イヤホンの種類一覧|タイプや形状を知ればいいイヤホンの選び方がわかる。
「イヤホンの種類って何があるの?」
「イヤホンの選び方が詳しく知りたい!」
音楽を聞いたり、仕事でオンラインミーティングをしたり、ゲームをしたり、「イヤホン」はあらゆる場面で活躍してくれます。
そんなイヤホンには、「ワイヤレスイヤホン」や「有線イヤホン」といった接続方法の違いから、ワイヤレスイヤホンの中でも「完全ワイヤレスイヤホン」や「骨伝導イヤホン」、「ノイズキャンセリングイヤホン」などさまざまな種類があり、「欲しいけど選べない...」という人も多いはずです。
そこで、この記事ではイヤホンの種類や違いから、メリット&デメリットまで徹底解説!
イヤホン選びに必要な情報を全て紹介しているので、ぜひ参考にして、お気に入りのイヤホンを見つけてみてください。
イヤホンの種類|接続方法や形状・タイプごとに解説!
「イヤホン」をビックカメラなどの家電量販店や、Amazonなどの通販サイトで検索すると分かるように、とにかくたくさんの種類がありますよね。
そこで、まずはそのイヤホンの種類について詳しく解説していきます。
わかりやすいように、接続方法や機能で分けて紹介していくので、ぜひ目を通しておいてくださいね。
イヤホンの種類|接続方法
「接続方法」を基準にイヤホンの種類を分けると、ワイヤレスイヤホンと有線イヤホンに分かれます。この2種類に関しては、皆さんも馴染み深いはず。
それぞれのメリットとデメリットも簡単に解説しているので、必見です!
ワイヤレスイヤホン:最もオーソドックスで人気の高い種類
ワイヤレスイヤホンとは、その名の通り、音源との接続が無線(Bluetoothなど)で行われるイヤホンのことを指します。
従来の有線イヤホンに比べ、自由な動きが可能で、邪魔なケーブルを気にする必要がないメリットがあるため、音楽を楽しみながら運動をする人々に非常に人気。
しかし、バッテリー寿命や、接続の不安定さがストレスに感じる可能性があることはデメリットとして覚えておくといいでしょう。
有線イヤホン:ファンの絶えない長年愛される種類
有線イヤホンとはデバイスに直接挿して接続するタイプのイヤホンです。最近ではワイヤレスイヤホンの普及により数は減っていますが、音楽愛好家の間で今もなお絶大な人気を誇っていますよ。
大きなメリットは一貫して高い音質を提供できる性能と、電池の消耗を気にせずに利用できる点にあります。加えて、接続の安定性も有線イヤホンの大きな魅力です。
ただ、ケーブルの絡まりや、持ち運びの時のストレス、また断線のリスクなどはデメリットと言えますね。
イヤホンの種類|形状・タイプ
「ワイヤレスイヤホン」と「有線イヤホン」という分け方以外にも、イヤホンの形状やタイプで分けることができます。
見た目で判断できる分類なので、イヤホン選びの際に役立つはずですよ!
「完全ワイヤレスイヤホン」とは?
完全ワイヤレスイヤホンとは、左右のイヤホンが物理的に一切繋がっていないタイプのワイヤレスイヤホンのことを指します。ケーブルによるストレスが全くなく、運動中や作業中でも快適に使用することができますよ。AppleのAirPods Proなどが人気モデルです。
しかし、完全ワイヤレスのイヤホンは紛失しやすいという大きなデメリットを孕んでいることは覚えておきましょう。
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「左右一体型イヤホン(首掛け式イヤホン)」とは?
左右一体型イヤホンは、左右のイヤホンが一体となった形状のイヤホンです。首にかけて使用できるため、首掛け式イヤホンと呼ばれることも。この種類のイヤホンは、左右のイヤホンがケーブルで繋がっていることから、紛失のリスクが低く、安心のモデルと言えます。
しかし、首の後ろでケーブルが擦れてガサガサ音が気になってしまうことがあるのは、デメリットと言われることもありますよ。
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「ネックバンド型イヤホン」とは?
ネックバンド型イヤホンは、ネックバンド部分が硬質または柔軟な素材でできた首掛け式イヤホンの一種です。この種類のイヤホンは。快適な装着感と安定したフィット感をが特徴で、長時間の使用に適しています。
また、ネックバンドにはコントロールボタンやバッテリーが内蔵されていることが多く、便利な機能が充実しているモデルも多数ありますよ。
ただしデメリットとして、他のタイプに比べてサイズが大きいため、持ち運びや収納には少し工夫が必要な点が挙げられます。
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「骨伝導イヤホン」とは?
骨伝導イヤホンとは、耳に直接音を伝えるのではなく、骨を介して音を伝達する方式のイヤホンです。耳が完全に塞がれないので、周囲の音を聞きながら音楽や会話を楽しむことが可能。安全に注意を払いながら音楽を楽しみたいランナーなどにとっても理想的です。
ただ、一般的なイヤホンやヘッドホンに比べて音質が劣る可能性があり、迫力も感じづらいのでシーンに合わせて選ぶのがおすすめです。
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イヤホンの種類|装着方法
イヤホンにとって装着方式は非常に重要な要素で、使用感や音の感じ方が大きく変わってきます。そんな装着方法で分けた時の、イヤホンの種類を解説します。
カナル型イヤホン:遮音性が高くフィット感が気持ちいい
カナル型イヤホンとは、耳に差し込むことで、周囲の騒音を遮断し音楽を直接耳に届けるタイプのイヤホンです。密閉してくれるため遮音性が高く、音楽を聞く際に集中力を向上させることができます。
また、フィット感が高く、耳から落ちにくいので、運動中でも使いやすいですよ。
ただし、遮音性が高いため、周囲の音が全く聞こえないというデメリットもあり、ランニング中の使用には注意が必要です。
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インナーイヤー型イヤホン:疲労感を感じづらく、周囲の音も聞ける
インナーイヤー型イヤホンとは、耳にの奥深くに差し込むのではなく、耳の骨に合わせてはめる感じで使うタイプのイヤホンです。耳の形状に合わせて設計されています。
耳が疲れにくく、完全に耳を塞がない設計のため、周囲の音も一定程度は聞くことができますよ。
ただ、形状が合わないと音が漏れてしまったり、すぐに外れてしまうといったデメリットも孕んでいます。
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耳掛け式イヤホン:落ちづらいので紛失のリスクが少ない
耳掛け式イヤホンとは、耳全体にフックやバンドで固定する方式のイヤホンです。しっかりフィットしているので落下しにくく、紛失のリスクが減少します。運動をしながら音楽を聴く人やアクティブなライフスタイルを持つ人にとっては理想的な選択と言えるでしょう。
ただ、耳に重さがかかるため、人によっては時間の経過とともに痛みを感じてしまうこともあるので、注意が必要です。
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片耳イヤホン:ハンズフリーの通話に最適
片耳イヤホンは、一方の耳だけに装着するタイプのイヤホンで、主にハンズフリーでの通話を想定しています。作業や移動中でも手を使わずに通話が可能となり、ビジネスシーンなどで便利です。
また、片耳だけで聞くため、周囲の音を確認しながら通話を行うことも可能。
音楽を聴くこともできますが、ステレオ音源をフルに楽しむためには、迫力に欠けるのはデメリットです。
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イヤホンの種類|機能・性能
イヤホンには、機能や性能がそのまま名前についた「〇〇イヤホン」という種類で分けられることも多くあります。
目的の機能や性能があれば、そういった種類から選ぶこともできるので非常に便利です。ぜひ覚えておいてくださいね!
ノイズキャンセリングイヤホン:遮音性抜群で没入感を味わえる
ノイズキャンセリングイヤホンとは、外部のノイズを抑えて自分だけの音楽空間を作り上げることができる機能を持ったイヤホン。外部音の波形と逆位相の波を生成し、耳に届く前に周囲の騒音をカットするという仕組みです。
公共交通機関や、話し声が気になるカフェなどで音楽を楽しむことが可能。音楽を流さなくても騒音だけカットしてくれるモデルもあるので、集中したい時に便利です。
性能が上がるほど高価になる傾向があるため、予算に合わせて選ぶといいでしょう。
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ハイレゾ対応イヤホン:高音質のハイレゾ音源の再生に対応
ハイレゾ対応イヤホンとは、ハイレゾ音源の再生に対応しており、CD音源を超える高音質を体験することができるイヤホンです。
広い周波数帯域をカバーし、細部まで音を再現。演奏家の息遣いや弦の振動、さらにはライブコンサートの臨場感まで感じることができますよ。
ただし、ハイレゾ音源と、その再生に対応したデバイスやアプリが必要になるので、注意が必要です。
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防水イヤホン:突然の雨や、汗をたくさんかいても安心
防水イヤホンとは、その名の通り雨や汗などの水分から機器を守る特性を持ったイヤホンのことです。運動中や悪天候の中でも安心して使用することができるため、ランニングやジムでの使用に適しています。
ただし、防水性能にも限界があり、限度を超えてしまうと故障の原因になってしまうため、注意してくださいね。
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モニターイヤホン:生音を感じられるプロ向けの製品が多数
モニターイヤホンとは、主にプロの音楽家やオーディオエンジニアが使用するもので、音の正確さと透明感を重視したイヤホンです。
音楽の細部まで忠実に再現し、音楽制作や編集において非常に有用。
しかし、一部のモデルは高価であり、専門的な知識を必要とする場合があるため、持て余してしまう可能性もあるので、購入前にしっかりと検討するようにしましょう。
バイノーラルイヤホン:ASMRの再生が得意な立体感が特徴
バイノーラルイヤホンとは、人間の両耳から音を聞くときの立体的な音響効果を再現できるイヤホンです。ASMR(自律感覚絶頂反応)の再生に特に適しており、耳元で囁かれているかのような感覚や、物音が実際に周りで起こっているかのようなリアリティを体感できます。
通常の音楽を聴くときにはあまり効果を発揮しないため、使う予定がある方に必要な機能と言えます。
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ゲーミングイヤホン:足音での索敵やチーム内での会話も可能な高性能モデル
ゲーミングイヤホンとは、ゲームプレイの効率やスキルを高めるために設計されたイヤホンです。低遅延、高音質、快適な装着感など、長時間のゲームプレイに適した特性を備えています。
また、敵の足音から位置を把握したり、ビルトインマイクを使ってチームメイトとコミュニケーションを取ることも可能です。
デザインが特殊なものが多いため、普段使いにはあまり向いていないので注意してください。
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重低音イヤホン:低音の再生が得意で迫力あるサウンドが人気のポイント
重低音イヤホンとは、低音の再生に重きを置いて設計されたイヤホンです。ビートが重要なヒップホップやEDMなどのジャンルを好むユーザーに人気があります。
強力な低音は音楽に迫力と深みを加え、音楽体験を一層豊かにします。
ただし、バランスの取れたサウンドを好むユーザーにとっては、低音が強すぎると感じることもあるため、普段の感覚を参考に選ぶと失敗しないはずですよ。
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イヤホンの選び方|覚えておきたい基礎知識も解説!
ここからはイヤホンの選び方について、パーツやスペックをもとに解説していきます。
イヤホン選びの際に絶対に覚えておきたい用語なども含めて紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
イヤホンの選び方|パーツ
イヤホンを選ぶ際、それぞれのパーツについては見落としがち。
ドライバーやプラグといったパーツは、音質や耐久性に大きく影響を与えます。
それぞれのパーツの役割や違いを理解することで、あなたの理想のイヤホン選びに役立つことでしょう。
ドライバーユニット:イヤホンの心臓とも言える重要部
ドライバーユニットは、イヤホンの音を生成する中心的な部分であり、イヤホンの心臓とも称されます。その素材や構造、大きさによって音質が左右され、一般的には大きいドライバーほど、より大きな音圧と広い周波数帯域を持つ傾向がありますよ。
ドライバーには大きく分けて
- ダイナミック型
- バランスド・アーマチュア型
- ハイブリッド型
の3種類があります。それぞれ下で簡単に解説します。
ダイナミック型(DD型)
ダイナミック型ドライバーは、最も一般的なタイプのドライバーユニット。
音を再生するために振動膜(ダイヤフラム)、ボイスコイル、磁石という三つの主要な部品で構成されています。電流がボイスコイルに通ると磁場が発生し、その磁場の動きに合わせてダイヤフラムが振動。これが音波を生成し、音を作り出します。
ダイナミック型ドライバーは、広い周波数範囲をカバーし、特に低音の再現に優れています。しかし、精密な音質を必要とする高周波数には若干の限界があるというのが、DD型ドライバーの特徴です。
バランスド・アーマチュア型(BA型)
バランスド・アーマチュア型(BA型)ドライバーは、高価なイヤホンでよく見られるドライバーです。
BA型ドライバーは、ダイヤフラムではなく、アーマチュアという小さな部品を振動させて音を作り出します。細かな音の詳細を高い精度で再現できる特徴を持っていますよ。
また、小さいため、一つのハウジングの中に複数のBA型ドライバーを搭載し、それぞれを特定の周波数範囲(低音、中音、高音など)に特化させることも可能。
しかし、一般的にBA型は低音の再現に苦労するとされており、高音の再生が得意なドライバータイプです。
ハイブリッド型
ハイブリッド型ドライバーは、その名の通り、DD型とBA型の両方の特性を活かすために設計された、新しい形式のドライバーです。
多くの場合、ダイナミック型ドライバーが低音を、BA型ドライバーが中音から高音を担当し、ダイナミック型の豊かな低音とBA型の精密な高音を一つのイヤホンで再現することが可能に。
しかし、その設計と製造の難しさから、ハイブリッド型ドライバーを搭載したイヤホンは一般的に高価になる傾向があります。
プラグ:デバイスとの互換性が決まる先端の接続部分
プラグはイヤホンの先端にあり、音源デバイスとの接続を担当します。
主な形状としては、3.5mmのミニプラグと、2.5mmのサブミニプラグ、そして最近のスマートフォンなどではUSB Type-CやLightning接続があります。
また、プラグ部分の素材も音質に影響します。金メッキのプラグは信号伝送の品質が良いとされていますよ。
2.5mmプラグ
2.5mmプラグは、小型の機器や一部のモバイルデバイスに使用されます。その小さいサイズから、一部のポータブルオーディオ機器や無線通信機器などにも採用されていますよ。
一部の高級オーディオ機器では、バランス接続用のプラグとして使われることもあります。
3.5mmプラグ
3.5mmプラグは最も一般的なイヤホンやヘッドホン用のプラグです。スマートフォン、ラップトップ、タブレットなど多くのデバイスに対応。
しかし、iPhone7以降から最近のスマートフォンでは、接続ポートが廃止される傾向にあります。
6.3mmプラグ
6.3mmプラグは、主に家庭用オーディオ機器やプロ用機器で使用されています。オーディオファイル向けのヘッドホンや、楽器のアンプ接続にもよく使用されるプラグです。
Type-Cプラグ
Type-Cプラグは、新型のスマートフォンやラップトップに多く見られ、電源供給からデータ転送、オーディオ出力まで幅広い用途に使用されます。
しかし、Type-C接続のイヤホンは専用DACが必要で、価格が高くなる傾向があります。
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Lightningプラグ
Lightningプラグは、Apple製品専用のプラグです。3.5mmジャックを廃止したiPhoneやiPadに接続するために使われます。これもDACが必要で、価格が高くなります。
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ハウジング:音質とデザインを左右するパーツ
ハウジングはドライバーユニットを内包し、外部環境から保護する役割を果たします。その素材や形状は音響特性を左右し、結果的に音質に影響を与えますよ。
また、ハウジングはイヤホンの見た目を決定する部分でもあります。金属製のハウジングは頑丈さと音の鮮明さが特徴で金属光沢がおしゃれ。逆に、プラスチック製のものは軽量かつ、カラーバリエーションも豊富なモデルが多いですよ。
イヤーピース:フィット感に影響する耳に触れる部分
イヤーピースは耳に直接触れる部分であり、フィット感や遮音性、そして快適性に直接関わるパーツです。
サイズや形状・材質は、あなたの耳の形状やサイズ、使用目的に合わせて最適なものを選ぶことが重要です。シリコン製やフォーム製のイヤーピースが一般的で、耳の形にぴったりフィットします。
耳に合うイヤーピースを見つけることで、長時間の使用でも疲れにくくなりますよ。
ノズル:フィルター状のイヤーピースを装着する箇所
ノズルはイヤーピースを装着する部分であり、音を耳に直接送り込む役割を果たすパーツ。
ノズルの先端には音を調整するフィルターが設けられていることもあります。イヤホンを選ぶ際に気にすることはありませんが、ノズルと言われたときにどのパーツかわかっているだけで安心です。
ケーブル:音の通り道で素材によって音質が変わる
ケーブルは音源からドライバーへ音を運ぶ道となる部分で、その素材や構造によって音質が左右されます。
銅や銀、金属合金などが主に使われ、各素材は独自の音質特性を持ちます。
また、ケーブルの長さや太さ、編み方も音質に影響。ノイズの影響を受けにくいケーブルを選ぶことで、クリアな音質を得ることができます。
コネクタ:ケーブル着脱が可能なモデルのケーブル接続部分
コネクタは、ケーブルをハウジングに接続する部分で、特にケーブル交換可能なモデルにおいて重要となります。
MMCXや2pinなどの種類があり、接続の信頼性や耐久性、ケーブルの種類との互換性などを考える必要があります。また、コネクタの材質も音質に影響を及ぼすため、音質にこだわる方は、ここもチェックポイントとなります。
「MMCX」「2PIN」とは?
MMCX(Micro Miniature Coaxial)と2PINは、イヤホンとケーブルを接続するためのコネクターの種類です。
MMCXコネクタは、耐久性と回転可能な特性があり、ユーザーがケーブルを簡単に交換したり、様々なケーブルにカスタマイズすることが可能。このタイプのコネクタは、通常、高品質なイヤホンやカスタムイヤモニターに見られます。
一方、2PINコネクタは、通常、0.78mmまたは0.75mmの2つのピンを用いて、イヤホンとケーブルを固定的に接続します。これらのコネクタもケーブルの交換が可能で、MMCXよりも丈夫だと言われていますよ。
イヤホンの選び方|スペック
再生周波数帯域やインピーダンスといったスペックも、イヤホン選びには重要な要素です。
スペックに関する用語を知っていれば、イヤホンの性能や特徴を正しく比較することができるようになります。高音質のイヤホンを見つけるためにも、スペックに関する用語を知り、知識して持っておきましょう!
再生周波数帯域:再生できる低音/高音の範囲を表す数値
再生周波数は「Hz(ヘルツ)」という単位で表されます。その範囲を表す再生周波数帯域は、「〇〇Hz〜〇〇Hz」と表記されていること多いです。
数字が小さいほど低音をクリアに再生し、数字が大きいほど高音がクリアに再生されます。範囲が広がるほど、クリアに再生できる音域が広いことを表しているというわけです。
一般に、人間が聴くことのできる周波数帯域は「20Hz〜20,000Hz」と言われています。ほとんどのイヤホンはこの範囲をカバーしていますが、最低限「20Hz~20,000Hz」をカバーしているかどうか、確認してイヤホンを選ぶようにしましょう。
なお、イヤホンには40,000Hz以上の再生に対応したモデルもあります。その場合、20,000Hzの高音を余裕を持って再生することができるので、クリアに聞くことができますよ。
音質を重視する方はそういったハイレゾ対応のイヤホンも検討してみるといいでしょう。
インピーダンス:音の出しやすさ(出しづらさ)を表す数値
インピーダンスとは、1kHzの音を出力しているときのスピーカーの電気抵抗の大きさ(Ω)を表しています。
つまり、インピーダンスが高いほど、電流が減るため音が出づらく、小さく感じることがあるということです。
インピーダンス値が高い場合、デバイスによっては電力不足で再生できない可能性もありますので、しっかりと対応した範囲の製品を選ぶようにしてください。
音圧感度:音の感じやすさを表す数値
音圧感度(dB/mW)は、1mWの音の入力があった場合に、イヤホンから流れる音の大きさを表した数値(dB)です。
同じ信号の強さでも、感度が高いイヤホンでは、感度の低いイヤホンより大きな音を出すことができます。
Bluetooth規格:通信距離や省電力性能に関わるワイヤレスイヤホンの重要ポイント
Bluetooth規格はワイヤレスイヤホンの性能を大きく左右する重要なポイントです。
一般的に、Bluetoothのバージョンが上がるごとに通信距離は長く、データ転送速度は速く、省電力性能も高まります。
また、各Bluetooth規格には特定のコーデックが対応していて、これにより音質が影響を受けます。
購入する前には、使用環境や理想の音質を考慮して、適切なBluetooth規格の製品を選ぶようにしてくださいね。
コーデック:音声の遅延や音質に関係する圧縮方式を表すスペック
ワイヤレスは音声データをデバイスからイヤホンへ転送することになりますが、一度に送るデータ量は限られているため、音声データを圧縮して転送します。このデータの圧縮・展開の仕組みを"コーデック"と呼びます。
コーデックには種類がいくつかあり、
- SBC:どのBluetooth機器にも対応している一般的なコーデック
- AAC:Appleの製品に対応し、SBCよりも高音質かつ低遅延で転送
- aptX:Android製品に対応し、SBCよりも高音質かつ低遅延で転送
- LDAC:Xperiaシリーズを中心に対応し、ハイレゾ音質を実現
が一般的。
SBCでも十分と言えるほど高音質な商品がありますので、あくまでも目安として参考にしてみてください。
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連続再生可能時間:ワイヤレスで長時間使用が可能かどうか判断できる
ワイヤレスイヤホンの購入を考える際、重要な項目の1つが「連続再生可能時間」です。
これは、フル充電状態でワイヤレスイヤホンが連続で音楽を再生できる時間を表しています。
長時間の移動や旅行など、長い時間イヤホンを使用する予定のある方は、十分な連続再生時間を持つモデルを選ぶことが重要です。
また、充電ケースのバッテリー容量も、使用時間に影響するのでしっかりとチェックしておくことが大切ですよ。
マルチポイント:スマホやパソコンとの複数デバイスとの同時接続
マルチポイント機能は、ワイヤレスイヤホンが複数のデバイスと同時に接続できる機能のこと。これがあると、例えばスマートフォンとパソコンとを同時に接続して、音楽を聞きながらも重要な電話を見逃すことなく受けることが可能になります。
マルチタスクが多いビジネスパーソンや、異なるデバイスで音楽や動画を楽しむユーザーにとっては非常に便利な機能です。
IPX:防水・防塵性能のレベルを表す数値
イヤホンなどの電子製品の防水・防塵性能は、「IP」コードによって示されます。「IP」は「Ingress Protection」の略で、物体が固体や液体の浸入に対してどれだけ保護されているかを示す国際規格です。
「IP」の後に続く2桁の数字それぞれが、防塵性能と防水性能を示しています。
1つ目の数字は防塵性能(固体侵入保護)を示し、0から6までのレベルがあります。0は保護無しを意味し、6は全ての塵を防ぐ最高レベルの防塵性能を表しますよ。
2つ目の数字は防水性能(液体侵入保護)を示し、0から9までのレベルがあります。こちらも0は保護無しを意味し、8は一定の圧力または深さの水中に長時間耐えることができる最高レベルの防水性能を表します。9は強力な水流に対しても保護されていることを示すとされています。
例えば、IP68の場合、6は防塵性能が最高レベルで、8は防水性能も最高レベルであることを示します。そのため、この製品は完全に塵を防ぎ、一定の深さの水中でも長時間使用可能であることを意味するというわけです。
イヤホンの選び方|音質傾向
「再生周波数をグラフ」にしたときの形状を音質傾向と呼びます。「高音と低音が得意」だったり、「中音域が得意」だったりと、特性に傾向があるのです。
イヤホン選びにおいて、その音質傾向で選ぶのもおすすめ。自分が求める音質に近い再生周波数グラフの特性を持ったイヤホンを選ぶことで、より満足度の高いイヤホン選びにつながりますよ!
ドンシャリ傾向:低音と高音が強調された音質傾向
「ドンシャリ」は、低音(ドン)と高音(シャリ)が強調され、中音域が相対的に弱くなる音質の傾向を指します。
この傾向はポップスやロック、EDMなどのジャンルでよく見られ、低音の迫力と高音のクリアさを楽しむことができます。
かまぼこ傾向:低音と高音が弱く、中音域が際立つ音質傾向
「かまぼこ」音質は、ドンシャリとは逆に、中音域が強調され、低音と高音が抑えられた音質の傾向を指します。
この音質は、ボーカルや楽器の表現に優れ、音楽の細部を詳細に聞き取ることができます。特に、クラシックやジャズ、ボーカル中心の音楽においてはこの特性が活かされます。
フラット:音域は均一で、原音に忠実な再生が可能な音質傾向
「フラット」音質は、低音から高音まで全ての音域が均一に再生される音質の傾向を指します。
原音を忠実に再現するため、音楽制作や楽器の練習など、音の細部まで正確に聞き分ける必要がある場合に有効です。
イヤホンの選び方|見た目や予算
イヤホン選びは音質だけでなく、見た目や予算も重要。
あなたのスタイルを表現するおしゃれアイテムであり、サイズや重さは使用感に影響します。また、高価なモデルは高品質で当然ですが、低予算でも優れた性能を持つコスパ最強な製品が存在するのも事実。
あなたのライフスタイルや予算に合ったイヤホンを見つけることで、長く愛用できる相棒が見つかるでしょう。
価格:相場を把握して予算に合わせて選ぼう
イヤホンの選び方の一つとして、価格も重要な要素です。製品の価格はその性能や品質、ブランドなどにより大きく異なります。
そのため、相場は安いイヤホンだと2000円以下からあり、高級モデルになると20000円以上も珍しくありません。
自分がどれくらいの予算をイヤホンに割り当てられるのか、またその予算でどの機能を求めるのかを明確にすることで、満足度の高い製品選びが可能となります。
デザイン:"かわいい"や"かっこいい"などの「おしゃれさ」も選ぶ基準になる
近年では、機能性だけでなくデザイン性を重視した製品も多く見られます。
使用シーンや自分のスタイルに合ったものを選ぶことで、イヤホンをより楽しむことができますよ。カラーバリエーションも豊富で、自分の好みやファッションにマッチしたイヤホンを見つけることができるでしょう。
サイズ・重さ:疲労感やストレス、持ち運びやすさも重視したいポイント
イヤホンのサイズや重さは、長時間使用による疲労感やストレスに影響します。
また、あまりに邪魔になるようなイヤホンは持ち歩きに適していません。
毎日ストレスなく愛用できるようなサイズと重さのイヤホンを選ぶようにしてくださいね。
イヤホンのおすすめメーカー|人気の有名ブランドとは
イヤホン選びでどうしても迷ってしまった場合は、人気の有名ブランドから選んでおくのも一つの方法です。サポートも手厚く、商品数も多いので、ぴったりのモデルが見つかるでしょう。
今回はそんなおすすめのメーカーを3社紹介します。価格も手頃な商品からラインナップしているので、ぜひ参考にしてくださいね!
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1. SONY
「SONY」は、その先進的な技術と高品質な製品で世界的に認知されています。特にポータブル音楽プレーヤー「Walkman」やヘッドフォン・イヤホンなどの音響機器は、その卓越した音質で評価が高いです。
イヤホンラインナップはたくさんあり、エントリーモデルからプレミアムクラスまで揃っていて、用途や好みに合わせて選べますよ。
また、多くの製品がハイレゾ音源に対応しているため、音楽好きにとっては選びがいのあるブランドと言えるでしょう。
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2. audio-technica
「audio-technica」は、長年にわたり高品質なオーディオ製品を提供してきた日本のメーカーで、世界で人気を博しています。
プロの音響エンジニアから一般のユーザーまで、幅広いユーザーに愛用されていて、人気が伺えますね。
audio-technicaのイヤホンは、均一でクリアな音質と優れた耐久性が特徴。一方で、製品ラインナップは多岐に渡り、価格帯も幅広く設定されています。
あなたの求める音を、きっと見つけることができるはずです。
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3. BOSE
「BOSE」は、豊かな音を追求することを使命に掲げているアメリカのオーディオメーカーです。
ヘッドフォンやイヤホンは、業界をリードするノイズキャンセリング機能を搭載しており、クリアなサウンドとともに、深い集中力やリラクゼーションを提供します。
低音の再生が特に優れていると言われており、重低音の迫力が病みつきになっているユーザーは多くいるはずです。
イヤホンのおすすめ10選|選び方をもとに種類やタイプの異なるモデルを厳選。
最後に、イヤホンのおすすめモデルを紹介します!
種類や選び方で登場した特徴的なイヤホンから、人気のモデルを厳選。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
1. オーディオテクニカ ATH-SQ1TW2
最小のカタチを追い求めた、アイコニックなスクエアデザインの完全ワイヤレスイヤホン
「オーディオテクニカ ATH-SQ1TW2」は、多彩な機能をコンパクトなボディに凝縮した完全ワイヤレスイヤホンです。
充電ケースはワイヤレス充電に対応しているため、置くだけ充電をすることができ、プライベートタイマー機能によって、イヤホンを装着したままでのアラーム設定もできます。
さらに、最大20時間の連続再生を可能にしたバッテリーを搭載しているため、日常のさまざまなシーンで役立ちます。
進化した機能と使いやすさを兼ね備えた完全ワイヤレスイヤホンをお探しの方におすすめです。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る2. Anker Soundcore Sport X10
「Anker Soundcore Sport X10」は、折りたたみ式のイヤーフックが特徴で、柔らかなシリコン製のイヤーフックが耳にぴったりフィットします。激しい運動中でも外れにくく、軽い付け心地が快適なワイヤレスイヤホンです。
IPX7の防水規格に対応し、Anker独自のSweatGuardテクノロジーも搭載されているため、雨や運動時の汗にも安心。
ノイズキャンセリングモードを選択すると、イヤホンに搭載された4つのマイクが周囲の騒音を検知し、低周波ノイズを除去してくれます。
外出先で音楽に没頭したい方や、スポーツやアウトドアシーンで利用したい方におすすめのノイズキャンセリングイヤホンです。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る3. Shokz OpenRun
骨伝導イヤホンの代表作。ロングセラー商品です。
骨伝導イヤホンといえば「Shokz」と言われるほど人気を博している、「OpenRun」を紹介します。
耳を塞がない仕様になっているため、周囲の音を聞きながら音楽を楽しむことができますよ。ランニングで外を走る時など、車や周囲の状況を把握できるため、非常に安全です。
また、IP67という最高レベルの防塵機能と、高いレベルの防水機能を兼ね備えているため、突然の大雨や、たくさん走って汗をかいている時も安心して使用できます。
超軽量の26gで付け心地もいいので、毎日のトレーニングのパートナーに選んでみてはいかがでしょうか。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る4. JVC HA-XC10BT XXシリーズ
左右一体型イヤホンで人気のモデル
「JVC HA-XC10BT」は、耐衝撃のラバープロテクターや防水・防塵(IP55相当)に対応するなど、タフなシーンでも安心して使用できる左右一体型のワイヤレスイヤホンです。
また、独自のエクストリームディープバスポートを採用しており、迫力のある重低音サウンドを実現します。バスブーストモードも搭載され、バスボタンを使って簡単に切り替えることができます。
さらに、約15時間の再生時間を実現。クイック充電にも対応しているため、10分の充電で約1.5時間の再生をすることができます。
防水・防塵や音質、使い勝手の良さなどを求めている方におすすめです。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る5. SOL REPUBLIC SHADOW FUSION
おしゃれで使いやすさも抜群のネックバンド型ワイヤレスイヤホン
「SOL REPUBLIC SHADOW FUSION」は、ネックバンドワイヤレスイヤホンの先駆者として、機能、デザイン、サウンドをアップデートして進化。
アスレジャーにインスパイアされたデザインで、美しさと耐久性を兼ね備えたフレックニット・ファブリックを採用。
また、IPX5防水仕様で汗や水には強く、トレーニングからオフィスまで、あらゆる場面で活躍することができます。
さらに、クイックチャージ機能により約15分の充電で約3時間の音楽再生が可能。完全充電で約10時間の連続再生時間を実現し、一日中音楽を楽しむことができます。
進化したデザインと、優れた機能が融合したワイヤレスイヤホンを体感したい方におすすめです。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る6. Philips DLP3538
ハンズフリー通話に最適な片耳イヤホンの人気モデル
「Philips DLP3538」は、人間工学に基づいたデザインで、柔らかいシリコン製のイヤーフックが耳にフィットし、快適な装着感を提供します。軽量で耳への負担も少なく、左右の耳にもしっかりとフィット。運転中や会議中など、いつでも快適に使用できます。
また、CVC8.0ノイズキャンセリング機能を搭載。雑音を効果的にカットしてクリアな音声でハンズフリー通話することができます。
また、ミュート機能も搭載されているので、プライバシーの保護にも役立ちますよ。
運転中や会議中などで、通話に特化したイヤホン利用したい方におすすめです。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る7. ソニー ステレオイヤホン モニター用 IER-M7 Q
SONYが誇るハイレゾ対応の高級モニターイヤホン
こちらのモニターイヤホンはバランスド・アーマチュア(BA)ドライバーを4機搭載したハイエンドモデルです。
SONYの技術の結晶とも言える、追求された遮音性を誇る筐体構造と、高い透明性を誇るマグネシウムインナーハウジングが特徴的。
ハイレゾ対応ということで自然な高音を聞くこともでき、生音を体験できます。
高級なので万人におすすめというわけではありませんが、ビビッときた方はぜひ。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る8. ag COTSUBU for ASMR
ASMR視聴に最適な立体音響対応のバイノーラルイヤホン
「ag COTSUBU for ASMR final E500」は、世界初のASMR専用ワイヤレスイヤホンです。繊細な息づかいや距離感を表現し、作品の世界観に深く没入することができます。
また、超小型・超軽量のデザインでありながら、迫力のある低音とクリアなボーカルを両立した高音質を実現。自然な音質で、毎日の音楽鑑賞やASMR体験を楽しむことができます。
さらに、独立伝送技術により、イヤホン側で親機と⼦機の切り替えを⾃動で行ない、途切れにくく高音質なaptXコーデックもサポート。
ASMR愛好者や音楽好きな方々におすすめのバイノーラルイヤホンです。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る9. Razer Hammerhead Duo Console
音のズレが少なく、リアルタイム通話も可能なマイク付きゲーミングイヤホン
「Razer Hammerhead Duo Console RZ12-03030300-R3M1」は、ダイナミックドライバーとバランスドアーマチュアドライバーのデュアルドライバーテクノロジーにより、深みのある低音と明瞭な中音・高音を実現し、強力なフルレンジオーディオ体験を可能にしています。
また、内蔵マイクを搭載しています。ボイスチャット機能やインラインコントロールによるマイクミュート切り替えなど、ゲームをする際のコミュニケーションに便利です。
ゲームプレイで、有線のマイク付きイヤホンを利用したい方におすすめします。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る10. Anker Soundcore Life P3
高い遮音性を誇るカナル型のワイヤレスイヤホン
「Anker Soundcore Life P3」は、ウルトラノイズキャンセリング機能を搭載しており、交通機関や屋内外の騒音を最小限に抑えることができます。
他にもいくつかのノイズキャンセリングモードを備えており、交通機関モードではエンジン音を最小限に抑え、屋外モードでは風の音や車の走行音を低減するといった、環境に合わせたモードの切り替えが可能です。
さらに、Soundcoreアプリを使用することで、ノイズキャンセリングモードのカスタマイズやイコライザーの設定をすることができます。
音楽に没頭するために、遮音性の高いカナル型のイヤホンを探している方におすすめです。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見るイヤホンの種類と選び方をもとに、お気に入りの1台を見つけてみて。
この記事では、イヤホンの種類と選び方について詳しく解説してきました。イヤホン選びの基本は、各パーツの役割や音質の傾向、そしてスペックなどについて知っておくことです。
自分だけの音楽体験を追求する一歩となるイヤホン選びを、ぜひこの記事を参考に楽しんでみてください。おすすめのイヤホンを見つけ、音楽との素敵な出会いを期待していますよ。
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