歴史小説のおすすめランキング30選|日本史を題材にした人気作品を解説

HaRuKa 2022.08.18
日本の歴史で起こった出来事なども学べるおすすめの歴史小説をお探しの方へ。今記事では、歴史小説の魅力や選ぶポイントから、おすすめの歴史小説ランキングまで詳しくご紹介します。日本の歴史を題材にした小説を解説するので、ぜひ参考にしてみてください!

歴史小説の魅力とは?

歴史小説のおすすめ

歴史小説とは、歴史上の人物を主人公にして、ほぼ史実に基づいて書かれた小説のことを指します。

歴史小説は作家自身が、主人公とする人物の思いに心を動かされて執筆することが多いため、史実の評論のみならず、その時代の人々の生き方や思想が作家の思いとともに描かれています。

読後は熱い思いがこみ上げてたり考えさせられたりすることが多く、それが歴史小説の魅力の一つと言えるでしょう。


歴史小説の選び方|意外と注目しておいた方が良いポイントとは?

歴史小説ってたくさんあって、どれから手を出せばいいのか分からない方も多いのでは。

ここでは、歴史小説を選ぶときのポイントをご紹介します。

どの歴史小説を読もうかなと迷った時の参考にしてくださいね。


歴史小説の選び方1. 好きな時代を描いた小説を選ぶ

歴史小説の舞台となっている時代は、戦国時代や江戸時代の幕末期、古くは奈良時代などいろいろとあり、人によって好きな時代が様々でしょう。

歴史小説を選ぶときは、自分の好きな時代を描いた作品がおすすめ

また同じ時代でも、主人公や作家の違いで異なった見方ができるので、いろいろと読み漁ってみましょう。


歴史小説の選び方2. 好きな偉人が登場する小説を選ぶ

好きな人物が主人公の作品であれば、感情移入しやすく没頭して読み進められます。好きな人物の歴史小説を読むことで新たな発見があり、よりその人物を好きになることもあるでしょう。

また、主人公を取り巻く人物の中にも魅力的な人も多いので、新たに好きな武将や偉人が見つかるかもしれませんね。

有名な偉人や武将であれば、いろいろな作家さんが書いているので、読み比べてみるのも面白いですよ。


歴史小説の選び方3. 好みの作家さんの作品を選ぶ

自分の肌に合う文章を読んでいると没入感はすさまじく、時間を忘れて読んでしまっていたり、あっという間に読了してしまったという体験をしたことのある方は多いはず。

もし、あなたに好きな作家さんがいるのならば、その作家さんが書いている歴史小説を選んでみるのも良いでしょう。

作家さんによっては執筆ジャンルが幅広く、歴史小説も書いているという方はたくさんいますよ。

ぜひ、好きな作家さんがどんな歴史小説を書いているかをチェックしてみてください。


歴史小説のおすすめランキング30選|日本史が学べる人気の書籍を大公開

ここでは、歴史小説のおすすめ人気ランキングをご紹介します。

初心者の方から歴史小説大好きな方まで、幅広い方々に楽しんでもらえる作品を取り揃えました。

歴史小説を読もうかなと思った時は、ぜひチェックしてみてください。


【歴史小説のおすすめランキング第30位】海賊と呼ばれた男

海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)
おすすめポイント
  • 戦後の昭和時代で出光興産を一代で築き上げた創始者を描く、力強い経済歴史小説
  • 難しい経済用語も含まれているが、とても読みやすい
  • 「日本人とは」「仕事とは」を考えさせられる、ビジネスマン必読の書

歴史小説は昔の話ばかりで、もっと近代の歴史を取り上げたものを読んで学びたいと思いませんか。

『海賊と呼ばれた男』は人気作家である百田尚樹が、戦後の昭和で出光興産を一代で築いた創始者をモデルとした経済歴史小説です。石油を武器に世界と戦う一人の日本人が力強く描かれています。経済小説ゆえ専門用語も多少含まれていますが、とても読みやすいのが印象的です。

読めば戦後の復興に心が熱くなること間違いなし。ビジネスマンの方は必読の一冊です。

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商品ステータス

  • 作家(著者):百田尚樹
  • 出版社:講談社
  • 発売日:2014年/7月/15日
  • 時代:昭和時代

【参考記事】はこちら▽


【歴史小説のおすすめランキング第29位】五稜郭残党伝

五稜郭残党伝 (集英社文庫)
おすすめポイント
  • 北海道出身の作家が、函館五稜郭を研究して書いた歴史小説
  • アイヌを巻き込んだ逃亡劇は、壮大な冒険小説を読んでいるようでとても面白い
  • 登場人物が魅力的で感情移入しやすく、時間を忘れて没入してしまう

幕末をテーマにした歴史小説はたくさん読んだけど、もっといろんな作品を読んでみたいというファンの方はいるでしょう。

作家の佐々木譲は北海道出身で、戊辰戦争最終決戦の地である函館五稜郭の研究を行って書かれたのが『五稜郭残党伝』です。

物語は戊辰戦争終結の2日前、投降を潔しとしない2人の狙撃手の逃亡から始まり、アイヌを巻き込んだ壮大なスケールの冒険小説になっていきます。

幕末を少し違った角度から見てみたいと思う方におすすめの本書。ぜひ一読ください。

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商品ステータス

  • 作家(著者):佐々木譲
  • 出版社:集英社
  • 発売日:1994年/2月/23日
  • 時代:明治時代

【歴史小説のおすすめランキング第28位】新源氏物語

新源氏物語(上)(新潮文庫)
おすすめポイント
  • 当代随一の古典の読み手、田辺聖子が現代語訳した源氏物語
  • 平安時代の貴族社会における人間模様を描いているので、恋愛小説が好きな方にもおすすめ
  • 注釈がなくても読めるようになっているので、古典が苦手な方でも読みやすい

『新源氏物語』は、当代随一の古典の読み手である田辺聖子が現代語訳した、とても読みやすい歴史小説です。

主人公の光源氏の目を通して見た、平安時代の貴族社会における人間模様が描かれています。

注釈なしで楽しめるように書かれた源氏物語ですので、古典が苦手な方でも世界観にどっぷりはまりこむこと間違いなしです。

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商品ステータス

  • 作家(著者):田辺聖子
  • 出版社:新潮社
  • 発売日:1984年/5月/29日
  • 時代:平安時代

【歴史小説のおすすめランキング第27位】徳川家康

徳川家康(1) 出生乱離の巻 (山岡荘八歴史文庫)
おすすめポイント
  • 徳川家康の一生を描いた、全26巻の大長編歴史小説なので読み応えあり
  • 江戸当時の描写が素晴らしく、情景を思い浮かべながら読書できるので読みやすい
  • 韓国や中国でもベストセラーとなったことのある人気作

260年以上も続いた江戸幕府。しかし、その江戸幕府を開いた「徳川家康」がどんな人物だったかを知らない人は多いのではないでしょうか。

江戸幕府の初代将軍を描いたのが、山岡荘八の『徳川家康』。家康の生母の縁談から75歳で逝去するまでの一生涯が語られています。戦だけでなく人間模様や恋物語などいろいろなストーリーを盛り込み、全26巻の長編小説に仕上げられているので、読み応えは抜群です。

武将としての徳川家康だけでなく、一人の人間である徳川家康を知りたい方におすすめの名作です。

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商品ステータス

  • 作家(著者):山岡荘八
  • 出版社:講談社
  • 発売日:1987年/10月/1日
  • 時代:戦国時代~江戸時代

【歴史小説のおすすめランキング第26位】天平の甍

天平の甍(新潮文庫)
おすすめポイント
  • 約1,300年も昔、奈良時代の遣唐使たちの情熱を描く歴史的大作
  • 200ページと短い物語だが、壮大な物語を読んだ後のような達成感を味わえる
  • 歴史の教科書では一行で済まさせる出来事の中にも、たくさんのドラマがあることを知れて面白い

歴史の教科書では一行で終わってしまう描写の中にも、語り切れないほどたくさんのドラマがあります。

『天平の甍』は、今から1,300年前の昔、奈良時代の物語。当時の大国唐に渡った遣唐使たちの尋常ならざる情熱を描いた大作です。現代とは違って、船で中国に渡ることがどれだけ過酷なものかを思い知らされます。

「歴史小説なんて教科書と同じで退屈でしょう」と思っている方にぜひ読んでもらいたい、情熱あふれる一冊です。

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商品ステータス

  • 作家(著者):井上靖
  • 出版社:新潮社
  • 発売日:1964年/3月/20日
  • 時代:奈良時代

【歴史小説のおすすめランキング第25位】桜田門外ノ変

桜田門外ノ変(上)
おすすめポイント
  • 日本の未来を変えた事件の一つ、桜田門外の変を題材にした歴史小説
  • 史実に基づいた詳細なデータの元に書かれているので、歴史書を読んでいるようで興味深い
  • 幕末の動乱期の人間ドラマが好きな方におすすめの作品

日本の未来を変えた事件は数多くあり、桜田門外の変もその一つに数えられるでしょう。

作家の吉村昭は、資料を綿密に調査して実地を行うことで作品を手掛けることで有名。『桜田門外ノ変』も詳細なデータを元に描かれた、歴史書と言っても過言ではない大作です。物語は、桜田門外の変とその後の顛末について、首謀者である水戸藩士の視点で淡々と描かれています

歴史的事実の詳細を知りたいという方にうってつけの名作。ぜひ一読ください。

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商品ステータス

  • 作家(著者):吉村昭
  • 出版社:新潮社
  • 発売日:1995年/4月/1日
  • 時代:江戸時代

【歴史小説のおすすめランキング第24位】美貌の女帝

美貌の女帝
おすすめポイント
  • 奈良時代の美しい女帝を描く、他に類を見ない歴史小説
  • 華々しい生活の裏に隠れる、妬みや裏切りなどの人間の闇の部分が分かりとても興味深い
  • 歴史書に資料のほとんどない時代の事柄を瑞々しく表現できる、作家の筆致力は圧巻の一言

『美貌の女帝』が描く物語は奈良時代。主人公は、「総日本書紀」でも美女として記されている元正天皇。

壬申の乱後の激動の時代を国のために生き抜いた悲劇の女帝を、瑞々しい時代描写とともに力強く描きます。36歳の時に未婚のまま即位した彼女が、国のためにその身を捧げ、断固として守り抜こうとしたものは一体何だったのでしょうか。

現代の世の中でも話題となっている女帝問題に興味のある方は、一度読んでみることをおすすめします。

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商品ステータス

  • 作家(著者):永井路子
  • 出版社:文藝春秋
  • 発売日:2012年/12月/10日
  • 時代:奈良時代

【歴史小説のおすすめランキング第23位】楠木正成

楠木正成(上) (中公文庫)
おすすめポイント
  • 日本が大きく2つに分かれた南北朝時代の動乱期を描く人気作品
  • 稀代のハードボイルド作家が描く楠木正成は、人間味があって感情移入しやすい
  • 時代描写が分かりやすく、南北朝時代を見直すきっかけとなる

日本が大きく2つに分かれた時代である鎌倉後期の南北朝時代。そんな動乱の時代に虎視眈々と力を蓄え、そして討幕に踏み出していく楠木正成が主人公の本作。

楠木正成といえば忠義の人のイメージが強いですが、作家北方謙三が描く主人公はどちらかといえば人間臭く、等身大の楠木正成が見えてきて親しみやすく読みやすいのでは。

稀代のハードボイルド作家が描く、他の作品とは一味違った楠木正成像をぜひ楽しんでみてください。

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商品ステータス

  • 作家(著者):北方謙三
  • 出版社:中央公論新社
  • 発売日:2003年/6月/23日
  • 時代:鎌倉時代

【歴史小説のおすすめランキング第22位】大化の改新

大化の改新 (河出文庫)
おすすめポイント
  • 無味乾燥な歴史上の事件「大化の改新」に彩りを与えてくれる作品
  • 作家自身が日本書紀を読み解き、独自の解釈を加えて読みやすく再構築されているので、歴史が苦手な方にもおすすめ
  • 歴史上の出来事には全て温度があること知らされる、本当の意味での教科書

大昔の歴史上の事件なんて、教科書の言葉でしか聞いたことがないということが多いですよね。

海音寺潮五郎の『大化の改新』は、そんな無味乾燥な歴史上の事件に彩りを与えてくれる一作。作家自身が日本書紀を緻密に読み解き、史実に独自の解釈を加えて再構築しているため、とても読みやすく大化の改新に対する理解が深まります

歴史上の出来事には全て、人間の関わりと体温があることを思い知らされる作品です。ぜひ一読ください。

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商品ステータス

  • 作家(著者):海音寺潮五郎
  • 出版社:河出書房新社
  • 発売日:2008年/4月/4日
  • 時代:飛鳥時代

【歴史小説のおすすめランキング第21位】信長死すべし

信長死すべし (角川文庫)
おすすめポイント
  • 現在でも多くの謎を残す本能寺の変に迫った直木賞受賞作品
  • 史実に基づく歴史上の人物との関係に、作家独自の解釈を加えて描かれているので、新しい視点から本能寺の変を見ることができて面白い
  • 文体の歯切れがよく、読みやすいので時間を忘れて読み込める

織田信長といえば本能寺の変。本能寺の変については諸説あり、歴史好きな方の間では興味の尽きない話題の1つでしょう。

『信長死すべし』も、本能寺の変について作家独自の解釈を入れて描かれた直木賞受賞作。史実に基づく歴史上の人物との関係から、明智光秀がなぜ織田信長を討たなければならなかったのかを読み解いていきます。

本能寺の変についていろいろな考え方を読んでみたいという人には一度読んでもらいたい作品です。

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商品ステータス

  • 作家(著者):山本兼一
  • 出版社:KADOKAWA
  • 発売日:2014年/12月/25日
  • 時代:安土桃山時代

【歴史小説のおすすめランキング第20位】新・平家物語

新・平家物語(一) (吉川英治歴史時代文庫)
おすすめポイント
  • 平家物語だけでなく、同時代のいろいろな古典を下地にして書かれた超大作
  • 長編ではあるが、人物描写が秀逸なのでのめり込むこと間違いなし
  • 歴史の興亡に興味がある人は一読の価値あり

「祇園精舎の鐘の声」で始まる「平家物語」。歴史や古典の教科書で一度は目にしたことがありますね。他にも有名なエピソードがありますが、全てを通して読んだことはあありませんか。

吉川英治の『新・平家物語』は、「平家物語」だけでなく「保元物語」や「義経記」などの複数の古典を下地にして描かれた超大作。後白河天皇を中心とした平氏と源氏の興亡を見事に表現しており、読み応えは抜群です。

物語を読み終えたときに、権力を奪い合うことの虚しさは正に「偏に風の前の塵に同じ」と理解できるでしょう。

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商品ステータス

  • 作家(著者):吉川英治
  • 出版社:講談社
  • 発売日:1989年/4月/14日
  • 時代:平安時代

【歴史小説のおすすめランキング第19位】テンペスト

テンペスト 第一巻 春雷 (角川文庫)
おすすめポイント
  • 沖縄出身の作家が書いた、19世紀の琉球王朝をテーマにした珍しい歴史小説
  • 女である主人公が性を偽ってまで懸命に仕える姿に、「国を愛するとは何か」ということを考えさせられる
  • 人物描写が素晴らしく、感情移入して読めるので時間を忘れて一気読みしてしまう

歴史小説の中で琉球王朝をテーマとした作品

『テンペスト』は19世紀の琉球王朝の物語。女として生まれた主人公が性を偽り、科挙という難関試験に若干13歳の若さで合格して王宮仕えとなります。そして伏魔殿と化した王宮で、王朝のために懸命に生きていきます。「国とは何か」「国を愛するとは」ということを深く考えさせられる一冊です。

沖縄好きの人は、沖縄を深く知るためにも一読しておきたい作品と言えますね。

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商品ステータス

  • 作家(著者):池上永一
  • 出版社:KADOKAWA
  • 発売日:2010年/11月/1日
  • 時代:江戸時代~明治時代

【歴史小説のおすすめランキング第18位】等伯

等伯(上) (日本経済新聞出版)
おすすめポイント
  • 「松林図屏風」で有名な絵師、長谷川等伯を主人公とした骨太な歴史小説
  • 武家から日本一の絵師を目指した主人公の、己の信念を貫いた生き方に感動を覚える
  • 少し違った視点から戦国時代を見てみたいという方におすすめ

『等伯』は、「松林図屏風」で有名な戦国時代の絵師「長谷川等伯」を主人公とした歴史小説。

武家から養子に出され日本一の絵師を目指した主人公の、度重なる悲劇を己の信念を持って乗り越えていく姿に、時間を忘れて引き込まれていくことでしょう。

絵師という視点から戦国時代を見た本作。少し趣の異なる歴史小説を読みたいという方におすすめです。

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商品ステータス

  • 作家(著者):安倍龍太郎
  • 出版社:日経BP
  • 発売日:2012年/9月/14日
  • 時代:戦国時代

【歴史小説のおすすめランキング第17位】小説伊勢物語 業平

小説伊勢物語 業平 (日本経済新聞出版)
おすすめポイント
  • 「伊勢物語」を題材に、日本で初めて在原業平の生涯を描いた歴史小説
  • 稀代のプレイボーイ在原業平の男の色香や当時の日本の美が伝わってくるような作品
  • 連載時の挿絵をカラーで16点も収録されているので、物語の世界観をさらに深められる

古典を代表する作品であり「恋の教科書」とも呼ばれた「伊勢物語」。昔の人たちの恋愛事情や美意識に興味がある人も多いのではないでしょうか。

読み進めていけば、稀代のプレイボーイである在原業平という男の色香や、歌を通して見た平安時代の完成された日本の美が伝わってきます。

古典の教科書に出てくる伊勢物語とは違った感覚の本作。現代とは違った恋物語や美意識を味わってみたいという方は一読の価値ありですよ。

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商品ステータス

  • 作家(著者):髙樹のぶ子
  • 出版社:日経BP
  • 発売日:2020年/5月/12日
  • 時代:平安時代

【歴史小説のおすすめランキング第16位】軍師の門

軍師の門 上 (角川文庫)
おすすめポイント
  • 天下人豊臣秀吉に仕えた2人の軍師の生涯を描く歴史小説
  • 上巻は竹中半兵衛、下巻は黒田官兵衛が主人公で、2人が対照的に書かれているのが面白い
  • 戦略や軍略は現在のビジネスにも通用する考え方なので、ビジネスマンにおすすめ

天下人豊臣秀吉には「二兵衛」と称される2人の軍師がいました。野心家の竹中半兵衛と義に厚い黒田官兵衛です。

火坂雅志の『軍師の門』は、2人の対照的な軍師の生涯を描く歴史小説。竹中半兵衛と黒田官兵衛、この2人がいなければ豊臣秀吉が天下を取れなかったとも言われています。

軍師2人の対比だけでなく、織田信長と豊臣秀吉の性格や人間関係の対比も興味深く読めますよ。

戦略や軍略、人間関係については現代のビジネスマンでも参考になる部分も。一度手にとってみてください。

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商品ステータス

  • 作家(著者):火坂雅志
  • 出版社:KADOKAWA
  • 発売日:2013年/4月/15日
  • 時代:安土桃山時代

【歴史小説のおすすめランキング第15位】天と地と

天と地と(一) (角川文庫)
おすすめポイント
  • 上杉謙信が、生涯のライバルである武田信玄と川中島で戦うまでの半生を描いた歴史小説
  • 上杉謙信の真っ直ぐさも描かれており、青春小説としても楽しめるのでおすすめ
  • 映像化もされているので、見比べてみても面白い

戦国時代のライバルといえば、上杉謙信と武田信玄の関係を挙げる人が多いのではないでしょうか。

海音寺潮五郎の『天と地と』は、「越後の龍」上杉謙信がライバルである「甲斐の虎」武田信玄と、川中島で戦うところまでの半生を描いた大河小説です

ライバルとの死闘だけでなく、上杉謙信の真っ直ぐさも描かれているので、一種の青春小説としても楽しめます。

大河ドラマや映画にもなっているので、映像と見比べてみるのも楽しいですよ。ぜひ一読してみてください。

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商品ステータス

  • 作家(著者):海音寺潮五郎
  • 出版社:KADOKAWA
  • 発売日:2000年/11月/10日
  • 時代:戦国時代

【歴史小説のおすすめランキング第14位】豊臣秀吉

豊臣秀吉(1) (山岡荘八歴史文庫)
おすすめポイント
  • 農民から天下人まで成り上がる豊臣秀吉のサクセスストーリー
  • 豊臣秀吉の人となりが詳しく書かれているので、知っている人でも楽しめる
  • 全8巻の長編小説だが、読みやすい文体なので一気読み間違いなし

戦国時代の武将といえば豊臣秀吉を挙げる方も多いでしょう。豊臣秀吉は農民の出にも関わらず、日本を統一する偉人にまで成り上がったことで有名ですね。

歴史小説の大家、山岡荘八が描く『豊臣秀吉』は、暴れん坊だった日吉丸が戦いのない世の中を作ろうと奮い立つ物語です。数々の難関にも、きれる頭脳で痛快に切り抜けていきます。

いつかは自分も大きく出世していきたいと考える人にぜひ読んでもらいたい作品。全8巻と長編ですが、読みやすい文体ですので一気読みしてしまうことでしょう。

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商品ステータス

  • 作家(著者):山岡荘八
  • 出版社:講談社
  • 発売日:1987年/1月/8日
  • 時代:安土桃山時代

【歴史小説のおすすめランキング第13位】天璋院篤姫

天璋院篤姫(上) (講談社文庫)
おすすめポイント
  • 薩摩島津家から徳川家の正室として嫁いだ、天璋院篤姫の数奇な運命を描いた大作
  • 女性の強さや弱さ、大奥の複雑さが見事に表現された、男性も必読の名著
  • 大河ドラマにもなっているので、映像と比べて楽しめるので面白い

宮尾登美子の『天璋院篤姫』は、徳川家第13代将軍家定の正室として薩摩から嫁いだ篤姫の数奇な運命を描いています。

のちに江戸城無血開城まで徳川の家名を守り大奥を束ねた統率力を、篤姫はいかにして手にしたのでしょうか。

単純なシンデレラストーリーではなく、女性の強さや脆さが見事に表現された大作。女性だけでなく男性の方もぜひ手にとってみてください。

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商品ステータス

  • 作家(著者):宮尾登美子
  • 出版社:講談社
  • 発売日:2007年/3月/15日
  • 時代:江戸時代~明治時代

【歴史小説のおすすめランキング第12位】利休にたずねよ

利休にたずねよ (PHP文芸文庫)
おすすめポイント
  • 茶聖として名高い千利休を主人公として、彼と彼に関わった人々の一人称で語られる短編集
  • 千利休切腹の日から時を遡っていく形で、他の歴史小説とは違った形で面白い
  • 歴史小説好きのみならず、ミステリー好きの方にもおすすめ

わび茶の完成者として名高く茶聖としても知られ、時の権力者である豊臣秀吉の寵愛を受けた千利休。しかし、その死には多くの謎があり、歴史愛好家の中でも話題に上がることが多いです。

本作『利休にたずねよ』は、千利休が切腹を命じられた日から時を遡っていく形式で、千利休と彼に関わった人々の一人称で語られる短編集

様々な伏線が次々と回収されていくので、読んでいて爽快感は抜群ですよ。

歴史小説好きはもちろんのこと、伏線回収の見事さはミステリーファンでも楽しめる一冊です。

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商品ステータス

  • 作家(著者):山本兼一
  • 出版社:PHP研究所
  • 発売日:2010年/10月/13日
  • 時代:安土桃山時代

【歴史小説のおすすめランキング第11位】四十七人の刺客

四十七人の刺客(上) (角川文庫)
おすすめポイント
  • 吉良上野介暗殺までを、大石内蔵助の目線から淡々と描いた名作
  • どういう過程で討ち入りが行われたかが克明に描かれているため、討ち入りに対する熱量が感じられる
  • 大石だけでなく、敵役も見事に描かれているため読みごたえがある

年末に忠臣蔵がテレビで放送していますが、あまり内容は知らないという方もいるのではないでしょうか。

『四十七人の刺客』は池宮彰一郎のデビュー作。吉良上野介暗殺というテロを大石内蔵助の目線から見事に描いた歴史小説です。

大石内蔵助が討ち入りまでに何をしてきたかが淡々と克明に描かれています。淡々としているからこそ、討ち入りのエネルギーが感じられます。

忠臣蔵をあまり知らないという方に、まずは読んでもらいたい名作。ぜひ手にとってみてください。

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商品ステータス

  • 作家(著者):池宮彰一郎
  • 出版社:KADOKAWA
  • 発売日:2006年/1月/13日
  • 時代:江戸時代

【歴史小説のおすすめランキング第10位】燃えよ剣

燃えよ剣 (文春e-book)
おすすめポイント
  • 新撰組副長、土方歳三を主人公とした国民的ベストセラー
  • 幕末の激動の時代を、剣一筋で信念を貫いて生きた姿に感動すら覚える
  • 話のテンポもよく、とても読みやすいので初心者の方にもおすすめ

新撰組の中でも人気の高いのが副長の土方歳三。しかし、実際どんな人物だったかまでを知る人は少ないのではないでしょうか。

武州多摩に生まれ「バラガキのトシ」と呼ばれた土方歳三が近藤勇や沖田総司らとともに京に上り、新撰組を結成。幕末という激動の時代を最後まで信念を貫き、剣一筋で生き抜くその姿は読んでいるものの胸を熱くしてくれます。

国民的ベストセラーである本作をまだ読んだことがないという方は、この機会にぜひ一読ください。

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商品ステータス

  • 作家(著者):司馬遼太郎
  • 出版社:文藝春秋
  • 発売日:2020年/4月/6日
  • 時代:江戸時代

【歴史小説のおすすめランキング第9位】上杉鷹山

全一冊 小説 上杉鷹山 (集英社文庫)
おすすめポイント
  • 「なせば成る なさねば成らぬ 何事も 成らぬは人の なさぬなりけり」の言葉で有名な上杉鷹山を主人公とした作品
  • 破滅の危機に瀕した藩政を、高い理想と実務能力で立て直す姿に感動を覚えること間違いなし
  • 主人公は、元アメリカ大統領ジョン・F・ケネディが最も尊敬する日本人に挙げるほど有名

「なせば成る なさねば成らぬ 何事も 成らぬは人の なさぬなりけり」とは、「何事も強い意志を持って取り組めば必ず実現する」という意味で、一度は聞いたことはありませんか。

この言葉を遺した上杉鷹山は、九州の小藩から若干17歳で名門上杉家に養子入りして米沢藩主となり、破綻の危機にあった藩の政治を立て直すべく改革に乗り出します。高い理想と実務能力、そして思いやりの気持ちを持って改革を突き進める主人公の姿に感動すること間違いなしです。

経済小説としても読める本作。ビジネスマンの方におすすめの一冊といえるでしょう。

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商品ステータス

  • 作家(著者):童門冬二
  • 出版社:集英社
  • 発売日:1996年/12月/18日
  • 時代:江戸時代

【歴史小説のおすすめランキング第8位】炎環

炎環
おすすめポイント
  • 鎌倉幕府成立前後の人間模様を4つの短編で形作った、直木賞受賞作で読み応え十分
  • 4人の主人公の野望が1つの環となってつながるので、すっきりした読了感を味わえる
  • 4人の視点から語られているので、感情移入しやすく読みやすい

時代が大きく動くときほど、人間のいろいろな面を見ることができて面白いですよね。

人気女性作家である永井路子が書いた『炎環』は、鎌倉幕府成立の前後における人間の裏表を見事に描き出した傑作

本作は4つの短編で形成されています。鎌倉幕府にいろいろな形で携わった4人の主人公が持つそれぞれの野望が1つの環となり、重厚な仕上がりの作品となっています。

戦だけでなく、その裏にある人間模様が好きな方はおすすめの本作。ぜひ手にとってみてください。

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商品ステータス

  • 作家(著者):永井路子
  • 出版社:文藝春秋
  • 発売日:2012年/6月/10日
  • 時代:平安時代

【歴史小説のおすすめランキング第7位】真田太平記

真田太平記(一)天魔の夏(新潮文庫)
おすすめポイント
  • 人気武将である真田幸村とその父・兄を主人公とした、全12巻の長編歴史小説
  • フィクションも含まれており、堅苦しくなく初心者でも読みやすい
  • 会話部分も多く、登場人物に感情移入しやすい

ドラマやゲームなどの影響で、戦国時代の武将の中でも真田幸村人気は非常に高いものですね。

池波正太郎の代表作『真田太平記』は、真田昌幸・伸幸・幸村の3人それぞれの戦いぶりが見事に描かれています。また、忍同士の戦いなどフィクションの部分も含まれ、エンターテイメントとしても楽しめるので、初心者にも読みやすい作品です。

真田好きの方はもちろんのこと、初心者の方でも真田幸村の見事なまでの生き様に、心奪われること間違いなしです。

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商品ステータス

  • 作家(著者):池波正太郎
  • 出版社:新潮社
  • 発売日:1987年/9月/30日
  • 時代:戦国時代

【歴史小説のおすすめランキング第6位】宮本武蔵

宮本武蔵(1) (吉川英治歴史時代文庫)
おすすめポイント
  • 人気マンガ『バガボンド』の原作小説として有名
  • 剣豪宮本武蔵の一面だけでなく、人間としての宮本武蔵が見事に描かれていて面白い
  • 長編小説だが読みやすい文章なので、初心者にもおすすめ

マンガ『バガボンド』を読んで、宮本武蔵の生涯に興味を持った方はいるのではないでしょうか。

吉川英治の『宮本武蔵』は『バガボンド』の原作歴史小説です。

剣豪として有名な宮本武蔵ですが、その一面だけにスポットを当てたのではなく、人間としての宮本武蔵が生き生きと描かれています。もちろん、佐々木小次郎との戦いで有名な巌流島の戦いは見物ですよ。

宮本武蔵の人となりに触れたいという方は、ぜひ一度手にとってみてください。

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商品ステータス

  • 作家(著者):吉川英治
  • 出版社:講談社
  • 発売日:1989年/11月/1日
  • 時代:江戸時代

【歴史小説のおすすめランキング第5位】壬生義士伝

壬生義士伝(上)
おすすめポイント
  • 新撰組を取り上げた歴史小説の中でも人気の高い作品なので、一読の価値あり
  • 主人公の家族愛や友情、武士道など様々なテーマが交錯する深い作品
  • 映像化されているので、合わせて見るとより深く作品を楽しめる

幕末といえば維新志士より新選組の方が好きという方は多いでしょう。

『壬生義士伝』は、新撰組を題材とした歴史小説でも人気の高い作品。新撰組の中でも人斬りとして恐れられた吉村貫一郎を主人公とした、彼の家族愛や友情、武士道などいろいろなテーマが交錯する重厚感のある歴史小説です。激動の時代を生きる主人公の葛藤に涙することも。

本作は映像化もされているので、合わせて見ると新撰組をより深く楽しむことができますよ。

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商品ステータス

  • 作家(著者):浅田次郎
  • 出版社:文藝春秋
  • 発売日:2002年/9月/10日
  • 時代:江戸時代

【歴史小説のおすすめランキング第4位】翔ぶが如く

翔ぶが如く(一) (文春文庫)
おすすめポイント
  • 明治維新後も続く、日本の動乱期を描いた司馬遼太郎渾身の一作
  • 維新の立役者、西郷隆盛と大久保利通の友情と対立を描いた壮大な物語に引き込まれる
  • 司馬遼太郎独自の歴史観を味わえるので、他の歴史小説とは違ったテイストで面白い

幕末の小説はたくさん読んでいるけど、明治維新後のドラマはあまり知らないという方もいるのではないでしょうか。

『翔ぶが如く』は、明治維新後の日本をモチーフとした作品

新政府とともに船出した明治維新ですが、内外での意見の対立が激しく分裂の危機に瀕していました。そんな中、明治維新の立役者である西郷隆盛と大久保利通の友情と対立を壮大なスケールで描いています。

幕末のその後、どのように日本という国が成立していったかを知るのに最適の歴史小説。ぜひ一読ください。

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商品ステータス

  • 作家(著者):司馬遼太郎
  • 出版社:文藝春秋
  • 発売日:2002年/2月/10日
  • 時代:明治時代

【歴史小説のおすすめランキング第3位】竜馬がゆく

竜馬がゆく(一) (文春文庫)
おすすめポイント
  • 人気作家である司馬遼太郎の代表作で、明治維新の立役者坂本竜馬の生涯を描いた歴史小説
  • 竜馬とともに幕末の激動期を生きた、若者たちの青春群像小説としても楽しめるので、歴史小説初心者におすすめ
  • 全8巻の壮大なスケールなので、読み応えも抜群

歴史小説って敷居が高くて、読んでみたいけど難しそうという方はいるでしょう。

人気作家、司馬遼太郎の代表作である『竜馬がゆく』は、坂本竜馬の生涯を壮大なスケールで描く歴史小説

土佐藩士の次男坊として生まれ、のちに明治維新の立役者となった坂本竜馬と、幕末の激動期を懸命に生きた若者たちの姿を描いた青春群像小説としても楽しめますよ。

初心者でもとても読みやすい物語で、一気読みしてしまうこと間違いなしですよ。

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商品ステータス

  • 作家(著者):司馬遼太郎
  • 出版社:文藝春秋
  • 発売日:1998年/9月/10日
  • 時代:江戸時代

【歴史小説のおすすめランキング第2位】風林火山

風林火山
おすすめポイント
  • 武田家の軍師を務めた山本勘助の生涯を描いた歴史小説
  • 山本勘助の目から見た、武田信玄や武田勝頼の思いが描かれていて面白い
  • 戦国時代や武田信玄が好きな方は一読すべき名作

「風林火山」といえば戦国時代の武将である武田信玄を思い出す人は多いでしょう。

井上靖の『風林火山』は、武田家の軍師を務めたと言われている山本勘助の生涯を描いた歴史小説。山本勘助がいかに武田家に尽力したかが分かるのはもちろんのこと、山本勘助から見た武田信玄の苦労や武田勝頼への期待など、人間武田信玄をいろいろな視点から楽しむことができますよ。

武田信玄好きは外せない一冊。ぜひ一読してみてください。

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商品ステータス

  • 作家(著者):井上靖
  • 出版社:新潮社
  • 発売日:2006年/8月/24日
  • 時代:戦国時代

【歴史小説のおすすめランキング第1位】関ケ原

関ヶ原(上)(新潮文庫)
おすすめポイント
  • 日本国内最大級の戦、関ヶ原の戦いを壮大なスケールで描いた名作
  • 史実をもとに司馬遼太郎独自の解釈で描かれているので、史実を知っている人でも楽しめる
  • 映画と小説を両方楽しめる作品なので、より深く関ヶ原の戦いを味わえる

天下分け目の戦いである関ヶ原の戦い。歴史小説でそのスケールを味わってみませんか。

歴史小説の大家、司馬遼太郎の『関ケ原』は、独自の歴史観で日本国内最大級の戦である関ヶ原の戦いを描きます。豊臣秀吉の死後、豊臣家の安泰を守ろうとする石田三成と、豊臣政権を奪おうと謀略をめぐらす徳川家康の攻防から目が離せません

本作は映像化もされていますので、映画と小説両方を比べてみるのも面白いですね。

よりリアルに関ヶ原の戦いを感じてみたいという方におすすめの作品です。

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商品ステータス

  • 作家(著者):司馬遼太郎
  • 出版社:新潮社
  • 発売日:1974年/6月/24日
  • 時代:安土桃山時代

日本史に興味があるなら、歴史小説はぜひ読んでおきましょう!

歴史小説は、取り上げている時代も主人公も様々で、どれを読んだらいいのか迷ってしまいますよね。

今回は、歴史小説の選び方や日本史を題材としたおすすめの人気歴史小説をご紹介しました。

どの歴史小説も秀逸なものばかりです。気になる作品をぜひ手に取って、遠い昔の先祖たちの熱い思いを感じてください。

【参考記事】はこちら▽

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