歌舞伎町No.1ホストが明かす、今日から使えるモテテク3選

僕、ゆるキャラみたいな存在でいたいんです。だから「楓と話したら癒される」と思ってもらえるよう、ゆったりと自然体で話すようにしてます。

モテテクかあ。自然体で過ごしながらも、女の子との接し方は工夫してるかもしれません。

女の子から好きアピールをされても、あえて気づかないフリをしちゃいますね。だって気がついてしまったら、「恋愛として発展するか、発展しないか」の二極の世界になってしまうから。

まだ仲良くなりきれていない場合、まずは相手のことをちゃんと知りたい。だから、好意に気づかないフリをして、仲良くなろうとキョリを縮めています。

大切なのは、いかに自分と会いたいと思わせるか。だから、女の子が興味を持ちそうなことをデートの口実にして、LINEをするんです。

そう。例えば「今日、◯◯っていう店のタピオカを飲んだら、おいしくてびっくりした！」とか。

もし女の子がタピオカ好きだったら「そうなの？ 行ったことないから今度行ってみる」「おいしいよね〜！ 私もそこ好きだよ」と好感触な返事が来ます。

そこで「実は××っていう店も気になってたんだけど、ひとりじゃ入りにくくて……今度いっしょに行かない？」と誘うんです。

あとは、ディズニー映画が上映されている期間は、デートのチャンスです。映画はジャンルによって好き嫌いが分かれるけど、ディズニー映画は万人ウケするので。

気になっている女の子がいるときに、新作ディズニー映画が出たら「気になるけど、男ひとりだと恥ずかしいからいっしょに行こう！」とLINEします。

映画デートなら感想とかを話せるから、まだあまり打ち解けていなくても、無理に話題を探す必要がありません。

しかもディズニー映画には、映画を観終わったあとにデートを感情的にアシストしてくれる効果もあると思っています。

映画を観ているとき、女の子だったらヒロイン、男だったらヒーローに感情移入しませんか？ ディズニー映画のラストは、自分たちの感情移入しているヒロインとヒーローがめでたく結ばれるので、気持ち的にも良い流れに持ち込めるんです。

さらに映画を観終わったあとに、「良い映画だったね〜！ ディズニーランド行きたくなっちゃった。」とか言えば、自然と次のディズニーデートにも繋げられます。

スマートにデートに誘いたいなら、ディズニー映画を狙ってみてください。

港区にある、食べログの評価が3.5を超えてる店だったら、ハズレはないですね（笑）。ご飯はおいしいし、内装はきれいだし、店員さんの接客もていねいだし。

少し高価格帯の店が多いですけど。

で、そういった少し高価格帯の店へ女の子を連れていくときには、年下男子を演じています。

「よく行く」という雰囲気は出しません。「せっかく◯◯ちゃんとデートできるから、いつもよりも良い店を頑張って探した」と“背伸び感”を出すんです。

たとえ、何回も行ったことのある店だとしても、「あんまりこういう店は来ないけど、せっかくだからネット検索しまくってオシャレぶってみたよ」と言うようにしてます。少し頑張った感を出すイメージですね。

そうなんですよね（笑）、無理をする“こなれ感”はすぐバレるし、ダサい。それなら少し背伸びした“頑張った感”を出すくらいがいいです。

「カッコつけるよりも、等身大でコミュニケーションを取る」が僕のモットーです。ずっとカッコつけ続けるのは疲れちゃうし、どこかでボロが出てしまうかもしれないから。

等身大の姿で話したほうが、お互いに素も出しやすいし、心のキョリが縮まりやすいと思ってます。

ディナーのお店は「少し頑張る」くらいでいいんじゃないですかね。

肯定的に接しつつも、あまり過度に褒めないことです。

新宿二丁目のオネエが女の子を褒めることって、あまりないじゃないですか。でも、女の子と仲良くなる能力は高い。

お世辞を言うわけでもなく、けなすわけでもなく、本心から出た言葉を相手に投げかけているんです。

そんな肩ひじを張らない“ありのままで接してくれる友だち”のようなポジションを取るからこそ、女の子も自分に心を開きやすくなるんじゃないですかね。オネエの接し方のスタンス、かなり参考になりますよ。

特に僕らの場合、褒めすぎるとわざとらしいし、営業トークのように聞こえて“チャラい”と思われちゃうんですよね。「どうせみんなに言ってるんでしょ？」って。チャラいのは僕のキャラじゃないんで、「◯◯ちゃん、すごいかわいいね」みたいなホストトークは滅多にしません。

建前を使って表面上で仲良くなるよりは、やっぱり本音で心を開きあって仲良くなりたいですね。

もちろん本音だからといって、何でもかんでもストレートに伝えるのはNGです。本音で接するときは、ワードセレクトをセットで意識しています。

例えば、デートの別れ際は「また会えるのを楽しみにしてるね」ではなく「また会えるのを楽しみに“頑張る”ね」と言うとか。

同じ気持ちを伝えるにしても、「あなたと会えることを原動力にする」というプラスな気持ちを言葉で伝えるんです。

すると「私も頑張るね！」と喜んでもらえるし、次会えることがより楽しみになる。言葉選びは侮れませんね。