セルフパワー型USBハブのおすすめ4選。充電や配線に役立つ人気商品を解説!

セルフパワー型のおすすめUSBハブをお求めの方へ。今記事では、セルフパワー型の特徴やバスパワーとの違いから、選び方やおすすめ商品まで詳しくご紹介します。ACアダプターで給電することで電力不足も解消できるので、ぜひ有効活用してみてください!

セルフパワー型USBハブとは?

セルフパワー型ハブのおすすめ

プリンターや外付けHDDなどの周辺機器をパソコンにUSB接続していて、いつもなら問題ないのに突然使えなくなってしまったことはありませんか。もし、いろいろな機器をUSB接続してトラブルが発生してしまうのであれば、USB端子の給電能力がキャパシティオーバーしてしまっているのかもしれませんね。そのような状況を解決したいならセルフパワー型USBハブを使いましょう。

セルフパワー型USBハブとは、USB接続する周辺機器にACアダプターを併用して充分な電力を供給するアイテム。消費電力の多い周辺機器を使用するときに、パソコンのUSB端子だけでは不足してしまう電力を補ってくれます。

USB端子から動作用の電力を確保する周辺機器は年々増えているのに、パソコンのUSB端子は一度に多くの機器に電力供給をできるようには作られていません。周辺機器をいろいろ繋ごうと考えている方にとって、セルフパワー型USBハブは必携のアイテムといえるでしょう。


「バスパワー型」との違いについて

バスパワー型とセルフパワー型の違いは、接続した周辺機器へ送る電力をどのように確保しているかにあります。

パソコンのUSB端子から供給される電力をそのまま周辺機器へ送るのがバスパワー型。パソコンにはUSB端子が複数存在し、同じ電源ラインから電力をシェアしていることが多いので、消費電力が大きい周辺機器をいくつも繋ぐと電力不足を起こします。

一方、セルフパワー型はコンセントから得た電力を接続した機器に供給する仕組み。基本的にパソコンの電源ラインに頼ることがないので、大きな電力が要求されるプリンタや外付けHDD、大容量のモバイルバッテリーを充電するときに活躍します。

なお、データ転送速度はUSB2.0、3.0などの規格によるものなので、セルフパワー型だからといって高速化するようなことはありません。あくまでもハブ自体に電力供給できる能力があるか否かの違いだと覚えておきましょう。


万が一、電力不足に陥るとどうなるの?

パソコンのUSB端子は1ポートあたりの電力供給能力に上限があるだけでなく、全ポートを合計した最大の電力供給能力にも上限があります。また、ノートPCのように駆動時間を重視して設計されているパソコンはさらに電力供給能力が抑えられている傾向にあり、消費電力が大きい周辺機器を繋ぐと電力不足に陥ることも。

電力不足の周辺機器は、動作が不安定になったり、まったく使用できなかったりします。もし、外付けHDDを繋いで動作が不安定になることがあれば、大切なデータを失ってしまうこともあるから大変ですよ。

消費電力の大きい周辺機器をよく使う人は、コンセントから電力を確保するセルフパワー型USBハブがおすすめ。電力を安定供給させて快適に作業しましょう。


セルフパワー型USBハブの選び方|給電に便利な製品の見分け方とは

セルフパワー型USBハブを使うメリットはわかりましたが、実際に購入する時はどこに注目して選べばよいのでしょうか。お店にはさまざまな製品が並んでいるので、初心者はきっと悩んでしまうのではないでしょうか。

ここではセルフパワー型USBハブの選び方を解説します。使って満足できる製品を手に入れるためにも、しっかり覚えておいてくださいね。


セルフパワー型USBハブの選び方1. ポート数を確認して選ぶ

セルフパワー型は機器への電力供給をパソコン側に頼らずに済むので、ポート数は大いに越したことはありません。しかし、どのような使い方をするか意識してポート数を決定しないと、使いづらさを感じることもあるので注意が必要です。

デスクトップPCに繋ぐなら机上で使うことがメインになるので、本体のサイズはあまり気にせず、必要な分のポート数が備わっているかに注目しましょう。現在接続したい機器の数+1〜2を最低限の目安として、好みのポート数を装備した製品を選ぶといいですよ。

もしノートPCと一緒に持ち運ぶことを前提にしているなら、ポート数が多い製品は大型化するので避けるべき。3~4つのポートが付いているくらいの製品がコンパクトでおすすめです。

また、コンパクトでポート数の多い製品を見つけたとしても、各ポートの間隔が狭すぎるとUSBケーブルの抜き挿しが大変になります。先述した目安のポート数のほか、各ポートの間隔も一緒にチェックして、自分に合った使いやすさの製品を選びましょう。


セルフパワー型USBハブの選び方2. スイッチの有無を確認して選ぶ

ポート数の多い製品になるほど意識したいのは電源スイッチの有無。接続した機器を使っていないときでも各ポートに待機電流は流れており、完全に電流が止まっている状態にはなりません

ポート数が少ないハブであれば無視もできますが、多くなるほど電力のムダは馬鹿にできないレベルになってしまいます。

多くのUSB機器を接続しておきたいのであれば、各ポートごとに電源スイッチが付いている製品がおすすめ。接続機器への給電を個別に管理できるので、利用するたびにケーブルを抜き差しする手間が省け、ちょっとした節電に繋がりますよ。


セルフパワー型USBハブの選び方3. アンペア数を確認して選ぶ

安定した電力で接続した機器を使うためにも、アンペア数はしっかり確認しておきたいものです。

まず、セルフパワー型製品のアンペア数を説明する前に、USBの規格として定められているアンペア数について知っておきましょう。USB規格では1ポートあたりで以下のアンペア数が給電できるように定められています。

  • USB2.0:500mA
  • USB3.0:900mA

もちろんセルフパワー型製品でもこの仕様に則り、1ポートごとにこのアンペア数で出力するように作られています。つまり、製品パッケージにUSB2.0とあれば500mAを出力でき、USB3.0対応なら900mA出力が可能だとわかるわけです。

なので、基本的には接続する機器のUSBバージョンをチェックし、それに対応するセルフパワー型製品を選ぶように心がけましょう。


セルフパワー型のおすすめUSBハブ4選|充電に最適な人気機種を解説!

セルフパワー型の特徴や購入時のチェックポイントをご説明してきましたが、ハードウェアに詳しくない人にとっては具体的なおすすめ製品を教えてもらったほうが嬉しいかもしれません。

そこで、ここからはユーザーから良い評価を受けているおすすめのセルフパワー型USBハブをご紹介します。セルフパワー型USBハブを購入するときに参考にしてみてくださいね。


セルフパワー型のUSBハブ1. atolla USB3.0ハブ

atolla USB3.0ハブ 電源付き、4ポート5Gbps高速 usbハブ セルフパワー・バスパワー、USB延長コード (60cm)、usb hub独立スイッチ、5V/3A ACアダプタ付き
おすすめポイント
  • 搭載4ポート全てがUSB3.0なので、どのポートでも高速データ転送ができて便利。
  • ポートごとに電源スイッチが備わっているから、ケーブルを挿したまま電源の管理ができる。
  • 充電専用2.4A出力ポートが備わっており、メインの4ポートが無駄なく使える。

外出先で外付けHDDを使いたくてもコンパクトなUSBハブはバスパワー型が多く、電力供給の面で不安がつきまといますよね。そんな用途にはatollaの『USB3.0ハブ』がおすすめです。

この製品の特徴はコンパクトボディにUSB3.0を4ポート備えていること。使えるポート全てがUSB3.0なので、外付けHDDなど、USB3.0対応機器の高速データ転送能力をフルに活かすことができますよ。さらに本体側面には2.4A出力の充電専用ポートが追加で装備されており、iPadなどハイパワーが必要な機器も充電可能となっています。

外出先で使うからこそ、セルフパワー型の安定した給電能力は大切な要素。小型で持ち運びが楽な製品なので、ノマドワーカーの人はぜひチェックしてみてください。

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商品ステータス

  • サイズ:全長10.8 × 幅4.3 × 厚さ2.3 (cm)
  • 重量:395 (g)
  • ポート数:4 (個)
  • アンペア数:0.9 (A)
  • スイッチ:◯
  • メーカー:atolla

セルフパワー型のUSBハブ2. RSHTECH USBハブ

USBハブ RSHTECH 4ポート アルミ製 USB 3.0 Hub セルフパワー データ ハブ 5V 2A 電源付き 独立スイッチ付き
おすすめポイント
  • 正式にPS4対応を名乗っている製品なので、相性問題を気にせず使える。
  • 各ポートに電源スイッチが付いているから、周辺機器を繋いだままON/OFFを切り替えられて便利。
  • 電源はジャック式で、バスパワー動作をさせる時に外せて邪魔にならない。

さまざまな周辺機器をUSB接続して楽しめるPS4。ヘッドセットやアンプなどの周辺機器でパワーアップしていくと、PS4本体のUSBポートだけでは足りなくなってしまいませんか。

そんなPS4ユーザーの悩みを解決してくれるのがRSHTECHの『USBハブ』です。

この製品はPS4に対応しているので、接続時に心配となる相性も問題なくバッチリ。仕様面では個別に電源スイッチが付いたUSB3.0ポートを4つ装備しているから、使用頻度の高い周辺機器はほとんど繋げたままにできるので便利ですよ。

高級感のあるアルミ合金製ボディはPS4とお似合いの雰囲気。PS4用に使っているといった口コミも見られるので、PS4のUSB端子を拡張したいなら、本製品をぜひ選んでみてください。

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商品ステータス

  • サイズ:全長8.7 × 幅4.3 × 厚さ2.1 (cm)
  • 重量:281 (g)
  • ポート数:4 (個)
  • アンペア数:0.9 (A)
  • スイッチ:◯
  • メーカー:RSHTECH

セルフパワー型のUSBハブ3. UGREEN USB ハブ7ポート

UGREEN USB ハブ7ポート ACアダプタ付き 5Gbps高速 電源スイッチ付き LED表示 USB 3.0 ハブ セルフパワー バスパワー両対応 コンパクト1m PS4 iMac MacBook surface pro 等に適用 18月保証
おすすめポイント
  • 独自開発のスマートチップが安全をしっかり担保。たくさんの機器を接続してもトラブルの心配が少ない。
  • USB3.0に対応したポートを7つ搭載。高速データ転送が必要な機器のスペックを引き出して快適に作業できる。
  • 長さ1mの接続ケーブルが付属しているので、PCデスクの自由な場所に設置できて使いやすい。

セルフパワー式でポート数の多い製品では、機器をたくさん繋いだときに思った以上に負荷がかかる場合があります。これまで無名メーカーの安い製品を使って、実際に接続した機器をダメにしてした経験のある人もいるかもしれませんね。

そんな経験をしてセルフパワー式が怖くなってしまった人がいたら、UGREENの『USBハブ7ポート』を試してみてください。

本製品は安全性を高めるための専用スマートチップを独自に開発して搭載しているUSBハブ。USB機器をたくさん接続することによる電圧・電流の負荷や漏電リスクの対策をしっかりしているので、安心して使えるUSBハブです。

コンセントに繋ぐ機器だからこそ、製品の安全性は製品選びの重要なポイント。安全性の高いUSBハブがどれなのか迷ったら、UGREENのUSBハブ7ポートを選んでみてくださいね。

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商品ステータス

  • サイズ:全長15 × 幅4.75 × 厚さ2.4 (cm)
  • 重量:381 (g)
  • ポート数:7 (個)
  • アンペア数:0.9 (A)
  • スイッチ:◯
  • メーカー:UGREEN

セルフパワー型のUSBハブ4. iBUFFALO 4ポートセルフパワーハブ BSH4AE12BK

BUFFALO 電源連動節電機能付き 4ポートセルフパワーハブ ブラック BSH4AE12BK
おすすめポイント
  • パソコンの電源と連動する機能があるので、ハブ本体の電源を切り忘れず、しっかり節電できる。
  • 1.5mのロングUSBケーブルが付属しているので、ミドルケースPCを床に設置しているケースでも使いやすい場所にハブを置けて便利。
  • パソコン以外にテレビや録画用HDD、PS4やPS3にも対応しているので、幅広い用途で活用できる。

ポート個別に電源スイッチが付いているハブは任意の機器をON/OFFできて便利。しかし、意識してスイッチ操作しないとうっかり切り忘れてしまうこともあります。

この電源切り忘れ問題を解決してくれるのが、iBUFFALOの『4ポートセルフパワーハブ BSH4AE12BK』。パソコンの電源と連動する「電源連動節電機能」を搭載しており、 パソコンの電源ON/OFFを検知して本製品の電源も自動でON/OFFが切り替わります

セルフパワー型はスイッチを自分で切らないと常に通電状態となってしまうので、ムダな電気を使いたくない人におすすめ。使い込むごとに電源連動のメリットを実感できますよ。

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商品ステータス

  • サイズ:全長4.5 × 幅6.7 × 厚さ1.8 (cm)
  • 重量:30 (g)
  • ポート数:4 (個)
  • アンペア数:0.5 (A)
  • スイッチ:×(電源連動節電機能あり)
  • メーカー:バッファロー

セルフパワー型USBハブを使って様々なUSB機器に役立てよう!

USBハブを使うということは電源をタコ足配線するようなもの。電源はタコ足配線による過電流が問題となりますが、USBハブは逆に供給電力不足で接続した機器を満足に動作させることができなくなります。

コンセントから電力を得るセルフパワー型USBハブは、そんなバスパワー型の欠点を補い、大きな電力が必要な機器を安定して動作させることができる便利なアイテム。プリンターや外部接続HDDを使う機会が多い人は1つは持っておくべきですよ

今回の記事をぜひ参考にしていただき、自分のPC環境に合ったセルフパワー型USBハブを手に入れてくださいね。

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