毒を吐く人の“7つの心理”。職場の同僚や友達にいる毒舌な人の対処法とは?
「毒を吐く」の意味とは?
毒を吐くとは、実用日本語表現辞典によると、
- ひどいことを言う
- 悪しざまに言う
と言う意味。
要するに、人の悪口を言ったり、相手が言われて傷つくようなことを妬みなどの理由からあえて言うことを指します。
目的は様々あるものの、心にぐさっとくる言葉を口にしていることは間違いありません。
また、「毒舌を吐く」「毒づく」も同じような意味で使われます。
毒を吐く人の9つの心理|どうして誰かをディスってしまうの?
「なぜあの人はたまに毒を吐いてくるの?」
「はっきり言って毒を吐く理由が全くわからない…。」
毒を吐く人を見ると、少し嫌な気分になってしまいますよね。
悪口を言う人の気持ちが理解できれば、その心理に合わせた対処を取ることができます。
そこでここからは、毒を吐く原因である「深層心理」を7つ解説していきます。
毒を吐く人の心理1. 劣等感を感じている
毒舌を言う人の中にはプライドが高く、自分の弱さを認められない人が多い傾向にあります。
相手に暴言を吐き、マウンティングすることで「自分はこんなに偉いんだ!」と自分に言い聞かせようとしているのです。
毒を吐く人の心理2. 期待している相手を奮起させたい
職場の上司や先輩に多い心理となりますが、相手にやる気を出してもらうために、あえて毒を吐くケースもあります。
期待している相手が結果を残せなかった時に慰めてしまうと「甘やかしてしまった」と感じてしまうこともあるでしょう。
そのため、わざと嫌味っぽく言うことで「やってやる!」と思って欲しいと考えています。
毒を吐く人の心理3. 自分の立場や威厳を守りたい
もしかすると毒を吐く人は、他人から傷つけられることを恐れているのかもしれません。
自分のミスを批判される前に毒を吐いて、他のターゲットを作ることで自分を守っているのです。
また、相手が何か言いたくても言いづらい雰囲気を作ろうとしているケースもあります。
毒を吐く人の心理4. ついつい我慢できなくて言っちゃった
よく毒を吐く人の特徴に、ストレスが溜まってしまっているということがあげられます。
職場でのストレス、家庭内でのストレスなど、いろんなイライラが募ってしまったという理由から、つい口からポロッと暴言が出てしまった可能性もありますよ。
毒を吐く人の心理5. とにかく負けたくなくて焦っている
嫌味を言う人の中には、競争心が強く、全ては勝ち負けで決まると思っている人もいます。
相手に負けそうになって内心では相当焦っているけど、焦っているのを気づかれたくない。
そんな時に毒を吐くことで、「自分はまだ余裕があるんだ」ということを見せつけたいのです。
毒を吐く人の心理6. 自分が正しいことをわかってほしい
自分の意見を通したいけれど、いい言葉が思いつかないために、つい口が悪くなって毒を吐いてしまうこともあります。
例えば、会議などで自分の言葉足らずで相手にアイデアが伝わらないということもあるでしょう。
そんな時、相手に「それってどういうことですか?」と聞かれても適切な答えがが出てこないから、自分が正しいことを主張するために「こんなことも理解できないんですか?」と口が悪くなってしまうのです。
毒を吐く人の心理7. 人を寄せ付けたくない
毒を吐く人は、普通の人以上に繊細な心を持っているケースもあります。
批判されたり、攻撃されたりして傷つくのが怖い。
そのため、先に毒を吐いておき周りの人が近づかないようにして、自分を守っているのです。
毒を吐いてくる人への5つの対処法|イライラしないで接するコツとは?
「職場の上司が毒を吐いてくる…どう接するのが正解なんだろう?」
「どうすればストレスなく毒を吐く人と付き合えるんだろう?」
毒を吐く人と距離を置きたいと思っても、職場や家族関係の人だとそうもいかないので悩んでしまいますよね。
毒を吐く人ですから、上手く対応しないとさらに毒が降り掛かってきて嫌な気分になってしまう可能性もあります。
そこでここからは、毒を吐いてくる人への対処法をご紹介していきます。
対処法1. 「辛いんだなぁ」と思いながら耳を傾ける
毒を吐く人は自信が無く、劣等感が強い人が多い傾向にあります。しかしそんな弱い自分認めたくないため、自分を守るのに必死。
なので、相手がどれだけ毒舌を吐いてきても、「この言葉で自分を守っているんだな」と一歩引いて優しい気持ちで見守ることをおすすめします。
そうすることで、何をどれだけ言われても、「この人も色々あって大変なんだな」と思えるようになるので、嫌な気持ちは何も感じなくなりますよ。
対処法2. 期待されてる証拠だと思って努力する
何も言われなくなったら諦められたか、見捨てられたかのどちらか。
「言ってもらえる内が花」という言葉があるように、毒舌も含めて色々言われるのはまだ愛情があるからです。
そのため「この人はなんだかんだ言って自分のやる気を出そうとしてくれているんだな」と考えるようにしましょう。
そうすれば毒を一つや二つ言われたところで、全く気にならなくなりますよ。「見返してやる」というきっかけにして奮起しましょう。
対処法3. 相手より余裕があることに自信を持つ
内心では余裕がなく焦っているのが、毒を吐く人の特徴。そんな相手にビクビクしていると、調子に乗らせて余計に毒づかれてしまうこともあります。
毒を吐かれたら「今の自分は相手よりも余裕があるんだな」と思うようにするのがおすすめです。
「こうなってはいけない」という反面教師にもできる上に、自分が余裕を持ってやれていることに改めて気がつけます。
そのため、悪口を聞き流しつつ心の中で「ありがたい」と思っておきましょう。
対処法4. 落ち着いた頃に話を聞きに行く
毒を吐く人は自分の気持ちが伝わらないために、強い言葉を言ってしまっていることも。
そんな状態で話していても、本当に伝えたいことを聞き出せず、さらに毒が飛んでくる可能性が高いです。
そんな時は、少し時間を置いてから改めて話しかけてみましょう。
そうすることで相手も気持ちや考えを整理できますし、こちらも聞くための準備ができます。そのため、本心で思っていたことを聞きやすくなりますよ。
対処法5. 全く相手にしない
相手がただイライラしてストレスが溜まっているだけで特に意味が無い場合、はっきり言って毒を受け止める労力も時間も無駄です。
本当にウザいと思ったら、シカトしましょう。「こいつアホだな」と思いながら徹底的に無視するくらいでちょうど良いです。
そうすることで暴言を真に受けることがなくなるので、心が楽になります。
最終的に毒を吐く人から、話を聞いてくれない人と認識されればOK。話しかけられなくなって、気持ちが楽になるでしょう。
毒を吐く人には程よい距離感で接してみて。
今回は毒を吐く人の心理とその対処法を、とことん深堀りして解説してきました。
いつも嫌味を言う人と付き合うのは正直しんどいですよね。
毒舌を言う人の心理は様々ありますが、その対処法は意外とシンプルなもの。
今回ご紹介した対処法を参考にして、毒を吐く人とイライラしない良い距離感で付き合っていってくださいね。
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