空気が読めない人の特徴や行動とは?職場などでKYな人の原因と上手な対処法も解説
空気が読めない人っていますよね。
空気が読めない人の頭の中はどうなっているのでしょうか。職場の同僚や上司、近隣の住人など、避けようがない人間関係の中で空気の読めない人に出会うと、どう接していけば良いか困りますよね。
では、「この人、空気読めない人だ」と感じてしまう理由は何でしょうか。
ここでは、空気が読めない人の性格と行動の特徴を解説します。空気が読めない人との上手な付き合い方もまとめているので、参考にしてみてくださいね。。
空気読めない人あるあるとは?10個の特徴を解説
空気が読めない人は基本的に自己中心的な性格で、他人への配慮が不足しています。
彼らの突飛な行動や発言も自己中心的なものの考え方から始まるものです。
ここからは、空気の読めない人の性格と行動の特徴を解説していきます。対処法に紐づく具体的な特徴になってますので、ぜひ目を通してみてくださいね。
空気が読めない人の「性格」における特徴
空気が読めない人の性格には共通点があります。一緒にいると疲れる、気が利かない、よく考えずに発言する、悪い意味で真面目、社会性が乏しいなど。いずれも空気が読めない人によく見られる性格です。
ここでは、空気が読めない人の性格を解説していきます。
性格1. 他人のことを気にしない自己中心的な性格
空気が読めない人は視野が狭く、物事の捉え方が一元的です。他の人の立場で見ると、どう変わるのか?といったことには思いが及びません。
自分の発言が他人にどのように受け取られるかも気にしないため、不用意な発言をして周囲の人をあぜんとさせることもしばしば。
出来事を自己中心的にしか考えられず、他人に対して配慮のない発言をしてしまうのは、自己中心的な性格が原因です。
性格2. 寂しがりやでかまってちゃんな性格
空気が読めない人は相手の都合を考えず、常に自分のペースで行動するため、相手に嫌がられることもしばしば。寂しがりやなので、自分が送ったメールやLINEにすぐに返事が来ないと耐えられません。
返事が来るまで催促メッセージを送り続けたり、追加のメッセージを大量に送ったりします。空気が読めない人は、かまってもらえないと不安になる寂しがりやでかまってちゃんな面があります。
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性格3. 自分が一番正しいと思っている王様的な性格
自分が絶対正しいと思っていて、周囲の人を一段下に見ています。自分の思い通りに行動を取らない人にいらいらし、傍若無人な振る舞いや発言をすることもあります。
常識や序列をわきまえず気が利かないので、自分勝手な発言をし、周囲に煙たがられて孤立していきます。
「正しいのは自分だけ」と思いこんでいる王様的な性格の持ち主です。
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性格4. 他人に認められたい承認欲求の高い性格
空気が読めない人は人から褒められたい、人より優位に立ち、多くの人の関心を集めたいという気持ちがとても強いです。
認められたいのに、人の気持ちや欲求は考えないので、トンチンカンなことを言ったり行動したりすることも。
周囲を引かせる過激な発言や行動が目立つのは、周りの気を引きたいがためのちょっとした行動です。
性格5. 時間に厳しいまたはルーズな性格
空気が読めない人は、時間に正確すぎる人とルーズすぎる人の両極端に分かれます。
いずれも自己中な性格によるものです。時間に厳しいタイプは、自分が時間厳守しているのだから、相手も同じ様にするべきだと決めつけています。
時間にルーズなタイプは、約束の時間を守らないことが相手の時間を奪うことだと気づいていません。空気を読めない人には時間に厳しいタイプとルーズなタイプがいます。
空気が読めない人の「行動」における特徴
空気が読めない人は、今どういう状況なのかを理解せず、他の人への気遣いが足りないので人間関係がうまく行かないことが多いです。
職場で孤立し、仕事でもチャンスを逃がすこともあります。ここでは、空気が読めない人がとりがちな行動パターンをご紹介します。
行動1. すぐ自分の話題に話を変えようとする
他人にあまり興味が無く、人の話を聞くことが苦手です。周りの人と話していても強引に話題を自分のことに変えようとします。
人に合わせることができないので、人の話をじっと聞いたり、相槌を打ったりということができません。
しかし自分が知っている話題、自分が話したいことしか話さないため、周囲がしらけてしまいます。すぐに話題を自分の方に持ってこようとします。
行動2. 冗談が通じず真に受けてしまう
空気を読めない人には頑固で真面目な人も多く、冗談が通じないこともしばしば。
冗談にはその場を和ませて良い雰囲気にし、人間関係を円滑に保つ効果があるのですが、理解してもらえません。
相手の内面や真意を推し量る心の余裕がなく、冗談を言われても即座に理解・反応できす、真に受けてしまうことがあります。
行動3. 他人の会話に、食い気味に割り込んでくる
空気を読めない人が興味があるのは基本的には自分です。他の人の話をきちんと聞いていないので、話の流れや人の関係性が理解できていません。
自己顕示欲と自己主張はあるので、人の会話に流れを無視して、食い気味に割り込んできます。
楽しく話しているところに割り込んできて、流れを無視して強引に自分の話をするのが空気を読めない人の特徴です。
行動4. 口が軽く、思ったことをペラペラと話してしまう
空気が読めない人はおしゃべりが大好きで、何でもぺらぺら口にしてしまいます。
これを今この場でこの人に喋ると、この後どんなことが起きるのか?この人はどう感じるのか?といったことには考えが及びません。
周囲への配慮が充分でなく、自分の行動の結果を深く考えないので、知っていることや思ったことを短絡的に軽々しく口にしてしまいがちです。
行動5. 臨機応変に対応することができない
空気が読めない人は突発的なことへの対応が苦手です。想定外のことが置きてもいつものマニュアル通りの行動しか取れません。
空気が読めないということは状況が読めないということで、行動に対する結果の予測ができません。
応用力が求められる柔軟な対応は、とても苦手。周囲が空気を読んでイレギュラーなことをしてる場合、真面目な性格ゆえに臨機応変に対応できないため、空気が読めないと思われてしまうのでしょう。
要注意!職場などで”空気が読めない”という印象を持たれる行動
人と接する時に何気なくとった行動により「空気が読めない人」という印象を持たれてしまう可能性があります。
空気を読み続けるのは疲れることですが、仕事相手や職場で空気の読めない人と思われていると良好なネットワークを作ることが出来ず、仕事もうまく行きません。
KYと思われてしまう気をつけた方が良いNG行動について解説します。
NG行動1. 真面目な話をしている時にスマホをいじっている
相手が真剣に話しているのに、下を向いてスマホをいじっているという行動は相手に最悪な印象を与えます。相手は「真面目に話しているのに、真剣に聞いてくれていない…」と残念な気持ちになり失望します。
現代ではスマホの操作は習慣になっており、深く考えずに触ってしまいがちですが、やっていい時と悪い時があります。
対面に相手がいて真面目に話している時に、その目をみたりうなずいたりせずに、スマホを見ていたら、空気を読めない人と思われても仕方ありません。
NG行動2. 非常識と思われる行動をする
立場や年齢が上の人と接するシーンでマナーに欠けた行動を取ると、空気が読めない人という印象を持たれます。見る人は見ているので、常識に欠けた行動は悪い意味で目を引きます。
差別的な発言や、その場にふさわしくない言葉遣いや服装、態度など、周囲の人を不愉快にする行動もNGです。空気を読めない人と思われてしまいます。
NG行動3. 他人が落ち込んでいる時に、さらに追い打ちをかけるようなことを言う
人はひどいことをされたり言われたりしたことは忘れません。落ち込んでいる人にさらに追い打ちをかけるようにひどいことを言うのは、空気が読めていないだけでなく、最悪の結果を招きかねません。
今辛い立場にいる人に厳しい言葉を叩きつけ、責めるようなことを言うのは、その人をますます苦しめるばかりで、事態を好転させることはないでしょう。
他人の気持ちを考えることができないと思われてしまうと、空気が読めないという印象を与えるので注意が必要なのです。
空気が読めない原因とは?
空気が読めない人は、めんどくさいことが嫌いです。
興味関心の中心は自分にあり、他人との共同で何かを成し遂げようという考え方に欠けているため、自己中心的で気が利かない態度になります。
ここでは、空気が読めない人の行動の原因について細かく見ていきます。
原因1. 相手の立場になって物事を考えない自己中なところがあるから
空気が読めない人はいつも自己中心的に考えます。何を決めるにも、始めるにも自分中心でしか考えることが出来ません。
そのため不平不満が多く、文句やクレームが多いです。相手の立場に立って深く考えて接するということができません。
なぜ相手がそのように言うのか、相手の真意は何なのか、なぜそういう決まりになっているのか、突き詰めて考えることが出来ないのです。
原因2. 他人からどう見られてるか気にしないから
多くの人は「職場ではどのように振る舞えば得なのか?自分に得なのか?」と考えて計算して行動しています。「どのような印象を持ってもらうと良いだろうか?」あるいは「好印象を与えるためにはこうした方が良いかな」と戦略的に考えるのが一般的でしょう。
しかし、空気を読めない人にとってはそんなことは関係ありません。他人からどのように見られているかということには、基本的に関心がないのです。
周囲の関心のなさから他の人とは違った行動を取ってしまうため、空気が読めなくなってしまうのでしょう。
周りは疲れるばかり?空気が読めない人への対処法を解説!
仕事では嫌な人とも付き合わなければなりません。職場や取引先で、空気が読めない人に出会ってしまった場合、どのような付き合い方をすれば良いのでしょうか。
ここでは、空気が読めない人に対する上手な対処法をまとめました。
対処法1. 自分からはなるべく関わらないようにする
底意地が悪く、ネガティブで、空気も読めない人との付き合いが避けられない場合の対処法は、必要最小限の付き合いに留め、自分からはなるべく関わらないようにすることです。
悪い影響しか与えない人に職場で出会ってしまい、仕事上完全に避けることはできないとすれば、付き合い方を考え、できる限り関わりを持たないようにすることが重要です。
対処法2. どういう状況でどういう対応をすれば良いか教える
空気を読めない原因が、無知や経験不足から来ている場合は対処法があります。
知らないからわからないだけですので、こういう時はこうすれば上手く行くよ、とか、こういう方法で進めたほうが良いよと教えてあげれば良いのです。
教えるのは手間や時間のかかることですが、空気を読めないだけだと思っていた人が仕事を覚えて、自分の担当分も引き受けてくれるようになれば、大事な自分の戦力になり、パートナーとなるかもしれません。
対処法3. 空気が読めない人と話してる時は相槌だけ
空気が読めない人は、こちらの態度を深読みすることもありません。こちらが気を遣う必要もないので、ある意味疲れない人とも言えます。
空気を読まない人は、人付き合いの法則が空気を読む人とは異なるので、違う方法論で接する必要があります。
空気を読めない人と話しをしなければならない時は、余計な口をはさまず、相槌だけに留めるのが無難です。
周囲に空気が読めない人がいる場合は、イライラせず上手に対処していきましょう。
空気を読まない人たちの行動の原因、頭の中身、何を考えているのかといったことを解説してみました。
空気を読まない人が職場にいるせいで疲れることはありますよね。ただ、空気を読まない人というのはある意味素直な人でもあります。彼らの性格や発言の原因を知れば、行動や態度の予測ができるようになります。
予想した通りの行動を発見すると、今まではイライラするだけだったのに、付き合い方がわかってきます。ぜひ特徴や対処法を参考に、上手に接してみてくださいね。
【参考記事】はこちら▽
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