イライラしない方法8選。イラつく男女の原因&気持ちを抑える解消法とは
毎日の生活の中で、イライラしてしまう瞬間ってありますよね。
仕事やプライベートでイライラすることはありませんか。何だかむしゃくしゃしてつい怒ってしまう人もいるのではないでしょうか。
怒りを感じると自分もストレスが溜まりますが、周囲もピリピリとした雰囲気になってしまうことも。
そこで今回は、イライラしない方法と気持ちを抑える方法について紹介します。最近怒りっぽいなと感じたら、ぜひ試してみてくださいね。
イライラするのはなんで?3つの心理と原因
イライラしない方法って本当にあるの?と、疑いたくなるぐらい何故かイライラしていることはありませんか。些細なことでついカッとなってしまうことも。
そこでこの章では、イライラする人の心理と原因について紹介します。自分に当てはまる項目がたくさんあるかもしれませんよ。
1. 自分のルールやこうだと思ったことが思い通りにならなかったから
決めつけるのは良くないと思いながらも「こうあるべき」「こうしなければ効率が悪い」と考えてしまうクセがあります。
そのため、相手が自分の考えている通りに行動しなかった時は「何で◯◯しないの?」とイライラしてしまうのです。
自分でも知らない間に思い込みが激しいことがあるので、つい怒りっぽくなってしまうのです。
2. 「自分が上手くいかないのは〇〇のせい」と自分の否を認めず、他人のせいにしている
仕事やプライベートで何をやっても上手くいかない時は何故か無性にイライラします。むしゃくしゃした時は、冷静な判断ができないので怒りに任せて周囲にイライラのストレスをぶつけていくことも。
冷静になると「自分が悪かった」とシュンと落ち込むのですが、イライラしている時は歯止めがきかないのです。そのため、周囲からは厄介な人とと思われ、次第に信頼が無くなっていきます。
3. 「〇〇されたので、舐められている!」などと他人の行動を勝手に解釈してしまっている
仕事で部下から挨拶をされなかった、情報を共有されなかったといったことが起きると「あいつは私のことをバカにしているな」と一方的に思い込み怒り始めることも。
タイミングやミスがたまたま重なっただけなのに、誤解してしまい勝手に怒ってしまうのです。全体を俯瞰してみるのではなく、一つの出来事で物事を判断してしまいます。
イライラを抑えたい!イライラしない8つの方法
原因が分かってもつい些細なことでイライラしてしまいます。そこでこの章ではどうしたらイライラを抑えることができるのか、イライラしない方法を8つ紹介します。
考え方を変えるだけで、過度なストレスを貯め込むことがなくなりますよ。
1. 他人に過度な期待をしないようにする
仕事で信頼出来る部下に「これぐらいの期待は超えてきてくれるはず」と一方的に決めつけてしまうと、部下がその期待値を超えてこなかっただけでイライラしてしまいます。
相手に期待をすることはそれだけ信頼していることにはなりますが、自分がイライラしないためには「これぐらいやってくれたら嬉しいかな」とハードルを下げておくことです。そうすることで期待を上回ってきたときは嬉しい気持ちになりますよ。
2. 自分のルールや常識を他人に当てはめない
「自分だったらこうするのに」「何で効率よく出来ないの?」といった考えを人に押し付けないことはイライラしない方法の一つです。
イライラしてしまうのは自分の中で「こうあるべき」という考えがあるので、他人がその通りに行動できないとイライラしてしまいます。
ストレスを溜めるだけでなく、周りからも「いつもイライラしている人」と思われるので押し付けるのは止めましょう。
3. 自分自身を客観的に見る癖をつける
日頃から自分の性格はどのような特徴があるかを知っておくことは、イライラしない方法としては効果があります。
どんなことに対して起こりやすいのかを客観的に分析しておくことで、イライラする場面を回避できることも。
例えば、仕事のミスを怒りやすいというのがわかっていれば、何で部下にミスが発生しやすいのか原因を突き止めておくことで怒る回数を減らすことができます。
4. 終わってしまったことは潔く受け入れる
イライラしないようにするには、思考を切り替える方法があります。例えば、家族がミスをしてしまった時に、ずっと怒り続けても状況は改善しません。怒り続けるのではなく、起きてしまったことは理解して次の対応を考えるべきです。
いつまでもグチグチと怒ってても時間が無駄なので、考え方を変えて前向きに対策を立てましょう。
5. 自分が変えれること、変えれないことを整理する
仕事や家族のことで何かトラブルがあった場合、自分の力では何ともできないことがあります。むやみやたらに怒るのではなく、怒りの発端となった原因をまず確認しましょう。
例えば、仕事で部下がミスをしてしまった時は、自分にもフォローが出来ていなかったと考えることで自分を変えることができます。しかし、部下が朝寝坊をして商談に遅刻するといったミスは自分で変えることができません。
怒っても変わらないことは、他に対策を立てるしかないのです。自分でどうにもならないことに怒っても仕方がないので、怒り出す前に自分で解決できることだったのかを確認しましょう。
6. イライラする出来事は成長のきっかけとして受け入れる
自分がイライラした出来事を客観的に見ることで、何が原因で起きてしまったのかを考えるきっかけになります。
例えば、仕事で部下がミスを連発してイライラしてしまったのだとしたら、そもそも仕事のフローが悪いのではないか、自分が事前にフォローしていなかったのも悪いのではないかといった業務を見直すきっかけとなります。
イライラする原因には、必ず解決策があるので冷静に受け入れるようにしましょう。
7. 身体を休めて、健康な状態を維持する
仕事で忙しくしていると運動不足や寝不足で、些細なことでも敏感になり、イライラしやすくなります。ストレスが溜まりやすくなるので、食事を抜かずにきちんと取ることや睡眠時間をできるだけ確保するように日々の生活を工夫することが大切です。
身体をきちんと休めることで、精神的にも安定してくるので生活が乱れている方はまず規則正しい生活にしましょう。
仕事で疲れている場合はしっかりと休息をとる
平日は帰りが遅く、ご飯を食べてテレビを見て終わりという生活をしていると、睡眠不足が積み重なり怒りっぽくなります。自分でも疲れているなと感じたら、積極的に身体を休めましょう。例えば、お風呂にゆっくり浸かる、アロマを焚いて心を落ち着かせるといったことで身体をリラックスさせます。
ストレッチも気分がリフレッシュするので、運動不足と感じるなら取り入れてみましょう。
8. 有酸素運動を習慣化し、気分をスッキリさせる
イライラしてしまう頻度が高いなと感じたら、積極的に体を動かすことをおすすめします。例えば、軽いジョギングやウォーキング、水泳などの有酸素運動を取り入れることで程よく汗を流し気分をリフレッシュできるでしょう。
思いつきでやるのではなく、最初は週1回から初めて継続していくことで上手にイライラと付き合えるようになります。
イライラしてしまった時の解消法は?イライラを抑える7つの方法を解説
イライラしないと心がけても、思わぬトラブルに巻き込まれてしまい、無性に腹が立つこともあります。
この章では、イライラしてしまった時の解消法を7つ紹介します。どれも今日から試せるものばかりなので、最近怒りっぽいなと感じる方は試してみましょう。
解消法1. イライラしている原因を考え、紙に書き出してみる
イライラを無理に抑えると突然爆発することがあるので、まずは自分が何に対して怒っているのかを客観的に知る必要があります。
言葉にして吐き出すのもいいですが、形に残る紙がおすすめです。
とにかく書きなぐりでもいいので綺麗に書こうとはせず、想いのままに書き出しましょう。書いているうちに「自分はこんなことに怒っているのか」と客観的に自分のことを見ることができます。
解消法2. 自分がコントロールできる問題なのか考えてみる
仕事で部下の失敗やパートナーのミスで起きてしまった出来事は、自分では防ぎようがないことも。
イライラしてもストレスが溜まるだけです。ですから、「自分ではどうしようもなかった」とさっぱりと忘れ、何故失敗が起きてしまったのかに考え方を切り替えて再発防止の策を立てましょう。
そうすることで、同じミスを減らして必要以上にイライラすることがなくなります。
解消法3. 自分を一度客観視してみる
感情的に怒ってしまう時は瞬間的に怒りがこみ上げてくるので、急に冷静になるのは難しいでしょう。しかし、普段から自分のことを怒りっぽいなと感じているのであれば、一度自分の性格を分析してみることをおすすめします。
例えば、何がきっかけで怒りやすいのかという傾向が分かれば未然に防げるかもしれません。イライラしない方法は、客観的に自分を見ることで怒りやすいポイントを確認できることですよ。
解消法4. その場から離れて気持ちを落ち着かせる
イライラしない方法はとにかく、相手の顔を見ないようにすることです。例えば、家族とケンカをして同じ空間にいると相手も怒っていたり、反省していない態度を見たりするとさらに怒りがこみ上げてきます。
気持ちがヒートアップしてしまうので、一旦相手と同じ空間にいることを止めましょう。自分の部屋に戻ることや気分転換にコンビニに買い物に行くことで、気持ちを抑えることができます。
解消法5. イライラしている姿を大好きな人に見られている事を想像する
家族や他人とケンカしてイライラを抑えることができない時は、冷静になるために気持ちを落ち着けることが大切です。
例えば、自分の好きなアーティストのポスターを壁に貼っておけば、自分の怒っている怖い顔を見られると意識し冷静になります。
怒ることで自分にストレスが溜まるので、イライラしない方法には有効な手段です。
解消法6. このイライラしたことが、後々話のネタにならないか考えてみる
仕事で部下に頼んでいたことを期待していたのにありえないミスを連発し、イライラがMAXになってしまった時は相手を怒鳴りつけるのではなく「ありえない話」として家族や恋人に話せないか考えてみましょう。
なんで自分が期待しすぎたのか、部下にミスの兆候はなかったのかなど面白い話を組み立てている間に、自分でも実は見過ごしていた相手の兆候に気がつくかもしれません。ストレス解消法には笑い話にすることでイライラしないようになります。
解消法7. 深呼吸をしてリラックスする
家族や他人から理不尽なことをされて、怒りを抑えることが難しいこともあるでしょう。しかし、怒鳴っても問題は解決はしないので、まずは冷静な判断能力を取り戻すべきです。
イライラすると呼吸が浅くなり、脳に酸素が十分行き渡らなくなるので冷静な判断ができなくなります。イライラするなと感じたら大きく深呼吸をするように意識しましょう。
ストレス解消のためにやってはいけないこと。6つのNG行動とは
イライラすると、つい感情的になってやってしまいがちな行動をこの章では6つ紹介します。
知らないうちにNGの行動で周囲から嫌われている可能性もあるので、自分に当てはまるのがいくつあるのか確認していきましょう。
NG行動1. 周りの物や家族/友人に当たる
感情的になると自分でもブレーキが効かなくなり、何をしているのか分からなくなってしまうことも。こうなると周囲は手をつけられなくなり、冷静になるまでひたすら待つしかなくなります。
物を投げたり、家族に辛くあたったりしても問題が根本的に解決することはなく、怒り方としてはとても幼稚な行動です。冷静になってから自分が何をしたのか振り返りましょう。そうすることで、怒ると自分が何をしてしまうのかが分かってきます。
NG行動2. 暴飲暴食をする
家族や他人に八つ当たりをするのは出来ないからといって、自分の身体を犠牲にするのはいけません。お酒をたくさん飲んだり、甘いお菓子をたくさん食べたりしても怒りを抑える方法にはなっていません。
むしろ飲みすぎたあとは気分が悪くなったり、食べ過ぎたあとは体重が増加したりと自己嫌悪に陥ることも。一時の気持ちで身体を犠牲にするのはNGです。ついやってしまいがちですが、根本的な解決にはならないので止めましょう。
NG行動3. 自傷行為
イライラしないようにと自分を抑えるとその反動で「自分が悪かったのかもしれない」と心理的にストレスがかかり、自分の身体を傷つけてしまうことも。リストカットや髪の毛を抜くといった行為は、根本的な解決にはなりません。
クセになることもあるので、自分の身体に傷をつけるのは、後で後悔するので絶対に止めましょう。
NG行動4. ギャンブルにお金をつぎ込む
仕事や家庭でのトラブルでイライラしている時にスカッとできるストレス解消法に選びがちなのは、お金を使うことです。「どうにでもなれ」といった投げやりな考え方になり、目先のことしか考えられなくなることも。
心理的にストレスを感じていると冷静な判断ができず、お金を失ってしまう可能性が高くなります。イライラを抑えるのには賭け事は向いていません。
NG行動5. 自己否定を繰り返す
家族とのトラブルで上手く行かなくなった時「何でこんなことになるんだろう?」「自分ばっかり不幸な目に合う」「自分なんかもうダメだ」といった考えに陥ってしまいことも。
イライラというよりは、「何が原因でこんなことになってしまったのだろう?」と自問自答をして自分をダメ人間扱いしてしまいます。自分を責めても問題解決には繋がらないので考え方を改めましょう。
NG行動6. イライラしている時に大事な判断をする
仕事でトラブルを抱えてしまいイライラした気分で過ごしている時は、判断能力がいつもより落ちています。そのため、家族で決める大切なことも、イライラしているといつもより冷静な判断ができず失敗してしまうことも。
決断を急がないものであれば、イライラの原因を解決し冷静になってからよく考えることが大切です。
イライラした感情を上手に対処して、穏やかな人になりましょう。
仕事や家族間でトラブルに巻き込まれることはよくあるでしょう。しかし、その度にイライラしているとストレスが溜まり精神的にもよくありません。
イライラしない方法を身につけておくだけで、今まではすぐに怒ってしまっていたことも一度冷静に物事を判断できるようになります。
怒ったままでは正しい判断ができず決断も鈍るので、少しずつイライラしない方法を自分の中に取り入れていきましょう。
【参考記事】はこちら▽
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