暗い人の心理や特徴。暗くなってしまう原因や暗い性格の人との付き合い方まで解説!
男女問わず、暗い人っていますよね。
暗い人は自分が暗いだけでなく、周りの雰囲気まで暗くするという特徴を持っています。そのため、暗い雰囲気の人と接するのに疲れるという人が多いです。
ただ、職場の同僚が暗い場合はどうしても付き合っていかなければなりません。暗い人と上手く付き合っていくには、特徴や心理を掴む必要がありますよ。
そこで今回は、暗い人の特徴・心理や上手い付き合い方について説明します。
何を考えているか分からない!あなたの身近にいる「暗い人」の心理とは?
暗い雰囲気の人は何が考えているか分からず、結果的に嫌われることも。しかし、人生の中で暗くならざる得なかった人もいます。
心のうちを探ることが、暗い雰囲気の人と付き合う第一条件です。ここからは、暗い人の心理状態について説明します。
暗い人の心理1. 過去のトラウマなどから、自分に自信がない
暗い人には、嫌な経験が過去にあったというケースが多いです。それがそのままトラウマとなり、自信喪失に繋がっています。
「自分なんて…」とネガティブに考える傾向にあり、自ら周囲と関わることを拒絶するケースも。
暗い雰囲気の人を「嫌な奴」と認識する人もいますが、実は辛い経験から暗くなってしまった人もいるのです。
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暗い人の心理2. 恥ずかしいので、自分のことを知られたくない
「恥ずかしいし、自分のことを知られたくない」と周囲を拒絶するのも暗い人の心理の一つです。言葉を交わすと緊張してしまい、口数が少なるケースもあります。
また、自分のことを話すのを極端に嫌がり、コミュニケーションを避けるという人もいるようです。
コミュニケーションの機会を減らそうという心理も、暗い人には見られます。
暗い人の心理3. 辛い人生を送ってきたことがあり、気持ちをオープンにしたくない
辛い人生を送ったことで、暗くなってしまった人も中にはいます。「もう人と関わりたくない」と考え、積極的に周囲と孤立していくケースも。
辛い経験も明かさないので、事情が分からない人からは「人とのコミュニケーションを避ける暗い人」と認識されやすいです。
人付き合いを避けたがっている人は、人生経験から暗くなっている場合もあります。
暗い人あるあるとは?共通する7つの特徴
それでは、暗い人と認識されるのはどんな人なのでしょうか?
暗い人には、いくつか共通する特徴があります。性格や考え方に細かい違いはあれど、大体の傾向は一致するようです。
ここからは、暗いとされる人の特徴を説明していきますね。
暗い人の特徴1. 常に最悪の状況を想定してしまう
暗い人は、常に後ろ向きな考えに支配されています。
明るい雰囲気で話していても、「もしこんなことが起きたら」と嫌な事態ばかりを語ってくるのが特徴。
最悪の状況ばかり語って、周囲までネガティブな気持ちにさせ、多くの人を不快にさせてしまうのです。
悪い事態の話をする人は、暗い人の可能性が高いといえるでしょう。
暗い人の特徴2. 会話の内容がいつもネガティブ
「どうすればいい」「もう終わりだ」と後ろ向きな話ばかりをするのも、暗い雰囲気の人の特徴の一つです。
基本的にネガティブなので、周囲まで暗い気持ちにさせることに気づいてはいません。嫌な気持ちになっている人を尻目に、ネガティブトークを繰り返すKYなところも。
ネガティブなワードばかり並べる人も、暗い人の特徴と認識していいでしょう。
暗い人の特徴3. どう会話をして良いか分からないため、口数が少ない
相手の人とどのように接していいのか分からず悩むのも、暗い人の特徴です。どうやって話せばいいのか考えているうちに、口数もどんどん少なくなっていく傾向にあります。
積極的に話したいと考えている人も中にいるものの、糸口がつかめない場合も。人とのコミュニケーションの方法が分からない人も、暗い人の傾向なのです。
暗い人の特徴4. 周囲が明るい話題で盛り上がっていても、無表情なことが多い
暗い人は「周りの人とは合わせない」と考えている人が多いです。
ポーカーフェイスを貫こうとしているため、周囲が明るい話題で盛り上がっていても一人どこ吹く風。
周りが盛り上げようと話しかけてきてもうっとうしいとしか思わず、表情を崩さない場合も。周囲に強調する姿勢を見せずに無表情な人も、暗い人だと認識できます。
暗い人の特徴5. 外に出ることよりも、自宅に引きこもる方が好き
暗い人は、「外に出ずに家の中で遊んでいたい」と考える傾向にあります。
自宅にいる時は、インドアの趣味に没頭している場合がほとんど。外で遊ぶことに抵抗があるようで、アクティブな人と交流したがりません。
そのため、遊びに誘われても「面倒だ」と思い断るケースが多いです。外に出ることを避けている人も、暗い人の特徴の一ついえるでしょう。
暗い人の特徴6. 自分を中心に考え事をするため、他人に全く興味がない
「他人のことには興味がないからどうでもいい」と思っているのも、暗い雰囲気も人の特徴の一つ。根底には自分中心という心理があり、他人の意見や考えを寄せ付けません。
結果として、周囲を拒絶するような態度や振る舞いを見せるケースが見られます。他人に興味を示さない姿勢は、暗い雰囲気の人の特徴といえるでしょう。
暗い人の特徴7. 仕事やプライベートなど新しい環境に馴染むのが苦手
暗い人ほど周囲の環境に馴染めないケースが見られます。仕事やプライベートで人と関わる際に、「初対面の人との接し方が分からない」と思っているようです。
コミュニケーションに悩んでいるうちに陰気なオーラを発し、周囲から敬遠されて孤立していくことも。環境にあまり馴染めない人も、暗い雰囲気を持っているといえます。
周囲から”暗い雰囲気の人”と思われてしまう原因って?
暗い人の特徴に当てはまる人は、どうして暗くなってしまうのでしょうか。ここからは、暗い雰囲気になってしまう原因について、詳しく解説していきましょう。
原因1. 声が小さく、いつもボソボソと話している
明るい雰囲気の人は、元気でよく話すイメージです。そのため、真逆の話し方をする人は暗いと思われがち。
声が小さい人のはもちろんのこと、ボソボソと話すのも暗いと思われます。
そもそも何を言っているか分かりづらいことも多く、あまり関わりたくないと考える人もいるようです。
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原因2. 決して集団に群がらず、一人の世界に身を投じている
協調性がない人は、暗いと思われる可能性が高いです。集団で群がっているところで一人の世界に入ると、よりその雰囲気を感じさせます。
一人の時間を大切にするのはいいことですが、場をわきまえなければなりません。皆で協力する場において一人で動こうとすると、暗い人間として敬遠されるので注意しましょう。
原因3. 表情を見せないことが多く、笑顔も少ないため、見た目が暗く見える
表情を見せないと暗い人と思われがちです。無表情を貫く人の心理はそれぞれですが、「場を盛り下げている」と不快感を抱かれるケースが多いです。
また、笑顔が少ないのも「愛想が悪い」と思われ、暗い人と認識されます。無表情な人や極端に笑顔が少ない人は、暗い人と思われてしまう可能性が高いといえるでしょう。
原因4. 飲み会など誘われてもノリが悪く、つまらない人と思われる
周囲と同調しない場合も、暗い雰囲気の人と思われる可能性が高いです。
飲み会など皆でわいわい楽しむ場に行かない人は、特に暗い人とみなされます。
ノリが悪い人は根暗で嫌な人とイメージされがちで、そのイメージのまま暗い人とされる場合も。
周りの人との誘いを常に断っている人は、周囲から暗いと思われていないか注意すべきです。
原因5. 何を考えているか分からないので、近付きにくい
周囲に自分の考えを伝えないことも、暗いと思われる原因になります。
自分の意見や主張をしないうちに、「何を考えているんだ」と不審に思われてしまうことも。考えが分からない人は暗いイメージが付きやすく、周囲からも孤立しがちです。
自分の考えを周りに分かるように発信せずに、暗いイメージが定着しないようにしましょう。
なぜ暗い人は仕事において、周りから嫌われる?
暗い人と思われるとどんなデメリットがあるのでしょうか?
一番あげられるのは、職場の人に嫌われるケースです。主に嫌われる理由は5つありが、暗い人は仕事にマイナスを持ってくると認識されるようです。
ここからは、暗い人が仕事で嫌われる原因を説明します。
仕事で嫌われる理由1. 行動力が無いと思われるため、仕事を振りにくい
暗い人は、行動力がないと思われやすいです。実際の行動力はさておき、「しっかりと仕事をしてくれないのでは」と不安がられます。
そのため、大事な仕事を振られないという問題が出てきます。職場で仕事を回されないのは、収入や出世に関係することも。
暗いイメージは、嫌われる以上の弊害が出る危険性を持っているのです。
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仕事で嫌われる理由2. 暗い人と仕事をすると、気が滅入って疲れるから
暗い人は、ネガティブな言葉を繰り返すことが多いです。そのため、一緒に仕事をしてもうんざりしてしまいます。
気が滅入ると仕事の能率が下がり、結果的に足を引っ張られる可能性も。
「暗い人と仕事すると疲れる」という人もいて、仕事の環境を大事にする人からはより嫌われます。
仕事で嫌われる理由3. 集団で目標を達成しようとする意志が表に見えないから
暗い人はノリが悪いことも多く、目的を達成しようとする意識が見えないことも。そのため、協調性がないと認識されるようです。
仕事は集団でのプロジェクトもあり、規模が大きければチームワークの重要性も高まります。
しかし、協調性の無い人はチームにマイナスを持ってきかねません。集団で仕事をする場所においては特に嫌われやすいです。
仕事で嫌われる理由4. 職場の雰囲気を悪くしてしまうのではと思われてしまう
暗い人の中には、ネガティブな空気を伝染させる行動をとります。実際には口数が少ないだけの人もいますが、イメージから「雰囲気を悪くする」と思われがちです。
偏見的な側面もありますが、暗いと思われると悪いイメージを持たれる原因になりますよ。
仕事で嫌われる理由5. 話しかけても、何を喋っているか分かりづらく、意思疎通が難しいと思われてしまう
暗い人の中には、ボソボソ喋るので何を言っているのかのか分かりづらかったり、口数が少ない人も多いです。
口数が少ないと意思疎通がしづらいと思われ、結果的に職場で嫌われやすくなります。
周りに暗い人がいる人必見!暗い性格の人との上手な付き合い方とは?
人生を振り返ると、「暗い人と会ったことない」という人はいないと思われます。
あまり付き合わない距離感ならともかく、職場の同僚になると上手く付き合っていくことが重要です。ここからは、暗い人との付き合い方について説明します。
上手な付き合い方1. 暗い人の趣味を知って、会話のネタにする
暗い人でも自分の好む話題では饒舌になることも。そのため、暗い人の趣味を知るといいかもしれません。
趣味を知れば会話のネタにできるので、上手くコミュニケーションを取れることも。
暗い雰囲気を持っている人でも仲良くなればイメージが変わる可能性もあります。まずは、人間関係を構築するのが大切といえるでしょう。
上手な付き合い方2. 他人に興味を持たないので、自分のことはなるべく話さず質問から会話を広げる
暗い人の中でも、他人に興味を持たない厄介な場合があります。そんな時は、質問を中心に会話してみるといいかもしれません。
他人に興味がなくても、自分のことは話してくれる可能性があります。会話を広げていれば、自分のことや仕事の話に繋げれることも。
相手の興味を引くのも、コミュニケーションのポイントです。
上手な付き合い方3. 無理に深い関係を築こうとしない
人付き合いを無理に行う必要もありません。暗い人と合わないなら、深い関係を築かないのも選択肢といえるでしょう。
相手も人付き合いを望まない可能性もあるので、お互いを尊重した結果になることも。ただ、職場なら仕事の話をできる距離感は保ちましょう。最低限のコミュニケーションを取れないと、支障が出かねませんよ。
上手な付き合い方4. 会話が途切れた時は、すぐに別の会話に移してみる
あまり積極的に話せないタイプの場合は、こちらが主導権を握ってあげましょう。会話が途切れたら話を変えてあげるなど、上手くリードするといいようです。
暗い雰囲気を持っていても意思疎通が取れれば、仲良くなれます。会話を通して信頼してもらえれば、より自分に心を開いてくれることも。性格に合ったコミュニケーションが大切です。
上手な付き合い方5. 暗い人はマイナス思考なので、確証もない励ましはしない
マイナス思考で暗くなっている場合、フォローが大事です。確証がない励まし等はより不安を増幅させて、いつも以上に暗くなることも。
暗い人にもタイプがあり、励まし方にも違いがあります。
まずは、何で落ち込んでいるのかしっかりと聞き、確証のあるフォローをしましょう。職場の同僚や部下なら、なおさらフォローが大事です。
暗い人の特徴を理解して上手に付き合っていきましょう。
一概に暗い人といってもいろいろなタイプがあります。共通点はありますが、特徴を上手く捉えて、なぜ暗いのかを知ってあげましょう。
同僚が暗いと自分の仕事にも影響が及びかねないので、できれば和気あいあいとした環境をつくりたいもの。暗い人を遠ざけるだけでなく、歩み寄ることも人間関係の構築に重要といえるでしょう。
【参考記事】はこちら▽
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