好奇心旺盛の意味&特徴。長所として上手に自己PRする方法を解説
好奇心旺盛ってどんな人を指すの?
いろんな事に興味を示す好奇心旺盛な人っていますよね。
活発でフットワークが軽い印象の強い好奇心旺盛な人は、仕事やプライベートでも何かと好感を持って貰いやすくなります。
今回は、好奇心旺盛の意味から好奇心旺盛な人の特徴、そして、好奇心旺盛である事を自分の長所として上手に自己PRに活用する方法などを、詳しくご紹介していきます。
そもそも「好奇心旺盛」の意味とは?
好奇心旺盛とは、自分の知らない事や珍しい事、面白い事などに興味を持ち、積極的に知ろうとする姿勢を意味します。
そして、好奇心旺盛は、ポジティブにもネガティブにも使える言葉。
自分の知らない知識を積極的に勉強しようとする勤勉な姿も好奇心旺盛ですし、ご近所で起きた痴話喧嘩をわざわざ観に行く野次馬根性も好奇心旺盛といえますね。
好奇心旺盛な人の心理とは
興味を持つ範囲がとっても広いのが好奇心旺盛な人の特徴。では、なぜ、そんなに幅広くいろんな事に興味を持てるのでしょうか?
好奇心旺盛でない人からみると、とっても不思議ですよね。まずは、好奇心旺盛な人の心理について、詳しくチェックしていきましょう。
心理1. 他人が興味を持たないことが気になる
好奇心旺盛な人は、自分が知らない事や体験した事がない事にとっても敏感。
なぜなら、好奇心旺盛な人にとって「知らない事を知る」というのは、とってもワクワクして楽しい事だから。
そのため、自分がワクワクしてしまう未知の事に対して、他人が興味を持たないという事が、なかなか信じられません。
好奇心旺盛な人は、未知の事に対してごく自然に興味津々となってしまうため、興味を持たない人がいるというのが不思議でならないのです。
心理2. 他の人の出来事を、すぐ自分事に捉えて行動したい
好奇心旺盛な人は共感力が高く想像力も豊かなため、他の人に起こった出来事も、すぐに自分に置き換えて考えます。
そして、「自分だったらできるかな?どんな感じかな?」と、想像を膨らましてワクワクしてしまうのです。
好奇心旺盛な人の特徴から自己診断!
「あなたは好奇心旺盛な方ですか?」
そう聞かれた時、あなたはどう答えますか?
好奇心旺盛な人に多い特徴から、自分が好奇心旺盛かどうか自己診断してみましょう。
好奇心旺盛な人の「性格」の特徴
まずは、好奇心旺盛な人の多くに共通するいくつかの性格についてチェックしてみましょう。
自分が好奇心旺盛かどうか分からなくても、この性格に当てはまるようなら、きっとあなたは好奇心旺盛なのかもしれませんよ。
性格1. 基本的にポジティブ
好奇心旺盛な人は、基本的にどんな事でもポジティブに考える性格が多いとされています。そのため、何か嫌な事があっても、くよくよといつまでも引きずりません。
なぜなら、くよくようじうじ考えるより同じ時間をもっと建設的で楽しい事のために使った方が良いと考えているから。
そして、何か失敗したとしても、その失敗を次に活かすためにどうしたら良いかと考えるのです。
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性格2. マイペース
好奇心旺盛な人は、いろんな事に興味を持つものの、周囲の人の意見にはそう簡単に流されません。基本的にマイペースな性格が多いのです。
そのため、「今年大流行する一押しカラーはラベンダーカラー!」なんて特集が雑誌で組まれていても、特集記事は読んでも、お店にいってラベンダーカラーの洋服を買い占めるような事は絶対しません。
あくまで、自分の心のアンテナがピンと反応する事に対してだけ好奇心旺盛なのです。
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性格3. とても謙虚で、どんなことでも吸収しようとする
好奇心旺盛な人は自分の好奇心を満たすためであったら、相手が自分よりずっと年下であっても気にする事なく教えを請います。
「今更そんな事聞くなんて、自分のプライドが許さないよ!」
などという考え方は、好奇心旺盛な人の頭の中には最初からありません。
「恥ずかしがって興味のある事を聞かないなんてもったいない!」というどん欲な好奇心の方が勝っているのです。
好奇心旺盛な人の「行動」の特徴
ポジティブでマイペース、そして、自分の好奇心を満たす事にどん欲な好奇心旺盛な人は、もちろん、その性格が行動にもあらわれます。
こちらでは、好奇心旺盛な人に多い行動の特徴について、詳しくチェックしていきましょう。
行動1. 思ったことをすぐ行動に移す
好奇心旺盛な人は基本的に「思い立ったが吉日」です。「やってみたい!」「知りたい!」と思った事については、今すぐにでもやりたいし、知りたいと思います。
そのため、好奇心旺盛な人は予定が予定通り行く事はあまりなく、予定は未定状態の人が多いのです。
行動2. なぜ?とすぐ疑問に思って質問する
好奇心旺盛な人は、知識欲もどん欲です。知りたいと思った事はとことん知りたいのが当たり前。目の前にその道のプロがいたら大喜びで無邪気に延々と質問攻めにしてしまいます。
ワークショップや会議など大勢の人がいる場でも、躊躇する事は全くありません。ふと気がつけば、質問しているのは自分ばかり、なんてよくある話なのです。
そして、好奇心旺盛な人は頭が良い人も多いので、新しい事でもすぐに疑問点を見つけ出し質問し、自分自身に知識として確かなものにしようとする傾向があります。
行動3. フットワークが軽く、誘いに断らない
好奇心旺盛な人は、自分の好奇心を満たすためなら、まるで羽が生えたように軽くいつでもどこでも飛んでいきます。
例え、仕事が忙しくても好奇心を刺激してくれるお誘いなら、無理矢理時間を作ってでも参加するのです。
そして、そのフットワークの軽さといろんな事に興味を示すというノリの良さから、特別な事をしなくても自然とモテるというメリットもあります。
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好奇心旺盛って良いこと?長所と短所を解説!
ポジティブで知識欲が高く謙虚、フットワークも軽いなんて、まるで物語に登場する完璧な人のよう。
しかし、いろんな事に興味を持つ好奇心旺盛って、本当に良い面ばかりなのでしょうか?
ここでは、好奇心旺盛な人の長所と短所について、それぞれじっくりチェックしていきましょう。
好奇心旺盛な人の長所
ポジティブでフットワークも軽い好奇心旺盛な人は、その性格から友人知人も自然と多くなりがち。
周囲の人からは、その好奇心旺盛な性格を好意的に受け入れられている事も多いですよね。
みんなの輪の中心にいる事の多い好奇心旺盛な人の長所から、まずはチェックしていきましょう。
長所1. 様々なことにチャレンジして行動力が高い
興味を持つ範囲がとても広い好奇心旺盛な人は、それが自分にできるかどうかの判断や好きか嫌いかのジャッジを、体験前にする事はありません。
「とりあえずやってみる、やってみないと分からない」というのが基本スタンスなのです。そのため、既に経験済みのアレコレが数多くあります。
長所2. 集中力が高い
好奇心旺盛な人は、ただ興味があるだけではありません。自分が本当に面白いと感じた事に対しては、ずば抜けて高い集中力を発揮します。
本気で集中している時は、周りの声が耳に入らないほど。
そのため、全くの初心者からスタートしても持ち前の集中力を発揮して、あっという間にセミプロレベルまで駆け上っていく事もよくあります。
長所3. 明るい印象と思われる
好奇心旺盛な人は、ポジティブでフットワーク軽く積極的にいろいろな事を知ろうとするので、周囲からは明るい人だと自然に好感度も高くなります。
くよくよいつまでもネガティブな事を考えている人より、明るくポジティブな事を考えている人の方が好印象なのは、ごく自然なこと。
そのため、好奇心旺盛な人の周りには自然と人も集まってきますし、様々なお誘いの声もかかりやすくなるのです。
長所4. 会話の引き出しが多い
新しい事にどん欲なまでに興味津々な好奇心旺盛な人は、その性格ゆえ話のネタが豊富です。
自分が経験した面白い話から大変だった話、最近知った新しい知識など、会話の引き出しがとても多いため、どんな相手との会話もネタに困る事がほとんどありません。
また、頭が良いため自分の体験談を積極的に話さなくても、自分の経験や知識の引き出しをフル活用して相手の話にも上手に合いの手を入れられるので、自然と会話がどんどん弾んでいくのです。
長所5. 人間関係の構築が早い
好奇心旺盛な人は、初対面の人であっても、その人自体に興味を持って積極的に相手の事を知ろうとします。これは、相手に気に入られようと計算でする行動ではありません。
単純に「この人の事をもっと知りたい」という好奇心から来る行動です。
そのため、相手が寡黙な人であろうと、話すのが苦手な人であろうとお構い無しにお喋りしようとするため、気がつけばあっという間に仲良くなっていた、なんてこともよくあるのです。
長所6. 実は異性からモテる
好奇心旺盛な人の長所としては、少し意外かもしれませんが、実は、好奇心旺盛な人は、異性からもモテやすいのです。
相手とのコミュニケーションも積極的にとろうとし、フットワークも軽い好奇心旺盛な人は自然とお喋りが弾むため、異性にも好印象を与えやすく、「じゃぁ、今度一緒にオニオオハシカフェ行ってみる?」などデートに誘いやすくなります。
好奇心旺盛な人の短所
キラキラとした長所ばかりがありそうな好奇心旺盛な人ですが、もちろん、短所もあります。
でも、チャレンジ精神旺盛でポジティブ、それでいて謙虚な面もある好奇心旺盛な人の短所なんて、なかなか思いつきませんよね。
ここでは、一見、短所なんてなさそうな好奇心旺盛な人の短所について、詳しくみていきましょう。
短所1. 集中力が高いがゆえに、周りが見えなくなる
興味のアンテナが一度反応してしまったら、その集中力の高さゆえ、あっという間に知識を吸収し、素晴らしいスピードでスキルアップしていくのが好奇心旺盛な人。
しかし、その高すぎる集中力のため、一度集中し始めたら周りの事が何も見えなくなってしまうのです。
そのため、仕事や家事など、他にやらなくてはならない事があっても全て放置。
周りの人に迷惑をかけてしまう事になる場合もあるのです。
短所2. 飽きっぽい
好奇心旺盛な人は、興味の対象がとても広いので、一度手を出してみて思ったほど自分の好奇心を刺激しないと分かったら、さっさと手を引いてしまいます。
本気で面白いと思ったものに関しては、とことん極めようとしますが、それ以外は手を出してすぐに止めてしまうため、周囲からは「あの人、いろんな事に首突っ込むけど飽きっぽいよね。」という目で見られてしまうのです。
しかし、当の本人は「あんまり面白くなかったから辞めただけ。」なので、自分が飽きっぽいという自覚は全くありません。
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短所3. 自己中心的になってしまう
好奇心旺盛な人にとって、一番大切なのは、「自分が興味を持てるかどうか」。
そのため、興味がないお誘いは断りたいし、たとえ、事前に約束していても、その約束よりもっと面白そうな事が見つかったら、迷わずそちらを選びたいのです。
その結果、毎回とは言いませんが、何かと言い訳をつけて、自分の好奇心を優先してドタキャンしたり、予定を急に変更したりしてしまいます。
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好奇心旺盛な性格は仕事で評価される!気になる理由とは
長所と短所でいえば、長所の方が多い好奇心旺盛な人。
そして、好奇心旺盛な人は、仕事の場でも、好印象を持ってもらいやすく良い評価にも繋がりやすいとされています。
これは一体何故なのでしょうか?
好奇心旺盛な性格のひとが仕事の場で評価されやすい理由をチェックしてみましょう。
理由1. 様々なことを学ぼうとする姿勢が見られるから
チャレンジ精神溢れている好奇心旺盛な人は、新しい事を学ぶという行為に喜びを感じる性格です。そのため、仕事の場で必要な新しい知識なども、積極的に学ぼうとします。
テキストを読んだり独学で勉強したりするだけでなく、積極的に質問したりもするため、「お、あいつ頑張ってるな。」と周囲の人にもつたわりやすいのです。
この姿勢が、仕事場では「仕事に対して意欲的である」と高く評価される理由となります。
理由2. 他の人とは異なる観点で意見を出しそうだから
好奇心旺盛な人は、ただ知りたいという意欲が強いだけではありません。
頭の回転が早い、いわゆる、頭が良いタイプが多いため、一つの事柄でも様々な視点から分析しようとします。
そのため、ありきたりな意見だけでなく、他の人が考えつかないような面白い観点からの意見なども出してくれそうという期待も持たれやすいのです。
理由3. モチベーションが高そうだから
好奇心旺盛な人は、チャレンジ精神が旺盛なうえ、自分の好奇心を満たすためなら、羽根のようにフットワークも軽いという長所があります。
そのため、仕事に大切なモチベーションも高そうにみえるのです。一緒に仕事をするなら、仕事に対してやる気があって積極的な人の方が良いですよね。
好奇心旺盛な人はその性格ゆえ、自然と「仕事にもモチベーション高く取り組んでくれそうだな」と思われるのです。
理由4. 未経験な仕事でもすぐに慣れてくれそうだから
新しい事に対して積極的に興味を持つのが好奇心旺盛な人の長所であり、強みです。
そのため、未経験の業務内容であっても、「意欲的に取り組みすぐに慣れてくれそう。」と好意的に思われがち。
また、ただ言われた通りにこなすだけではなく、「より良くできるようになるためにはどうしたら良いか?」など、自発的に考えたり試したりしてくれそうと期待もされるのです。
仕事で評価されるために好奇心旺盛をアピールするには?
ライバルが多い職場で、自分をアピールするための手段として「自分は好奇心が旺盛です。」と伝えるのはとっても効果的。
とはいえ、ただ、「好奇心旺盛です。どんな仕事でも積極的に頑張ります。」と言葉で自己PRするだけではスルーされてしまいます。
ここでは、多くのライバルと差を付け評価されるために効果的な好奇心旺盛の自己PRの仕方について、具体的にご紹介します。
アピール方法1. 自分から仕事をもらいに行く
仕事で大切なのは、実際の行動です。言葉での自己PRなら、誰だってできますよね。
「この書類チェック終わりました。他に俺が手伝えそうな事はないですか?」
など、「自分は仕事する気満々です」という自己PRを実際の行動で示しましょう。
もちろん、1回2回程度ではありません。また、人事権を持った上司の前だけというのもNG。職場に同僚や先輩しかいなくても、いつでも積極的に仕事に取り組む姿勢を見せていきましょう。
アピール方法2. 集中して短期間で仕事を終わらせる
与えられた仕事をいつまでもだらだらと時間をかけてやっている姿は、「あいつ、やる気ないから仕事進まないんだな。」と、周囲の人の思われてしまいます。
仕事を与えられたら、できるだけ集中して一気に処理してしまいましょう。
「早く終わらせたら、また次の仕事振られるだけじゃん。」なんて思うかもしれませんが、仕事で評価されたいのであれば仕事の処理スピードの早さも大切なポイントですよ。
アピール方法3. ニュースなど様々な情報を習得して会話のネタとする
仕事の場では、仕事に関する話だけをしているわけではありませんよね。
業界内の話や時事ネタ、世間で流行っているトレンドなど、業務に関する話題意外のものも場合によっては多くでてくるでしょう。
特に、自分が働いている業界関連のニュースや政治経済国際社会に関する話題などは、社会人ともなれば当然の常識として話が進む事もよくあります。
「え?それ誰ですか?へ〜、ドイツの首相って女の人なんですね。なんかただのおばちゃんっぽい人ですね。」
なんて、うっかり口が裂けても言ってはいけません。仕事ができるかどうか以前に、社会人としての常識を疑われてしまう可能性があります。
ニュースや新聞に登場する様々な情報を毎日チェックして、会話のネタとして仕込んでおきましょう。
就活中の人はチェック!自己PRで好奇心旺盛を上手く伝える2つの秘訣
就職活動は、自分をいかにうまく自己PRできるかが、合否を大きく分けますよね。
好奇心旺盛である事を、限られた時間の中で上手に伝えるには一体どうしたら良いのでしょうか?
ここでは、自分が好奇心旺盛である事を就活で上手に自己PRするための秘訣について具体的にご紹介します。
秘訣1. 具体的なエピソードを交えて表現する
「私の強みは、好奇心が強い事です。」と言うだけでは、面接官の心には響きません。
自分の好奇心が強い事で一体どのような経験をしたのか、その経験を通じて何を得たのかなど、自分の言葉で分かりやすく説明しましょう。
難しい言い回しを使う必要は全くありません。
自分の好奇心が強いからこそのオリジナルエピソードが一体どのようなものなのか、どんな相手にも分かりやすく伝えられるようにしてみましょう。
秘訣2. 好奇心旺盛がデメリットになって失敗したことも話す
好奇心旺盛な人には、メリットだけでなくデメリットもありますよね。
好奇心旺盛な事を強みとして自己PRする時に、完璧なエピソードばかりでは、わざとらしさしか伝わってきません。
「卒業旅行で行ったハワイの夕焼けが美しすぎて、時間を忘れて夢中でスケッチしていたら、帰りの飛行機が頭上を飛んでました。その経験から、大切な約束は絶対忘れないようにアラームを何重にもセットするなどの対策しています。」
など、好奇心旺盛がデメリットとなって失敗した事、そして、その失敗から学んだ事なども具体的に話しましょう。
好奇心旺盛な性格を仕事で活かしていきましょう。
好奇心旺盛な人は、興味の対象がとても広いので、自然と交友関係も広くなりがち。とはいえ、メリットばかりにみえる一方で、その好奇心の強さが仇となって人間関係にヒビを入れてしまう事もあるので、気をつけなくてはなりません。
しかし、好奇心旺盛な性格は、上手に使えば仕事で評価されやすくプライベートでは男女問わずモテるというプラス面も多いですよね。
自分が好奇心旺盛かどうか分からないのであれば、自己診断でチェックしてみましょう。
【参考記事】はこちら▽
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