。
症状7. 同じミスを繰り返すなど、集中力が散漫になる
ストレスがたまるあまり頭に血がのぼってしまうと、普段は見落とさない間違いをしたり、物理的に手元が狂いやすくなる傾向にあります。
少し前にやってしまった全く同じミスを繰り返してしまうことも。
集中力が切れてきた感覚がないのに、普段ならやらないケアレスミスが多発してきたら、心の状態に目を向けてみる必要があるでしょう。
事前に分かる?ストレスが限界値に近づくと起こる前兆とは
ストレスが限界になると、最悪の場合涙が止まらなくなったり、うつ病になってしまうこともありえます。
体にわかりやすいサインが出る前に来る前兆とはどんなものかを知っておきましょう。ここでは、ストレスが限界値に近づくと起こる前兆となる異変を3つ紹介します。
前兆1. 食欲が極端に増えたり、減ったりする
体と心を健康的にキープできている時は、適度な食事量で日々安定しているもの。
そのため普段の食欲よりも、明らかに増えていたり、減っていたりする時は精神的、肉体的に何らかの異変が起きている可能性があります。
甘いものやカフェイン、アルコール類など、刺激の強いものをたくさん欲してしまうことも前兆の一つです。
前兆2. 好きな事をしていても気持ちが晴れない時が多い
少しのストレスやモヤモヤであれば、趣味や運動で発散し、不満を解消することができます。
しかし、ストレスが一定量を超えると、好きなことや楽しいはずのイベントに参加しても、なかなか気持ちが晴れにくいです。
友人や恋人と話している時にも、笑ったりテンションが上がったりする回数が減ってくることもあります。
前兆3. イライラしたり、落ち込んだり気分の波が激しくなる
どんな人でも落ちこむことはありますが、無自覚のうちに感情のコントロールが効きにくくなっていることもあります。
イライラすることが増えて他人にきつく当たってしまう回数が増えたり、何てことない事に激しく落ち込んだりするのは前兆の一つです。
さっきまで楽しめていたはずなのに、一気にどん底の気分になったりということがあると注意が必要。
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理由は何?ストレスが溜まってしまう原因とは
仕事や人間関係でストレスを感じる人は多いでしょう。しかし、知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまう原因になっている出来事もあります。
代表的な原因となるものを5つ紹介しますので、念のため確認しておいてくださいね。
原因1. 理不尽な上司など、職場の人間関係
嫌々ながらもやらなければいけない状態は、ストレスがたまる原因として大きな存在です。
人間関係を構築することがそこそこ得意な人でも、どうしても苦手な相手は現れてしまうしまうもの。
職場で顔を合わせる上司や取引先など、仕事関係では嫌でも付き合わないといけない人がいるため、無理に会話を合わせたりすることでストレスが溜まりやすくなる原因になるでしょう。
原因2. 仕事が残業続きで慢性的な睡眠不足に陥っているから
心身が不健康な場合は、気が立ちやすくなる人も多いはず。仕事が遅くなる日が続き、睡眠時間が短くなると健康状態も悪くなってしまうので、ストレスは溜まりやすくなります。
特にこの場合はなぜかわからないけれどイライラする、という状態になってしまう傾向にあるため、睡眠不足が原因であることには気づきにくいことも多いでしょう。
原因3. 彼氏や彼女からの干渉や束縛が億劫だから
人間関係の中でも、彼氏や彼女に対しての感情は特に大きな影響力を持ちます。どんなことにも干渉してきたり、束縛が強い恋人の場合は、その人と一緒にいなくても何となく息苦しさを感じ続けてしまうことも。
そのため、ただ毎日過ごしているつもりでも、彼氏や彼女のことを考えてしまって、気付かないうちにストレスが蓄積されてしまっていることがあります。
原因4. 子供がいる場合、子育てが大変すぎて自分に余裕が持てないから
日々の生活のなかでやるべきことが多く、常に何かに追われている時にもストレスは溜まりやすいです。
特に子供がまだ小さく、手が掛かる時期は普段の仕事や家事をこなしつつ、子供に意識を向けていないといけません。
子育てが原因で精神的なバランスを崩してしまうこともあるほど、負荷が溜まっていっている状態になることも。
原因5. 生まれつき気が短く、カリカリしやすい性格だから
ストレスは、溜まり方もどれだけの量を許容できるかも、人によって違うものです。
そのため、気が短く小さなことにも怒ってしまう人は、当然早くたくさんのストレスが溜まる傾向にあるでしょう。
小さな頃から親や友人に対して感情的になってしまいがちな人ほど、ストレスが限界まで溜まって異変が起こることが多いです。
限界近くまで溜まったストレスを解消するストレス発散方法
ストレスは限界まで溜まってしまう前に発散できれば、深刻な状況にならないこともあります。そのため、少しでも異変を感じたらなるべく早く気分転換するべき。
ここでは、限界寸前まで溜まってしまったストレスを解消する、おすすめの方法を6つご紹介します。
発散方法1. まずはイライラする原因を思いつく限り紙などに書き出してみる
原因がわからないまま解消に向かっても、一時的な応急処置にしかなりません。根本的に解決するには、しっかりとイライラの原因を把握することが必要。
紙に原因を書いて可視化することで、どのように解消すればいいか対策が取りやすくなります。
そういった準備をしてから発散することで、効果的に気分転換ができるでしょう。
発散方法2. 気の合う友達と遊びに行くなど、気分転換をする
イライラの原因となる人たちとは無関係な人と会うと、それだけでリフレッシュできることがあります。
信頼している友人や童心に帰れる幼馴染と会って、同じ時間を過ごしているだけで気が楽になることを実感できるでしょう。
一人ではなかなか行きにくいようなレストランやカフェなど、気になるお店に出かけてみるのもおすすめの方法です。
発散方法3. スポーツや運動など、無心で体を動かして心身ともにリフレッシュする
体を動かすことに集中すると、イライラやモヤモヤは消えやすくなる傾向があります。
疲れが残らない程度に、軽く汗を流すスポーツや運動をすると血流がよくなるため体も軽くなり、気持ちもリフレッシュできるでしょう。
程良い疲労によって心地よく眠れるという効果も得られるため、休みの日や仕事終わりにできる効果的な発散方法の一つです。
発散方法4. 美味しいものを食べたり、買い物したり、贅沢して幸福度をアップさせる
しっかりと仕事や勉強を頑張った自分に対して、ご褒美をあげるというのもいい方法です。
普段あまりできないような高級な食事をしたり、欲しかったものを思い切って買う体験をすると、とても気持ちが良いもの。
贅沢をすることで、手っ取り早く幸福感を味わうことができて、ストレスやモヤモヤを忘れられるでしょう。
発散方法5. マッサージへ行ったり、睡眠をしっかりとったり、体を労ってあげる
ストレスは精神的なものにのみ影響すると考えがちですが、体のコリや血流に影響を及ぼしているケースも。
そのため、マッサージに行って体を整えたり、睡眠を十分にとって身体的な疲れを取ることで、逆に気分が良くなることがあります。
体が軽くすっきりとした状態では頭も働きやすくなるため、仕事に取り組むモチベーションにもなるでしょう。
発散方法6. 思い切って旅行に出かけてみる
綺麗な景色を見たときや、自然に触れた時に心が洗われたように感じる人は多いはずです。
そのため、新しい経験に触れることができる旅行は、精神的にとても心地いい刺激になります。
仕事や金銭的に多少のハードルがありますが、チャンスがあるならば思い切ってできるだけ家から遠いところに旅行に出かけてみましょう。
ストレスが限界になる前に、自分に合ったリフレッシュ方法を見つけてみて。
ストレスが限界まで溜まってしまっている人の特徴や、おすすめの発散方法についてご紹介しました。
仕事や恋愛など人間関係を中心に、ストレスを感じることは数多くありますよね。
それを無視して頑張り続けると、本格的に体を壊してしまうかもしれません。限界に達する前に前兆をしっかりと感じ取って、発散できる方法を探してみてくださいね。
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