さとり世代の特徴とは?“無欲”と言われる世代に共通するポイントを紹介
前提として「さとり世代」とはいつからいつまでを指すの?
「さとり世代」とは、諸説ありますが、一般的に1990年代半ば頃から2000年代初め頃に生まれた世代と言われています。
年齢だと、高校生あたりから20代半ばあたりが、さとり世代に該当します。
仕事でもプライベートでも、まるで悟りを開いたかのように見えるため、さとり世代といわれるようになりました。
今回は、このさとり世代について、詳しく解説していきます。
さとり世代の特徴とは|あるあるな共通点を徹底ガイド
「熱血」「情熱」などの熱い言葉とはほぼ無縁のさとり世代。
さとり世代とは、一体どんな世代なのでしょうか?
ここからは、さとり世代の特徴やさとり世代にあるあるな共通点について一つずつチェックしていきましょう。
さとり世代の特徴1. ハイブランドに興味を持たない
「ハイブランド=ステータス」という考え方をしないのがさとり世代。
誰もが知っている有名ブランドの高級アイテムを大枚叩いて買うよりも、実用性とコスパを重視して買い物をするのです。
そのため、「ブランド物を買ってみんなに自慢しよう!」という発想もありません。
また、他の人が持っているブランド物に対しても羨んだり妬んだりする気持ちも生まれないのです。
さとり世代の特徴2. ストレスフリーを心がけている
さとり世代にとって、いついかなる時でも自分がいかに心地よく過ごせるかがとっても大切。
そのため、自分がストレスを感じそうな事はできるだけ避けたいと常々思っているのです。
例えば、誰かと意見が食い違ったとしても、その食い違いを議論するのは、さとり世代にとってはストレスに感じる事も多いので、議論よりも諦める方を選びます。
さとり世代は、自分自身がストレスフリーな状態かどうかが重要なため、他人から「諦めが早い。」「無気力だよね。」「無欲だよね。」などと言われても、全く気にしません。
さとり世代の特徴3. 恋愛への優先順位が低い
何事にも欲がないさとり世代は、恋愛にもあまり積極的ではありません。
いわゆる草食系が多いのも、さとり世代の特徴の一つ。
恋人とのリアルで密な関係によって引き起こされる様々なコミュニケーションや感情の変化を、さとり世代はストレスに感じてしまうのです。
そのため、さとり世代は、「恋愛=めんどくさい」と考え、「結婚とかも別に必要ない。」と結婚観もあっさりしています。
さとり世代の特徴4. 仕事への意欲がない
何事にも無欲なさとり世代は、仕事においても平常心。
「この仕事でトップに上り詰めてやる!」
「このまま出世街道まっしぐら!」
など、仕事への欲がないのもさとり世代の特徴なのです。
プライベートを犠牲にしてでも仕事を頑張って、もっといいお給料を貰えるようになりたいという考えがありません。
それよりも、お給料はそこそこでいいから、とにかくストレスなく働ける職場を好むです。
さとり世代の特徴5. 物欲があまりない
欲しいもののために無理して頑張るぐらいなら、今の自分の生活をストレスなく充実させたいと考えるのが、さとり世代。
そのため、「あれもこれも買いたいから仕事を頑張ろう!」という発想になりません。
また、物欲自体があまりなく、自分が本当に欲しいもので、今手が届く範囲の価格帯のものしか基本的には購入しないので、買い物頻度もかなり低くなります。
さとり世代の特徴6. 合理的に物事を考える
さとり世代は、無駄にあれこれ考えるのが嫌いです。
仕事でもプライベートでも、サクッと合理的に考えて行動する事を好みます。
「飲みニケーションとか必要ですか?仕事の話は業務時間内ですれば、業務後はすぐに帰れますよね?」
などと、合理的である事を良しとするため、上の年齢の人たちと価値観がズレてしまうこともままあります。
さとり世代の特徴7. ITリテラシーに長けている
さとり世代は、物心つく前からパソコンや携帯電話、タブレット、アプリなどが身近にあった世代です。
家庭によっては、幼い頃からおもちゃ代わりにそれらのアイテムを触ってきました。
そのため、ITリテラシーに長けており、新しいアプリでもすぐに使いこなせるようになったり、勉強でも仕事でも分からないことは全てインターネットで検索して解決しようとするのも特徴です。
さとり世代の特徴8. プライベートに重きを置いている
「いかに、ストレスなく自分の時間を楽しめるか?」
それが、さとり世代にとってはとても大切な事。
プライベートの時間を仕事に使うなんてもっての他、煩わしい人間関係でプライベートをかき回されるのも勘弁して欲しいと思っているのです。
また、さとり世代の多くは、他人と積極的に交流したがる性格ではありません。
そのため、他の人からはプライベートが見えにくく、無欲で何を考えているのか分からないと思われがちです。
さとり世代の特徴9. アウトドアよりインドア派が多い
さとり世代が楽しいと感じる遊びは、誰かに邪魔される事なく自分のペースで気楽に楽しめるものが多いのも特徴です。
みんなでキャンプするより、一人でお家カフェ。
みんなでテーマパークに行くより、好みの映画を一人で鑑賞。
そのため、行動範囲も職場と自宅、そして、お気に入りのいくつかのスポットに限定される事が多くなります。
さとり世代の特徴10. 干渉されるのが苦手
積極的に他人と関わるのが得意ではないさとり世代。
アレコレと他人に干渉されて、自分の居心地が良い時間と空間を乱されたくないため、他人とも距離をとって接しがちです。
例え、共通の趣味の人が現れても、必要以上に干渉されないか、ストレスなくプライベートな付き合いができそうか、じっくり判断してから出ないと、お近づきにはなれません。
さとり世代の特徴を理解して、上手に接してみて。
さとり世代の性格やメンタルには、彼らが教育を受けてきた時代背景も大きく関係しています。
「なんで、こんなに無欲な性格なんだ?出世したいとか思わないのか?」
「俺らがその年齢だった時には、もっとバリバリ仕事してたぞ?」
などと、けしかけるような事は言わず、さとり世代ならではの特徴を理解した上で接するのがおすすめですよ。
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