同棲中に喧嘩が起きる“5大原因”とは?未然に防ぐ方法や仲直りのコツを大公開
同棲中に喧嘩をしたことがあるカップルはどのくらい?
同棲中に喧嘩をしてしまったことがあるカップルや夫婦は、ほぼ100%だと言われています。
同棲や結婚をして初めて見える相手の一面がある上に、二人で過ごす時間が単純に増えるので、ぶつかることやすれ違うことがあって当たり前。
しかし、だからといって喧嘩ばかりの状況をそのままにしていると、お互い疲れてしまい同棲も長続きしません。
喧嘩を防ぐことと仲直りの仕方に気を付けることが、いつまでも仲良く暮らす秘訣になってきます。
同棲中に喧嘩が起きる5大原因とは?カップルや夫婦が言い争いになる理由あるある
「みんなどんなことが原因で喧嘩しちゃうの?」
「カップルや夫婦が言い争う原因を知りたい!」
くだらないことで喧嘩をしてしまうと「こんな原因で言い争いになるのってうちだけ?」と気になりますよね。
しかし、意外とどこのカップルや夫婦でも、似たようなことが原因で喧嘩をしているものです。
ここでは、同棲中の喧嘩の原因あるあるをまとめています。
原因1. 食事の話
食事は毎日するものなので、「ちょっと気になるな」程度のモヤモヤでもそのうち言い争いの原因になる場合があります。
さらに、育ってきた環境によって食事のルールや価値観が違うケースも。二人の考えが擦り合わせられるまではストレスがたまるでしょう。
- パートナーの食べ方が汚い
- 料理の味付けに口出しされた
- 献立に文句を言ってきた
- 食べてから片づけしてくれない
- 夕方になってから急に「いらない」と言われた
このように、食事を作ってくれる人に対しての感謝が欠ける場合や、食事中や食後の態度に不満があると喧嘩になりやすいのです。
原因2. 家事の話
同棲を始めたら洗濯や掃除といった家事は誰かがやらなくてはなりません。
どちらかに負担がかかりすぎていると、不公平感が生まれ不満に繋がります。
また、相手のやり方に納得がいかない場合は、日常生活の中で不便に感じることが増えてストレスがたまるでしょう。
- 掃除を全くしてくれない
- 洗濯のやり方が気に食わない
- 分担の割合がおかしい
- やってもらうことが当たり前になっている
- 見ているだけで手伝ってくれない
役割分担や家事のルールは家庭それぞれですが、お互いに納得ができていないと喧嘩ばかりしてしまいます。
原因3. 睡眠の話
同棲をしたら睡眠中は同じ部屋で寝るというカップルや夫婦は多くいるでしょう。
しかし、二人で一緒に寝ることで睡眠の質が下がってしまうと、不満を感じやすくなるもの。
よく眠れないと日頃の疲れが取れないため、余計にストレスも溜まりやすくなります。
- いびきがうるさい
- 冷暖房の温度が合わない
- 寝相が悪い
- 起きる時間が違うのに起こさないでほしい
- アラームをかけるならちゃんと起きてほしい
このようにどちらかが相手の眠りを妨げている状況が続くと、不満が生じて喧嘩に発展するケースが多いでしょう。
原因4. お金の話
二人で生活していくうえで、お金は切っても切り離せない問題です。
毎月暮らしていくのにもお金はかかりますし、結婚や出産を控えていれば、生活費とは別に貯金を作っておく必要もあるでしょう。
お金の価値観や負担する金額について、二人の間にズレがあると喧嘩になりやすくなります。
- 家賃を払ってくれない
- 水光熱費を分けたい
- 二人で貯金をしたい
- 食費はどっちが払うのか問題
- 無駄遣いばかりしないでほしい
生活費の支払いをどちらが負担するのか、もっと節約する必要があるのかどうか、金銭感覚の意見が割れると揉める原因になります。
原因5. 習慣の話
同棲をして初めて相手の生活習慣に驚いた、という経験はほとんどのカップルや夫婦にあるもの。
生まれ育った環境を当たり前だと思っていると、相手の生活習慣に違和感を感じ、驚いたり戸惑ったりするかもしれません。
- 風呂に入る前にベッドに入らないでほしい
- 食事中にテレビをつけないでほしい
- 寝る時は真っ暗にしたい
- 下着は別で洗濯したい
- お風呂のお湯は毎日変えたい
お互いが今まで「当たり前」だと思ってきた習慣を相手に押し付けていると、相手はストレスを感じてしまい喧嘩の頻度も上がります。
同棲中に喧嘩をしている時の5つの心理|どうして揉めてしまうの?
同棲中に喧嘩をしてしまう原因あるあるが分かったところで、次に気になるのは「どうして好きなのに揉めてしまうの?」という点。
ここからは、喧嘩に発展する原因である深層心理について解説します。
「喧嘩なんてしたくないのに、くだらないことで喧嘩ばかり……」というカップルの心の中を理解していきましょう。
心理1. 頼りにしたい
「この人となら一緒に生活していけるだろう」という信頼感があったからこそ、パートナーと同棲を始めたという人も多いはず。
いざという時は頼りにしたいのに、無視されたり受け流されたりするなど、真面目に取り合ってくれないと不満に感じてしまいます。
頼る気持ちを蔑ろにされると、裏切られたように感じてつい相手を責めてしまうのです。
心理2. 二人の価値観を擦り合わせたい
「二人の暮らしをもっと良くしていきたい」という気持ちが裏目に出て、揉め事に発展してしまうケースも。
お互いのことを思って価値観の擦り合わせをしたいのに、無理に相手が我慢している感じがすると、無性にイラっとしてしまいます。
心理3. 今までの生活を変えたくない
新しい習慣や生活に慣れていくのは、誰にとっても簡単なことではありません。
どちらかが一方的に「自分のやり方に合わせてほしい」と主張すれば、合わせる側だけに大きな負担がかかります。
「どうして自分だけが苦労しなくてはいけないの?」と不満が募ると腹立たしく思えてくるのです。
心理4. 好きだからこそわかってほしい
信頼しているパートナーには、いつだって一番の理解者でいてほしいもの。
しかし、「言わなくても分かってくれるはず」と思っているだけでは、相手に考えや気持ちがうまく伝わらず、すれ違いが生じやすくなります。
分かってもらえない不満はやがて「もう好きではないの?」という不安に変わり、相手を必要以上に追い詰めてしまうのです。
心理5. 甘やかしてほしい
甘え下手な人は、甘え方が分からないために相手に強く当たってしまうことも。
「〇〇してほしいな」など素直に甘えられないと、「たまには〇〇してよ!」と自分の要望を必要以上に強い口調で相手に伝えてしまいます。
言われた側もムッとして言い争いになるので、喧嘩が起こりやすくなるでしょう。
【注意点】同棲中に喧嘩をしないように気をつける6つのこと
同棲中の喧嘩を未然に防ぐためには、いくつかの注意点を守ることが大切です。
ここからは、パートナーと揉めないための注意点を6点ご紹介します。
少し気を付けるだけでも喧嘩の頻度が減って仲良く暮らせるようになるため、ぜひ参考にしてください。
注意点1. 相手の立場になって考える癖をつけること
仕事や家事で慌ただしい生活を送っていると、相手の存在を無視してつい自分本位で物事を考えてしまいがちです。
彼氏や彼女と一緒に暮らしていることを念頭に置き、相手の立場に立つことも忘れないようにしましょう。
相手の帰宅が遅い日は「早く夕飯を作って」と急かすのではなく、先に作ってあげたり一緒に作ったりして助け合う姿勢が大切です。
相手を思いやる癖をつけるだけで、わがままが原因の喧嘩は減らせます。
注意点2. 気に入らないことはちゃんと話し合うこと
彼氏や彼女と話し合うことはお互いにエネルギーがいりますが、こまめに話し合いを設けることが円満な暮らしに繋がります。
反対に、我慢の限界まで話し合いをせずため込んでしまうと、一気に不満が爆発して大きな喧嘩になりやすいのです。
相手の態度や行動にイラっとした時はうやむやにせず、なるべく早く、お互いが納得いくまで話をすると結果的に仲良く暮らせます。
注意点3. 感謝を忘れずに口にすること
同棲生活が長引くと会話なしの状態も当たり前になり、つい感謝の言葉を忘れがちになるカップルや夫婦は少なくありません。
しかし、「感謝しているのは伝わっているはず」と思っていても、きちんと言葉にしないと伝わらない場合も多いもの。
「ありがとう」の一言がないと「やってもらうのが当たり前だと思われている」と不満を抱きやすくなります。
普段は会話なしで問題なくても、何かしてもらったらすかさず感謝の気持ちを言葉にして伝えましょう。
注意点4. 謝罪の気持ちは誠意を持って伝えること
上辺だけで謝罪をされても納得はできないもの。
反省していない、自分の非を認めていない相手に対しては不信感が募り、一緒に過ごしたいとは思えないでしょう。
きちんと時間と場所を作って「ごめんなさい、反省しています」と気持ちを伝えることで、初めて相手は「謝ってもらえた」と実感できます。
謝ってもらえないうちは相手を許すこともできないため、くだらないことでも揉めやすくなるのです。
注意点5. 我慢することも覚える
赤の他人だった二人がともに生活をする同棲は、一人暮らしや実家暮らしに比べると不便に感じることも多いでしょう。
しかし、不便に感じるのはお互い様なので、時には我慢したり相手の希望を通したりすることが大切。
相手もあなたに合わせてくれている部分があるはずです。
一つわがままを聞いてもらったら次は相手のわがままを受け入れるなど、時には折れる姿勢も忘れないようにしましょう。
注意点6. あらかじめルールを作っておく
二人での生活をスムーズに回していくためには、お互いが好き勝手に行動するのはNG。
一人暮らしでは何となくの気分で決められていたことも、彼氏や彼女との共同生活ではそうもいきません。
例えば家事の担当について揉めやすいなら、「料理担当は〇〇、皿洗い担当は△△」とあらかじめ決めておくと安心です。
喧嘩のたびにルールを見直したり追加したりするのも良いでしょう。
【対処法】喧嘩をしてしまった時に気まずい雰囲気を解消する方法とは?
「また喧嘩をしてしまった……。仲直りするにはどうしたらいい?」
「気まずい雰囲気を解消する方法が知りたい!」
つい相手にイライラして喧嘩をしてしまっても、できれば仲直りして円満に暮らしていきたいのが本音ですよね。
しかし、喧嘩後の行動を間違えてしまうと、さらに喧嘩が長引いたり余計にこじれたりすることもあるので要注意。
ここからは、喧嘩をしてしまった時の対処法について解説します。
- その日の喧嘩はその日で終わらせると決めておく
- 冷却期間を設ける
- どうしても帰りたくない場合は連絡を忘れない
- 悪いと思ったことは素直に謝る
- 相手の話をしっかりと聞く
- 納得がいくまで話し合う
- 気まずかったらLINEで話しかけてもOK
- 「別れる」という言葉を口にしない
対処法1. その日の喧嘩はその日で終わらせると決めておく
喧嘩は長引けば長引くほど、謝ったり仲直りしたりするタイミングを見失いやすくなります。
二人の関係がギクシャクしたままでは、過去の話や関係のない話まで盛り込まれて後に引けなくなることもあるでしょう。
喧嘩を必要以上にこじれさせないためには、「喧嘩してもその日のうちに仲直りをする」というルールを作っておくのがおすすめです。
一度喧嘩が始まってからではルールを決めることすら難しいので、前もって決めておきましょう。
対処法2. 冷却期間を設ける
喧嘩中はお互い頭に血がのぼっている状態なので、つい言い過ぎたり素直になれなかったりするもの。
すぐに相手を許せそうにないと感じたら、その場で無理に仲直りしようとしても逆効果です。一度相手と離れて冷却期間を設けるのがおすすめ。
一人で過ごしたり友達と過ごしたりして気分を紛らわせつつ、冷静になれるタイミングを待ちましょう。
冷却期間を経て頭を冷やした状態で話し合いができれば、スムーズに仲直りができるはずです。
対処法3. どうしても帰りたくない場合は連絡を忘れない
喧嘩をしてどうしても一緒にいたくない場合、一時的に家を出ていくこともあるかもしれません。
ただし、音信不通だと心配したパートナーがあちこちに連絡して探してしまう可能性も。他人に迷惑をかけないためにも連絡するのは必須です。
一言でも良いので「今日は帰りません」「明日まで実家で過ごします」など状況を伝えましょう。
そうすればパートナーは少なくともあなたの安否を確認でき「帰ってこないかも」「行方不明になってしまうのでは」と心配せずに済みます。
たとえ家を出ていくとしても、恋人に必要以上の心配をかけるのはNGだと覚えておきましょう。
対処法4. 悪いと思ったことは素直に謝る
どちらか一方に非があって喧嘩になった場合は、素直に悪かったことを認めて謝れば、あっさり仲直りできるケースも。
自分の間違いに気が付いたときは、余計なプライドは捨てて「さっきはごめん」「自分が悪かったよ」と相手に伝えましょう。
会話なしの状態が続いていても、案外相手はそれほど怒っていないかもしれません。
「謝ってくれたら仲直りしよう」と考えているだけの場合は、すんなり気まずい雰囲気が解消されるでしょう。
対処法5. 相手の話をしっかりと聞く
好きな相手と喧嘩になってしまうのは、お互いに譲れない主張があり、それがすれ違ってしまっている状態だから。
どちらが正しい・悪いという話ではないため、自分の主張を押し通すばかりではなく、相手の主張にも耳を傾ける姿勢が大切です。
お互いの主張をしっかり聞き合うことで、二人にとって最適な落としどころが見つかるはず。
言いたいことを最後まで言わせてあげることで相手も落ち着きを取り戻し、仲直りしやすい雰囲気も作れます。
対処法6. 納得がいくまで話し合う
満足な話し合いもせず形だけの仲直りをしても、心の中にはわだかまりが残り、またどこかのタイミングで爆発する可能性も。
同じ内容で喧嘩を繰り返さないためには、きちんとお互いが納得して解決する必要があります。
せっかく一緒に住んでいるのですから、お互い気が済むまで、相手に伝えたいことは伝えるように意識しましょう。
じっくり時間をかけてとことん話し合いをしたほうが、今後の喧嘩の予防にもなり、二人のためになります。
対処法7. 気まずかったらLINEで話しかけてもOK
相手に無視される、相手が出ていくなどして直接話すのが難しい時でも、会話なしの状態が続くと余計に喧嘩がこじれてしまいます。
そんな場合は、LINEなどで話しかけるのも一つの対処法です。
「少し話したいんだけど」「今日の夜、時間ある?」など、相手を話し合いの場に誘うメッセージを送りましょう。
相手が話し合いに応じてくれるようになれば、直接謝ったり気持ちを伝えたりすることもできるため、仲直りのきっかけになります。
対処法8. 「別れる」という言葉を口にしない
たとえ喧嘩中であっても、同棲しているパートナーから別れをほのめかされると、少なからずショックを受けるもの。
本当に別れるつもりがないなら、安易に「別れる」「同棲しなければ良かった」などど言ってはいけません。
さらに、一時の衝動で別れてしまうと、ヨリを戻しても嫌なことがあればまた別れればいいと考えてしまい、癖になることも。
同棲中の相手と別れると大変なことは重々承知しているのなら、きちんと話し合いで解決するよう心がけましょう。
同棲中の恋人と喧嘩した時は、早めに仲直りしよう!
大好きな恋人と一緒に住んでいても、言い争いや喧嘩をしてしまうのはどのカップルにもあること。
大切なのは、なるべく喧嘩が起こらないように気を付けることと、喧嘩のあとの仲直りの仕方です。
「同棲相手とうまくやっていけるか不安」という方も、相手への思いやりやちょっとした気遣いを心がけることで円満に過ごせるでしょう
今回紹介した注意点や対処法を参考に、仲良く同棲生活を送り、大好きな恋人と幸せに暮らしてくださいね。
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