ベルギー旅行のおすすめ観光名所30選。都市別に人気スポットを詳しく解説!
ベルギーってどういうところ?
中世ヨーロッパの雰囲気が漂う『ベルギー』。世界遺産を始め、美術館や博物館、教会など観光スポットとして人気を集めています。また、ワッフルやチョコレート、ビールなど、グルメな国としても有名です。
ベルギーは、日本で言う九州地方くらいの大きさのため、首都ブリュッセル以外にも観光で回りやすい特徴があります。今回は、そんなベルギーの観光名所をエリア別に30スポットご紹介しますね。
ブリュッセルのおすすめ観光スポット10選
ベルギーの首都、ブリュッセル。治安がよく、ヨーロッパ各国からのアクセスも良いため、観光客に人気の都市です。観光地が中心に集まっているので、徒歩でも多くの観光地を回れます。道に迷うことも少ないでしょう。
ワッフルやチョコレートなど、ベルギーグルメを片手に、世界遺産をはじめとする歴史的建造物を楽しんでください。
スポット1. グラン・プラス
世界で最も美しい広場、グラン・プラス。1998年に世界遺産にも登録されました。歴史的な建造物に囲まれた広場では、毎日お花のマーケットも開かれています。観光客だけでなく、地元の人も賑わうベルギー随一の観光スポット。
2年に1度、8月に開催されるお花の祭典は、世界的な祭典としても有名。75万本ものお花を使って作り出されるフラワーカーペットを一目見ようと、たくさんの観光客が集まります。広場にあるカフェやレストランではベルギー料理も楽しめるため、食事もおすすめのスポットです。
グラン・プラスの詳細
公式サイトで見るスポット2.小便小僧
世界三大がっかり名所の一つとして知られる『小便小僧』。身長55.5cm・体重17kgの小さな小便小僧の名前は、ジュリアンくん。その小ささからがっかり名所とされていますが、世界中からコスチュームを送られるほど愛されています。
お祭りの際には、小便小僧からビールが出ていることも!小便小僧から出たビールは、観光客にも振る舞われるそう。運良くイベントのときに訪れた際は、味わってみてもいいですね。
世界遺産グラン・プラスから徒歩で1、2分の場所にあるなので、ベルギーに訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
小便小僧の詳細
公式サイトで見るスポット3. アトミウム
1985年、ブリュッセル万国博覧会のために作られた『アトミウム』。アトム(原子)をイメージした外観が斬新で注目を集めました。今でも、観光客に愛されているスポットです。
不思議な形をしたアトミウムは、内部はエレベーターでつながっていて、まるで迷路のよう。ドームの中からは、美しいベルギーの街並みを一望できますよ。
フロアの中には、ホテルやレストラン、カフェなどが建設されています。ブリュッセルの郊外にあるため、予め長めに時間を取って出かけましょう。
アトミウムの詳細
Square de l'Atomium, 1020 Bruxelles, ベルギー
公式サイトで見るスポット4. ベルギー王立美術館
15世紀からの古代美術・19世紀からの近代美術が2万点以上並ぶ『ベルギー王立美術館』。元々は、ナポレオンがパリのルーブル美術館から持ち帰った作品を展示するために建設されました。
美術館内でも、画家・ピーテル・ブリューゲルの「ベツヘレムの人口調査」、画家・ピーテル・パウル・ルーベンスの「聖リヴィナスの殉教」は見逃せません。
ブリュッセルの主要な美術館・博物館のフリーパス『ブリュッセルカード』での入場もできるので、複数美術館を回る人はカードの購入がおすすめ。
ベルギー王立美術館の詳細
Rue de la Régence 3, 1000 Bruxelles, ベルギー
公式サイトで見るスポット5. ブリュッセル市立博物館
16世紀にカール5世によって、ゴシック様式で建設された『ブリュッセル市立博物館』。ブラバント公の行政庁が置かれ、その後スペインの王になったことから、ベルギーの人々に『王の家』と呼ばれています。
ピーテル・ブリューゲルの作品「結婚式の行列」や小便小僧のコスチュームを始め、ベルギーのタペストリーや絵画などが展示されています。グラン・プラスから歩いて5分のため、合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。
ブリュッセル市立博物館の詳細
Grand-Place, 1000 Brussel, ベルギー
公式サイトで見るスポット6. サン・ミッシェル大聖堂
13世紀に建てられたゴシック調の教会『サン・ミッシェル大聖堂』。ベルギー王室の結婚式でも使われた、由緒正しい教会です。
中に入ると、ゴシック調の建物らしく、美しいステンドグラスが飾られています。きれいな色合いと細かい装飾のステンドグラスから差し込む優しい光は、一見の価値あり。
ブリュッセル駅から歩いて4分と、アクセスが良いのもポイント。十字架や電気のLEDキャンドルなど、教会らしいお土産も販売されているので、記念に購入するのもおすすめです。
サン・ミッシェル大聖堂の詳細
Place Sainte-Gudule, 1000 Bruxelles, ベルギー
公式サイトで見るスポット7. 市庁舎
世界遺産グラン・プラスの中でもひときわ目立つ『市庁舎』。ベルギーの観光地として、いつも観光客で賑わっています。実は左右非対称ではなく、塔も真ん中にない不思議な建築物なので、観光で訪れた際はよく目を凝らして確認してくださいね!
さらに、中央の塔にあるドラゴンは、風の向きによって変わるので、行った時にどの方向を向いているのかぜひチェックしてみてください。
夜になるとライトアップされて昼と雰囲気がだいぶ変わるため、2度楽しめますよ。中を見学するには、ツアーへの参加が必要です。チアーチケットは、市庁舎内にある観光案内所で購入できますよ。
市庁舎の詳細
Grand-Place, 1000 Brussel, ベルギー
公式サイトで見るスポット8. ギャルリー・サンテュベール
1847年に公開された、ヨーロッパ最古のアーケード『ギャルリー・サンテュベール』。アール・ヌーヴォー様式の装飾に、ガラス張りのドーム型屋根、大理石で構築された壁というゴージャスなアーケードです。
ベルギー王室御用達として認定されている8つのショコラトリー「ゴディバ」「ピエール・マルコリーニ」「ヴィタメール」「レオニダス」「ガレー」「ノイハウス」「マリー」「ヴァンデンダー」のチョコレートも、ギャルリー・サンテュベールで全て購入できますよ。
屋根付きのアーケードなので、雨が振っても安心してショッピングを楽しめます。お土産探しにおすすめの観光スポットです。
ギャルリー・サンテュベールの詳細
Galerie du Roi 5, 1000 Brussel, ベルギー
公式サイトで見るスポット9. ビール博物館(ギルド・ハウス)
世界遺産グラン・プラスにある『ビール博物館』。市庁舎の左側にある、馬に乗った黄金の騎士のオブジェが特徴的な建物です。博物館は地下1階。18世紀のブルワリーで使われていた樽など、ビール好きにとってはたまらない展示物が並びます。
入場料は5ユーロ。館内見学の最後には、ベルギービールの2種類のうちから1種類を試飲できるので、嬉しいですね。17時には閉館するため、早めに訪れることをおすすめします。
ブリュッセルカードでも見学できるので、カードを持っているとお得に楽しめますよ。
ビール博物館(ギルド・ハウス)の詳細
Grand Place 10, 1000 Bruxelles, ベルギー
公式サイトで見るスポット10. メゾン・ダンドワ
ベルギーに来たら、絶対にワッフルは食べておくべきグルメでしょう。『メゾン・ダンドワ』は、外はカリッと中はふんわりしっとりしたブリュッセルワッフルが食べられます。ワッフルは甘さ控えめで、バターのコクとバニラの甘い香りが広がりますよ。
1枚1枚丁寧に焼き上げているのも、この店の特徴。アイスやキャラメルソースのトッピングをして、さらに美味しくいただくのもいいですね。テイクアウトして、グラン・プラスで食べ歩きするのもおすすめ。ぜひ本場のベルギーワッフルを味わってくださいね。
メゾン・ダンドワの詳細
Rue Charles Buls 14, 1000 Bruxelles, ベルギー
公式サイトで見るブリュッセル以外のおすすめ観光スポット20選
続いて、ブルッヘ・アントウェルペン・リエージュ・イーペル・ディナン・ナミュール・シャルルロワ・ゲントの観光地を、エリア別にご紹介していきます。
鉄道が発達しているベルギーでは、各都市鉄道1本で簡単に移動できます。それぞれのエリアの観光スポットは、1時間程度あれば到着するアクセスのよさ。各都市に魅力的な特徴があるため、ぜひブリュッセル以外の都市もまわってみてくださいね。
スポット11. 【ブルッヘ編】運河クルーズ
ベルギーの首都ブリュッセルから電車で約1時間で到着する『ブルッヘ(ブルージュ)』。ベルギーのベネチアとも言われる、運河が有名な都市です。
ブルッヘに訪れたのなら、運河クルーズで街中をまわってみてはいかがでしょう。運河から見上げる青空や美しい建物、情緒のある街並みは、どこを切り取ってもまるで絵画のように美しいです。
どのボートでも値段は同じなので、開いているボートを見つけたら捕まえてくださいね。ぜひ運河の上からブルッヘの観光を楽しんでください。
運河クルーズの詳細
Nieuwstraat 11, Bruges 8000, Belgium
公式サイトで見るスポット12. 【ブルッヘ編】愛の湖公園
ベギン会修道院の近くにある『愛の湖公園』。ヨーロッパらしい豊かな自然が広がる、落ち着いた雰囲気の公園です。ベルギー名物のフリットを片手に散歩をしているブルッヘ市民たちも見られます。
湖には人間に慣れた白鳥たちが優雅に泳いでいますよ。観光ボートに乗ると、白鳥たちも一緒について泳いでくれるので、まるで白鳥の群れの一員になった気分。
季節ごとに違った雰囲気を見せる公園は、どこを撮ってもヨーロッパらしい風情ある景色です。白鳥と共に優雅な時間を過ごして素敵な思い出を作りましょう。
愛の湖公園の詳細
公式サイトで見るスポット13. 【ブルッヘ編】ベギン会修道院
1245年にフランドル伯夫人によって、女性の自立を促す場としてつくられた『ベギン会修道院』。現在は、世界遺産に登録されています。
修道女たちの白いレンガで作られた住まいは、中世ヨーロッパの世界がそのまま残っており、現代にいることを忘れてしまいそうに。実際に今住んでいる修道女たちの生活も見ることができますよ。
初夏になると、緑で覆われた庭が水仙で埋め尽くされて、一面に美しい光景が。初夏にベルギー旅行をするなら、絶対にベギン会修道院への観光がおすすめです。
ベギン会修道院の詳細
Begijnhof 6-44, 8000 Brugge, ベルギー
公式サイトで見るスポット14. 【ブルッヘ編】ブルッヘ(ブリュージュ)の鐘楼
ブルッヘの中心にある『鐘楼』は、中世時代からブルッヘのシンボルとして人々に愛されてきました。古い絵画でも、ゴシック様式の建物と鐘楼が描かれており、昔からブルッヘと時を刻んできたことが分かります。
現在でも毎日決まった時間に、美しい鐘の音で時間を知らせてくれる鐘楼。鐘楼の上は観光客も登れますが、366段の階段を自力で上がっていく必要があります。
登りきると、ブルッヘの美しい街並みを一望できますよ。体力に自信のある人は、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
ブルッヘの鐘楼の詳細
公式サイトで見るスポット15. 【アントウェルペン編】ルーベンスの家
フランドルの画家・ルーベンス。日本でも有名なアニメ『フランダースの犬』では、主人公ネロが憧れた画家としても描かれています。
ルーベンス自ら設計して生涯家族と過ごした家が、アントウェルペンにある『ルーベンスの家』。1946年に再建され、市立博物館として生まれ変わりました。ルーベンスやその弟子たちの作品が展示されています。
ルーベンスのアトリエだった場所で、彼が作品を作っている様子を想像しながら楽しんでくださいね。
ルーベンスの家の詳細
Wapper 9-11, 2000 Antwerpen, ベルギー
公式サイトで見るスポット16. 【アントウェルペン編】アントワープ動物園
アントウェルペン駅の横にあり、子供連れでもアクセスしやすい動物園が『アントワープ動物園』。オカピやコンゴクジャクなど、日本ではあまり見られない動物たちに出会えますよ。子どもたちに人気のコアラも。陸の動物だけでなく、アシカなど水中の動物も見れるので嬉しいですね。
併設されているレストランでは、水牛を眺めながら食事ができます。ヨーロッパらしい壮大な庭は、季節ごとに花が変わるのも必見。春の時期はチューリップが一面に咲いていて、美しい風景を作り出しています。
アントワープ動物園の詳細
Koningin Astridplein 20-26, 2018 Antwerpen, ベルギー
公式サイトで見るスポット17. 【アントウェルペン編】アントワープ美術館
通称『MAS』と呼ばれている『アントワープ美術館』。外壁には、アントウェルペンの象徴である銀色の手が3000個以上飾られています。ブロックを積んだような外観が特徴的な、アントウェルペンのランドマークです。
屋上のテラスは無料で利用でき、アントウェルペンの街並みを一望できます。写真撮影用としてガラスに穴があいているので、カメラに収めるときには使ってみてくださいね。ミシュラン2つ星レストランもあり、絶景の中で食事を楽しめます。
アントワープ美術館の詳細
Hanzestedenplaats 1, 2000 Antwerpen, ベルギー
公式サイトで見るスポット18. 【アントウェルペン編】アントワープ中央駅
アントウェルペン(アントワープ)のメインの駅『アントワープ中央駅』。ヨーロッパ各国ともつながっている駅は、歴史を感じる荘厳な佇まいが特徴です。近代的な内装も歴史を感じる外装もゴージャスで、圧倒されます。
縦一列に並んだ列車は、ハリーポッターの世界のようで、ヨーロッパらしさを感じられますよ。乗り換えだけに使うのはもったいないくらい美しい駅なので、ぜひ時間のある方は散策してみてくださいね。
アントワープ中央駅の詳細
公式サイトで見るスポット19. 【アントウェルペン編】ノートルダム大聖堂
世界遺産に登録されている、ノートルダム大聖堂。聖母マリア大聖堂とも呼ばれる教会は、有名なアニメ『フランダースの犬』にも登場しています。
そんな大聖堂の中には、ベルギーを代表する画家・ルーベンスによる作品「キリスト昇架」「キリスト降架」「聖母被昇天」「キリストの昇天」の4つの祭壇画が展示されています。
また、入り口には、フランダースの犬の名場面を見に来た日本人観光客のために、日本語でのメッセージが書かれていますよ。現地に行った際には探してみてくださいね。
ノートルダム大聖堂の詳細
公式サイトで見るスポット20. 【リエージュ編】モンターニュ・ド・ビュラン
首都ブリュッセルから1時間。片道平日15ユーロ、休日は7.5ユーロで行ける都市『リエージュ』。駅の目の前、マルシェ広場のまわりは緑で囲まれており、レストランや小物屋さんが並びます。
広場から15分ほど行くと『モンターニュ・ド・ビュラン(ビューラン山)』の入り口へ到着。ここから373段の階段を登り、頂上の城砦を目指します。
階段はゆるやかな段差な上に休憩するところもあるので、自分たちのペースでゆっくり登れますよ。頂上から見るリエージュの街並みは絶景。リエージュに訪れた際には、頂上を目指してみるのはいかがでしょうか。
モンターニュ・ド・ビュランの詳細
Montagne de Bueren 33, 4000 Liège, ベルギー
スポット21.【イーペル編】繊維会館
ベルギー西部の都市イーペルにある『繊維会館』もおすすめの観光スポット。繊維会館と鐘楼が「ベルギーとフランスの鐘楼群」として世界遺産に登録されています。
繊維業が盛んだったこの街は、ウール製品をネズミから守るため、猫を大切にしています。一方、魔女狩りの際、魔女の使いと考えられていた猫を生きたまま投げ捨てていたというエピソードも。
今ではぬいぐるみの猫を投げ下ろすお祭りへと変化し、3年に1度、5月の第2日曜日に行われています。猫や魔女の仮装をした人々で賑わうので、この時期にベルギーにいる方は参加してみると楽しいですよ!
繊維会館の詳細
Grote Markt 34, 8900 Ieper, ベルギー
公式サイトで見るスポット22. 【イーペル編】ベルヴァード
子供連れの旅行でイーペルに来るなら、ベルヴァードがおすすめ。象やキリン、虎などの人気動物が集まる、動物園付きのテーマパークです。動物と触れ合えるコーナーもあり、地元の子供達からも愛されている観光地ですよ。
ジェットコースターやウォータースライダー、メリーゴーランドなど、人気のアトラクションも並ぶことなく楽しめる穴場の場所。疲れたらきれいに整えられたお庭で休むのもいいですね。家族皆で楽しめるテーマパークに行き、遊び尽くしましょう!
ベルヴァードの詳細
Meenseweg 497, 8902 Ieper, ベルギー
公式サイトで見るスポット23. 【ディナン編】シタデル(城砦)
ブリュッセルから約1時間半。ムーズ川によって自然に作られた都市『ディナン』は、高さ100mの崖の下にある都市です。
崖に一列に並ぶ街並みは、「こんなところに人が住んでいるのか」と疑うほど不思議な光景。ベルギーに訪れた際は、ぜひ足を伸ばしていただきたい観光名所です。
街の後ろに切り立つ崖の上にある城壁『シタデル』へは、408段の階段、もしくはロープウェイで向かいます。崖の上からディナンの街を一望できますよ。ベルギーの中で「絵のような街」として有名な都市です。
シタデル(城砦)の詳細
Place Reine Astrid 3, 5500 Dinant, ベルギー
公式サイトで見るスポット24. 【ディナン編】ノートルダム教会
ディナンのランドマーク、ノートルダム教会。教会は存在感があるため、シタデルからディナンの街を見下ろしたときにも、一番大きく目立って見えます。玉ねぎのような形の塔が目印で、ガイドブックにも必ず載っている人気の観光名所です。
中に入ると、ヨーロッパらしいステンドグラスが目に飛び込みます。色とりどりのガラスから、やさしい光が差し込む夕方が特に美しい時間。ディナンに訪れた際は、シタデルの上からも教会の中からも、ノートルダム教会を満喫することをおすすめします。
ノートルダム教会の詳細
Rue Grande 9, 5500 Dinant, ベルギー
公式サイトで見るスポット25. 【ディナン編】シャルル・ド・ゴール橋
ノートルダム教会とディナン駅を結ぶ橋『シャルル・ド・ゴール橋』。ディナンは、楽器・サックスを考案したアドルフ・サックスの生誕の地です。
そのため、橋の両端には、サックスのオブジェが等間隔に展示されています。デザインが一つひとつ異なるので、お気に入りを見つけてみてくださいね。
中世の雰囲気が残るディナンの街と、サックスのオブジェが融合している姿はとても美しく、どこを写真におさめてもまるで絵ハガキのよう。ディナンに行った際は、ぜひ渡ってほしい橋です。
シャルル・ド・ゴール橋の詳細
Rue de la Station 4, 5500 Dinant, ベルギー
公式サイトで見るスポット26. 【ナミュール編】シタデル(城砦)
山と2つの川に囲まれた都市、ナミュール。自然と融合した美しい街並みは「ミューズの真珠」として地元の人から愛されています。ブリュッセルからは快速電車で1時間ほどで到着します。
そんなナミュールにある観光スポットが『シタデル』です。ナミュール駅からシタデルまでは、歩いて15分ほど。街のあちこちにあるキュートな銅像を見ながら街歩きを楽しんだ後、シタデルまで1kmほど登ります。駅からバスも出ているので、体力に不安がある方はバスで向かうのもおすすめです。
シタデルの頂上からはナミュールの街を一望できますよ。川と山が美しい都市の風景を堪能してくださいね。
シタデル(城砦)の詳細
Route Merveilleuse 64, Namur 5000, ベルギー
公式サイトで見るスポット27. 【ナミュール編】鐘楼
『鐘楼』は、シタデルの下に広がる街の一段と目立つ塔にあります。『フランドル地方とワロン地方の鐘楼』として世界無形遺産にも登録されているんですよ。
元々は聖ピエール教会の鐘楼でしたが、教会の火災のため、1388年にナミュールに移りました。高さ20mの位置にある鐘楼は、14世紀のベルギーを象徴する軍事的建造物として、今でも大切に管理されています。ナミュールに訪れた際は、世界遺産の一つを見に行きましょう。
鐘楼の詳細
Place d'Armes 6/Z, Namur 5000, ベルギー
公式サイトで見るスポット28. 【シャルルロワ編】ボワ・デュ・カジエ
ベルギー第4の都市として知られる『シャルルロワ』。かつて炭鉱で栄えたシャルルロワは、ベルギーの近代産業を支えました。
そんなシャルルロワの郊外にある『ボワ・デュ・カジエ』は、1967年まで実際に鉱山として使われていた場所です。産業革命時代に使われていた機材がそのまま残っており、当時の様子が肌で感じられますよ。
「グラン・オルニュ」「ボワ・デュ・ルック」「ブレニー・ミーヌ」と共に、鉱山遺跡として世界遺産にも登録されています。シャルルロワに訪れた際は、足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
ボワ・デュ・カジエの詳細
Rue du Cazier 80, 6001 Charleroi, ベルギー
公式サイトで見るスポット29. 【ゲント編】聖バーフ大聖堂
中世の街並みがそのまま残った都市、ゲント。そんなゲントにある『聖バーフ大聖堂』には、ヤン・ファン・エイクの祭壇画『神秘の子羊』を見るために、世界中から多くの観光客が訪れています。
その他にも、ルーベンス作品を始めとした絵画や、パイプオルガンなど見どころはたくさん。
聖堂には日本語のオーディオガイドもあるので、現地の言葉が分からなくても安心。無料で入場できるため、ゲントに来た際には『神秘の子羊』を見に訪れてみてはいかがでしょうか。
聖バーフ大聖堂の詳細
Sint-Baafsplein, 9000 Gent, ベルギー
公式サイトで見るスポット30. 【ゲント編】コーレンレイ・グラスレイ
中世から運河として栄えたレイエ川。川を挟んである、12世紀に建設されたギルドハウス(同業者組合)『グラスレイ』と、対岸の穀物倉庫『コーンレイ』は、当時の商業の中心地となった細かい装飾が美しい建物です。
現在は、カフェやレストランになっているので、美しい川を見ながら食事をするのもおすすめ。夜はライトアップされており、幻想的な雰囲気のため、散歩してみてもいいでしょう。日中は遊覧ボートも出ているので、運河から街並みを眺めてみるのも素敵ですよ。
コーレンレイ・グラスレイの詳細
公式サイトで見るまとめ
ベルギーの観光地を、都市別に30スポットご紹介しました。首都・ブリュッセルから1時間程度で行けるスポットばかりなので、日帰りで違う都市の観光も可能です。
各都市の世界遺産を巡ったり、教会を巡ったり、チョコレートを食べ比べたりと、思い思いに満足できる旅行の計画を立ててくださいね。ベルギー旅行の際は、少し足を伸ばして遠出してみましょう。
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