内張り剥がしのおすすめ10選｜車の内装メンテに役立つ人気の工具を大公開

そもそも「内張り剥がし」とは？

車の内装をDIYで変更したり交換しようと思うと、もとの内装を取り外すのが大変ですよね。その時に活躍するのが内張り剥がし。金属やプラスチックのヘラ状の工具で、車の内装が取り外しやすいのが特徴です。

他の工具で代用するより傷がつきにくく力も入れやすいので、自分で車の内装をカスタマイズする人はぜひ手に入れておきたいアイテムですよ。

内張り剥がしの選び方｜購入する前に確認すべき点とは

内張り剥がしといっても、現在では非常に多くの製品が販売されており、どれが自分に合っているか少しわかりにくいですよね。

そこで、ここでは購入する時にぜひチェックしておいて欲しい内張り剥がしの選び方を解説していきましょう。

内張り剥がしの選び方1. 用途に合った「種類」を選ぶ

内張り剥がしには材質や形状によっていくつかの種類があります。それぞれ用途が異なるので、うまく選ばないと思ったような使い方ができなくなってしまうかもしれません。

まず、材質は大きく分けてプラスチック製と金属製があります。さらにプラスチック製には様々なタイプがあり、それらの特徴も以下でご紹介しましょう。

傷つけにくい「プラスチック製」の特徴

車の内装を剥がす時、剥がしたパーツに傷がついてしまうと困りますよね。

プラスチック製の内張り剥がしはある程度の柔軟性があるため、使っても傷がつきにくいのがメリットです。パーツに傷を付けたくない人はプラスチック製の内張り剥がしを選ぶべきですよ。

さらにプラスチックには以下の3つのタイプがあります。

• プルタイプ
• 幅広タイプ
• ロングタイプ

形状が違ういろいろなタイプがあり用途に合わせて選ぶのがいいでしょう。

先端が尖っている「プルタイプ」の特徴とは

まっすぐな内張り剥がしを使うと、差し込む時に角度を付けなければならず、力が入れにくくなってしまうことがあります。すると、なかなか作業がはかどらなくなってしまうことも。

プルタイプは釘抜きやバールのように先端が少しカールしているタイプ。先が曲がっているので、まっすぐ差し込んでテコのように使えて力が入れやすく、内装が剥がしやすいという特徴があります。

特にオーディオなどを取り外すときは、プルタイプを使うと作業効率が上がるでしょう。

大きいパーツを取り外せる「幅広タイプ」の特徴とは

幅の広いステップなどを取り外す時、小さな内張り剥がしだと強度が足りなくて、壊れてしまわないか心配ですよね。

幅広タイプは幅が広く板のような形状をしているタイプ。細かい作業には向きませんが丈夫なのが特徴です。大きなパーツを取り外すときも壊れる心配はありません。

大きめの内装を取り外す予定がある人は、幅広タイプを選ぶと良いでしょう。

奥のツメを外せる「ロングタイプ」の特徴とは

自動車の内装のパーツの中にはかなり奥の方にツメがついていて、それでパーツを固定している場合があります。するとそのツメに届く内張り剥がしがないと、なかなかそのパーツが取り外せなくなってしまうことも。

ロングタイプなら細長い形状をしているので、奥のツメにも届きます。また、先が細くなっていたり尖っていたりするものが多く、狭い場所でも入れやすいのも特徴。

手の届きにくい場所にツメがあるパーツを外す場合は、ロングタイプを使うと便利ですよ。

クリップ外しに便利「金属製」の特徴

車の内装は金属やプラスチックのクリップで固定されているものがあります。この小さなクリップがしっかりはまっていて工具がないとなかなか外れないことも。

金属製の内張り剥がしは先が平たく、切れ込みが入った釘抜きのような形状をしているのが一般的。この切れ込み部分に挟むと簡単にクリップが外せます。

クリップで固定されているパーツを多く外す場合は金属製のクリップ外しを持っておいた方が良いでしょう。

内張り剥がしの選び方2. 必要な物が含まれている「セット内容」を選ぶ

内張り剥がしのいろいろなタイプをご紹介しましたが、どれを選んでも実際の作業で足りないものがないか不安に思う人もいらっしゃいますよね。

内張り剥がしにはセット商品が多く販売されています。2種類だけの物から多い物なら数十種類以上の内張り剥がしが含まれています。また、ケース付きで持ち運びしやすかったり、一つずつ買うよりお得だったりする場合もありますよ。

足りない物がないか不安な人は必要なものが含まれているセットを選ぶと良いでしょう。

内張り剥がしのおすすめ10選｜車の内装メンテに使える便利工具を大公開

ここからは実際におすすめの内張り剥がしをご紹介していきましょう。

いろいろな用途で使える人気の製品を取りそろえたので、ご紹介した選び方をふまえて見ていただければ、きっと使いたくなる便利な工具に出会えますよ。

内張り剥がしのおすすめ1. KURASGE 内張りはがし セット

• 配線ガイド付きでETCやバックカメラ、ドライブレコーダーの配線が楽になる
• 平形、V字型などよく使うプラスチック製リムーバーとクリップ外しがセットで汎用性が高い
• シンプルな袋状のケース付きで持ち運びも簡単

バックカメラなどの配線をしたい時にも内張り剥がしを使う事もありますよね。でも狭い場所を通して運転席側まで線を通すのは大変です。

KURASGEの内張り剥がしセットは1.2mの配線ガイド付きの製品。これを使うと狭い場所の配線がかなり楽になります。内張り剥がしとしてはよく使う4種類のプラスチックのリムーバーに金属製のクリップクランプツールがセットになった汎用性のある商品ですよ。

機器の取り付け時の配線のために自動車の内装を取り外す人におすすめの製品です。

商品ステータス

• 素材：プラスチック製、金属製
• 先端の形状：丸型、平型、V字型、凸型
• サイズ：最大:20 × 200、最小15 × 140(mm)
• セット内容： 5(本)、配線ガイド、ケース

内張り剥がしのおすすめ2. ToBeBold 内張り剥がし

• クリッププライヤがセットに含まれ、通常では傷を付けずに外しにくいクリップがあっても安心
• 先の形の違う4種類のプラスチック製リムーバ－で傷つけずにいろいろなパーツを外せて便利
• 配線ガイド付きで内装の変更と機器の配線を同時にしたい人にもおすすめ

自動車の内装は先が釘抜きのようになったクリップクランプと呼ばれる器具で外すのが一般的。でもテコのように動かすので支点になっているところが車に当たり、傷がつくのが心配ですよね。

ToBeBoldの内張り剥がしはよく使うリムーバーの他にクリッププライヤもセットになった製品。クリッププライヤは外すときに広い面で工具を支える構造になっているタイプで、車に傷がつきにくいのが特徴。さらに使いやすい形状のプラスチック製のリムーバー4つもセットになっていて、クリップ以外のパーツの取り外しも簡単です。

クリップクランプを使う時の傷が気になる方に最適の製品ですよ。

商品ステータス

• 素材：プラスチック製、金属製
• 先端の形状：丸型、平型、V字型、凸型
• サイズ：最長229(mm)
• セット内容：6(本)、配線ガイド、ケース

内張り剥がしのおすすめ3. エーモン 内張りはがし 【セット買い】

• よく使うリムーバー2本セットで、ちょっとした内装の交換などにちょうど良く無駄がない
• 車のDIY関連ツールで人気のエーモンの製品で品質と使いやすさは折り紙付き
• たくさんのツールがセットになった物より安くつきコスパが良い

カーナビを取り付けたり、内装を取り替えたりしたいけど、それほど頻繁に車をカスタマイズしない人だとあまり色々入ったセットはちょっともったいなく思う事も。最低限必要なツールだけが欲しい場合もありますよね。

エーモンの内張り剥がしのセットは、よく使うプラスチック製のリムーバー2本入った商品。がっつり内装をカスタマイズする人には物足りませんが、カーナビなどの機器を取り付けるような簡単な作業には十分なツールです。また柔らかいプラスチック製なので車を傷つけにくいのも特徴。

ちょっとした機器の取り付けや、内装の交換で必要十分な内張り剥がしが欲しい人にぴったりの商品です。

商品ステータス

商品ステータス - 素材：プラスチック製 - 先端の形状：平型、V型、凸型 - サイズ：210 × 22 × 20 (mm) - セット内容：2(本)

内張り剥がしのおすすめ4. パワーシード Powseed 内張り剥がし パネルはがし4点＋ クリップクランプツール 5点セット

• 5本セットでかなり内容充実しているのに値段が安くコスパが良い
• リムーバーはポリアセタール製で耐久性と自己潤滑性があり狭い場所に入れやすく丈夫で使いやすい
• 金属製のクリップクランプはゴムのパッキン付きで車を傷つけにくい

内装をいろいろとDIYでカスタマイズするなら、ある程度いろいろな種類の内張り剥がしが欲しいところ。でもセット内容が多いとやっぱり値段が高くなってしまうのが心配ですよね。

パワーシードの内張り剥がしは5本セットなのに約1,000円とかなりお値段控えめで人気の製品。プラスチック製のリムーバー4本に金属製クリップクランプが含まれていて、ほとんどの内装の取り外し作業に対応できます。また、リムーバーは滑りやすく耐久性が高いポリアセタール製で狭い隙間にも入りやすく丈夫なのも特徴。

コスパの良い工具で内装をカスタマイズしたいという人にぜひチェックして欲しい内張り剥がしです。

商品ステータス

• 素材：プラスチック製、金属製
• 先端の形状：丸型、平型、V字型、凸型
• サイズ：最大125(mm)
• セット内容：5 (本)

内張り剥がしのおすすめ5. PORAXY 内装剥がし 自動車整備用 最新改良pro版

• 48種類もの内張り剥がしに使うツールがセットになっていてどんな車種でも対応できる
• しっかりしたケース付きで大量のツールも運びやすい
• 各自動車メーカーのトリムクリップが付属していて、万一クリップがなくなったり破損しても安心

仕事や趣味でいろいろな車の内装をカスタマイズする人だと、普通の内張り剥がしのセットでは満足できませんよね。あらゆる車種や内装に対応できる内張り剥がしが欲しくなるはず。

PORAXYの『内装剥がし 自動車整備用 最新改良pro版』は50種類近いツールと100個のクリップ、さらにそのケースがセットになった商品。通常の内張り剥がしのセットでも含まれるリムーバーやクリップクランプはもちろん、配線ガイドや検電テスターなどもあり、ドライブレコーダーやカーナビを始めとした機器の設置にも便利です。

いろいろな車で内装を取り外したり機器を設置したりする人にはおすすめの製品ですよ。

商品ステータス

• 素材：プラスチック製、金属製
• 先端の形状：丸型、平型、V字型、他多数
• サイズ：ー
• セット内容： ツール類48(本)、ケーブルクリップ20(個)、トリムクリップ80(個)、ケース

内張り剥がしのおすすめ6. Wetado 自動車内装クリップ取り外す専用ツールセット

• クランク型、ニッパー型のクリップリムーバーのセットでいろいろな場所のクリップが外しやすい
• 耐久性のあるマンガン鋼とプラスチックを使い摩擦や腐食に強い
• ニッパー型はネジを締めたりコードを切ったりと他の用途でも使えて便利

内張り剥がしはクリップを外すのが少し難しい時があります。例えば狭い場所にあるクリップはやりづらいと感じた事のある人もいるはず。

Wetadoのクリップ外し専用ツールはクランク型2本とニッパー型のクリップリムーバー計3本のセット商品。クランプ型は力の入れやすい短いタイプと狭い場所に届きやすい長いタイプ。ニッパー型はクランプ型では入れにくい場所のクリップも挟んで外せます。また、コードの切断やネジの締め直しなども可能です。

内張り剥がしでいろいろな場所のクリップを外す必要がある人に最適の製品ですよ。

商品ステータス

• 素材：金属製
• 先端の形状：V字型、ニッパー
• サイズ：クランク型大290、クランク型小225、ニッパー型195(mm)、
• セット内容：3(本)

内張り剥がしのおすすめ7. CAVLA 内張りはがし 4本セット

• 他の類似の商品と比べてもかなり低価格で手軽に買える
• 4種類の異なるリムーバーがセットになっていて、いろいろな場所の内装を剥がすのに使える
• 柔らかめのプラスチック素材のため、車を傷つけにくく安心

オーディオなどの機器の交換などに内張り剥がしが必要だけど、それほど何度も使うわけではない場合もありますよね。するとなるべく安いものが欲しい人もいるはず。

CAVLAの内張り剥がしは4本のプラスチック製リムーバーがセットになった製品で、非常に値段が安いのが特徴の商品です。柔らかめの素材で車を傷つける心配がなく安心。4本全て形状が違うのでいろいろなタイプの内装を外すのに使えます。

内張り剥がしにまず安さを求める人にはぴったりの商品です。

商品ステータス

• 素材：プラスチック製
• 先端の形状：V字型、凸型、平型
• サイズ：ー
• セット内容：4(本)

内張り剥がしのおすすめ8. BEE&BLUE 内張り剥がし

• ステンレス製で薄く、プラスチック製のリムーバーが入らないような狭い隙間にも入れやすい
• 丈夫で力を入れても曲がりにくく、外しにくい内装を剥がすのにおすすめ
• 人間工学に基づき設計されており、軽く持ちやすく使い勝手が良い

プラスチック製のリムーバーは車を傷つけにくいのがメリット。でも強度があるものは分厚くなってしまって、細い隙間に入れにくいのが困りますよね。

BEE&BLUEの内張り剥がしはステンレス製のリムーバー。通常だとプラスチック製が多い形状なのですが、これはステンレス製のため薄く狭い隙間にも入りやすく、しかも丈夫なのが特徴です。傷を付けないように気をつける必要はあるものの、うまく使うとかなり便利な内張り剥がしですよ。

狭い隙間への入れやすさと丈夫さをまず第一に考える人にぜひ試して欲しい内張り剥がしです。

商品ステータス

• 素材：金属製
• 先端の形状：凹型
• サイズ：180 × 22(mm)
• セット内容：1(本)

内張り剥がしのおすすめ9. エーモン 音楽計画 パネルはがし(ロング)

• 30cmとかなり長めで平たく、配線を内装の奥の方へ設置できる
• 一方の端は適度に尖り、配線を隙間へと押し込みやすい
• もう一方の端にはくぼみがあり狭い場所に押し込んで引っ張りやすくパネルなどを剥がすのに最適

カーオーディオなどを取り付ける時、配線を内装の隙間へ押し込むことがあります。でも普通の工具だと長さが足りなくてなかなか思った場所に配線でいないことも。

エーモンの『音楽計画 パネルはがし(ロング)』は30cmのかなり長めの内張り剥がし。一方の先が適度に尖っていて、狭い場所にも配線を押し込みやすくなっています。反対側の先端はくぼみがあり差し込んでから引っ張りやすく、オーディオパネルなどを外すのに最適の形です。

オーディオなどの機器の配線をしっかりと内装の奥に配置したい人におすすめの製品ですよ。

商品ステータス

• 素材：プラスチック製
• 先端の形状：凸型、平型
• サイズ：300 × 15 × 5 (mm)
• セット内容：1 (本)

内張り剥がしのおすすめ10. PORAXY 内張り剥がし 8点セット (ブルー)

• 検電テスター付きで電装品が通電しているか簡易チェックできて故障などがわかりやすい
• 配線ガイドが含まれていて、狭い場所に配線を通すのが楽になる
• プラスチック製リムーバー5種類とクリップクランプでほとんどの内装パーツの取り外しが可能

内装を取り外して機器を配線し、また内装を戻してからうまく電源などにつながっていない事が分かったらショックですよね。通電しているかを手軽に確認する方法が欲しい人も多いでしょう。

PORAXYの内張り剥がしのセットは検電テスター付き。電装品の故障などの簡易チェックができます。さらに配線作業を楽にする配線ガイドも付属。内張り剥がしは6種類が付属していて、ほとんどのパーツの取りはずしに対応できますよ。

愛車の電装品の配線をよく行う人にイチオシの内張り剥がしセットです。

商品ステータス

• 素材：プラスチック製、金属製
• 先端の形状：丸型、平型、V字型、凸型、
• サイズ：最大200 × 20(mm)
• セット内容：5(本)、検電テスター、配線ガイド、ケース

便利な内張り剥がしセットで車の内装を自分好みに変えましょう。

内張り剥がしの選び方と人気の製品をご紹介しましたが、どれも特徴があり使いたくなる工具ばかりですね。

あまりにいろいろなタイプの製品があってどれが良いか迷ってしまうかもしれません。

でも、ご紹介した選び方と実際に使う場面を思いうかべながら見ていただければ、きっと用途に合った内張り剥がしに出会い、自分好みに愛車をカスタマイズできるようになりますよ。

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