勉強のやる気がでない原因とは?今すぐやる気を出す方法9選を大公開!
「勉強のやる気が出ない」と悩んでいる方へ。
「勉強をしなければ」と思うほど、やる気が出ないことってありますよね。その一方でタイムリミットは徐々に迫っていき、焦りだけ募っていく…、そんな経験をしたことがある方も多いでしょう。
では、どうすれば「やらなければ!」という気持ちを行動に移すことができるのでしょうか?今回は、勉強のやる気が出ない原因と解決策について紹介します。
そもそも勉強のやる気がでないのはなぜ?主な原因や理由を解説
中学生や高校生であれば、学校の宿題やテスト勉強。
社会人であれば、業界に関する勉強や資格試験対策。
子供も大人も関係なく、「勉強」というものは一生ついて回るものと言っても過言ではありません。それだけ私たち人間にとって、勉強は必要なものということでしょう。
しかし、やらなければと思えば思うほどやる気が出ないことってありますよね。まずは、その理由として考えられるものを6つ紹介します。
理由1. 純粋に寝不足で眠いから
脳には、集中力や行動力を司る働きがあります。それがしっかり働けば、人は集中して勉強に向かいやすくなります。
しかし、睡眠不足になるとエネルギー源が不足し、それが原因で集中できない状態に。脳が上手く働かなくなるため、やる気も出にくくなってしまうのです。
受験生でよく睡眠時間を削ってまで勉強をしようとする方もいますが、脳の働きを考えるとあまり良い方法とは言えないでしょう。
理由2. なぜ勉強しているのか?いまいち理由を把握できていないから
「とにかく勉強をしなければ!」
そんな気持ちでなんとなく机に向かっている方も多いのではないでしょう。しかし、勉強は終わりがないもの。勉強をする理由や目的がなければ先が見えなくなるため、やる気が出ないのも無理はありません。
特に、受験や公務員試験などの勉強期間が長くなるものの場合、目的を忘れないように数ヶ月単位で目的を定めるなどの工夫をしなければ、勉強そのものにストレスを感じてしまうでしょう。
理由3. いくら勉強しても思うような結果が出ていないから
勉強をした結果、いい成績が出ると嬉しいですよね。自分の勉強方法が間違っていなかったという証明にもなるので、自信もつくでしょう。
しかし、どんなに勉強を頑張っても結果が出ない場合もあります。そんな自分を目の当たりにすると、途端に自信がなくなり、「何をやってもダメだ」とネガティブになってしまいますよね。
中には、「勉強をしても意味がない」と一切の向上心をなくしてしまい、心が自然と机から遠ざかってしまう方もいるでしょう。
理由4. 量が多すぎて、どこから手を付ければいいのか分からないから
社会人の方で、仕事がたくさんたまっていると、全てを投げ出したくなることってありますよね。それと同じで、勉強もやらなければならないことが多いと、急に糸が切れたようにやる気が出なくなってしまうことがあるのです。
特に、受験生や公務員試験などの難関資格を受ける社会人は、受験科目が多くてスケジュール管理も大変。やらなければと思えば思うほど無気力になってしまう方が多く、「なぜできないのだろう」と自分を責めてしまうようになります。
理由5. スマホやテレビなど、気が散る物が多いから
勉強の進み具合は集中力によって決まります。目の前の課題に対して真剣に取り組むことができれば、それが自然とやる気に繋がるはずです。
しかし、近くにスマホやテレビなどがあると、その存在だけで気が散りますよね。ラインなどの通知や微かに聞こえる音声などが原因で、すぐにペンが止まることもあるでしょう。
人間は楽な方へと逃げてしまう生き物なので、誘惑に弱いのです。特に、多くの人が依存傾向にあるスマホやテレビは、勉強を阻害する代表的なものと言えるでしょう。
理由6. 集中力が完全に切れてしまっているから
勉強前に「頑張るぞ!」とやる気を出しても、机に向かった瞬間気持ちが切れるようでは意味がありません。つまり、ある程度集中力が続かなければ、やる気が出ないのと同じということです。
また、集中力は一度途切れると再び気持ちを立て直すのに時間がかかります。この立て直しがうまくできず、無気力が脱却できない方も多いようです。
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勉強のやる気が出ない時に実践したい!今すぐやる気を出すコツや方法とは
やる気が出ない時に、無理矢理勉強を始めても頭に入りません。効率の悪い勉強となり、上手く結果が出せなくて落ち込むのが関の山です。
つまり、勉強の結果を出すためにはやる気を出して取り組むことが大切ですが、どうすれば自分から机に向かえるようになるのでしょうか?
ここでは、受験生や社会人の方などに向けて簡単に実践できる方法を9つ紹介します。
やる気の出し方1. スマホやテレビは電源を切り、集中できる環境を整える
誘惑は勉強の大敵。本気でやる気が出ないことを悩んでいるのであれば、その原因となる誘惑を断つことが大切です。
まずは、スマホとテレビの電源を切りましょう。そうすれば、突然の通知などで集中力が切れるリスクを減らせます。
ただ、多少音がある方が集中できるという方の場合、集中力が逸れない程度のBGMをかけるのは良いかもしれませんね。
やる気の出し方2. 勉強に取り組む前に、1日のスケジュールや計画をしっかりたてる
何をどこまでやるのかが不透明だと、勉強を進めにくいですよね。特に、社会人の方は仕事のスケジュールも考えなければならないため、やる気が出ない云々の問題だけではなくなるでしょう。
そんな方は、勉強を始める前に1日のスケジュールを考えてみることから始めましょう。中学生や高校生のように教科ごとで時間割を作っても良いですし、午前と午後で分けるのもおすすめ。
自分がやる気を持続させやすいと思う方法で計画を立てれば、勉強時間を苦に感じなくなるかもしれませんよ。
やる気の出し方3. やる気が出なくても、ひとまず“5分だけ”でも勉強に取り組んでみる
勉強というのは本来長距離走のようなものです。コツコツと努力を積み重ねていくことが大切なので、やる気が出ないのであれば、長時間の勉強にこだわる必要はありません。
まずは5分間だけ集中してみましょう。それができたらひとまず休む。そしてまた5分…と、こうして時間を延ばしていけば、自然と集中力が持続できるようになり、勉強もどんどんはかどるようになるはずです。
やる気の出し方4. 集中力が完全に切れているなら、散歩に出かけて気分転換をしてみる
やる気が出ない原因は様々ですが、いつまでもくよくよしていては前に進みません。勉強に向かう姿勢を立て直すため、心に束の間の休息を与えてあげましょう。
そこで効果的なのが、散歩などの簡単に行える気分転換です。無理に机に向かってもダメなのであれば、いっそのこと机から離れてみましょう。
ただ、長時間の気分転換はより勉強へのやる気が出ない恐れがあるため、「短時間行うこと」をポイントにしてください。
やる気の出し方5. 眠いのが原因の場合、15分〜30分ほど仮眠をとる
眠気を感じるということは、脳が「休むようにしなさい!」と言っている証拠。その指令に抗う必要はありません。
勉強をする気はあるけれど、眠くて集中できないのであれば、15~30分を目安に仮眠を取ってみてください。短時間で物足りないかもしれませんが、深い眠りに入らないよう休むことで、長時間の仮眠より頭がすっきりしますよ。
やる気の出し方6. 勉強後に好きな物を食べるなど、自分でご褒美を用意する
受験生だけでなく、公務員試験や難関資格に挑む社会人にとっても合格が一番の目的になりますよね。しかし、その結果が出るまでの数ヶ月~数年の間、何の変化もない勉強の日々を送っていては、モチベーションの維持が難しくなります。
そこで実践してほしいのが、勉強を頑張った自分にご褒美を与えることです。手が届く範囲にご褒美があれば、気持ちがブレることなく勉強に集中しやすくなります。
好きな食べ物やゲームなど、頑張る理由を自分に与えることで机に向かう姿勢も変わってくるはず。
やる気の出し方7. 本当にやる気が出ない日の場合、思い切ってストレス発散をする
やる気の出し方にはいろんな方法がありますが、どれをやってもいまいち効果が出ないという日もありますよね。中には、モチベーションアップの対策すら面倒に感じる日もあるでしょう。
そんな日は、思い切って1日お休みを与えてみてはいかがでしょうか?心身ともに癒されれば、勉強へのやる気回復が期待できますよ。
やる気の出し方8. 自宅ではあまり集中できない場合、カフェや図書館など環境を変えてみる
誘惑が多く、人目がない自宅は、恐らくどこよりもリラックスできる場所。自分の中の甘えに勝つことができず、学校や職場のように集中力が続かない方も多いのではないでしょうか。
そんな方は、少し緊張感がある場所でノートを開いてみることをおすすめします。中学生や高校生であれば学校の図書館を使ってみたり、大人であればカフェでコーヒーを飲みながら勉強をするのも良いですね。
気分転換にもなり、意外と勉強がはかどるかもしれませんよ。
やる気の出し方9. 眠くならないよう、部屋の室温を少し低くする
勉強の環境を整えるためには、快適な室温も大切ですよね。暑さや寒さが気にならなければ、集中力も持続させやすいと思っている方も多いでしょう。
しかし、あまりの快適さに眠気を感じるようでは本末転倒。せっかくのやる気も、「眠い」の一言で幕を閉じてしまいます。
ある程度の快適さを保ちつつ、眠気を感じにくくさせるためには、少し低めの室温に設定することがおすすめ。夏なら18~20℃、冬なら24~26℃くらいが適温です。
【番外編】勉強のやる気が出ない受験生や社会人へ!やる気の出る名言3選
自分で自分を律しているつもりでも、時には甘えが出て怠けてしまうこともありますよね。そんな時は、ぜひ偉人たちの言葉に触れてください。
歴史に名を残す彼らの名言は、いつの世も人々の心に深く影響を与えます。やる気が出ないという怠惰な気持ちに対しても、きっと前向きに作用してくれるはずですよ。
名言1. 『誰よりも三倍、四倍、五倍勉強する者、それが天才だ。』野口英世
ほぼ独学で医師となった秀才中の秀才、そして細菌学者として有名な野口英世。しかし、彼は生まれながらに天才だったわけではありません。
この名言は、「天才は、人の何倍も勉強し努力している」という彼自身の訴え。実際に、数多くの偉業を成し遂げた彼の行いが、それを物語っているのです。
名言2. 『楽しみながら学ぶのがベストだ』トーマス・エジソン
電話や蓄音機など、様々な発明品を世に生み出したトーマス・エジソン。
学ぶこと自体に楽しさを見出せるのが一番理想的だという意味のこの名言は、勉強を苦に感じている受験生や大人たちに響く言葉ではないでしょうか。
名言3. 『やる気がある時なら、誰でもできる。本当の成功者は、やる気がない時でもやる。』ドクター・フィル
心理学者として有名なドクター・フィル。心に突き刺さるような鋭いアドバイスが特徴で、多くのテレビ番組にも出演しています。そんな彼が発した名言は、やる気が出ないと悩む受験生たちにとって非常に痛い言葉と言えるでしょう。
やる気が出ないことを理由にするようでは成功しないと断言しています。
やる気がでない時は、自分に合った解決策を見つけてみて。
やる気が出ない時は誰にでもありますが、それをどう工夫してやる気を出すかが大切です。自分自身を奮い立たせることができれば、きっと勉強の結果もついてくるでしょう?
しかし、気力だけで何とかしようとすると、ストレスがたまって体調を崩す恐れがあります。焦ったり無理をしたりするのは、心と身体に良くありません。
どんな方法が合っているかは人によって様々なので、上記で紹介した方法を参考に、できることから挑戦してみてくださいね。
【参考記事】はこちら▽
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