人間観察を趣味に!バレずにやる方法から楽しむコツまで徹底解説
人間観察とは、どんな意味?
人間観察とは、身の回りの人の行動や仕草をよく見て観察することを意味します。
喫茶店の窓から道行く人をじっと見て観察したり、知り合いの行動を見てどんな心理なのかを考えるのも人間観察です。
人間観察をすることで得られることがたくさんあるため、人によっては人間観察を趣味にしている人がいたり、ついつい癖で人間観察をしてしまう人もいますよ。
人間観察をする理由|趣味にする3つのメリットとは?
「他の人を観察して学べることってなんだろう?」
「人間観察力を高めて得られるメリットって何?」
人間観察が趣味の人がいるのは、人の行動を見て得られることが多いからでしょう。
でも、周りの人を観察することで、何を学ぶことができるのかピンとこない人もいますよね。
そこでここからは、人間観察をする意味と趣味にするメリットを解説します。
メリット1. 洞察力を鍛えて人付き合いに役立てられる
相手をよく観察することで何を考えているのか、内面の気持ちを汲み取ることができる洞察力が身につきます。
他の人の行動を観察することで、表面的なことだけではなく、見えない部分を読み取ることができるようになる可能性もあるでしょう。
そして、洞察力が鍛えられることで、人付き合いが上手くなりコミュニケーションを円滑にとれるようになるのです。
相手の気持ちを察することができるようになるので、友人関係だけではなくビジネスでも役立ちますよ。
メリット2. 価値観や視野を広げることができる
多くの人を観察することで、いろいろな考え方、言葉遣い、おしゃれなどを知り、価値観や視野を広げることができます。
服装のコーディネートは、自分では考えつかなかった組み合わせを発見することもできますね。
そして、知らない言葉遣いを知り、ボキャブラリーを増やすこともできるでしょう。
価値観や視野を広げることは、思い込みにとらわれることなく、いろいろな側面で物事を考えられるようになります。
メリット3. 周囲に気を配れるようになる
普段から人間観察をしていると、周囲の人がどんなことを考えているのかがわかるようになります。
周囲を見る余裕が生まれることで、
「あの人はこれをしたら嬉しいだろうな」
「嫌な気持ちになってるだろうから声を掛けよう」
と周囲を理解できるようになるため、気配り上手に。
人の気持ちが想像でき、相手が喜ぶことを先回りして行うことができるので、周りからの信頼も高まるでしょう。
人間観察が趣味な人の6つの心理|なぜ人を観察しているの?
人間観察をすることでいろいろなメリットがあることがわかり、自分もやってみたいと思った人も多いですよね。
そこで、人間観察が趣味という人は、どうして行うのか、理由や心理状態を知っておきましょう。
ここでは、人間観察をする人の深層心理について解説します。
心理1. 自分と異なる存在に興味がある
好奇心が旺盛で、自分とは違う他の人が何を考えているのかに興味津々なタイプもいます。
自分のことはもちろん良くわかりますが、他の人がどんな行動をするのか、どんな考えなのかは観察しないとわかりません。
「自分と異なる行動や考え方がとても面白いので知りたい」という心理で観察しています。
心理2. 色々な人と仲良くなりたい
いろいろな人と仲良くなりたい、仲のいい人を増やしたいという社交的なタイプの人はこの心理を持っているかも。
観察することで、仲良くなりたい相手の好きなこと、好きなファッション、趣味趣向を把握したいと思っているでしょう。
共通の話題や趣味を知り、仲良くなるきっかけにしようと考えています。
心理3. 嫌われないようにしたい
人間観察が趣味の人の中には、誰にも嫌われたくないという八方美人な特徴があります。
浮いた存在にならないために、周囲の人間を観察して周りに溶け込めるように努力しているのです。
周りの空気を読むために人間観察を行っています。
心理4. その人よりも優位に立ちたい
人間観察が趣味の人の中には、プライドが高い人が多く、相手とのコミュニケーションを有利にするために人間観察を行っています。
というのも、よく観察をすることで、嫌いなこと、弱い部分を見つけられるから。
相手の粗を探すことで、相手よりも優位に立つことができると考えているのです。
心理5. その人が何を考えているのか知りたい
自分が他人からどう思われているのかが気になる、他人の目が極度に気になるという気にしすぎな人の傾向があります。
人間観察で周りの人の気持ちを知ることで、自分がどう思われているのかを確認したいのです。
言い換えてしまうと、他の人の目が気になる自意識過剰タイプでもあります。
心理6. 優れた人を真似て、ダメな人を反面教師にしたい
自分で努力するのが嫌いな性格の人は、人間観察によって効率よく成長したいと考えます。
だから、人間観察をすることで、どういう人が人気があるのか、どういう人が嫌われるのかを知り成長しようとしているのです。
周りの行動を見ていると「あの人がリーダーだな」とか「あの人は空気を読めない人だな」というのが見えてくるでしょう。
優れた人の真似をして、ダメな人を反面教師にするために人間観察を利用しています。
人間観察の上手なやり方4選|観察する対象や部位のおすすめとは?
「人間観察してみたいけれどやり方がわからない」
「もっと人間観察力を高めたいから、コツを知りたい」
人間観察に興味があるけれど、どこを見たらいいのかわからないという方も多いでしょう。
ただ周りの人をじろじろと見ているだけでは、気づかれて気持ち悪いと思われるかもしないですし、不安ですよね。
ここでは、人間観察に適した場所や、観察する対象について解説します。
やり方1. まずは人の服装や表情を観察してみる
人間観察する上で一番わかりやすいのは外見です。
まずは、対象となる人の服装や表情をじっくり見てみましょう。
どんなファッションが好きなのか、何をやっている人なのか、センスがいいのかなどオシャレに対する意識を知ることができます。
服装などの外見、そして表情で気持ちを読み取ることもできますので、人間観察初心者におすすめ。
ただ、ファッションを眺めるのではなく、「スーツやYシャツにシワがあるから独身なのかな」「ずぼらな人なのかな」など、細かい点まで観察するのがポイントです。
やり方2. 言葉遣いや話し方の癖を探す
人間観察のやり方は目で見るだけではなく、聞くことも大切。
言葉遣いからは、どんな育ちをしてきたのかを想像できます。
また、話し方はその人の性格を反映しますので、「優しそうな人」とか「厳しい話し方をするな」など内面を感じられますよ。
聞き耳を立てる時は、じろじろ見ないように注意しましょう。
視線を向けないことで、近くにいてもバレることが少ないのでおすすめです。
やり方3. ターゲットを絞って毎日行動を観察する
人間観察初心者の場合は、いろいろな人を見ても良くわからないという場合もあるので、一人の人にターゲットを絞って毎日観察するのもおすすめ。
ルーティーンがあったり、パターン化されていたりと見ていて楽しいでしょう。
毎日見ていると「今日は気分が悪そうな雰囲気だな」などがわかるようになるので、より人間観察が楽しいと感じます。
ただ、常に同じ人を見ることになるので、相手に気づかれないように注意が必要でしょう。
やり方4. 人の目線に注目してみる
「目は口ほどに物を言う」という言葉があるほど、目線には感情が現れます。
好きな人がいると自然に目で追ってしまうなど、気持ちが現れる場所なので相手の目線をよく観察してみましょう。
目線を見ることで、目が泳いでいる時は隠し事をしている、などある程度その人の考えを知ることができます。
やり方のコツは、相手の目線をしっかり追いかけること。
視線の先に何があるのか、どんな目の動きをしているのかで感情の変化に気が付く瞬間があります。
人間観察する時の注意点|変な人だと思われないコツとは?
人間観察を行うことのメリットは多いですが、相手に嫌な思いをさせないように見ることが大切です。
常に見ていると気持ち悪い人だと思われイメージが悪くなりますし、トラブルになる可能性もありますので、いくつかの注意点を守って人間観察をしましょう。
ここからは、変な人だと思われないように人間観察をする注意点を5つ紹介。
気持ち悪い人とイメージを下げないためにも、注意していきましょう。
注意点1. ジロジロ見過ぎない
人間観察に集中しすぎると、相手を常にじっと見てしまうので不愉快に思われる可能性があります。
相手は「なんでずっとこっちを見ているんだろう」と失礼な人と思うことでしょう。
誰でもじろじろ見られていると、不愉快に感じますよね。
じっと見ているのを気づかれないためにも、サングラスをして視線を分からないようにしたり、気づかれない程度に目を逸らすなどの工夫をしましょう。
注意点2. 観察する前の先入観は捨てる
人間観察力を高める注意点は、「この人はこういう人だから」という思い込みを捨ててまっさらな感情で観察すること。
先入観で判断してしまうと、いくら観察をしても固定概念に左右されて偏った見方をしてしまうでしょう。
「この人はちゃらい恰好だから仕事ができないだろう」
「笑顔が多い人だからいい人に違いない」
などと言った先入観は人間観察の邪魔になります。フラットな視点で物事を見れるようにすると、意外な発見ができますよ。
注意点3. 記録や保存はNG!
観察を行う時に写真を撮ったり、動画を撮影したりすると場合によってはストーカーになってしまう可能性も。
勝手に記録をとることは、相手に不快な気持ちを与えるだけではなく、いざという時に言い逃れができない証拠になります。
どうしても記録に残したい時は、自宅に帰ってメモをする程度にしておきましょう。
注意点4. 噂話を広めるなど、情報の悪用はしない
人間観察をすることで、様々な情報を得ることができますが、それは自分の中だけにしまっておくことが大切。
情報を友人や仕事関係者に広める、噂として話すなどはやってはいけません。
人に話したくなるのは仕方がない部分もありますが、最初は面白がって盛り上がった友人も、
「この人に見られると広められる」
という印象がつき、距離を置かれてしまうでしょう。
また、仕事に信頼がなくなる可能性もありますので注意が必要。
人間観察は噂を広めるためではなく、自分を高めるために行っていることを忘れないでください。
注意点5. 不快感を与えてしまったら謝罪をしてすぐにやめる
人間観察を趣味にするのは個人の自由ですが、人に嫌な思いや迷惑をかけてまで行うことではありません。
じっと見られているというのは雰囲気で感じますし、相手は当然嫌がりますよね。
相手に不快感を与えてしまった時に、逆上したり、へたな言い訳もしない方がいいでしょう。
「やめてほしい」と言われたときはすぐに謝罪してやめることが大切です。
人間観察力を高める本のおすすめ3選|参考になる書籍を紹介
「実際に人間観察をやっているけど難しい」
「もっと観察力を鍛えるためにいろいろ知りたい」
人間観察のやり方や注意点を解説してきましたが、やったことがない方は難しく感じるかもしれませんね。
そこでここでは、人間観察力を高めるのにおすすめの本を紹介します。
人間観察にどのように参考になるのか、おすすめのポイントも解説しますので、興味がある方は読んでみてくださいね。
おすすめの本1. 人間観察 極めたら悩み消えた
人間観察を極めたら、対人ストレスが0になって、今まで悩んでいたことが解消されたという書籍です。
人間観察歴うん十年の著者が、秒単位で会話のラリーの傾向がつかめるまでになり、人間の深層心理を理解できる方法を解説しています。
人間観察の奥深さと楽しさがわかる本で、観察によって人の心理がわかるようになり、スムーズな人間関係の構築も人間関係に悩んでいる人におすすめ。
文体も柔らかいので読みやすく、人間観察初心者の方にもぴったりでしょう。
Amazonで詳細を見るおすすめの本2. CAの人間観察術
お客様の動向を見てお客様が困っていないか、何を望んでいるのかを考える、人間観察のプロともいえる元CAが書いた書籍です。
その人間観察の術は他の職業でも役立てられるでしょう。
10分で読めるミニ書籍なので、読書が苦手の方でも手軽に読めます。
CAがお客様のどこを見ているのか、人間観察のコツをつかめるできるでしょう。
Amazonで詳細を見るおすすめの本3. マンガでわかる 人を見抜く技術
20年間無敗の伝説の雀鬼と呼ばれる桜井章一さんが、独自の視点で人間観察力について語りました。
他人のちょっとした癖からもその人が考えていることがわかる、卓越した人を見抜く技術は、真似できなくても参考になる部分も多いでしょう。
ハウツー本とは違い、著者の生きざま、体験談が書かれていますので読み物としても面白いと評判。
また、漫画で描かれていてわかりやすく解説されているから、活字が苦手な人はこの本から始めてみてくださいね。
Amazonで詳細を見る上手に人間観察をして、コミュニケーションに役立ててみて。
人間観察を行うことで洞察力を鍛え価値観や視野を広げることができますので、これから趣味として始めてみるのをおすすめします。
人間観察力を高めるためには、人を見るだけではなく服装や話し方、言葉遣いからこの人はどんな人なんだろうと想像することも大切。
観察する上の注意点も書いていますので、気をつけながら人間観察をやってみましょう。
やったことがない方でも、コツがわかると楽しく観察することができますよ。
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