イライラして腹が立った時の対処法。怒りの原因となる腹が立つ瞬間はいつ?
腹が立つ理由とは?イライラする原因を解説します
「あぁ!全くもう!腹が立つ!」
怒りを抑えようと思っても、どうしても抑えきれなくてイライラしてしまうことってありますよね。
理由や原因がはっきり分かる場合も、そうでない場合も、どうしてイライラが続いてしまうのでしょうか?
今回は、イライラ腹が立つ時の上手な対処法や、イライラや怒りの原因について詳しくご紹介。
まずは、腹が立つ理由について詳しくチェックしていきましょう。
腹が立つ理由1. 約束を守らなかったから
ちゃんと約束したはずなのに、納得できない理由で約束を破られてしまった場合、イライラと腹が立ってしまいます。
「12時に時計台の下で待ち合わせね。」
なんて、友人と一緒に時間と場所をお互いしっかり確認したはずなのに、約束の時間をたっぷりすぎてから「今日やめとくわ。まだ寝たい。」なんて
連絡が来たら、怒りの沸点もあっという間に頂点に。
腹が立つ理由2. 自分の常識から外れた行動をされたから
「後輩たるもの先輩の姿を見かけたら、真っ先に大きな声で挨拶するべし。先輩からの電話には1コールで必ず出るべし。」
など、自分自身での確固たる常識から外れた行動をされた場合、その相手に対して無性に腹が立つのです。
なぜなら、自分の常識とは違う行動、自分にとって非常識な事をされてイライラしてしまうから。
腹が立つ理由3. 自分が大事にしているものをバカにされたから
大切なものを頭ごなしにバカにされたら、ついついイライラ腹が立つもの。
子供の頃から読み続けているお気に入りの漫画や、ずっと集め続けているアイドルの関連グッズなど、大切だと思うものは、人それぞれ。
にも関わらず、「え〜。〇〇さんって、そんな漫画読んでるの?それ、子供向けでしょ?よく面白いって思えるね。ウケる〜。」
などと、なぜ、大切にしているのかを理解しようとせずにバカにされるのは、誰だって怒りがこみ上げてきてしまいます。
腹が立つ時の対処法|怒りを鎮める解決方法を大公開!
「先週のあいつの言い方!今でもまだ腹立つ!って言うか、マジムカつく!顔見るのもマジで嫌!」
思わず、震えるほど腹が立つ人や物事に対して、いつまでもイライラを引きずってしまうのは、どうしてなのでしょうか?
ここからは、無性に腹が立つ時におすすめの対処法をチェックしていきましょう。
どうしても収まらない怒りを鎮めるための上手な対処法も併せてご紹介しちゃいますよ。
腹が立つ時の対処法1. 怒りを数値化してみる
自分が今までの人生で一番怒りを感じた出来事を、10段階のうち最大の10にした場合、今感じている怒りは一体どれくらいなのか?
怒りを感じた時に、心の中で数値化してみましょう。
「今は、まだ10段階のうちの4。って事は?まだ、そんなに怒るような事じゃないって事?」
と、数値を自分の中で測っているうちに、自然と気持ちが落ち着いて冷静になれますよ。
腹が立つ時の対処法2. 腹が立ったら6秒待ってみる
心理学では、「怒りは6秒待つと、そのピークを超える。」とされています。
まずは、腹が立つ出来事があったら、暴言を吐いたり手を出したりする前に、心の中でゆっくりと6秒数えましょう。
さらに、この6秒を数えている間に、怒りの原因であった出来事に対して、少し冷静に観察できるように心が落ち着いてくるので、怒りの衝動に任せて反論したり暴行したりなどの行為を抑える効果も期待できますよ。
腹が立つ時の対処法3. 自分の常識を相手に当てはめていないか?を確認する
どうしてもイライラが収まらないのは、そのイライラの原因となる相手の言動が、自分の中の常識に当てはまっていないから。
そんな時は、まず、「自分の常識=相手の常識?」なのかどうかを確認することがとっても大切。
「学生の時にさ、後輩は先輩の姿を見かけたら、真っ先に大きな声で挨拶しろ。って叩き込まれなかった?」
などと、相手に直接それとなく確認してみるのも良いでしょう。
自分が常識だと思っていた事が、相手にとっては全くの未知のものだった場合、常識の違いが理解できて自然とイライラも収まりやすくなりますよ。
腹が立つ時の対処法4. 人を変えるのは難しいことを認識する
イライラの原因が、完全に相手のせいである場合、その人の言動をなんとか変えようと奮闘してしまいがち。
しかし、幼い子供ならいざ知らず、ある程度人生経験を積んできた大人の場合、身についた言動を他人が変えるのは至難の技。
待ち合わせにいつも遅れる人は、「遅刻する特徴のある人」、いつも一言余計な事を言う人は、「何か一言付け加えないと気が済まないという特徴のある人」と、すっぱりきっぱり認識を変えましょう。
それが相手の特徴だと、自分の中での認識を切り替えてしまえば、必要以上にイライラしてしまう事が、ぐっと少なくなりますよ。
腹が立つ時の対処法5. 怒りを紙に書き出して整理する
職場の上司への不満や、同僚の対応など、どうしても怒りが収まらない出来事は、紙に直接書き出してみましょう。
ポイントは、パソコンやスマホでポチポチテキストを打ち込むのではなく、手で直接紙に書き殴る事。
順番や字の綺麗さなど気にする必要はありません。どうせ、他の人には見せません。
怒りの感情が赴くまま、その不満を紙に思い切りぶつけましょう。
紙に書き殴っていく事で、イライラ解消法になるだけでなく、自然と「なぜ、腹が立つのか?どうして欲しかったのか?」など、頭の中が整理できますよ。
腹が立つ時の対処法6. 相手の立場になって考えてみる
どうしても、イライラしてしまう場合は、「なんで、あの人はあんな事をしたんだろう?」と、相手目線になってみるのもおすすめです。
例えば、会社の同僚がいつも一言嫌味を言ってくるのは、あなたの方が上司に気に入られているのを嫉妬しているからかもしれません。
あなたの事をイライラさせる相手の立場になって考えてみる事で、怒りの原因となる相手の言動の心理も理解しやすくなるので、腹が立ちにくくなりますよ。
腹が立つ時の対処法7. 楽しいことや大事な人のことを考える
なかなか収まらない怒りの感情にいつまでも囚われてしまうのは、時間とエネルギーの無駄遣い。
自分自身の気分も悪くなるイライラにいつまでもひきづられているよりも、同じ時間とエネルギーを自分がワクワク楽しくなれるような出来事や、大事な人の事を考えるために使いましょう。
「そういえば、明日の夜はデートだったっけ。先週買ったワンピース着てこうかな?ネイルもワンピースに合わせて色変えようかな?」
などと、自分がポジティブになれる事柄で心の中を満たしていくと、いつの間にか、イライラもどこかに飛んでいくというおすすめの解消法です。
腹が立つ時の対処法8. 美味しい物を食べたりして、他の欲求を満たす
どうしてもイライラしてしまうのは、自分の中にある怒りへの欲求がとても大きくなっているから。
大好きなケーキを食べたり、お気に入りの俳優が出ているドラマを見まくったり、怒り以外の欲求を満たしてしまいましょう。
怒りの欲求よりも、他の欲求の方が大きく満たされると、心も満たされるので、「まぁ、そんなに怒らなくても別にいっか。」と、怒りが自然と小さくなっていきますよ。
腹が立つ時の対処法9. 深呼吸をして、冷静になる
イライラが収まらない時は、感情が大きく揺れ動いている時。
そんな時は、その場であえてゆっくり大きく深呼吸を繰り返しましょう。
何度も深呼吸を繰り返す事で、感情の波も少しずつ収まって、冷静に考えられるようになっていきます。
ポイントは、イライラの反動で、相手に何か言い返したりする前に、深呼吸を始める事。
イライラしたまま、相手に対応してしまうと、さらに、怒りを大きくしてしまう可能性があるので注意しましょう。
腹が立った時は、自分なりのルーティンで心を落ち着かせよう。
思わず、イラッとしてしまったり、腹が立って仕方がない時って、誰にもあるもの。
そんな時は、相手の心理を考えてみたり、上手な怒りへの対処法や解消法をいくつか試してみましょう。
怒りを上手にコントロールする方法を知っていると、怒りに任せて瞬発的に行動して、後で後悔する…。なんて事もなくなりますよ。
いつまでもイライラとしたネガティブな感情に引きずられてしまわないよう、腹が立った時の上手な対応方法を身につけておきましょう。
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