飽き性な性格の特徴&直し方とは?飽きやすい人の長所と短所や恋愛傾向も解説
どんなことに対しても飽き性な人っていますよね。
いろんなことに興味は持つもののすぐに飽きてしまう、いわゆる飽き性に悩んでいるという人は少なくありません。
改善したいと思っていろいろやってみてもうまく克服できないという場合もあるでしょう。
この記事では、飽き性な性格である人の特徴や心理、長所と短所、恋愛傾向などを解説した上で、飽き性の効果的な直し方についてご紹介します。
飽き性な人の心理を大公開!
やりたいことはたくさんあって挑戦してみるけれど、何となく面白くなくてすぐ放り出してしまうという人は飽き性と言えます。
なぜすぐに飽きてしまうのか、続かないのかという原因には、飽き性の人特有の心理が関係しているのです。まずは、飽き性な人の心理について見ていきましょう。
心理1. 楽しければ後先のことは何でも良いと思っている
飽き性な人は、基本的にとても行動的です。好奇心が旺盛なので「これやってみたい!」と言うことがたくさん見つかりますし、実際にすぐ行動に移します。
やっている瞬間はとても楽しいため満足度が高く、「今が楽しければ後はいいや」という心理になりがち。
一つのことをずっとやり続けることよりも今が楽しいことが重要なのです。
心理2. 一つのことを続けるのが苦手だと自覚している
興味を持ったことは何でもやってみたいという心理は、飽き性な人に多いと言えます。
ただし、そのまま努力し続けて高いスキルを身につける人との違いは、そもそも努力することが苦手だと思っているところです。
「私は飽きっぽいから」というのが口癖で、飽き性であることを自覚しているものの改善する気はほとんどありません。
心理3. 自分の中では極めたと思っている
飽き性な人の中では、自分のことを器用な人間だと思う心理が働いています。
新しいことに挑戦して、自分なりに納得できるレベルまでできると、「これはもうクリアしたこと」と考えてそれ以上頑張ろうとしません。
やっている間楽しめた上にやりきったと思っているため、そのまま同じことをやり続けるよりも次の新しいことを始めたいのです。
飽き性な人に共通する特徴とは
始めた新しいことを続ける期間や回数に違いはあるものの、飽き性な人には共通の特徴があります。
実は飽き性にもかかわらず、自覚していないまま生活している人もいるでしょう。
ここからは、飽き性な人に共通する特徴について見ていきましょう。
特徴1. 落ち着きよりも楽しさに重きを置いている
飽き性な人は、とにかく「今を楽しく過ごしたい」という心理が強いです。
仕事においても、新しい方法を思いついたら周囲に聞かなくても試そうとしますし、恋愛でもいいなと思う人がいたら付き合ってみようと考えます。
一つのことに集中したり、落ち着いて取り組むことよりも、いろんなことを次々と試して楽しく過ごしたいと思っているのです。
特徴2. トレンドや新しいものに目がない
行動がとてもアクティブなのが、飽き性な人の大きな特徴です。常に最新の情報を知って試してみたいという気持ちが強く、インターネットや雑誌などをよくチェックしています。
流行をすぐに取りいれるため、ファッションやメイクなどはころころと変わりやすいでしょう。伝統的なものよりは最先端のものを追いかける傾向が強いです。
特徴3. 忍耐力が乏しく、我慢できない
飽き性な人は、一つのことに集中することが苦手です。
例えば、決められたテーマについて何度も同じ方法で実験を行い、その統計を取って分析するといった作業は性に合っていません。
何か問題が起きた時、忍耐強く対応するといった我慢強さを求められることに興味がなく、しようとも思わないため、すぐに放り出してしまうことも多いです。
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特徴4. 何事に対しても“熱しやすく冷めやすい”
積極的で行動力があるのは飽き性な人の特徴です。一度関心を持つと「やってみたい!」とすぐ試してみますし、できるようになるととても満足します。
しかし、始めたことを極めようというところまで傾倒することはほとんどありません。
熱しやすく冷めやすいため、一定レベルまで到達して満足すれば次のことに関心が移っていきます。
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特徴5. 細かくスケジュールや予定をたてるのが不得意
飽き性な人は、その時その時の気持ちを重視して行動します。
やってみたい、行ってみたいと思ったらすぐ実行するため、イレギュラーなスケジュールになりがちです。
例えば、デートで行く予定だった場所を急に変更したり、「興味なくなったから行かない」と言い出すことがあるので、恋人は振り回されることが多いでしょう。
特徴6. アクティブでフットワークが軽い
思い立ったらすぐ行動、これが飽き性な人の大きな特徴のひとつです。
やってみたいと思ったら我慢できないので、どうやったらできるかを考えます。
その結果仕事を早く切り上げたり、急に友人を誘ったり、スケジュールを変更したりと実現させるための努力は惜しみません。
アクティブで人を引っ張っていく力はあると言えるでしょう。
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特徴7. できないと思ったら見切りをつけるのが早い
飽き性な人は行動だけでなく判断もとても早いです。
したいことを発見して、いろいろと工夫した結果、やはりできそうにないということが分かると、それまでどんなに尽力していたとしても「やめよう」とあっさり諦めます。
いつまでも「こうしていたらできたかもしれないのに」といった後悔をすることはなく、さっと見切りをつけるタイプです。
特徴8. 楽観的で責任感が弱い
いろんなことをやってみたいと思っているため、飽き性な人はとても前向きです。
「こうすればできるんじゃない?」と比較的軽くとらえる心理が働きやすく、できないかもしれない可能性は考慮しません。その代わり、できないと分かると途中で投げ出すことも多いです。
問題が起きても最後までやりきろうと努力したり、改善しようという気ははないので、周囲に迷惑をかけることもあるでしょう。
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特徴9. 人がやっていると「自分も!」と感化されやすい
飽き性な人の特徴のひとつは、周囲に影響されやすいことです。
例えば友人の間で、自分が知らないオンラインゲームが流行っていることを知ると「自分もやりたい!」とすぐにアカウントを作ってやりはじめます。
行動の理由は、そのゲームをやりたいからではなく、周囲がやっているから。流行りに乗り遅れないための努力はするのが特徴です。
特徴10. 自分に甘く、すぐ妥協する傾向にある
飽き性な人は、いろんなことにトライすること自体に満足感を覚えるタイプです。
努力し続けて高いレベルに到達しようといった気持ちは薄いため、何か問題にぶつかるとあっさり妥協したり譲歩したりします。
できなかったとしても仕方ないと考えるので、難しいと感じたら急にやる気を失ってサボるなど自分に甘い傾向が強いでしょう。
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飽き性な人の長所や短所は?
周囲から見るといつも違うことをやっているように見える飽き性な人。長所として重宝される面もあれば、短所として敬遠される面もあります。
飽き性な人の長所と短所について、それぞれ詳しく見ていきましょう。
飽き性な人の長所とは
一般的に飽き性という言葉はあまりいい意味では使われませんが、実際には飽き性な人が持つ特徴や行動パターンがいい方向に作用することも多いです。
飽き性な人にはどのような長所があるのかを見ていきましょう。
① 気持ちの切り替えスピードが早い
次から次へと興味の対象が変わっていくことが多いのが、飽き性な人の特徴です。
楽しかった事に対して固執することはなく、「楽しかったな、じゃあ次にこれをやろう」と違うことにチャレンジし始めます。
もしうまくいかなかった事があっても、「あの時こうしていれば良かった」といつまでも引きずることもありません。
気持ちをさっと切り替えて、前を向いて進み続けるため、落ち込みにくいというメリットがあります。
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② どんな人や物事でも興味や関心を持てる
飽き性な人は、一つのことに執着したり、好き嫌いだけで選り好みをするといった行動はほとんどしません。
固定観念が強くなく、柔軟なものの考え方をするので、関心を持つ対象は多岐に渡ります。
「どんな人なのだろう」「どういう事なのだろう」と素直に興味を持って取り組むため、持っている情報量が人よりも多いというメリットがあると言えるでしょう。
③ 何事に対しても臆することなくチャレンジできる
新しいことに興味を持ったとしてもなかなかチャレンジできないものですが、飽き性な人はチャレンジ精神が旺盛です。
「できないかもしれない」「自分には合わないかもしれない」といったマイナスな感情がなく、「面白そう!やってみようかな」と感じたまま素直に取り組みます。
失敗に対する先入観がないため、人よりも早く新しいことを知ったり体験できるメリットがあるでしょう。
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飽き性な人の短所とは
チャレンジ精神が強く積極的に行動する飽き性な人は、その積極性がうまく活かせないと周囲に誤解されやすい傾向があります。
飽き性であることの短所が強く出てしまうためです。ここからは、飽き性な人の短所にはどういったものがあるのかを見ていきましょう。
① 何か一つのことを継続してやり遂げられない
飽き性な人は、興味の対象がどんどん変わっていくという大きな特徴があります。
ある事をやっている途中で違う事に興味がわくと、途中でやめて新しく始めるという行動を繰り返します。
様々なことを体験できる反面、一つのことを継続して極めることができないため、どれも中途半端で身についていないという状態に陥りやすいです。
② 刺激を求めるあまり、落ち着きがない
楽しそうなことや面白そうなことを見つけるとすぐに興味が移ってしまうのが、飽き性な人の特徴です。
先週やっていたこととはまた違うことを今週やっている、といった状況は日常茶飯事なので、周囲からは「いつまでもふらふらしている」「いい大人なのに落ち着きがない」と見られる原因になります。
アクティブだけれど足元が固まっていない、そんなイメージを持たれやすいでしょう。
③ すぐに投げ出すため、責任感がないイメージを持たれやすい
飽き性な人は好奇心が強いため、「これやってみたい!」と感じる対象が多いです。一度やってみたいと思い始めると、今やっていることを簡単に投げ出してしまいます。
仕事でこうした行動が続くと、責任ある仕事は任せられないと判断されて、いつまでも簡単な仕事しかさせてもらえないという状況になりやすく、さらに仕事への関心を失うという悪循環に陥る可能性もあるでしょう。
【男女共通】飽き性な人の恋愛傾向って?
アクティブで好奇心旺盛である飽き性な人は、多くの人と関わりを持ちます。なので、恋愛の数は少なくありませんが、男性でも女性でも恋愛の傾向に共通点がありますよ。
どのような恋愛傾向が強いのか、詳しく見ていきましょう。
恋愛傾向1. 目移りしやすく、付き合っても長続きしない
飽き性な人は自分の好奇心を満たしたい気持ちが強いため、行動範囲が広いです。その分、興味があちこちに移りやすく、好きな人も良く変わります。
男性でも女性でもいろんなタイプの異性に関心を持つので、付き合っていても他にいいなと思える異性と出会うとすぐ別れを切り出すのです。
彼氏や彼女との恋愛関係が長続きしないことが多いでしょう。
恋愛傾向2. 内面で惹かれるよりも一目惚れの方が多い
行動力があり判断が素早い飽き性な人は、第一印象でいいなと思った相手に対してすぐにアプローチします。
友人として長い間接しているうちに、内面に惹かれるというパターンよりは、初対面でピンときたら好きになるパターンが多いです。
いわゆる一目惚れの傾向が強く、気持ちが一気に盛り上がって、付き合うためにすぐ告白することもあります。
恋愛傾向3. 付き合うと満足して冷める時がある
飽き性な人は、興味の対象が短期間で次々と移り変わることが多いです。
恋人ができても、付き合っている期間が長くなってきて相手の性格や考え方に慣れてくると、刺激を感じなくなるのです。
飽き性な人にとっては刺激を受けない関係はつまらないと感じるため、恋人とうまくいっているにもかかわらず気持ちが冷めてしまいます。
恋愛傾向4. 恋愛に対して積極的で自分からアプローチできる
男性でも女性でも、飽き性な人は自分からコミュニケーションを取ろうと努めます。
「この人素敵だな」と感じると、積極的に声を掛けたり、目が合うと笑いかけたりすることが多いです。
人見知りをせず、初対面でもフランクに接しますし、自分を大きく見せようと見栄を張ることもないため自然な形でアプローチをする人が多いでしょう。
恋愛傾向5. 別れる前から、良い人に目星をつけたりする
飽き性な人は、次から次へと関心の対象が目移りする特徴があります。
一つのことを終わらせて次のことを始めるというのではなく、今していることを続けながら別のことを始めることは珍しくありません。
恋愛でもその傾向は強く、彼氏や彼女がいても自分の好みに合った人と出会うと関心がその人に移ります。
彼氏や彼女との関係がマンネリ化してくると、別れを切り出す前から新しい相手を探し始めて、刺激を感じ続ける状態でいれる状態を作ります。
飽き性な性格を改善する方法を解説!
一つのことに対する集中力がない、もしかしたら自分は飽き性かもしれないという悩みを持つ人は少なくありません。
わがままな人と思われるのはもう嫌で、何とか飽きっぽい性格を改善したいと考えているなら、飽き性の直し方を知っておくことが大切です。
飽き性な性格を改善する直し方について、おすすめの方法を4つご紹介します。
直し方1. 趣味などの場合、誰かと一緒に始めてみる
飽き性な性格の人は、何かを始める時さっと迷わず行動しますが、やめる時も突然です。興味がなくなったり、ある程度こなせるようになると、やる気を失う傾向があり、スキルや経験を身につけにくいと言えます。
習い事や趣味などを始める時は、友人や同僚など誰かと一緒に始めるようにしてみましょう。
一緒に楽しむ人がいることで、続けるモチベーションが上がり、安定して努力できるようになるので、飽き性の直し方としては効果があります。
直し方2. 周囲に続ける事を公言して、退路を断つ
一つのことに高い集中力を持って挑戦する人を尊敬する一方で、自分にはできないと飽き性な人は考えています。
自分でも飽きっぽいことを自覚しているので、長期間集中して続けるのは苦手だと思い込んでいるのです。
例えば資格を取るために勉強したいと思っているなら、やめられない状況をあえて作ることもひとつの方法です。
周囲に「この資格を取るから3ヶ月は勉強する」などとはっきり宣言して、覚悟を決めて取り組んでみましょう。
直し方3. 時間をかけてでも細かい目標設定を行う
飽き性な人は、「こうなりたい」という願望はしっかり持っているものの、そこに至るまでのステップをクリアするのに努力が必要であることを忘れがちです。
そのため、いざ始めるとすぐ問題にぶつかって、「もういいや」と放り出してしまうのが飽きっぽくなる原因と言えます。
次のステップに着実に進んでいくためには、飽き性の直し方のひとつとして細かい目標設定をすることが大切です。わずかな努力でクリアできますし、すぐ成果が出るのでやる気が持続するでしょう。
直し方4. 自分の本当に好きな事や興味のあることを見つける
好奇心が旺盛である飽き性な人は、「面白そうだから」「楽しそうだから」という理由で何かを始めることが多いです。
好きなことや、やり遂げたいことではないため、やる気が持続せずに途中で放り出したくなるとも言えます。
何かを始める時に好奇心だけですぐ飛びつくのではなく、本当に好きだと思えるかどうかをまず考えましょう。継続的に努力することで、仕事や恋愛に活用できる経験が身につくかどうか、気づくことが大切です。
飽き性な性格を自覚して、少しずつ習慣を変えて直していきましょう。
様々なことに取り組むものの続かない、すぐ新しいことに目移りしてしまう、そんな飽きっぽい性格を改善したいという人はたくさんいます。
行動的でいろんなことにチャレンジする積極性がある反面、諦めが早く、集中力が低い面の直し方を知れば、これまでとはまた違う充実した日々が過ごせるはず。
この記事を参考に、自分の飽き性なところを改善できる直し方をぜひ身につけていきましょう。
【参考記事】はこちら▽
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