お尻のストレッチ|おしりの筋肉をほぐす&柔らかくする効果的な方法とは

お尻のストレッチ|おしりの筋肉をほぐす&柔らかくする効果的な方法とは

織田琢也 2024.03.19
オフィス&家で出来る柔軟体操シリーズ、今回はお尻の効果的なストレッチをご紹介します。椅子に座っていると固くなってしまう臀部の筋肉は毎日しっかりとほぐしてあげましょう。一人で出来るストレッチの正しい方法からコツ、得られるメリットまで確認していってください。

そもそも、お尻にある筋肉とは?

お尻にある筋肉とは

お尻の筋肉は人体の中でも非常に大きく、人間の基礎代謝やバランス感覚にも影響を与えているほど超重要部位です。ここでは、お尻の筋肉の中でも有名な3つの筋肉について解説していきます。

お尻の筋肉
  1. 大臀筋/大殿筋
  2. 中臀筋/中殿筋
  3. 小臀筋/小殿筋
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お尻の筋肉1. 大臀筋/大殿筋(だいでんきん)

お尻にある筋肉

大臀筋(だいでんきん)はお尻にある筋肉の中で最も大きな部位です。全身の中では、大腿四頭筋・下腿三頭筋に次ぐ3位と言われますが、単体部位としては人体で最も大きな体積を誇っています。しっかりと鍛えることで基礎代謝の効果的な向上にも一役買ってくれる筋肉ですので、筋トレダイエットに取り組む方は優先して鍛えておきたい筋肉です。

大臀筋は、主に

  • 股関節を伸展させる動作(足を体よりも後ろに下げる動き)
  • 股関節を外転させる動作(足を外に広げる動き)
  • 股関節を外旋させる動作(膝を外に向ける動き)

をサポートしています。

【参考記事】硬い大臀筋の効果的なストレッチメニューとは▽


お尻の筋肉2. 中臀筋/中殿筋(ちゅうでんきん)

お尻の外旋運動に影響を与える筋肉、中臀筋

中臀筋は、大臀筋とはやや異なる位置にある筋肉で、お尻の外部分を形成している部位になります。大臀筋よりもやや上にあり、触診も簡単に行える筋肉です。大臀筋に比べるとややマイナーな部位ですが、非常に重要な役割を担っている筋肉ですので、役割まで覚えていってください。

中臀筋は、主に

  • 股関節を外転させる動作(足を外に広げる動き)
  • 外旋させる動作(膝を外に向ける動き)
  • 内旋させる動作(膝を内に向ける動き)

を担当しています。股関節の内旋に関しては中臀筋が最も貢献しているとも言われており、中臀筋が損傷してしまうと思うように動かせない可能性も。筋トレなどトレーニングに取り組む際は注意しながら行ってください。

【参考記事】中臀筋の効果的なストレッチメニューとは▽

【参考記事】はこちら▽


お尻の筋肉3. 小臀筋/小殿筋(しょうでんきん)

お尻のインナーマッスル、小臀筋

小臀筋は、中電筋と共にお尻の外部分を形成している筋肉です。中臀筋・小臀筋・大腿筋膜張筋は外転筋群とも呼ばれ、股関節の外転動作に強く影響を与えています。内転筋群と比べるとややマイナーな筋肉群ですが、股関節の外転は日頃の生活でも重要な動作ですので、しっかりと把握しておきましょう。

小臀筋は、主に

  • 股関節を外転させる動作(足を外側に広げる動き)
  • 股関節を内旋させる動作(肘を内に向ける動き)

で活躍しています。ベースとしては中臀筋を補助する形で使われる筋肉ですので、メインでストレッチする必要はないでしょう。

【参考記事】小臀筋の効果的なやり方とは▽


お尻のストレッチで下半身を健康に。

お尻のストレッチ方法

お尻は下半身と上半身を結ぶ重要な部位です。筋肉が固くなってしまっては重要な動作も思うように行えなくなってしまう恐れがあります。普段からオフィスワークやインドアな性格でお尻の筋肉を動かさないという方はこの機会にしっかりと伸ばしてあげてください。

【参考記事】全身ストレッチのやり方を徹底解説します▽

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