外面がいい人の心理や本音とは?外面がいい人の特徴を見抜く方法を解説
前提として「外面が良い」のは悪いことではない
「外面が良い」と聞くとなんだか悪い人のイメージを持つ人も多いのでは無いでしょうか。
「外面が良い人」は、相手によって露骨に態度を変えたりする人がいるため、ネガティブな印象の人が多いのも事実です。しかし、実際は一概にそうともいい切れません。
TPOに応じて最適な態度や振る舞いをしていると考えたら、「外面が良い」ことは、決して悪いことではありませんよ。
外面が良い人の心理や本音とは|一体どんなことを考えているの?
なんとなく悪いイメージのある「外面のいい人」。何を考えているか分かりにくいので、本音が気になりますよね。
ここからは、外面が良い人の心理について詳しくご紹介します。
心の中では一体どんなことを考えているのでしょうか。
外面が良い人の心理1. 周囲から好かれたい
人からよく見られたいというのは誰にでもあるもの。しかし、外面が良い人はこの傾向が強めです。
いつも必要以上にニコニコしていたり、人に親切だったり。どんな表情や態度をすればよく見られるのかを意識して行動・発言します。
「周囲から嫌われたくない」という気持ちは、外面のいい人の心理の1つと言えるでしょう。
外面が良い人の心理2. 深い関係を築こうとは思っていない
外面が良い人は自分の本心を知られたくないため、常に一定の距離を保って人付き合いをします。
職場では人当たりが良く、男性・女性問わずすぐ仲良くなれます。しかし、どんなに仲が良くなっても自分のことは一切話しません。
顔は笑っていても「これ以上は入ってこないで」という壁を感じる人は、外面が良い人の可能性が高いでしょう。
外面が良い人の心理3. 大人の対応を心がけている
仕事や立場上、仕方なくそうしているということもあるでしょう。
例えば営業職の人であれば、取引先に愛想よく対応しなければなりません。営業だけでなく、会社内でもそうしている方が上司や同僚との人間関係も円滑になり、業務がスムーズに進むことも多かったりするものです。
自分の気持ちに多少フタをしてでもいい人を演じ、周囲との関係性を最優先にするのです。
外面が良い人の特徴とは|多くの男女に見られる共通点を大公開
外面が良い人は第一印象が良いので、付き合いが浅いうちは見分け方が難しいもの。しかし、その特徴を知ることで外面が良い人なのか、そうではないのか見分けられるようになります。
そこでここからは、外面が良い人の特徴について詳しくご紹介します。
外面が良い人の特徴1. 会話する時は常に笑顔
外面が良い人は、笑顔でいれば周りからの評判がよくなることを分かっています。
ものすごく腹を立てるような出来事があっても、表面上は穏やかな雰囲気でニコニコ笑顔。しかし、よく観察していると目が笑っていなかったり、ふとした時に真顔になったりということも。
「愛想が良い人」という印象をもらいたいために、心では笑っていなくても顔だけは笑顔を作っているのです。
外面が良い人の特徴2. 言動が日によって異なる
本当はそう思っていなくても、話を合わせて愛想よく振る舞っているということもあるでしょう。
誰からもよく思われたいという気持ちが強いため、その場その場で相手の話に同調します。さっきまで「Aが良い」と言っていたのに、別のところで他の人が「Bが良い」と言うとコロッと意見を変えるのです。
言葉に一貫性がないのは、外面が良い人の特徴と言えるでしょう。
外面が良い人の特徴3. 損得勘定を気にしている
外面が良い人は勢力や権力を持っている人には逆らわずとりあえず従っておく「長い物には巻かれろ」の精神を持っているのかも。
職場の上司や自分より能力のある人に対しては、瞬時に言動や対応を切り替えます。そうすることで要領よく目上の人に可愛がられるため、大事なプロジェクトに配属されたり、昇進したりすることも。
目上の人にだけ外面をよくしておけば、自分にとって得であることをよく理解しているのです。
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外面が良い人の特徴4. 人の不満や愚痴をこぼしがち
表面上では「感じのいい人」を演じているため、実はストレスが溜まっていることも。
そのため少し気を許した友人の前や、身内しかいないところでは「あいつってこんなでさぁ…」など、毒を吐いて日頃の鬱憤を晴らしています。
外面が良い人は他人には普段本音を隠していますが、身近な人には不満や愚痴をこぼしていることも多いのです。
外面が良い人の特徴5. 身内にはそっけない態度をとる
家の外では他の人の目を気にして過ごして緊張しているので、その反動で疲れてしまっていることも少なくありません。
家では誰とも口を聞かなかったり、冷たい態度をとったり。話をしたとしても無表情だったり目を合わせないなど、聞いているのか聞いていないのかわからないような態度をとることも。
外ではいい人を演じているために、無意識のうちに身内に冷たく当たってしまっているのです。
外面が良い人の特徴6. 周囲からの印象を大事にしている
自分に自信が無いため、本当の自分から目を背けたいというケースも。
社交的な自分を演じたり、周囲に明るいように見せたりなど、印象の良い自分でいたいため普段は偽りの自分を出し、本当の自分を隠そうとします。
外面が良い人の中には、本来の自分を隠し「良い印象でいたい」という気持ちが強い性格の人もいるのです。
外面が良い人を見抜く方法とは|内面からもチェックするコツを解説
可能であれば、このような外面が良い人とは長く付き合いたくないですよね。
しかし特徴を知っているだけでは、判断に迷ってしまうこともあるはず。
そこでここからは、外面が良い人を見抜く具体的な方法を詳しくご紹介します。
外面が良い人を見抜く方法1. 他の人への接し方をチェックする
外面が良い人は、誰といるかによって態度を変えることがあります。
どんな相手にも同じような態度で接するかを確認してみましょう。会社であれば上司といる時と同僚といる時、プライベートであれば違う友人といる時など。
態度や言動に一貫性がなければ間違いなく外面が良い人です。もし悪口を言うようなことがあれば、すぐその人から離れる方が良いでしょう。
外面が良い人を見抜く方法2. 本音を引き出してみる
既にお伝えしたように、外面が良い人は「表面上で性格を演じているだけ」であることが多いです。
そのため、質問を問いかけて本音を引き出してみるのがおすすめ。「どう感じているの?」など、イエス・ノーで答えられる質問ではない「開いた質問」で聞くと本音を聞き取りやすいですよ。
さっきまでと言っていることが違っていれば、人前では本音を話さない「外面が良い人」である可能性が高いでしょう。
外面が良い人を見抜く方法3. 交流関係を確認する
人間関係が広く浅いと、外面が良い人である傾向が高いものです。
単なる遊び友達ではなく、心を許せる親友と呼べるような友人がいるのかチェックしてみましょう。
先ほどもお伝えしたように、外面が良い人は交流関係が薄い傾向があります。つまり、深い関係を築けているのであれば、外面だけが良い人でない可能性があるという訳です。
外面が良い人を見抜く方法4. 言動や行動に一貫性があるか確かめる
外面のいい人は誰からもよく見られたいと思っているため、日によって言動や行動が変わりやすいという特徴があります。
その場の雰囲気に合わせただけの主張・言動をしないかどうかを確認するのがおすすめ。
調子よく日によって意見を変えるような人は、結局のところ行動が伴わないもの。そんな人は外面が良いだけの人である可能性が高いといえるでしょう。
外面がいい人の特徴を把握して、騙されないように注意しよう!
今記事では、外面が良い人の心理と特徴、また外面が良い人を見抜く方法についてご紹介してきました。
外面が良い人が一概に悪い人ばかりとは言えませんが、本音を隠すような性格の人とはできるなら距離を置きたいですよね。
ぜひこの記事で紹介した方特徴を踏まえて、外面が良い人を見定められるようになってくださいね。
そうすることで、余計なストレスを避けられるようになりますよ。
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