【種類別】車用コーティング剤のおすすめ比較|劣化を防ぐ最強商品とは
輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトのリニューアルを担当し、Webメディアの面白さに目覚める。その後、大手飲食店ポータルサイトでコンテンツ企画を経験、2013年に独立。現在はトヨタ GAZOO愛車紹介の監修・取材・記事制作等で、年間100人を超えるオーナーインタビューを行う。ベストカー誌、ベストカーWeb連載他。外車王SOKENは2015年より参画。2019年、編集長に就任。
そもそも車のコーティングとは?
「愛車がいつまでもピカピカでいるよう、輝きを維持したい!」
「高い買い物だからこそ、新車のような美しいボディが続いたら嬉しいな…!」
車を持つ人ならほとんどの人が持つ願いを叶えてくれる「コーティング」。車のコーティングとは、艶出しや撥水ワックスのような効果を持ち、分子と分子を結合させた強靭な皮膜を車のボディやガラス面に形成することで、車を長く綺麗にキープできる技術を指します。
効果はコーティング剤によって異なりますが、短いもので約3ヶ月、長くて約3年とかなり持続する商品が販売。今や車所有者にとっては、欠かせない技術となっています。
自信がない人は車屋さんに頼んでみる
市場にはコーティング剤が販売されており、ガソリンスタンドやコーティング専門店に行かなくても自分で行えます。
しかし、慣れていない人が自分の手で市販のコーティング剤を塗布すると、入念に行っていたつもりでも、意外と仕上がりが粗くなりがちです。特に車を始めて買う方は、お近くのガソリンスタンドやディーラーなどの業者にお任せするのが最も確実。
もちろん、市販の商品を購入するよりも料金が高くなり、一般的な相場だと1万〜10万円ほどとされています。ボディやガラス、コーティング剤などの種類により、価格はかなり変動するため、車屋さんに依頼する場合は事前に調べておいた方が良いでしょう。
車をコーティングするメリットは?
車を維持している多くの人が行う「カーコーティング」。コーティングには様々な良さがあり、車を所有する人には欠かせない作業とされています。
では、実際にどんな所に魅力を感じ、コーティングを行うのでしょうか。具体的にどんなメリットがあるのか解説しますので、「車をコーティングしようか迷ってる…。」という方はぜひチェックしてみて。
メリット1. 車が汚れにくくなる
車のコーティングはボディやガラス面の表面に薄い膜を張るため、日頃からよくドライブをしていても汚れがこびりつきにくくなります。
そのため、砂埃が舞いやすい道路を運転したり、雨の日など泥が付着しやすい天候で運転しても、車体を綺麗なまま維持しやすいです。
特に車好きの人は常にボディを綺麗に保とうとしてよく洗車することもありますが、コーティングを施すことで、その頻度を減らせます。さらに、洗車をお店で行ってもらう方であれば、単純に洗車にかかるお金を抑えられるのです。
1回コーティングするだけで、車を綺麗な状態でキープできるだけでなく、余分に車のメンテナンス費用を掛ける必要がないのは、車所有者にとっては有り難いですよね。
メリット2. 車体の艶持ちがよくなる
車で外を走っていると、排気ガスや鉄粉、砂埃や紫外線などが車体に付着して、塗装が劣化しやすくなります。せっかく買ったかっこいい車も、塗装が剥げてしまっては、台無しに。
コーティングは車体の表面に膜を張ることで、車の塗装が劣化することを防ぎ、新車のように光を反射する綺麗な車体を維持できます。
常にピカピカの見た目が維持できていれば、車好きでなくても気持ちよくドライブできますよね。
車のコーティングは大きく3種類に分けられる
単純にコーティングといっても、実は大きく分けて3種類あり、それぞれに特徴やメリットがあります。
自分に最適なコーティングを選ぶためにも、まずは種類について違いを把握するのがベスト。では具体的にどんなものがあるのか、一つずつ見ていきましょう。
種類1. 「ガラスコーティング」
ガラスコーティングとはガラス質を用い、他の種類と比べてコーティング被膜が硬いのが特徴的。落ちにくく効果が長く持続し、長期間車体を保護できるタイプになります。汚れが付着して時間があまり経っていなければ、水をかけるだけで汚れが落ちるのがポイントですね。加えて光を反射しやすく、ピカピカでより美しい見た目になりやすいです。
業者に依頼する場合だと安くても2万円、高いものでは10万円近くすることも。「効果が高い分値段はハイクラスだ」と思われがちですが、自分で商品を買う場合は安くて2,000円で高くて1万円程度と、そこまでデメリットにならないのが大きなポイント。
また、効果は半年から1年以上持続するコーティング剤が多く、持続する期間を考えるとコスパがかなり高いです。車を使用する頻度が多くなくても、雨や土煙などでどうしても車は汚れてしまうため、なるべくメンテナンスを楽にしたい方におすすめです。
種類2. 「ポリマーコーティング」
ポリマーコーティングは、石油や化学物質などを分子単位で結合させてできた重合体「ポリマー」を車体にコーティングしたものです。
原料が比較的に安価で他のコーティングと比べて少ない予算で作業できる魅力があり、特に市販で売られている商品だと1,000円代で購入できるものもあります。
その分被膜が劣化しやすいですが、定期的にメンテナンスすることで常に車体を保護することが可能です。コーティングしたことがなく、どれくらい効果があるのか分からないという方は、お試し用として使ってみるのも良いですね。
種類3. 「フッ素コーティング」
フッ素コーティングは、歯磨き粉などによく使われているフッ素を原料とした合成樹脂で車を保護する方法です。フッ素系の化学結合によって車体の表面にできるコート膜は、帯電防止性能が高く、ゴミや埃が付着しにくい特徴があります。
ガラスコーティングに比べると性能は少し落ちますが、その分価格が安く、車屋に依頼すると1万〜4万円程度。自分で行う場合は、1,000円〜3,000円程度とかなり安い。
ポリマーとガラスの中間に位置する方法なので、「そこまで高いお金は出せないけど、割と長持ちするコーティングにしたい」という人におすすめです。
自分でやる場合どれが良い?コーティング剤の選び方
自分でコーティングをすると余分な施工料金が掛からずにリーズナブルに手入れできるため、できるだけ価格を安く抑えたい人におすすめです。
ただし、始めてコーティング剤を使う方は、どんな所に注目して選べば良いか分かりにくいですよね。そこで、ここでは具体的なコーティング剤の選び方について解説していきます。
間違った商品を選んで「お金を無駄にした」なんてことがないよう、一つずつ確認していきましょう。
コーティング剤の選び方1. 傷が気になるならコンパウンド無しの製品を選ぶ
コンパウンドとは研磨剤のことで、それが含まれている商品はコーティングしながらも頑固な汚れや水垢を除去できます。
ただし、コーティング中に強く力を加えると、車のボディが削れてしまう恐れがあるため、少しでも傷を付けたくないならコンパウンド無しのものを選んだ方が無難。基本的には商品説明ではあまり大きく記載されてませんが、成分表やレビュー欄を見ることで判断できますよ。
車を綺麗に維持できても、線が付いてしまっては車のカッコよさは半減。特に初心者の方はまだ慣れていないことから力加減が難しいため、なるべくコンパウンドが入っていない商品を選ぶようにしましょう。
松村 透
きれいに仕上がったコーティングも、実は塗装面にダメージを与えている場合も。また、施工する作業環境も重要です(屋内での作業が必須)。器用な方であれば試す価値はありますが、自信がない場合はプロに依頼することをオススメします。
コーティング剤の選び方2. 撥水or親水のどちらにするか選ぶ
コーティング剤には、撥水や親水といった水の弾き方が異なる2つのタイプがあります。それぞれに特徴やメリットがあるため、自分の用途に合うものを選んだ方がおすすめ。
ただ用途だけではなく車体の色によっても効果に違いが表れるので、色に合わない選び方をしてしまうとデメリットが生まれてしまうこともあるでしょう。
そのため、自分の車がどんな色の塗装をしているかを加味した上で撥水や親水かを選択してください。
松村 透
濃紺系のボディカラーで撥水を選ぶと、水弾きの効果を実感できます。しかしボディ表面に水が滞留するためウォーターポットができると目立ち、除去も困難です。親水系なら水が留まることなく流れますが、効果が分かりにくいのが難点です。
撥水式コーティング剤の特徴
撥水式コーティング剤は、雨といった水分を粒状に形成して弾く効果があります。水分が集まりやすく、段々と重くなって素早く滑り落ちていくので、窓やフロントガラスからの視界を遮りにくいのが特徴的。雨天時の運転での見にくさを改善できるため、事故などの危険を抑える役割も果たしますよ。
ただし、粒状の水滴は虫眼鏡のレンズのような役割を果たしてしまうため、日の光を通すことでボディに焼き付けができる「ウォータースポット」というシミになることも。
特に色の濃い車だと、このウォータースポットが目立ってしまうので、白やシルバーなどあまり目立たない淡色系の車体に使うのがおすすめです。
親水式コーティング剤の特徴
親水式のコーティング剤は、水分が粒状に集まらずに落ちる特徴があるため、ウォータースポットができず、ボディにシミを作りません。
ただコーティングしていない時と比べて水を弾いているのか分かりにくく、被膜が剥がれてしまっても気づかないことがあり、次にどのタイミングでコーティングすれば良いのかが掴みづらいのがやや難点。
ただし、効果が実感しにくいだけでしっかり水を弾いており、淡色系から濃色系の車とどんな色の車でも使えるため、迷ったら選んでおくと良いタイプです。
コーティング剤の選び方3. 手軽さを求めるならスプレータイプを選ぶ
車のコーティングではボディの隅々までコーティング剤を塗布していくので、非常に時間が掛かります。また、すぐ使い切ってしまっては、コストもその分増えていき、お金が意外とかかってしまうことも。
スプレータイプは値段が比較的安いものが多く、市販でも1,000〜2,000円程度で購入できる製品もあります。また、500〜800mlなどの大容量の商品が販売されており、さらにコスパの良い買い物ができるのも魅力的です。
少しでも時間とお金を節約したいなら、液体を吹きかけてファイバークロスなどで拭くだけで済むスプレータイプを選んでおきましょう。
松村 透
どちらがよいか迷ったときは、保管環境を基準に撥水か親水かを選んでみてください。屋内保管でボディの光沢を求めるなら撥水を、屋外保管で水弾き効果を期待するならウォータースポットができにくい親水のコーティング剤がオススメです。
自分でも簡単にできる!おすすめのコーティング剤15選
コーティング剤は市販やネット通販などで数多く販売されており、その種類や特徴なども様々です。
だからこそ、自分の用途や自家用車にぴったりの商品を見つけることが重要になります。
ここでは、実際に自分で作業する人にぴったりのおすすめコーティング剤を、「ガラスコーティング」「ポリマーコーティング」「フッ素コーティング」の種類別に分けて、ご紹介していきます。
ガラスコーティング剤のおすすめ5選
「車の洗車って意外と時間がかかるし、せっかくの休日はゆっくりしたいな〜。」
「新車にしたばかりだから、車に汚れを残したくない!」
ガラスコーティングは少し価格が高い分、車体を保護する性能や持続期間も長持ちする良質な商品が多いです。
そのため、メンテナンスが面倒に感じる人や、車を綺麗な状態で長く維持したい人にはぴったり。では、具体的にどんなコーティング剤があるのか見ていきましょう。
おすすめコーティング剤1. ピカピカレインPREMIUM HTRC3
- 最大で3年間も効果が持続するので、定期的にコーティングするのが面倒な人に最適
- 汚れや水垢もスムーズに落とせて洗車にかかる時間を短縮できるため、休日の貴重な時間があまり潰れない
- 国内でも最高水準のガラス成分含有率なので、思わず触りたくなるような艶感を出せる
しっかりと車を保護できるコーティング剤を求めている人に人気なのが、ガラスコーティング剤市場でトップの売上を誇る「ピカピカレイン」の『PREMIUM』。
独自の技術により、世界最高硬度である9Hのガラスコート膜を実現し、新車のような高級感に満ちた艶ツヤボディに仕上がります。従来のコーティング剤と比べて保護膜自体にゴミや水垢が付着しにくいため、さっと水洗いするだけで汚れが簡単に落ちる優れもの。効果が持続している間は洗浄もスムーズで、お手入れが楽ちん。
「新車を購入したばかりだから、絶対に綺麗な状態を維持したい!」とお考えな人にこそ、おすすめしたい商品です。
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「撥水×親水=滑水」という、双方のいいとこ取りのコーティング剤です。施工面をガラス質に変えることで、強力な被膜を形成することができます。塗って拭くだけの簡単施工。手軽に撥水と親水の効果を求めたい欲張りな方にオススメです。
商品ステータス
- 内容量:25ml
- コンパウンドの有無:ー
- 撥水or親水:撥水+親水
- メーカー:ピカピカレイン
おすすめコーティング剤2. CarZoot 硬化型ガラスコーティングキット『G’zeroPremium』
- 撥水と親水の良いとこどりなので、ウォータースポットができにくくどんな色の車体にも使える
- 通常は別売りの下処理シャンプーも付属しているため、これ一本で洗浄からコーティングまで一通りできる
- 長期間コーティング効果が持続するので、日頃から忙しくて休みの日が少ない人でも継続しやすい
「なるべく長持ちするガラスコーティングで、お手入れを楽にしたいな…。」コーティングを行っても、数ヶ月程度で効果が無くなってしまっては、結局メンテンナンスが面倒になってしまいますよね。そんな方から人気なのが、カー用品を展開する「CarZoot」の「G’zeroPremium」。
剥がれにくく劣化しづらいガラス被膜を形成することで、最大で5年間もコーティング効果が続く優れもの。もはや車好きな人だけでなく、お手入れが苦手な方にもぴったりな最強の商品と言えます。さらに、撥水と親水の良いところを取り入れた抜群の滑水性を誇り、雨の中ドライブした後も水垢やシミが出来にくく、いつまでも綺麗な状態をキープしてくれます。
汚れにくく、車体の輝きをいつまでも維持できるので、「お手入れ要らず」を目指す方にぴったりです。
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- 内容量:ー
- コンパウンドの有無:ー
- 撥水or親水:撥水+親水
- メーカー:CarZoot
おすすめコーティング剤3. アダマスオクタ MPS グロスアップパウダー
- 洗車とコーティングが同時に素早く行えるため、お手入れをなるべく楽にしたい人におすすめ
- 車体の傷などを埋めてくれるので、塗装が削れて艶がなくなってきた車も輝きを取り戻せる
- 黒ずみや水垢などの頑固な汚れも除去できるため、他のコーティング剤を使用する前の下地として利用すれば、本格的にコーティングすることも可能
車の洗車とコーティングが同時にできる商品を探している方に人気なのが、アダマスオクタの『MPS グロスアップパウダー』。
コーティング剤を塗って拭くだけで、車体に付いている水垢や固着物などを除去しつつ保護膜を形成することが可能です。成分に含まれているグロスアップパウダーが、ボディの細かい傷に浸透して、塗装が削れている部分を目立たなくします。
これ一本で洗浄からコーティングまで行えるため、「休日は他のことに時間を使いたいから、コーティング作業をさっと終わらせたい!」という人は、ぜひ使用してみてはいかがでしょうか。
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ウォータースポットやイオンデポジット、水垢といった汚れを塗って吹き上げるだけの簡単施工が魅力。新開発パウダーがボディのキズに浸透し、埋めることで目立たなくなります。手軽にガラスコーティングの効果を求める方にオススメです。
商品ステータス
- 内容量:100ml
- コンパウンドの有無:ー
- 撥水or親水:撥水
- メーカー:アダマスオクタ
おすすめコーティング剤4. ガラコート 硬化ガラスコーティング剤
- 塗り込み用スポンジや拭き取り用のファイバークロスも付属しているため、わざわざ別売りのものを買い揃える手間がない
- 耐熱性や耐候性が高く、猛暑日などでもガラスコートが劣化しにくいため、気温が高くなりがちな地域でも安心
- コーティング作業が完了してから2時間ほどで乾くので、その日のうちに綺麗な状態の車を運転できる
「コーティングが始めてで不安だから、自分でできるか不安…。」という方は、ガラコートの『硬化ガラスコーティング剤』を選んでみて。
コーティングで必要なスポンジ、クロスなどの付属品も充実しており、初心者でも買ったその日に施工できるのが魅力的。コーティング剤がしっかり伸びるため、ムラになりにくいとレビューでも評判の高い商品です。さらに、抗静電性や耐候性、耐熱性が高いため、夏場の暑い日や冬場の乾燥した日などでもガラスコート膜が落ちにくく、効果は実に5年間。1回使えば、お手入れをかなり楽にしてくれます。
施行方法マニュアルも入って、手順に沿って行えば誰でも一人で行えるので、ぜひ愛車のメンテナンスに使ってあげてくださいね。
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1度施工すると5年間ノーワックスがうたい文句のコーティング剤。専用スポンジやマイクロファイバークロス、施工マニュアルが同梱されており、買い足す必要がない点も魅力。オールインワン型コーティング剤を検討している方にオススメ。
商品ステータス
- 内容量:10ml
- コンパウンドの有無:ー
- 撥水or親水:撥水
- メーカー:ガラコート
おすすめコーティング剤5. プレグラ ガラスコーティング剤 超撥水
- 3次元ガラス骨格分子構造という強靭なガラス被膜を張るため、汚れや埃が付きにくく、普段の洗浄も水洗いで簡単に済ませられる
- 人体や環境にも優しい水性エマルジョンなので、子供が近くにいても安心して使える
- 1ヶ月ほどの持続期間だが、スプレータイプで手間が少ないため、車のメンテナンスが面倒な人でも継続しやすい
とにかく簡単で手早くコーティングしたい人におすすめなのが、プレグラの『ガラスコーティング剤』です。
スプレータイプなので専用スポンジなどで塗り込む必要がなく、拭くだけで素早く作業を完了させられる商品。メンテンナンスをサボってしまいがちな面倒くさがりさんには嬉しいポイントですね。持続期間は1〜3ヶ月程度ですが、その分価格が2,000円ほどと安いので、ガラスコーティングがどんなものかお試しで使うのにも向いています。
クロスなどにシュッと液体を掛けて拭くだけなため、車に乗り始めたばかりで本格的にコーティングしたことがない人に最適です。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 内容量:200ml
- コンパウンドの有無:ー
- 撥水or親水:撥水
- メーカー:プレグラ
ポリマーコーティング剤のおすすめ5選
「始めてコーティングするから、まずは予算を抑えたい!」
ポリマーコーティングは比較的安価なものが多いですが、やはりガラスコーティングと比べると保護性能や持続期間が落ちる傾向にあります。
しかしその分容量が多く価格が安いため、お試しとして自分で行いたい方におすすめです。そんな初心者の方でも使いやすい商品を厳選していますので、ぴったりなコーティング剤を見つけてみてくださいね。
おすすめコーティング剤1. CarZoot G’Polymer Neo
- 実店舗でも利用されるぐらい艶や光沢が出せて撥水性が高いため、自宅で本格的なコーティングに挑戦できる
- この商品1本で3年間使い続けられるので、車のメンテナンス費用があまり掛からない
- 専用の施工マニュアルも付属されているため、初めて実践する人でも間違えず綺麗に仕上げられる
安くてもコーティング効果が高いポリマーコーティング剤を求めている人に人気なのが、CarZootの『G’Polymer Neo』。
しっかりと艶や光沢が出せるコーティング剤なので、いつまでも上品で美しい車体を維持できます。効果の持続期間は3〜6ヶ月ほどで定期的にメンテナンスする必要はありますが、容量が100mlととても多く、これ1本で約3年間くらい使い続けられるのが魅力的。
プロも使用するほどのアイテムで、しかも値段は約2,000円とかなりリーズナブルなため、「ガラスコーティング剤などの高価なものはちょっと避けたい」という人に選んでほしい商品です。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る商品ステータス
- 内容量:100ml
- コンパウンドの有無:ー
- 撥水or親水:撥水
- メーカー:CarZoot
おすすめコーティング剤2. バンザイ コーティング剤 「グラスポリマー撥水タイプ」
- 水をしっかり弾く撥水性タイプなので、急に降り出すにわか雨などで車体が濡れてしまっても水垢が付きにくい
- 洗車後の濡れたままの車体に施工できるため、いちいち水分を拭き取る必要がなく、素早く終わらせられる
- 6ヶ月ほど効果が続き容量も300mlと多いため、2〜3年ほど新しいコーティング剤を購入しなくても良い
ポリマーコーティング剤の中でも、より長く効果が続くものを探している人におすすめしたいのが、バンザイの『グラスポリマー撥水タイプ』。
耐久性の高い高濃度の樹脂成分を配合し、しっかりボディを覆うことで、6ヶ月ほど効果が持続する優れもの。さらに、洗車後の濡れた車にスプレーをして拭き取るだけなので、とても簡単で素早く施工できます。
複数台持つような車が好きな方でも、1年に何回もお手入れが必要だと面倒くさくなってしまいますよね。ぜひこの商品を選んで、「定期的にメンテナンスするのは嫌だ」という悩みを解消しちゃいましょう。
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撥水性の特徴を持つコーティング剤です。洗車後の濡れたボディにスプレーして拭き取るだけの簡単施工な点も魅力。コーティングをしたいけれど、できるだけ安価で、簡単に効果が期待できると嬉しい、といった欲張りな方にもオススメです。
商品ステータス
- 内容量:300ml
- コンパウンドの有無:ー
- 撥水or親水:撥水
- メーカー:バンザイ
おすすめコーティング剤3. EK-TOP'S EK-ZERO 無水洗浄自動車専用艶出しコーティング剤
- 水性のエマルジョンタイプで多少の汚れはコーティング剤で浮かせられるので、鳥のフンなどの頑固なものも落としやすい
- 吸水性が高く毛足の長いマイクロファイバークロスが付いているため、車のボディを傷つけずに水分や汚れを拭き取れる
- 光沢や艶出し効果もあるので、上品で美しい車体に仕上げられる
「コーティング剤の前にいちいち水洗いするのが面倒くさいな」と思う時ってありますよね。そんな方には、EK-TOP'Sの『EK-ZERO』が最適。
水で希釈可能な水性のエマルジョンタイプで、車に汚れやゴミがあまり付着していなければ、洗車いらずでそのまま利用できます。もちろん洗車後の濡れた車体にも使用可能ですよ。持続期間は1〜2ヶ月程度ですが、定期的なメンテナンスも手間が掛からないから、お手入れが手軽に済ませられます。
あまり車が汚れてなく、事前に洗車する必要がない時にはとても重宝するので、一つ持っておくととても役立つ商品です。
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「洗車とコーティングのハイブリッド効果が期待できる」がうたい文句の無水洗浄自動車専用コーティング剤。付属のマイクロファイバークロスで吹き上げて施工完了です。お手軽に施工できつつ、コーティング効果を求める方にオススメです。
商品ステータス
- 内容量:300ml
- コンパウンドの有無:ー
- 撥水or親水:撥水
- メーカー:EK
おすすめコーティング剤4. LEO COAT メンテナンス用ポリマーコーティングスプレー
- 帯電防止性能が高いコーティング剤なので、ゴミや埃が頑固に付着することを防ぎ、ピカピカな車体を維持できる
- 継続的な施工をしていると撥水性が落ちず、水垢などの汚れも付きにくいため、梅雨の時期が来る前のコーティングに最適
- 別売りの専用シャンプーや粘土バフで洗車した後に本製品をしようすることで、よりクリアで輝きのある車体に仕上げられる
「常に汚れのない綺麗な車体を維持したい」という方に人気なのが、LEO COATの『メンテナンス用ポリマーコーティングスプレー』。
帯電防止効果が高いナノポリマーを主成分として配合し、シミの原因になるゴミや埃などの汚れが付着を防止。排気ガスを多く出すトラックの後ろを走っても、しっかりと車を保護します。また、施工後も1〜2ヶ月の頻度でコーティングを上掛けすることで、高い撥水性を維持し、水垢などから守ることが可能。
非常に高い防汚性能を誇るため、整備されていない砂埃が舞う道路や虫などが付きやすい山道などを車で通勤している人におすすめと言えるでしょう。
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帯電防止(静電気抑制)効果付きの撥水系コーティング液。帯電防止効果の高いナノポリマーが主成分であり、ウォータースポットの発生要因でもあるゴミや埃等の付着を低減します。簡単かつ専門店並みの仕上がりを求める方にオススメです。
商品ステータス
- 内容量:ー
- コンパウンドの有無:ー
- 撥水or親水:撥水
- メーカー:LEO COAT
おすすめコーティング剤5. インフィニクス VOODOORIDE All surface Speed Detailer
- 車内のシートやフロント部分の汚れなどを落として内装を綺麗にできるため、他人を乗せる際にちょっと見栄を張りたい人にも最適
- 車体のコーティングもスプレーで吹きかけクロスなどで拭き取るだけなので、予定が入っていて時間がない時でも素早く仕上げられる
- 独自開発のポリマー成分が傷などの細かい隙間にも浸透するため、痕になって残っている磨き傷などを目立たなくできる
「外装だけでなく、車内までクリーンにできたら良いな」というお悩みに答えてくれるのが、なんと車の内装にも使えてしまうインフィニクスの『VOODOORIDE』。
布以外の部分であればどこでも使用できるため、ボディだけでなく、窓や内装など車の隅々まで綺麗に。車体に使う場合には発泡性の洗浄成分が汚れをしっかりと落としてくれるため、洗浄とコーティングを同時にでき、素早く綺麗な車体に仕上げられます。
革シートやカーナビなどもピカピカにできるので、彼女や友人、家族を乗せる際に車内も綺麗に整えておきたい人にぴったりです。
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1度施工すると定着するコーティング液とは異なり、作業のたびに汚れたコーティング面を入れ替えるという点が魅力のアイテム。施工後は疎水性の水弾きでイオンデポジットの生成を抑止。簡単施工で高い効果を期待したい方にオススメです。
商品ステータス
- 内容量:355ml
- コンパウンドの有無:ー
- 撥水or親水:ー
- メーカー:インフィニクス
フッ素コーティング剤のおすすめ5選
「安くてもガラコ並の性能があるコーティング剤が欲しい!」
フッ素コーティングは、ポリマーコーティングの中の一種ですが、通常のポリマー製品と比べると持続期間が長く、被膜も強靭な特徴があります。
そのため、安価で効果の高いコーティング剤を求める人にとっては最強の商品。もちろん商品によって性能は様々なので、具体的にどんなものがあるのか見ていきましょう。
おすすめコーティング剤1. ソフト99 フッ素コート鏡艶 ミラーシャイン
- 耐候性が高く9ヶ月と長持ちするため、気温の高い猛暑日でもコーティング膜が剥がれにくく、しっかりと汚れから車を守る
- 3ヶ月ごとの定期的な上塗りでさらに艶感を向上できるので、常に美しく輝きのある車体を維持できる
- コンパウンド不使用なので、車体を傷つけにくく安心して施工することが可能
とにかく手早く終わらせられるコーティング剤が欲しい人におすすめなのが、コーティング剤やワックスなどを手掛けるソフト99の『フッ素コート鏡艶 ミラーシャイン』。
洗車をした後に、専用クロスに液を染み込ませてボディに塗り込むだけ。乾燥させる必要がないため、たった2ステップで施工が完了し、面倒なメンテナンス作業をスピーディーに行えます。また、価格が1,200円ほどと非常に安価ながらも、9ヶ月もの耐候性を誇る耐久力の高いのも魅力的ですね。
「コーティングって時間かかるから、面倒くさいよね」と思っていた方にこそ、使ってみてほしい商品です。
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付属のマイクロファイバークロスに液をつけて塗り広げていくだけのふき取り不要のスピードコーティングが魅力。撥油性も優れており、耐久・防汚性能は約9か月持続。SOFT99ブランドという、安心できる商品を使いたい方にオススメ。
商品ステータス
- 内容量:250ml
- コンパウンドの有無:ー
- 撥水or親水:ー
- メーカー:ソフト99
おすすめコーティング剤2. コスモビューティー 業務用フッ素系ポリマーコーティング剤 プロコ-トポリマー
- 大容量の1Lタイプなので、複数の車に施工する際に途中でコーティング剤が切れる心配が少ない
- 強靭なコート膜を形成するため、長持ちしやすく定期的なメンテナンスが面倒な人にも最適
- 車体の塗装面にあるデコボコを埋めて平らにできるので、傷跡が目立たない
お客さんの車を施工するなど、何台もコーティングするような仕事で使う人にぴったりなのが、コスモビューティーの『プロコ-トポリマー』。
1Lと非常に容量が多く、値段も2,900円ほどなので、コスパが抜群の品です。そして、水に濡れたまま使用できるタイプで施工がスムーズに行えるため、1日に何台もの車にコーティングするのにぴったり。今までコーティングで時間がかかり、忙しく働いていたお店にとっては、とても嬉しいですね。
これ1本で何十台もの車に使え、さらに施工を短時間で完遂できるため、1日に多くのカーコーティングを施す業者の方や複数の車を所有している人におすすめです。
Amazonで詳細を見る松村 透
塗装面の凸凹を平滑化して鏡面効果が期待できる業務用コーティング剤。ボディが水で濡れていても使うことができるので施工も簡単。フッ素ポリマーを使用しているので、素早く固着します。洗車後に吹き上げる手間を省きたい方にオススメ。
商品ステータス
- 内容量:1L
- コンパウンドの有無:ー
- 撥水or親水:ー
- メーカー:コスモビューティー
おすすめコーティング剤3. CarZoot 窓ガラス用撥水コーティングキット『RainCut-Fu-』
- 撥水効果が長く続くため、比較的降水量の多い地域に済む人や梅雨の時期前などのコーティングに最適
- 時速30km/hで水を弾くので、あまりスピードが出せない都会での運転時にもワイパーいらずで視界が良好
- 写真付きのわかりやすいマニュアルも付属するため、説明通りに施工すればムラなくコーティングできる
長く撥水力が継続する窓ガラス用コーティング剤を求めている人に人気なのが、CarZootの『RainCut-Fu-』。
高耐久のフッ素ガラスコーティング剤なので、撥水効果が1年も持続する優れものです。さらに、付属している専用のスポンジやクロスで、窓ガラスにしっかりと浸透させて時速30km/hほどで窓についた水滴を弾くため、あまりスピードを出せない雨の日の視界も良くなります。
耐久力が高く長期間撥水効果が続くので、四国や九州などの降水量が多い地域に住んでいる人にぴったりです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 内容量:ー
- コンパウンドの有無:ー
- 撥水or親水:撥水
- メーカー:CarZoot
おすすめコーティング剤4. DETAILING LIQUID 窓ガラス用 純フッ素コーティング剤
- 撥水性を高めたフッ素コーティングなので、しっかりと水を弾き雨の強い人でも視界が見えやすい
- ワイパー作動時の異音を減らせるため、劣化して交換を考えていたワイパーを長持ちさせられる
- 塗布用のフェルトスポンジも付属しているので、わざわざ別売りのアイテムを取り揃える必要がない
市販の窓ガラス用コーティング剤と比べて高い撥水力のものを探している人におすすめなのが、カー用品を主に展開するDETAILING LIQUIDの『窓ガラス用 純フッ素コーティング剤 』。
従来のフッ素製品よりも、撥水性や耐久性をより高めて、しっかりと水を弾くのが特徴です。さらにフロントガラスの表面をコート膜で滑らかにして、ワイパーの滑りを良くするため、「キュッキュッ」と劣化した時のうるさい異音を防いでストレスになりません。
これまで窓ガラスをコーティングしても、あまり水を弾かなかったりすぐに効果が切れてしまう製品ばかりだった人には、とても重宝するアイテムになること間違いなしですよ。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 内容量:30ml
- コンパウンドの有無:ー
- 撥水or親水:撥水
- メーカー:DETAILING LIQUID
おすすめコーティング剤5. DETAILING LIQUID ケイ素&フッ素ポリマーコーティング剤 プロテクションポリマーコート
- ケイ素を配合しており非常に撥水性が高いので、水をしっかり弾き水垢やウォータースポットなどでできるシミを防げる
- 洗車後の濡れたままの車に使用できるため、水分を拭き取る手間がなくスムーズにコーティングを実施できる
- 帯電防止効果に優れていて汚れが付きにくいだけでなく、冬場の乗り降りの際にも静電気で手がビリっとならない
「通勤などで車を運転する時間が長く、車体に汚れが付着しやすいのがネック」という悩みをお持ちの方にチェックして欲しい商品が、『プロテクションポリマーコート』
ゴミや埃が付きづらく、防汚性能に優れたフッ素をベースとして作られた商品で、塵が舞いやすい風が強い日にも大活躍するほど。さらに、撥水性の高いケイ素を配合しているため、車体に付いた水をしっかり弾き、ウォータースポットなどができにくくシミになりません。
防汚性や撥水性がかなり高いため、「汚れや水垢が付きにくいコーティング剤が欲しいな!」という人にとっては最強の商品となるでしょう。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 内容量:220ml
- コンパウンドの有無:ー
- 撥水or親水:撥水
- メーカー:DETAILING LIQUID
車をコーティングするのに最適な時期とは?
車にコーティングをする時には、最も気をつけたいのが時期や気候。特に新車は最も汚れや傷がないため、その状態を維持するために購入してすぐに実施するのがベストです。
ただ板金塗装などを施している場合は硬化剤が浸透する期間を開ける必要があるので、塗料が乾いた後の1ヶ月後から行いましょう。
そして季節に関しても、湿度が70%以上になると空気中の水分が多くてコーティング剤の揮発を妨げてしまい、気温が15度以下だと加水分解反応が進まず保護膜が形成されない事態に陥ることもあります。
そのため比較的緩い気候である春や秋に、定期的な頻度で行うのが最適と言えるでしょう。
自分でコーティングする際のコツは?
コーティングを綺麗に仕上げるためには、いくつかのコツがあります。
まずコーティング剤をしっかりと車体に浸透させるための下処理をすることが重要です。具体的には、洗車をして汚れや水垢をしっかり落とすこと。それでも除去しきれない傷跡に入り込んだゴミや鉄粉などは、専用の粘土で取り除きましょう。
その後、コンパウンド剤を使った磨き作業で、薄く表面を削り傷跡のデコボコを平らにできればなお良いです。しかし、余計に傷つけてしまう恐れのある繊細な作業なので、無理そうであれば控えておくのが無難。
そして実際にコーティング剤を塗布する際には、ムラが出ないよう50cm程度の小さい範囲をブロックごとに分けて塗ります。塗布後は全体的に塗れているかを確認してくださいね。
いずれの工程も丁寧に確認しながら手入れすることが、より綺麗にコーティングを仕上げるコツになります。特に始めて行う方は、しっかりコツを確認しながら実践してみてくださいね。
愛車を保護する最強のコーティング剤で、新車のようなボディをキープしよう。
車を運転していると、どう足掻いても大気中の汚れや雨風で汚れが付着してしまいます。洗車しているだけでは手間が掛かるため、コーティングすることでゴミや埃、水垢などから自分の車を守り美しい状態を保つことが必要です。
いつまでも綺麗な車体を維持して気持ちよくドライブできるよう、ぜひとも自分に合ったコーティング剤を購入してみてください。
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