大人の恋愛とは?恋の進め方&大人の恋が学べるおすすめ映画まで紹介
大人の恋愛とはどんな恋か知っておきたいですよね。
恋愛において自己中心的になってしまうのは、まだまだ未熟であることを示しています。大人の恋とはパートナーのことを尊重できる関係です。
相手のことを信頼し、尊重するには自身が自立し、成熟していることが必要になってきます。だからこそ大人の恋を進めていくのは難しいのかもしれません。
けれども大人の恋をしていく上で重要なことを押さえていけば、今よりももっといい関係が築けるようになります。
そもそも「大人の恋」とは?
大人の恋をするためには、第一にお互いが自立していることが求められます。経済的にも精神的にも自立した人同士が付き合うと、強い絆が結ばれることでしょう。
自立をしているとお互いのことを心の底から信じられるようにもなります。しっかりとした信頼関係が築かれるので、大人の恋には子供の恋とは異なる安定感があるのが特徴です。
大人な恋と言われる特徴7つ
ただその場が楽しいだけなのは「大人の恋」とは言えません。大人の恋は成長と信頼が必要になってきます。
そのために、男性も女性も自立していなければなりません。お互いの自立の上に成り立つのが「大人の恋」です。
大人の恋についてより理解し、楽しめるようになるために、まずは大人の恋の特徴を把握しましょう。
特徴1. お互いに精神的に経済的にも自立している
子供の恋と大人の恋の決定的な違いは、お互いに自立しているかどうかです。
自分の生活は自分で維持できることを指す「経済的な自立」だけでなく、自分の判断にきちんと責任が持てるような「精神的自立」も大人の恋には求められます。
これらの自立ができていないと、たとえ年齢的には成人していても大人の恋はできません。大人の恋を楽しむためには、男性も女性も自立していることが必要です。
特徴2. パートナーを心の底から信頼している
お互いのことで疑心暗鬼になってしまうような恋愛は、大人の恋とは言えません。相手のことを心のそこから信頼できるようになって始めて恋愛が楽しめるようになります。
自分自身を信じられる人だけが、相手を信じ、本当の意味で思いやれるようになります。お互いに成熟した自信を持った人同士が結びつくことで安定した強い信頼関係が築けるものです。
そのため、お互いに疑うことなく信じあえる関係は、「大人の恋」の特徴と言えるでしょう。
特徴3. 近すぎず遠すぎない絶妙な距離感を保っている
恋愛ではあまり深く相手に干渉することもなく、逆に放任しすぎるのでもありません。楽しく恋愛をするためには、お互いに適切な距離感を保てることが求められます。
誰もが最初は適切な距離感がわからないものです。ゆっくりと関係を進めながら双方が「心地良い」と感じられる距離感を探して、適度な関係性を保っているのです。
特徴4. お互いに自分の意見をハッキリと言い合える
自分の思っていることを素直に言えない人はまだまだ未熟です。「成熟した大人」とは言えません。そのため自分の意見を言えない人は、大人の恋もできないでしょう。
思っていることが言える関係というのは、お互いに尊重しあえる関係でもあります。大人の恋は相手のことも、自分のことも大切にしながら進めていくものです。
特徴5. 恋愛だけに注力せず、他の私生活も充実させている
大人になると、恋愛だけに集中していては生活できません。自身の仕事や趣味などの私生活の充実も必要になってきます。自然と会う頻度も若い時より減るものです。
子供の恋と大人の恋は関係の進め方が異なります。うまくバランスをとり、距離感を測ることでより恋愛が充実するようになるでしょう。
恋愛に一点集中するのではなく、パートナーとは関係のない自分の生活が充実していることも、大人の恋の特徴です。
特徴6. 若い時に比べて連絡頻度が減り、要件を端的に述べる
好きな人とたわいのない話題で盛り上がるのも楽しいものですが、連絡頻度が高いのは若い人の恋愛の特徴です。
けれども成長し、自分の仕事を受け持つようになったり趣味などの私生活が充実すると、頻繁に連絡をすることも難しくなります。会う頻度も少なくなるかもしれません。
一人の大人として扱ってもらうためには、相手の忙しさや事情を踏まえた上で連絡を取り合えるようになることが必要です。
そのため大人の恋では相手を思いやり、連絡頻度を減らします。実際に連絡する際には要件を端的に伝えるようになります。
特徴7. 一緒に居てお互いを高め合える
人間は死ぬまで成長し続ける必要があります。そのためにも常に自分を成長させてくれる環境に身を置くことが重要です。恋愛だけでなく付き合う相手によって、成長の度合いは変化していきます。
大人の恋の関係は、燃え上がるような感情だけでは成り立ちません。その熱い感情を昇華させて、お互いに支え合い、さらなる高みを目指せてこそ「大人の恋」と言えるでしょう。
どうやって恋を発展させれば良い?大人の恋における4つの進め方
どうやったら子供の恋から成熟した大人の恋へと成長させることができるのでしょうか。大人の恋の進め方をご紹介します。
お互いの尊重の仕方が分かれば、より充実した恋愛ができるようになるでしょう。
進め方1. 告白をしないで自然な流れで付き合うケースも多い
大人の恋愛で重要なのはフィーリングが合うかどうかです。「なんとなくこの人の隣は居心地が良い」といった気持ちから恋が始まります。
そのため大人の恋には、告白イベントのようなはっきりとしたスタートがないことも珍しくありません。子供の恋にありがちな告白シーンを経ずに、恋愛関係に発展するケースが多いのも大人の恋の特徴です。
進め方2. 相手に敬意を払い、パワーバランスは平等に保つ
特に今の世の中では、男性も女性も平等に接することが重要になってきました。恋愛においても同じことが言えます。
どちらかが上でどちらかが下では、関係を深めていくことはできません。パワーバランスを保つことで、相手に敬意を払い、お互いを思いやることが大切です。
恋愛関係の進め方のコツは、相手の気持ちを考えること。自分だけでなく、彼氏・彼女を本当に大切と思った行動をしましょう。
進め方3. 問題がある時は感情的にならず、落ち着いて話し合う
恋愛関係でも感情的になってしまうとしたら、それはまだまだお互いに未熟である証拠。男性も女性も感情のコントロールができることは、大人としての条件です。
信頼関係を深めていく上で、トラブルが必ず起きます。そんな時に感情的にならず、落ち着いて話し合えるようになりましょう。落ち着いて話し合うことで、二人にとって最善の道も開けます。
大人の恋を楽しむには、落ち着きが必要ですよ。
進め方4. 結婚も焦らず、ゆっくり自然な流れで行き着くのを待つ
どうしても結婚を意識せざるを得ない年代の人もいるかもしれません。しかし、結婚において焦りは禁物です。自然な流れで結婚できるのを待ちましょう。
焦って結婚してしまうと、後々後悔してしまいます。相手のことも大切にできなくなってしまい、幸せな結婚生活を送れません。
ゆっくりとした関係の進め方は大人の恋の特徴です。流れに身をまかせるくらいの余裕を持った恋こそ、大人の恋と言えるでしょう。
難しい大人の恋をする際の注意点とは?
ここからは大人の恋をする上で何かしらの壁がある場合の注意点をご説明します。
相手のことが大好きで、大切にしたいけれど、なかなかバランスが取れないという人も少なくありません。大人の恋をする上ではいくつか注意点もあります。
それらの注意点を意識することで、より良い関係を築くことができるようになるでしょう。
注意点1. 無理に相手を自分色に染めようとしない
相手を自分の思うままにコントロールしようとしてしまうのは、まだまだ自身が未熟である証拠です。どんなに頑張っても人間は他人を変えることはできません。相手が男性でも女性でも同じことです。
もし相手に不満があるとしたら、まずは自分から変わらなければなりません。相手の考え方に寄り添い、理解する姿勢を大切にしましょう。これはなかなか難しいことですが、少しずつでもできるようになるのが理想的です。
真摯に相手に向き合う態度を示すことで、より信頼関係を深められますよ。
注意点2. 恋愛だけに重きを置きすぎない
大人の恋の特徴は、恋愛だけでなく私生活も充実していることです。そのため恋愛に一点集中しないように気をつけましょう。
パートナーのために時間を割くことももちろん大切ですが、自分自身の時間も同じくらい大切にしてください。
お互いが自分の趣味や仕事を充実させるようにすることで、より恋愛関係も発展していきます。
注意点3. 相手に合わせすぎたり、気を遣いすぎたりしない
自分の意見を適切な形で伝えられてこそ、成熟した大人と言えるでしょう。逆に相手の顔色を伺ってばかりで、自分の意見が言えないのは未熟な子供です。
その場しのぎで相手の意見に同調するのは、決して親切ではありません。
本当の意味で恋愛を楽しみたいのであれば、きちんと自分の意見を伝え、相手の意見も尊重できるようになりましょう。
注意点4. 無理に結婚しようとしない
相手にまだその気がないのに結婚を急かしてはいけません。焦って結婚することを押し付けてしまうと、逆に相手との距離が遠のいてしまうことも。
年齢とともに焦ってしまうのは仕方がないとも言えますが、それでも相手との信頼関係を優先してください。
心に余裕を持ち、自然な流れに身を任せ、結婚できるタイミングを待ちましょう。
大人な恋愛とは?大人の恋を学ぶのにおすすめの映画3選
映画を鑑賞することは、恋愛を学ぶ上でも有効な手段です。どんなにドラマチックで非現実的なストーリーだったとしても、名作映画の中には自分の恋愛でも活かせる要素が盛り込まれています。
古今東西の恋愛映画を観て、大人の恋の仕方を学びましょう。
おすすめ映画1. 今もなお語り継がれる名作『タイタニック』
1997年に放映された大ヒット映画『タイタニック』には、大人の恋を学べる要素がたくさん入っています。
身分も立場も異なる男女が、偶然タイタニック号で出会い、恋に落ちていく物語です。二人は互いに尊重しあい、成長していきます。
最後には悲しい結末が待っていますが、タイタニック号を舞台に織りなされる美しい恋愛模様からは、多くのことが学べるでしょう。
おすすめ映画2. 一途な男性の純愛を描いた『きみに読む物語』
2004年にアメリカで製作された映画です。舞台は認知症の療養施設。入寮している男性が認知症を患った老女に、あるカップルの恋愛を語る形でストーリーが進んでいきます。
身分も異なり、両親から付き合うことを反対された二人が、長い間のすれ違いを経て結ばれる物語です。
切ないけれど温かいエンディングは、本当の大人の恋とはどんなものなのかを教えてくれます。
おすすめ映画3. こんな人と一緒になりたいと痛感する『P.S.アイラヴユー』
『P.S.アイラヴユー』は2007年にアメリカで公開されました。夫を脳腫瘍で亡くし、若くして未亡人になってしまった女性が主人公です。失意の彼女の元に、この世にはもういないはずの夫から手紙が届きます。
その後も手紙やプレゼントはいくつも彼女の元に届き、彼女を励ましていきます。そして最後には夫の故郷であるアイルランドに彼女を導き、送り主の正体が明かされる物語です。
誰にでもいずれ来る死の別離を乗り越え、相手を想い続ける大人の恋が、この映画からは学べます。
大人な恋愛を学んで、素敵な恋愛を楽しみましょう。
大人の恋とは、お互いに自立し、尊重しあえる関係のことを指します。互いに支え合い、成長できる大人の恋は、心も満たしてくれるものです。
恋愛だけでなく、私生活も充実させることで人は成長できます。
子供の恋愛を脱却し、深く愛し合うためにも、精神的な成熟は必要不可欠です。経験を積み、自分がしっかり成長することでより恋愛が楽しめるようになるでしょう。
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