充電式電池の人気おすすめ特集｜繰り返し使える便利な乾電池を徹底比較！

この記事の監修者

フォトグラファー・ライター

武石修

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1981年生まれ。2006年からインプレスのニュースサイト「デジカメ Watch」の編集者として、カメラ・写真業界の取材や機材レビューの執筆などを行う。2018年からフリー。作品制作の傍ら、企業取材、商品CM、インタビューの制作（写真、動画、執筆）などを行う。iStockコントリビューター／DaVinci Resolve 15認定エンドユーザー。 URL

充電式電池とは

充電式電池とは、何度も繰り返し充電をして使えるエコな電池のことです。

使えなくなったらすぐに捨てなければならない一般的なタイプの電池に比べると、長く使えて大変コスパに優れています。

家庭で使用する電池を全て充電式電池にすれば、節約に繋がり、ゴミも減らせるのでメリットが多いことが特徴です。

充電式電池の選び方｜購入する前に確認すべき点とは

「乾電池を買い足すことにもうウンザリ…。次から寿命が長い充電式電池を買いたいれど、種類も多いみたいで選び方がよく分からない」

と、どのメーカーの乾電池を選ぶべきか迷っている方もいるのではないでしょうか。

ここでは、充電式電池を購入する前に確認した方が良いポイントについて、詳しく解説していきます。

充電式電池の選び方1.長持ちするものを選ぶ

寿命が短く、あまり充電していないのに使えなくなってしまうような電池だと、乾電池から充電式に変える意味がありません。

充電式電池と言っても、各メーカーが様々な種類のものを販売しています。その中でも、次のような特徴があると長持ちしやすいです。

• 充電式電池の最小容量が大きい
• 充電できる回数が多い

ここでは、

「頻繁に買わずに済むように、長持ちする充電式電池がほしい」

という方のため、長持ちする電池の特徴や種類を詳しく見ていきましょう。

電池を長持ちさせるなら最小容量が大きいものを選ぶ

全ての充電式電池は、パッケージには長持ちするかどうかの目安となる最小容量が記載されています。

単3では1,500mAh、単4なら700mAh以上のものを選ぶのがおすすめです。最小容量をしっかり確認して購入しましょう。

最小容量が小さいほうが値段は安いですが、短時間しか使えないため充電頻度が上がります。

長い目で見ると、最小容量が大きいほうが長時間使えるので、コスパもよくお得です。

電池容量が同じなら充電できる回数が多いタイプを選ぶ

電池の容量の大きさと合わせてチェックしたいのが、充電可能な回数です。もし、容量が同じならば、充電可能な回数が多いものを選びましょう。

単3の場合は、次の充電回数を参考にしてください。

• 1,000mAh前後で4,000～5,000回
• 2,000mAh前後で1,800～2,000回
• 2000mAh以上だと300～500回

この数字を目安にして選ぶと、より長持ちするのでコスパの良い買い物ができますよ。

充電式電池の選び方2. スタンダードタイプかハイエンドタイプのもので選ぶ

充電式電池にはいくつか種類があり、各メーカーで容量と使用回数、価格などが異なります。

大きく分けると充電式電池の種類は、次の2種類に分けられます。

• スタンダードタイプ
• ハイエンドタイプ

それぞれの充電式電池の特徴を踏まえて、自分の使用したい機器に合ったものを選ぶことが大切です。

ここでは、スタンダードタイプとハイエンドタイプの充電式のどちらを選べば良いかを解説していきます。

消費電力量が少なく電池の交換頻度が高いものにはスタンダードタイプを選ぶ

スタンダードタイプと呼ばれる充電式電池は、ハイエンドタイプと比べると容量が小さく充電回数が多いことが特徴です。

単4充電式電池のスペックは以下を参考にしてください。

• 容量 750mAh程度
• 充電回数 約2,000回
• 価格 2本 約500円

消費電力量の少ないテレビのリモコンや目覚まし時計、ワイヤレスマウスの使用などに適しています。

消費電力量が大きくパワーを必要とする物にはハイエンドタイプを選ぶ

ハイエンドタイプの充電式電池は、容量が大きいため長時間の使用が可能で、充電回数も少なく済みます。

単4充電式電池の特徴は次の通りです。

• 容量 900mAh程度
• 充電回数 約400回
• 価格 2本 約800円

消費電力量の大きいシェーバーやカメラ、ゲームのコントローラー、電子辞書などの使用におすすめです。

充電式電池のおすすめ13選

「人気メーカーの充電式電池を買いたいけど、特徴を比較して選びたい」

と、賢く買い物をしたいと考える方も多いはず。

本記事では充電式電池のおすすめ商品を厳選してご紹介していきます。

自分が使用する機器に合わせて、寿命が長くて使いやすい充電式電池をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。

1. パナソニック 充電式電池 エネループ BK-3MCC/4SA

パナソニックから発売されている4本セットの単3充電式電池 『エネループ BK-3MCC/4SA』には、電池ケースが付いていて、保管や携帯に便利なことが特徴です。

電池は金属製品と触れ合うとショートする危険性もありますが、ケースに入れておけば安心。

最小容量は1,900mAhで、繰り返し2,100回も使えるので電池の持ちも長いです。

容量の抜けが少ないため、充電さえしておけば1年後でも問題なく使えるのも魅力と言えます。

「キャンプやアウトドアに出かける時の電池の予備がほしい」という方にとって、持ち運びやすいイチオシの充電式電池ですよ。

武石修

エネループのスタンダードタイプは充電式電池として広く使われています。一般的な用途の単3型なら、これを買っておけばまず大丈夫。充電してから時間が経っていても容量低下が少ないのもエネループの大きなメリットです。

商品ステータス

• 種類：ニッケル水素電池・スタンダードモデル
• 最小容量：1,900mAh
• 充電回数：2,100回

2. パナソニック 充電式電池 エネループ BK-4MCC/4SA

信頼性の高い国産メーカーであるパナソニックの『エネループ BK-4MCC/4SA』は、単4仕様のスタンダードタイプの充電式電池です。

寒いと内部抵抗が大きくなるので電池の減りが早くなりがちですが、本商品はマイナス20度まで耐えられます。

そのため、冬場に外で機器を使用する際にも使いやすいことがメリットです。

さらに、最小容量は750mlとなっており、充電回数も2,100回なので、頻繁に電池を買い替える必要はなく、大変経済的な充電式電池と言えます。

寒さに耐えられる充電式電池のため、「スノーボードが趣味で雪山で音楽を聞くための電池が必要」という方などに、ぜひ検討していただきたい商品です。

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「充電式電池といえばエネループ」と言われるほど有名なブランド品です。スタンダードタイプなので、容量、繰返し回数、価格のバランスが良いのがポイント。パナソニック製という安心感もあるでしょう。

商品ステータス

• 種類：ニッケル水素電池・スタンダードモデル
• 最小容量：750mAh
• 充電回数：2,100回

3. パナソニック 充電式電池 エネループ プロ BK-3HCD/4SA

根強い人気を誇るパナソニックの単3充電式電池『エネループ プロ BK-3HCD/4SA』は、2,500mAhの容量を誇るハイエンドモデルです。

安定感のあるパワーが持続することが特徴で、消費電力量が大きなデジタルカメラやシェーバーなどに使いやすいと評判です。

自然放電しにくい設計のため、めったに使わないような機器用の電池としても活躍します。

カメラを仕事や趣味でよく使用する人は、たくさんの画像が撮れる大容量の充電式電池がおすすめですよ。

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単3型エネループのハイエンドモデルで、カメラのフラッシュなど短時間で大きな電力を使う機器に適しています。プロにも愛用者の多いシリーズですが、繰返し回数が500回とスタンダードタイプに比べて少ない点には注意しましょう。

商品ステータス

• 種類：ニッケル水素電池・ハイエンドモデル
• 最小容量：2,500mAh
• 充電回数：500回

4. パナソニック 充電式電池 K-4HCD/4SA

パナソニックの『エネループ プロ K-4HCD/4SA』は、最小容量が930mAhとなっており、定期的に使用するおもちゃや電動機器にもよく使われています。

高い消費電力にも対応できるため、頻繁に充電する必要がありません。

また、便利な電池ケースが付いていて、カバンに常備しておきやすいです。

「子どもの電車のおもちゃ用に普通の電池を使用しているけど、すぐに切れてしまう…」という方などにとって、寿命が長く満足度が高い充電式電池ですよ。

武石修

通称「黒ループ」こと、黒いパッケージのエネループです。エネループのハイエンド品で容量が多いため、プロがカメラのフラッシュなどに使うことも多い高性能品。繰返し回数が少なく、価格もやや高いですが電池交換の手間を省きたい人に。

商品ステータス

• 種類：ニッケル水素電池・ハイエンドモデル
• 最小容量：930mAh
• 充電回数：500回

5. 富士通 充電式電池 HR-4UTC(4B)

グローバルなビジネスを展開する大手人気メーカー・富士通が販売する単4の充電式電池『HR-4UTC(4B)』。

一旦フル充電をすると、5年間使わずに放置したとしても使用可能なほど、自然放電のリスクが少ないです。

普段はあまり出番がない機器だけど、あらかじめ電池は入れておきたいという緊急時の機器などへの使用にも便利でしょう。

最小容量は750ｍAhで、繰り返し使える充電回数は2,100回なので、ハイスペックな充電式電池です。

「停電や地震などの備えにラジオに使うための充電式電池が必要」という方は、頻繁に充電しなくても長期間使えるのでイチオシですよ。

武石修

こちらも有名メーカー富士通の製品。容量も750mAhと十分あります。最初から充電されているのですぐ使えるほか、低温環境にも強くなっています。

商品ステータス

• 種類：ニッケル水素電池
• 最小容量：750mAh
• 充電回数：2,100回

6. TOSHIBA 充電式電池 MPULSE TNH-1A

TOSHIBAの『IMPULSE TNH-1A』は、8,000ｍAhという容量の大きさで、高いスペックを持つ単1充電式電池です。

何度も繰り返し使えるため、地球環境にも優しい商品と言えます。

1年間使用せずに、フル充電して放っておいても約85％もの容量が残るので、ちょくちょく充電する必要がなく大変使いやすいでしょう。

日本を代表する大手電機メーカーであるTOSHIBAの商品のため、信頼性も高く品質もお墨付きです。

ガーデン用のランタンに、単1電池を探している方は、ぜひ検討していただきたい電池容量の高い商品ですよ。

武石修

懐中電灯やラジオなどに使いたい単1タイプの充電式電池です。価格はそれなりにしますが単1型なので容量が多く、機器を長く使えるのがポイント。日本メーカー製で安心感もあります。

商品ステータス

• 種類：ニッケル水素電池
• 最小容量：8,000mAh
• 充電回数：約500回

7. POWXS 充電式電池 ‎PW-AAJ284

POWXSが販売する単3の充電式電池 『‎PW-AAJ284』は、16本セットで1本当たりの単価が約180円と安いのが魅力。

また、電池の寿命も長く、完全に充電したまま3年間放置した場合でも75％も容量が維持できて、品質もよくコスパが高いです。

さらに、液漏れによる怪我のリスクを防げるようデザイン設計されているので、おもちゃなどにも安心して使えますよ。

子ども用のおもちゃにたくさん電池を使うため、安全性が高くコスパの良い商品を探しているという方にぴったりの充電式電池です。

商品ステータス

• 種類：ニッケル水素電池
• 最小容量：2,800mAh
• 充電回数：約1,500回

8. パナソニック 充電式電池 エボルタ BK-4MLE/4BC

充電式電池のラインナップが充実しているパナソニック 。その中でも、単4形の『エボルタ BK-4MLE/4BC』は、口コミ評価も高いロングセラー商品です。

低温特性のため、マイナス20度の寒い環境下でも、高いパフォーマンスを発揮。

そのため、アウトドアや倉庫、車内などで使用する機器への使用にも適しています。

また、便利な携帯ケース付きなので、保管もしやすいことが特徴です。

「冷え込みが激しい場所に行くけれど、電池の消耗は大丈夫…？」そんな心配がある方に、ぜひおすすめしたい寒冷地でも使える充電式電池ですよ。

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パナソニックのエボルタシリーズも有名な電池のブランドです。それだけに、この「充電式エボルタ」を選ぶファンもいるでしょう。スタンダードタイプなので、容量と繰返し回数も十分あります。

商品ステータス

• 種類：ニッケル水素電池・スタンダードモデル
• 最小容量：780 mAh
• 充電回数：ー

9. パナソニック 充電式電池 エボルタ ‎BK-4LLB/4B

パナソニックのお手軽タイプの単4充電式電池『エボルタ ‎BK-4LLB/4B』は、4本で約900円とリーズナブルな価格設定が魅力です。

1本あたりの値段は約230円で、1回の充電でも長く使えるので、コスパも抜群。

また、1本の電池を充電する際にかかる電気代は、たったの0.162円と安く、4本一緒に充電しても1円もかかりません。

卓上扇風機や携帯用のミュージックプレーヤーなど、小型家電に安定感のあるパワーを供給します。

「節約をしたいので、繰り返し使える充電式電池を使ってみたい」と考える方にとって、お財布に優しい商品ですよ。

武石修

繰返し回数を重視したタイプで、約3,000回もの充電ができるのが特長。その反面容量は少なめですが、リモコンなど消費電力の少ない機器で使うなら長期にわたって使えてお得です。

商品ステータス

• 種類：ニッケル水素電池・お手軽モデル
• 最小容量：650mAh
• 充電回数：ー

10. SMARTOOOLS 充電式電池

『SMARTOOOLS』の電池は、充電器をコンセントにつなげる必要がないので、どこにいてもUSBケーブルを使って充電が可能です。

「電池が切れそう…」と思っても、パワーバンクやラップトップ、車用の充電器などがあればOKで、一般的な充電器を使うタイプと比較すると大変便利。

また、完全に充電するまでにかかる時間は、わずか1.5時間と短いので、勉強したりお茶をしたりしている間に電池を使う準備が整います。

「主に外出先で使うため、簡単に充電できるタイプの充電式電池がいい」という方は、特別な充電器を持ち歩かずに済むので重宝しますよ。

武石修

専用充電器が不要なUSBで直接充電できるタイプの製品です。ニッケル水素電池は電圧が1.2Vですが、こちらは1.5Vと通常の乾電池と同じ電圧で使えます。ただし、LEDライトなど一部の機種には使えないので注意しましょう。

商品ステータス

• 種類：リチウム電池
• 最小容量：2,600mWh
• 充電回数：1,200回

11. BONAI 充電式電池 ‎BN-AA

BONAIの単3形ニッケル水素充電池『‎BN-AA』は、カドミウムや水銀、鉛といった体に悪影響を及ぼす物質は一切していません。

そのため、小さなお子さんのおもちゃにも安心して使用できることが特徴です。

また、充電回数は1,200回と長持ちするので、一般的な乾電池と比較するとゴミも減ります。

さらに、行き届いたアフターケアを心がけているメーカーで、品質に問題があった場合はすぐに対応しているので安心です。

「家に子どもがいるし、できるだけ環境に優しい成分の電池を買いたい」と思う方にとって、安心して使える充電式電池ですよ。

武石修

このブランドは比較的低価格なのも選択理由になるでしょう。8本入りなので一度に沢山使いたい人や、充電済みの予備電池が欲しい人には買いやすいパッケージです。容量が2,300mAhと高いので、1度の充電で長く使えます。

商品ステータス

• 種類：ニッケル水素電池
• 最小容量：2,300mAh
• 充電回数：約1,200回

12. Amazonベーシック 充電式電池 ‎HR-3UTG-AMZN （8P）

高品質低価格をモットーとする、Amazonベーシックの人気商品の単3充電式電池『 ‎HR-3UTG-AMZN (8P)』。

最小容量が1,900mAhと小型家電には十分な容量があり、充電回数も約1,000回と電池寿命も長いです。

また、自己放電もしにくい設計になっており、24ヶ月間は容量が維持できます。

価格は約1,700円と値段も安いため、ストックにもちょうどよく、多くのリピーターがついている商品です。

「できるだけ性能がよくて安い充電式乾電池を家にストックしておきたい」と思うなら、お買い得なこちらの充電式電池だと間違いありませんよ。

武石修

いわゆる有名ブランドの製品ではありませんが、なんと言ってもその安さが魅力。余分に買っておけば、残量が無くなったら充電済みの電池をセットして、空の電池を充電に回すというローテーションができます。

商品ステータス

• 種類：ニッケル水素電池
• 最小容量：1,900mAh
• 充電回数：約1,000回

13. Pale Blue PB-AAA

電極にリチウムを使用しているPale Blueの『 PB-AAA』は、ニッケル水素電池よりも約5倍もの速さで充電することが可能です。

その結果、約2時間という短時間でフル充電ができるのが嬉しいポイント。

さらに、付属品として付いてくる専用のUSBケーブルで4本同時に充電が行えるので、旅行中や学校、職場などでも大活躍することは間違いありません。

カバンの中に入れて移動中などに充電を済ませれば、時間の無駄も少ないです。

「いつも電池の充電に時間がかかってしまうのがストレス…」と感じている方は、スピーディーにフル充電できるこちらの商品をぜひ試してみてください。

武石修

電池に直接USBで接続して使える充電式電池です。これまでのように専用充電器が不要。USB出力のACアダプターなど一般的なUSB給電の機器で充電できます。外出先で充電する際も便利に使えます。

商品ステータス

• 種類：リチウムイオン
• 最小容量：1560mAh
• 充電回数：約1000回

使用目的に合った充電式電池を選んでみて！

充電式電池の選び方とおすすめメーカーの人気商品を13品ご紹介しました。

「今まで普通の乾電池しか使ったことがない」という方も、充電式電池を選ぶと良い理由や商品の魅力がお分かりいただけたのではないでしょうか。

各メーカーの充電式電池の種類や特徴をよく比較した上で、使用する製品に合ったものを選んでいきましょう！