就活の自己PRの作り方!内定者による就職活動のシンプルな教科書
就職活動の自己PRが決まらないあなたに。
Smartlogをお読みの就活生のみなさま、こんにちは!就職活動の状況はいかがですか?かっこいい男性を目指すのも大切ですが、自分の就きたい職業を目指すのも大切です。何より、目標を持って活動している男性って女性から見てカッコいい。
でも…「志望動機、自己PRなにそれ!わからん!」という就活生の方も多いことでしょう。そこで今回は、みなさんが内定を勝ち取り、スマートな社会人への一歩を踏み出せるようなコツを伝えます!
まずは、とても重要な「内定をとる」ということ自体についてお教えします。自己PRの作り方の前に、基礎の基礎を徹底的に抑えましょう。
そもそも「内定をとる」ことの本当の意味は?
就職活動をしていると、「内定をとることがゴール!」と考える就活生が大半です。しかし、残念なことに!このゴール設定ではみなさんの望む内定には到底手が届きません。
内定をとることの本質的な意味は、“社会へのスタートラインの権利を手にいれる”ことです!
内定を取ることをゴールにするとダメな理由
内定をとることをゴールにするなと言いました。なぜなら、内定を取ることをゴールとすると以下のことが生じてしまうからです。
- 面接でその場しのぎの答え方になってしまう
- 内定を取ることに頭がいっぱいでその先のビジョンが思いつかない
- 内定をとって逆算して考えた結果志望動機、自己PRが薄っぺらくなる
内定をとるために小手先のテクニックを使っているうちは、みなさんよりも倍の経験を積んできた面接官を動かすことは到底できません。面接官が未経験のみなさんを採用しようしているのは、「戦力にはすぐにならないけれど、”意欲”を持って働いてくれそうか」を見ているのです。
目先の内定を追って自分を安心させるためにその場しのぎで自分をアピールしても”働く意欲”はアピールできると思いますか?答えはNO!ですよね?では何をゴールにすればいいのでしょうか?
就職活動のゴールは何?
内定をゴールにしないとするなら、何をゴールにするのか。次の4つを考えてみましょう。
- どんな社会人になりたいのか
- 将来欲しいものは何か(能力、商品、収入、環境)
- 10年後、5年後どんなことをしていたいか
- どんなプライベートを送りたいか
これらをひたすら洗いざらいあげて”将来の理想の自分”をゴール設定にしていくことがとても重要です!もしこれら3つが思い浮かばなければ「将来こんな風な大人にはなりたくない」ことをいくつもあげてみてください。
そう、ゴール設定は”未来のなりたい自分”だったのです!これが本来の就職活動のゴールです!!
将来の理想の自分になるためには
今度は将来の自分になるために次の条件を考えてみてください。
- 必要なスキル
- 環境
- 収入
自ずと現状の自分には足りないものがたくさん出てくるはずです。その理想の自分に辿りつくためにはこれから数年で身につけるべきモノを「どんな業界、業種、職種で働くべきか」考えていきましょう。
自己PRはシンプルなもの
就職活動のゴール設定がわかったところで次はみなさんが苦手な「自己PR」についてお話しします!
「自分の長所って何!?」「部活の大会で1位をとったこと、リーダーをしたことなんてない!」なんて思い悩んでしまう就活生を続出させてしまう蟻地獄のような自己PR地獄。でも自己PRって、実はとってもシンプルなものなんです。
自己PRの本来の意味
”自己PR=他の誰にも負けないところ,1位をとったという素晴らしい実績”と考える人が非常に多いですが、こんなものに惑わされないで下さい。これは本当に。考えるだけ無駄です。1番なんてとったことなくても内定はとれます!
就活中は1番じゃなくて、オンリーワンの方が大切なのです。”自己PR=自分が今まで大切にしてきた価値観”
他の誰にも負けないことや1番をとったことを苦し紛れに言うのではく、”自分が何を大切にして今まで活動をしてきたのか、行動してきたのか”を伝える方がよっぽど簡単で言いやすいと思いませんか?自分が大切にしていることが自己PRの要素になっていきます!
自分の大切にしていること例
- 毎朝出会う人にキチンと大きな声で挨拶をする(一人一人とキチンと向き合う)
- どんなことがあっても最後まで諦めるのは嫌だ(粘り強い)
- 自分で決めた目標を達成した時にめちゃくちゃ気持ちがよかった(目標達成意欲が強い)
これらの例を取り入れて、自己PRを作ってみるとスムーズに作れます。「すごい」自己PRじゃなくて大丈夫。社会人から見たら、どんなにすごいことに見えても学生レベルですから、当たり前のことで良いんです!
自己PRを伝える上で大切なポイント2つ
では、自己PRを実際に作ってみましょう!ポイントは次の2つ!
① 具体的に述べる
【就職活動における自己PR例】
私の強みは目標達成意欲が高いところです。私はアパレルのアルバイトで所属していたメンズフロアの売上をあげるために次の2つの行動を実行しました。
① 他のフロアのスタッフよりも大きな声で挨拶し、フロアを活気づける
② 同じフロアのスタッフと1時間に最低2〜3回コミュニケーションをとってフロアの状況を積極的に話し合う
これら2つの行動の結果、周りのスタッフを巻き込むことができメンズフロアの売上は4.5%上がりました。エリアマネージャーから「1番店内で活気づいているフロア」と評価を頂けました。これからも積極的に行動をして会社の目標を達成していきます。
【順序】
- 自分の強み
- その理由を裏付けるエピソード
- どんなことを目的としてその活動に取り組んだか(目標設定)
- 実行したこと(行動 、できるだけ数値化する)
- その結果(ここも数値化すべき)
- その強みを今後どう活かすか
となります!数値化することで具体性がグンっと上がります!
② 結論を先に述べる
面接官は1日でたくさんの就活生と面接をします。だらだらと話されては疲れてしまい集中力が切れてしまいます。必ず結論を先に考えましょう!
結論を述べたら次は理由(エピソード)を簡潔に!あれもこれも伝えたいことは山々ですが、できるだけ簡潔にまとまった自己PRを作りましょう!
面接で自己PRを伝える時にこれだけやれば十分
いざ、本番の面接で「自己PRをどうぞ!」を言われた時に次のことを意識すれば十分です。
”自分の思い出をこの面接に置いていこう”
もうこれだけでいいです。自信を持ちハキハキ喋ることも大切ですが、ここは役者になったつもりで表情豊かに語ることです。辛かった体験を語る時は辛そうに、いい結果が得られた体験は満足そうに
「自分のエピソード語ったるわい」的なスタンスでいいです。感情を出して話した方が面接官もその時のあなたの様子を想像できるのです。面接官にイメージを持たせればもうこっちの勝ち!自己PRは自分の人間性を面接官に訴えかける大切なアピールチャンスです。
だからこそ、なるべく早めに準備をして一つの面接で最低3つほどは用意していきましょう!
まとめ
- 内定をとることは就職活動のゴールではない
- 内定をとることの本当の意味は「入社への切符を手にすること」
- 将来の自分の理想の姿を思い浮かべて逆算して考える
- 自己PRは自分が大切いしている思い、価値観を伝えること
- 面接で自己PRを言う時は簡潔に「結論から理由」を
- 自己PRは自分のエピソードを置いていくくらいに気持ちで
これで自己PR地獄から抜け出せます!就活生のみなさん、内定までもう少しです。一次面接の対策もコチラ▼の記事を見てしておきましょう!
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