物に当たる人の心理&特徴|職場などにいるイライラしてすぐ物を壊す人への対処法とは

物に当たる人の心理&特徴|職場などにいるイライラしてすぐ物を壊す人への対処法とは

HaRuKa 2022.06.22
男性女性問わず、カッとイライラした時に物に当たる人っていますよね。本人はストレス発散のつもりかも知れませんが、周りは怖いと感じているはず。そこで今回は、物に当たってしまう心理や物に当たる癖がある人の特徴を解説!さらに、物に当たる人への対処法や物に当たる行為を治す方法まで大公開。

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物に当たる人の特徴

男性、女性問わず物に当たる人を見ていると恐怖を感じる人は多いはず。不快な気持ちになる人も多いのではないでしょうか。

そこでここからは、物に当たる人の特徴をまとめてご紹介します。どのような特徴があるのか、チェックしてみてくださいね。


物に当たる人の特徴1. 短期な性格で、すぐに怒ったりムキになったりする

短期な性格で自分のストレスや怒りを上手くコントロールできない人は、 物に当たることで怒りをコントロールする傾向が。

周りからみれば「それくらいのことで?」ということも上手く呑み込めず、それ故に理解してなだめてくれる人もいません。そのため、物に当たることで怒りをリセットしようと試みるのです。

短期な人は1つの怒りが消えてもすぐに次の怒りを見つけてしまうので、一度物に当たる癖がついてしまうとなかなか直すことができないことが多いです。

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物に当たる人の特徴2. 口下手で言葉で自分の意思を伝えたりするのが苦手

物に当たってしまう人の中には、自分の感情や怒りを上手に表現できない口下手な人も多いです。

苛立ちや怒りを言葉にして伝えられたらスッキリするのかもしれませんが、それができないので物に当たることで意思を伝えようとします。

そのため、周囲には「物に当たる=怒っている」と思ってほしいという気持ちもあります。

しかし、いつまでもそのような方法で気持ちを伝えられても、周囲は困ってしまいますよね。

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物に当たる人の特徴3. 自分で意図的にガス抜きできず、ストレスを抱え込みやすい

物に当たる人はガス抜きが出来ない

物に当たることでストレスを解消している場合は、ストレスを溜め込んでしまう性格なのかもしれません。

苛立ちや不安などを感じたらその都度ガス抜きができればいいのですが、このタイプの場合はそれができません。

「今回は我慢しよう」「不満だけど今回は呑み込もう」と小さなストレスを抱え込んでしまう心理が働き、ストレスが溜め込めなくなったときに爆発してしまいます。

その結果、物に当たってしまい周囲に迷惑をかけてしまいます。


物に当たる人の特徴4. 精神的に余裕がなく、八つ当たりした後のことまで思考が回らない

仕事などが忙しく、精神的な余裕を失ってしまうと、正しい判断ができなくなる人が多いです。

忙しいとストレスも溜まっているため、些細なことでも気に障りやすく感情を搔き立てます。

また、自分の感情を整理する冷静さも失っているので、物に当たった後にどのようになるのか落ち着いて考えることができません。

物に当たることで一瞬はスッキリしても、周囲からの評価を落としてしまうことに後から気付いて後悔するタイプでもあります。


物に当たる人の特徴5. 自分に適したストレス発散方法を知らない

ずっと物に当たることでストレスを発散してきた場合、それ以外にストレスを解放する手段を知りません。

そのため、ストレスが溜まる度に物に当たって、自分の中のストレスをゼロに戻すのです。

当の本人は物に当たった後はスッキリしている様子ですが「またいつ物に当たるのか分からない」と思われてしまうタイプです。

このタイプの場合は、物に当たる以外のストレス解消法を見出す必要があります。


物に当たる人の特徴6. 自己顕示欲が強く、周囲に自身の存在をアピールしたがる

物に当たる人は自己顕示欲が強い

「自分の存在をアピールしたい」「かまってほしい」という気持ちが強いため、周囲が気に掛けてくれなくなると物に当たってアピールしようとします。

言葉で自分の気持ちを伝えられず、物に当たることで察して欲しいとも思っています。

中には、物に当たることで注目されるため、そこに快感を感じている場合も。

自分の存在をアピールしたいという目的があるので、人が多いところで物に当たるようにしている場合も見受けられます。

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物に当たる人の特徴7. 気分のアップダウンが激しく、きちんと自分の感情を抑止できていない

自分で自分の気持ちをコントロールできない人も、物に当たってしまう傾向があります。

気分の浮き沈みが激しく、普段から周囲が気を遣っている場合も。本人も、今自分がどのような気分になっているのか理解できていません。

また、そのような感情になる理由を分析することも苦手なので、苛立ちや不安を抱えたときに感情を抑制することが苦手。

気がつけば物に当たり、混沌とした自分の気持ちをリセットしようとします。


物に当たる人の特徴8. 自己中心的で、物にあたることで周囲の空気が悪くなるとか考えていない

物に当たるとどうなるか考えられない、自己中心的な思考の人も物に当たって気持ちを晴らそうとします。

そもそも自分が一番大切という考え方が根本にあるので、他の人の感情を深く考えようとしません。

今、ここで物に当たるとどのような空気になるのか、周囲がどう感じるのかまで計算することができないのです。

その結果、自分の苛立ちを抑えたいという気持ちだけで、物に当たってしまいます。

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物に当たる人の特徴9. 実は小心者で怒りや不満を直接相手にぶつけられない

怒りや不満を感じている本人に直接意見を言えないがために、本人の代わりに物に当たってスッキリしようとするケースも。

このタイプは小心者であることが多く、怒りを感じている本人に直接苦言を呈する勇気がありません。

しかし、心の中は不安や苛立ちでいっぱい。そこで、物に当たってスッキリするのと同時に、怒りを感じている人に対して「怒らせるとこうなるんだぞ」という威嚇をしようとしています。

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物に当たる人の特徴10. 精神的にもろく、追い込まれるとパニックに陥りやすい

もともと物に当たってスッキリするタイプではないのですが、精神的に弱い場合にはパニック状態になり物に当たってしまうことが。

強いストレスやイレギュラーな出来事など精神的に追い込まれると、上手く感情を処理できなくなります。

そして、パニック状態となり物に当たって冷静さを保とうとする心理が働きます。

普段は冷静で大人しい性格であることも多く、そのギャップに驚いてしまう人も多いです。


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