照れる人の心理とは?照れ屋な理由から照れた時の仕草を徹底解説
照れる人の心理とは|恥ずかしくなってしまう本音を解説
人前では素の自分が出しにくい照れる人。傍から見ると「考えていることがよく分からない」と感じている人も多いのではないでしょうか?一方で、照れている本人は様々な感情を抱いているケースも。
ここでは、照れる人はどんな心理なのか?最初にいくつかご紹介します。照れる人とうまくコミュニケーションを取りたい人は必見です。
照れる人の心理1. 恥ずかしくてどうしようもない
生まれつきの性格は、なかなか変えようと思っても難しい場合があります。照れやすい人は、人前で話をすると単純に恥ずかしくなってしまい、下を向いたり話がしどろもどろになったりすることも。
顔に出る人は、真っ赤になることもあり「大丈夫かな?」と見ている側が心配になるケースも少なくありません。シャイな性格なため、純粋に恥ずかしいという心理により、照れる人も多いです。
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照れる人の心理2. 注目を浴びたくない
人から注目されることが苦手な傾向にある照れる人。できるならひっそりと存在していたいという思いが強いので、目立つと混乱してしまいます。
例えば、みんなの視線を集めた時には、どんな反応をしていいのかが分かりません。「自分のことを見ないでほしい」という気持ちから、照れて逃げてしまうことも少なくありません。
自分にはスポットライトが当たっても対応できないため、恥ずかしさから照れるという行動に結びついてしまうのです。
照れる人の心理3. 本当の自分を出す勇気がない
照れる人は、自分のことが嫌いだったりコンプレックスを抱いたりしているケースもあります。
「背が低くて人前に出るのが嫌だ」「自分は仕事が全くできずに周囲に迷惑ばかりかけている」そんなネガティブな気持ちを持っている場合も多いです。
自分に自信を持てないことが原因となり、照れた表情や態度につながる人もいます。
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照れる人の心理4. 正解のリアクションが分からない
不器用なために、一つ一つの表現にも迷いがある照れる人。嬉しい気持ちをどう表現していいかわからないから、口調がおかしくなってしまったり返答に困ったりしてしまうことも。
「こんなリアクションをしておかしくないだろうか?」「周囲に笑われはしないだろうか?」そんな気持ちが先にきてしまい、照れることしかできなくなってしまうのです。
照れる人の心理5. 緊張を笑顔で誤魔化したい
照れる人は、様々なことを考えすぎてプレッシャーを感じてしまいやすいことが特徴です。初対面の人の前では特に緊張感が高まり、うまくしゃべれないなんて状況もしばしば。
また、人前でプレゼンや話をする際にも、極度のストレスを感じてしまうケースがあります。緊張しているために頭の中が真っ白になり、照れるという表現になってしまうのです。
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照れる人の心理6. 褒められて嬉しいけど恥ずかしい
人の言葉に一喜一憂してしまうのも、照れる人によくあるパターン。「いつも素敵な方だなぁと思っていました」「その服センスいいですね!」そんな言葉をかけられると、嬉しさや恥ずかしさといった気持ちが混ざり、動揺してしまいます。
元々自己評価が低いことから、急にポジティブな言葉をかけられると驚いてしまうのも、照れる人の心理と言えます。
照れ屋になってしまう主な理由とは|どうして恥ずかしいと思うの?
何を考えているのか少し分かりにくい照れ屋さん。「どうして、そん何も照れるんだろう?」疑問に思う人も多いでしょう。しかし、照れてしまうには、それなりの理由があります。
ここからは、具体的にどんな理由で照れ屋になるケースが多いのか、主な原因をいくつかご紹介。照れる人について、深く知りたい人はぜひ参考にしてみてください。
照れ屋になる理由1. 目立つことにトラウマがあるから
人は無意識レベルで経験したことに対して、学びやトラウマを抱えて生きています。照れる人も例外ではなく、過去の失敗体験や恥ずかしい経験が原因となり、体が反応してしまうケースもあります。
なるべく目立ちたくないと思っているうちに、何かにつけ恥ずかしくなってしまうのも、照れ屋になる理由と言えるでしょう。
照れ屋になる理由2. 好きな人の前では素直になれないから
誰かを好きになるという感情は、時に人の性格をシャイにしてしまうもの。好きな相手の前では、急に顔が赤くなる照れ屋さんは多いです。
特に片思い中の相手には「伝えたいようで気づかれたくない」気持ちを処理しきれずに、真っ赤な顔を隠すような仕草をしてしまうことも。照れる理由の一つには、相手を好きという気持ちが募り過ぎて、キャパオーバーするケースもあります。
照れ屋になる理由3. 気持ちを知られたくないから
言動と心の中の気持ちが伴っていないケースも、照れる人にあるあるです。「あの人のこと、すごく苦手なんだよね。」と友達の前では言いながら、実は片思いをしていて、気になって仕方ないなんてこともあります。
人に気持ちを読み取られたくないという心理の表れが、強い焦りに繋がり、照れる理由になるのでしょう。
照れ屋になる理由4. 褒められ慣れていないから
照れる人の中には、周囲から持ち上げられることに違和感を覚える人もいます。
「いつも仕事が丁寧ですよね。頼りになります」なんて言われても、「そんなこと言ってもらえて嬉しいです!」そんなふうに軽く受け答えはできません。
「えっと、あの…」そんなふうに、言葉が見つからずに、褒めた相手は「?」と疑問を持つことに。あまり人から良い評価を受けたことがないゆえに、うまい対応ができずに照れ屋になってしまうのです。
恥ずかしがり屋な人が照れた時の特徴|多くの人に共通するポイントとは?
人目を気にして照れやすい、恥ずかしがり屋さん。「一緒にいても、会話が進みにくいな…」と」感じる人もいるでしょう。しかし、照れからくる言動の場合もあるため、ネガティブに捉える必要はありません。
ここからは、恥ずかしがり屋な人が照れた時に多く見られやすい特徴をご紹介。どんなサインが見られるのかを把握して、照れる人への理解を深めましょう。
照れた時の特徴1. あからさまに目をそらす
自分に自信がないため、じっと目を見つめられると動揺してしまう傾向にある照れる人。相手は大切な話をしているので、目と目を合わせたいと思っていても、すぐにそらしてしまいます。
「真っすぐに目を見られて恥ずかしい…」「うまく返事をする自信がない…」そんな気持ちを抱え、目を合わした状態で静止していることができないのです。
照れた時の特徴2. 顔周りが赤く火照る
照れ屋は、あがり症の人が多いことも特徴です。スイッチが入るとガチガチに緊張してしまい、まるで顔に火がついたかのように真っ赤になってしまいます。同時に全身が熱くなって、汗をたくさんかくことも。
照れた時のサインとして分かりやすいのは顔色で、真っ赤な顔で汗をぬぐいだしたら間違いなく照れていると考えていいでしょう。
照れた時の特徴3. 話すスピードが早くなる
落ち着きを失って自分を客観視できなくなりやすいのも、照れる人によく見られる傾向です。話す速度が普段の2倍くらいスピードアップして、要点がズレることも多々あります。
考えながら喋ると言うよりは、勝手に口から言葉が出てくるという感じなので、自分でもコントロールがききません。冷静に話ができなくなってしまうのも、照れの表れと考えられます。
照れた時の特徴4. 髪や鼻を無意識に触ってしまう
照れる人は、焦ると反射的に体が動いてしまうことがよくあります。緊張している状態に近いので、髪をいじったり、鼻を何度も触ったり、仕草に明確に現れることが多いです。
表情には出ていなくても、照れていることを行動で判断できる特徴の一つです。。
照れた時の特徴5. 口元を隠す仕草をする
口は動きによって、表情を読み取られやすい顔のパーツです。人から嬉しいことを言われると、ついつい口が緩んで嬉しさが顔に出てしまうことも。
とっさに「感情を読み取られてしまうのではないか」「恥ずかしい」という心理が働いて、口元を手で覆う人もいます。話をしていてよく手が口元に行くと感じた時は、相手が照れるのを隠そうとしている証拠です。
照れた時の特徴6. 急にそっけない態度をとる
気持ちは焦っているのに平常心を保とうとすると、態度がおかしくなってしまうことも多い照れる人。急にそっけない返事をして、「何か悪いことを言っただろうか?」と相手を不安にさせるケースもあります。
心の中では踊るように嬉しい感情があったとしても、それを悟られまいと冷めた言動をしてしまうのも、照れる人にあるあるの特徴です。
照れた時の特徴7. 声のトーンが少し高くなったり、声が裏返る
感情の揺れに合わせて、変わりやすいのが声のトーン。照れた時には、気持ちをうまくコントロールできずに、声が上ずってしまう人も多いです。
自分では普通に話しているつもりでも、相手からすると「急に声のトーン高くなったなぁ…」と感じるはず。興奮状態になり声の調子が変わるときも、照れていると思って間違いありません。
照れる人の特徴を理解して、上手にコミュニケーションをとってみて。
照れる人の心理や理由、特徴などを、具体例を挙げながら説明してきました。
「会社にシャイな人がいて、コミュニケーションがうまく取れない」「好きな人が恥ずかしがってばかりいて、気持ちが読めない」そんな悩みを抱える人は多いはず。
この記事を参考に、照れる人の気持ちや行動パターンを理解して、良い付き合いができるよう努めていきましょう。