【おせっかいとは】おせっかいな人の心理&特徴。疲れるお節介焼きへの対処法を解説!
おせっかいな人への対処法を知りたい方必見!
「職場の上司やママ友が、おせっかいでうざい。やめてほしい!」と困っている人もいるでしょう。
そこで今回は、おせっかいな人の心理や特徴から、おせっかいな人の対処方法まで、徹底解説!
また、自分がお節介な性格という場合の改善方法も紹介しているので、「私、お節介かも…」と悩んでいる人もぜひ参考にしてみてくださいね。
「おせっかい」とはどういう意味?
おせっかいとは、出しゃばって周りの人の世話を焼くことを意味します。また、必要以上に相手のパーソナルスペースに立ち入り、アドバイスしたり、行動したりすることです。
「あの人はおせっかいな人だ。」「本当にお節介な行動だよね。」など、不快感を表すときに使用します。一般的におせっかいとは、空気が読めない過度な世話焼きをする人に対して使う、ネガティブな言葉です。
「おせっかい」と「世話焼き」の違いとは
世話焼きとは、世話をすることが好きで、進んで人の面倒を見る人という意味です。
お節介は「人のことに首をつっこみたい」という動機がありますが、世話焼きは「純粋に人を助けたい」という思いから行動するのが大きな違いです。
そもそも、おせっかいって悪いこと?
お節介には、いいおせっかいもあれば、悪いおせっかいもあります。
ただし、「自分が望んだわけでもないのに、おせっかいはやめてほしい。」という人が多く、悪いイメージとして捉える人の方が多い傾向にあります。
おせっかいな人の6つの心理
職場の上司やママ友など、やたら人にお節介を焼く人は、どのような気持ちなのでしょうか?
ここでは、おせっかいな人の心理を徹底解説します。純粋に親切でお節介を焼いているのか、ただ詮索したいだけなのか、様々な思惑がありますよ。
おせっかいな人の心理1. 承認欲求が強く、人から認められたい
おせっかいな人は、承認欲求が高く、人から認められることに生きがいを感じています。
人にアドバイスや指摘をしたら、相手の本音はどうであれ、一般的には一応「ありがとう。」と感謝されるもの。すると、「嬉しい!認められた。」と感じ、周りにお節介を焼くことが快感になってしまいます。
認められたい欲が強いあまり、他人に余計な口出しをするのです。
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おせっかいな人の心理2. 人のことを助けたい
ボランティア精神が高く、困っている人を放っておけないタイプは、「相手に何と思われようと、今私が助けなきゃ。」と思います。
人に助言をしたり、助けることで自分自身の存在意義を確認しているので、相手が本当にアドバイスを欲しがっているかどうかは関係ありません。
困っている人を見つけては助言するタイプに多く見られる心理です。
おせっかいな人の心理3. かまってほしい
おせっかいな人は、人の面倒を見ることで、他人と深く関わろうとします。
家族から孤立していたり、友達が少ない人によく見られる傾向で、「誰か私を頼って!」「私のアドバイスを聞いて!」という強い思いが、おせっかいという行動にあらわれます。
寂しがりやのかまってちゃんは、お節介を焼くことで、「私は必要とされている。」と思いがちですよ。
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おせっかいな人の心理4. 人のことを信頼していない
他人の行動に対して、「成功するはずがない。」など不安を抱いてると、「私が正しい方向に導いてあげなきゃ!」という心理になります。
他人を信頼していないので、ママ友や職場の人に対して、「このままだと失敗するよ!私は○○をして成功したから、あなたもやってみれば?」など、余計なアドバイスをしてしまうのです。
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おせっかいな人の心理5. 自分の思うままに他人をコントロールしたい
おせっかいな人の中には、「自分は他人をリードするのに向いている。」と考え、周りを先導しようとする人もいます。
ママ友グループのリーダーにありがちなタイプで、「○○さんは引っ越してきたばかりだから、役員をやれば地域のことが分かるんじゃない?」など、強引に自分の思い通りに物事を推し進めようとすることも。
おせっかいな人の心理6. 詮索するのが好き
単純に、人の行為が気になるタイプの人は、おせっかいを焼くことで、人のプライベートにも首をつっこもうとします。
例えば、「○○さんの旦那さん見ないわね。もしかしたら旦那さん浮気でもしているのかしら?そうだ!相談に乗るふりをして聞きだそう。」と考え、ターゲットに接近。自分の野次馬欲求を満たすためにお節介を焼くのです。
どんな人?おせっかいな人の特徴とは
「この人はお節介?それとも親切?」と迷ったら、まずはおせっかいな人の特徴を思い出してみましょう。
場の空気が読めなかったり、心配性な人は、お節介な人ですよ。
ここでは、お節介な人の特徴について迫ります。
- 場の空気を読めない
- 心配性な一面がある
- 正義感が強く、他人に助言をしてしまいがち
- 周囲の目が気になってしまう
- 強い自信を持っている
- 価値観を他人に押し付けがち
- 自分のことをないがしろにしがち
- 人から頼られる傾向にある
おせっかいな人の特徴1. 場の空気を読めない
おせっかいな人は、人の気持ちが汲めないので、周りから浮いてしまうことが多々あります。
例えば、「育児疲れた!イケメンと恋愛でもしたいな。」と、明るく言うママ友に対して、「不倫はダメ!育児ストレスって虐待につながるって知ってる?」など、真剣に注意するのです。
善意で行っているつもりでも、嫌な思いを与えて空気を乱してしまいます。
おせっかいな人の特徴2. 心配性な一面がある
人のことが気になってしょうがない性格なので、他人の行動などで少しでも心配な部分があると、回避しようとしておせっかいをします。
「○○さんのご主人、この前、知らない女性と一緒にいたけど、浮気?○○さんに、知り合いの探偵を紹介してあげよう。」など、他人を心配するあまりに出過ぎた行動につながることも。
おせっかいな人の特徴3. 正義感が強く、他人に助言をしてしまいがち
正義感が強いお節介タイプは、とにかく自分の行動に自信を持っているのが特徴です。
「私のやること、言うことは絶対正しい!」と思っているからこそ、「あなたはもっとこうすれば良くなるわよ!」など、他人におせっかいをしてしまいます。
正義の味方気取りで自信満々に人を助けようとしているのです。
おせっかいな人の特徴4. 周囲の目が気になってしまう
おせっかいな人は、「人から認められたい。」という心理が強く、周りの目を意識しています。
他人からの評価が気になるからこそ、人にアドバイスをしたり、世話を焼いたりして、暗に「私って親切でしょ?気が利くでしょ?賢いでしょ?みんな私を褒めて。」とアピールをしているのです。
特に、みんなの前でお節介を焼く人は、このタイプが多いしょう。
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おせっかいな人の特徴5. 強い自信を持っている
仕事でも人間関係でも、「私はすごい。」という自信を持っている人は、上から目線で他人にアドバイスをしようとします。
自分自身に絶対の自信があるので、「みんな私の助言を必要としている。アドバイスしたら、みんなが感謝するに違いない。」と、大きな勘違いをしているのです。
おせっかいな人は、自分を過大評価し、真実が見えていません。
おせっかいな人の特徴6. 価値観を他人に押し付けがち
おせっかいな人は、「自分の考えが絶対に正しい。」という自信があるため、やたらと他人に助言や説教をします。
例えば、ママ友は考えがあって共働きをしているのに、「共働きで子どもが保育園なんてかわいそう!小さいうちは専業主婦じゃなきゃ!」など、価値観を押し付けてきます。
「自分の価値観以外は間違っている」という認識なのです。
おせっかいな人の特徴7. 自分のことをないがしろにしがち
「他人に認められたい。」という思いがあるので、いつでも他人が優先で、自分は後回しにするという特徴があります。
これはおせっかいをして、「人から感謝されたい。認められたい。」といった目的を果たしたい思いが強いため。
他人から認められることが第一目的なので、自分をないがしろにするのも苦痛ではありません。
おせっかいな人の特徴8. 人から頼られる傾向にある
どんなに面倒くさいことでも、頼まれたら喜んで他人のために行動してくれるので、いつも人から頼られます。
年配の自治会役員や民生委員といった、地域ボランティアにも多いタイプで、人から頼られ、感謝されることが、何よりの生きがい。
自分の行動が人のためになっていることが嬉しくて、ついお節介を焼いてしまうのです。
「職場」で関わるおせっかいな人の特徴4つ
職場におせっかいな人がいると、ちょっと面倒。それが上司や取引先の人ならなおさらやめてほしいですよね。
ここでは、職場にいるおせっかいな人の特徴をご紹介します。関わると余計な仕事が増えることもあるので注意しましょう。
職場でおせっかいな人1. やたらとプライベートを聞いてくる
人のことを詮索するのが好きなお節介タイプは、仕事と関係ないプライベートなことを聞き出し、アドバイスをしてきます。
「彼氏欲しいなら、もっと女子力の高い服を着るべきだよ!選んであげようか?」など、個人の領域にまでズカズカ入ってきます。
ただの仕事関係という間柄なのに、プライベートに踏み込まれるのは不快ですよね。
職場でおせっかいな人2. 仕事の主導権を握りたがる
リーダーでもないのに、やたらと上に立ちたがる人は、「認められたい。」「他人を信用していない。」という心理が働いています。
例えば、リーダーシップを取る立場の人の意思決定に、「上司はこんな戦略を立てたけど、大丈夫だろうか?」と、しつこく心配するなどです。
「俺が陰のリーダーなんだ。」と思っている節があり、立場をわきまえない行動をすることもあります。
職場でおせっかいな人3. 他人の仕事を巻き取ろうとする
「人を助けたい。」という心理が働くあまり、他人の仕事を手伝おうとすることが多いです。
巻き取った仕事をちゃんと遂行してくれればいいのですが、やらなくても良い仕事を無理矢理巻き取る、巻き取った仕事をミスすることがあるという点が、おせっかいと言われる理由。周りからは、「余計なことしないでくれよ...」と思われています。
職場でおせっかいな人4. 求めてもいないのに、何度も仕事のアドバイスをしてくる
おせっかいな人は、「他人を助けたい。」と思うので、何度も何度もアドバイスをしてしまいます。
特に、新入社員や部下といった、自分よりも立場の弱い人に対しては、聞かれてもいないことまで、しつこくアドバイスをすることも。
「俺って親切!」と純粋に思い込んでいるので、無下に断るわけにもいかず、タチが悪い人と言えるでしょう。
疲れるお節介焼きへの正しい対処法8選
職場の人や、ママ友といった、何としてでもうまくやらなきゃいけない間柄の場合、「うざいから、やめて!」とは言えないですよね。
ここでは、人間関係を壊さずに済む、おせっかいな人への上手な対応方法をレクチャーします。
信頼関係がある人への対処法
長年付き合いのある友人、職場の人、姑といった、信頼関係がある人に対しては、どのように対処すれば良いのでしょうか。
さっそく対処法を見ていきましょう。はっきり断ったり、同じようにお節介をし返すのも有効ですよ。
対処法1. 逆にお節介になってみる
相手と同じ行動をし返せば、相手が行動を振り返るきっかけになります。
例えば、「彼氏作りなよ!」と言って、やたらと男性を紹介してくる友人に対しては、同じように「あなたも彼氏作れば?」と言って、合コンをセッティングする、などです。
お節介を繰り返せば、相手も「もしかしたら、私の親切心は迷惑だったのかも。」と自覚しますよ。
対処法2. 丁寧にはっきりと断る
お節介を焼く人に対しては、何度も、根気強く、丁寧に自分の気持ちを伝えていくことが大切です。
やんわりと伝えるだけでは、「いいからいいから、遠慮しないで!」と押し切られてしまうので、「ここからは、自分で何とかしますので、結構です。」と断りましょう。はっきり断れば、相手は「もしかして迷惑だったのかな。」と気付いてくれますよ。
対処法3. おせっかいされるような状況を作らないようにする
人に弱みや悩みを見せてしまうと、おせっかいな人に付け入られてしまいます。おせっかいな人をシャットアウトするには、とにかく隙を見せないことが一番。
「私は順調なの。困っていることも悩みも全然ないの。」という表情で過ごしましょう。おせっかいな人がいたら、愚痴や悩みといったネガティブな話題はNGですよ。
対処法4. 重要な話以外は、聞き流すようにする
お節介な人のアドバイスは長いので、全部まともに聞いていては疲れてしまいます。
自分にとって有益な情報以外は、適当に聞いておきましょう。相手は、しゃべるだけで満足しているので、あなたが真剣に聞いているかどうかなど、気にしていませんよ。
「今晩の夕飯のおかずは何にしよう。」とか、別のことを考えておけばOKです。
信頼関係が薄い人への対処法
たまにしか会わないママ友や、近所の人といった信頼関係が薄い人に対しては、どう接したらいいか困りますよね。
ここでは、信頼関係が薄い人に対する上手な対処法をご紹介します。信頼関係が薄い人=どうでもいい人なので、気楽に臨みましょう。
対処法1. 自分の情報は漏らさない
おせっかいな人は、「人のことを助けたい。」といった心理があります。
自分の情報を漏らすと、関わってほしくないことにもおせっかいな人は関わろうとしてくるため、なるべく話さない方が良いでしょう。
特に、家族関係、経済状況、悩みなどは、おせっかいな人が大好物の話題。もし聞かれても、適当にぼかして別の話題にすり替えましょう。
対処法2. 「急いでいるので、また今度で」と言って、なるべく早く会話を切る
おせっかいな人と道でバッタリ出会って立ち話になってしまったら、サッサとその場を去って会話を終わらせるのが一番。
「おせっかいな話題になりそう。」と察知した瞬間に、「急いでるので、ごめんなさいね。」と笑顔で華麗に立ち去ることが大切です。
会話が始まると長くなるので、会話の序盤で切り上げるのがポイントですよ。
対処法3. 自分から距離を遠ざける
とにかく会わないように、連絡をとらないようにして、物理的な距離を取るのもおすすめです。
例えばおせっかいなママ友なら、遭遇しそうな近所のスーパーや公園は避け、会うリスクを減らしましょう。メールやLINEも自分からは送らず、とことん距離を置くのです。
徐々にフェードアウトを狙うのが得策でしょう。
【番外編】自分のおせっかいな性格を改善する方法
お節介な人の特徴を見て、「やばい!私っておせっかいかも。」と思った人もいるでしょう。
もし知らず知らずのうちにおせっかいを焼いて、人から「うざい。迷惑。」と思われていたら、大変です。ここでは、おせっかいをやめたい人のために、改善する方法をご紹介します。
改善方法1. とにかく口出ししないことを心がける
他人の行動に対しては無関心を装い、絶対に口を挟んではいけません。仮に、「このままじゃ失敗しちゃうかも。」と思っても、口にチャックしてだんまりを決め込むことが大切です。
相手から、「どうしたらいい?」など助言を求められたときに、初めて簡単なアドバイスをしましょう。それ以外は、何も言わないのがおせっかいをやめる秘訣ですよ。
改善方法2. 自分の行動が周囲からどう見られるか考える
おせっかいをやめたい人は、他人にアドバイスしたり、人のために行動する前に、少し冷静になって、「私、うざいかな?」と考えましょう。
もし相手の笑顔が消えていたり、引いたような表情を見せていたら、それは「親切ではなくおせっかいだ。」と思われている証拠。
自分自身を客観的に捉えることができれば、どう見られているか想像することができますよ。
改善方法3. 本当に相手のためになっているのかを考え直す
おせっかいな人は、相手から「親切だと認められたい!」と思うあまりに、いつも暴走してしまいがち。人と接している時は、常に、「これは自分の欲求を満たすため?それとも本当に相手のため?」と冷静に考える癖をつけましょう。
ちょっとでも、「ただの自己満足かも」と思ったら、パッと相手から手を引くのがベストですよ。
改善方法4. 価値観や考え方は、人によって異なることを意識する
人の考え方は、育った環境や、これまでの生き方、年齢や性別によって全然違います。
例えば、70代の姑が「息子夫婦と同居は当たり前」と言って、現在30代の若い嫁に「同居のために二世帯住宅にしてあげる」など、価値観を押し付けてしまっては、喧嘩になってしまいますよね。
おせっかいをやめたいなら、いつも自分の考えが絶対正しいとは限らないことを肝に銘じましょう。
関係性に合わせて上手に対処していきましょう。
おせっかいとは、「人のことを助けたい。」「認められたい。」など、様々な理由から人の世話を焼くという意味でしたね。
もしあなたが、「おせっかいをやめてほしい。」と思っているなら、聞き流したり、距離を取るなど、あまり関わらないようにするのが正解です。
大人の対応をしながら、上手にかわしていきましょう。
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