子離れできない親の特徴とは?過保護/過干渉な親御さんへの対処法を解説

HaRuKa 2024.06.30
子離れできない親の特徴について詳しく知りたい方へ。今記事では、子離れできない親の特徴から、最適な対処法まで詳しくご紹介します。中学生や高校生はもちろん、社会人になっても過保護になってしまう親御さんの特徴を解説するので、ぜひ参考にしてみてください!

親が子離れできないと起こり得るデメリットとは?

子離れ出来ない親の特徴

子離れできない状況で起こり得るデメリットは、親御さんへの影響というよりも子供さんへの影響が心配です。

まず、親が子離れできないことで、子供が自分で決断をする機会を失い、自己肯定感が育たないことが考えられます。

また、自主性が育たなくなったり自立心が弱くなったりする恐れも。

親子仲良く過ごすこと、子供が親に感謝することは大事ですが、お互いが依存しすぎていないかなどバランスをみて対処していきましょう。


子離れできない親御さんの特徴|過保護な両親に多い共通点を解説

ここからは、子離れできない親御さんに共通してみられる特徴を詳しく解説していきます。

自分自身や自分の親がそうかもしれないと思うなら、ぜひ思い浮かべながら読んでみてください。

現実を受け止めることで、対処すべきかどうかも見えてきますよ。


子離れできない親の特徴1. 自分の意見を子供に押し付ける

子離れできない親は、子供を自分のコントロール下におきたいと考えています。

父親、母親どちらにもみられる特徴の一つで、「自分のいう通りにしていればこの子は幸せになれるんだ」と思い込んでいます。子供の意思よりも自分の意思を強く押し付けてしまい、子供を思い通りに動かそうとするのです。

子供の幸せを願っての行動なのですが、結果的には親の価値観を子供に押し付けています。


子離れできない親の特徴2. 育児以外の趣味がない

子供のことが人生の全てになってしまうのも子離れできない親の特徴。

子供を産んでからずっと子育てだけに専念してきた母親は、自分の趣味や仕事も持たず、子供のことだけを考えて年を重ねてしまうことがあります。頭の中には子供のこと以外ないので、子供を溺愛し社会人になってもいちいち干渉してしまうのです。

それだけ必死に子育てをしてきた母親とも言えますが、子供がいないと生きていけないと思ってしまう人もいます。


子離れできない親の特徴3. 子供の予定を逐一確認する

子離れできない親は、子供に精神的に強く依存しています。

子供がどこで何をしているのかを常に把握していないと不安に感じてしまうので、「何時にどこへ誰と出かけるのか」と、詳しく知っておきたいと思っています。

あまりに過保護な親の場合は、子供が高校生や大学生ぐらいの年頃になっても続きますし、社会人になっても結婚後までも続くことがあるでしょう。


子離れできない親の特徴4. 周囲の子供と比較したがる

「子供はこうでなければいけない」といった、自分の理想像を子供に押し付けてしまうのも、子離れできない親の特徴。

周囲の子供と自分の子供をいちいち比較してしまいます。上には上がいますので、我が子よりできる子がいるのは当たり前なのですが、勉強が劣っていたり運動が他の子よりできなかったりすることに一喜一憂するのです。

「自分がこの子を守らなければ」と、さらに強く子供を自分の手元に置こうとしてしまいます。


子離れできない親の特徴5. 子供同士の出来事にすぐ介入する

子離れできない親はいつまでも子供の世話をやきたがります。

子供同士の喧嘩なのにすぐに首を突っ込んで親が解決しようとするなど、親が介入する必要のない子供同士の出来事でも黙っていられません。子供は自分で解決する方法を覚えられず成長するので、子供の方も親に依存することがあります。

子供に関わることなら全て口を出してしまうため、過保護といえるでしょう。


子離れできない親の特徴6. 恋人に対してライバル心を出す

子供が自分から離れてしまうことが考えられない人も多いです。

高校生ぐらいになると、異性とお付き合いする子供も増えますが、特に異性の子供、女の子なら父親が息子なら母親が、子供の連れてくる恋人にライバル心を出すことがあります。

「かわいい息子・娘の気持ちが自分から離れてしまう」といった思いがあるからで、結局は誰を連れてきても気に入りません。


子離れできない親の特徴7. 結婚後も同居を求める

「子供は親の面倒を見るのが当たり前」といった考えも子離れできない親に多い特徴です。

もちろん子育ては大変ですし苦労もありますが、子供に恩を売るためにするものではありません。しかし、子離れできない親の場合は、自分の子育ての苦労を子供に押し付け「今度はお前が面倒を見る番だ」と、結婚後も同居を求めてきます。

子供は結婚してもいつまでも自立できず、子離れできない親の干渉は続くことになります。


子離れできない両親に対する最適な対処法とは?

子離れできない親の特徴を理解していただくと、自分の親が子離れできない親だと自覚した人もいるのではないでしょうか。

ここでは、子離れできない親の対処法を紹介します。

自分の親、義両親、それぞれのパターンで解説しますので、参考にしてみてくださいね。


自分の両親が子離れできない時の対処法

父親、母親が子離れできない親なのでしたら、少しずつでも「子供と親は別人格なのだ」ということを理解してもらいましょう。直接伝えるのが難しいなら、手紙や第三者を通して伝えてみてください。

進学や就職を良い機会として、実家とは離れた場所で一人暮らしを始めるのもおすすめです。

また、親御さんには夢中になれる趣味を見つけてもらったり、夫婦で過ごす時間をもっと大切にしてもらうよう促してみてください。


義両親が子離れできない時の対処法

姑が子離れできないのでしたら、まずはパートナーを自分の味方にすることが大切です。

パートナーの理解が得られないと姑の味方をされ、悪者にされてしまう可能性がでてきますし、姑を変えようとするのは、嫁・婿の立場では難しいため、話し合いをしても関係が悪化することもあります。

なるべく揉め事を起こさないようパートナーと相談し、少しずつ距離を置くのが良いでしょう。


子離れできない親には、子供側からアプローチしてみよう。

親が子離れできないと、子供にも親にとっても人生に悪影響を与えかねませんよね。

今回は子離れできない親の特徴、対処法まで詳しくご紹介しました。親から自立して自分の力で歩んで行くのは、人としても一人前になれたと幸せを実感できるはずです。

ぜひ参考にしていただいて、子離れできない親からの独立を目指してくださいね。

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