頑固な人とは?意固地な性格の特徴や原因&頑なな男女を説得する方法を解説

頑固な人とは?意固地な性格の特徴や原因&頑なな男女を説得する方法を解説

あやな 2024.06.09
どんなことにも意固地になって自分の意見を通す「頑固な人」っていますよね。今回は、周りに迷惑をかけてしまう頑固な人の心理や特徴から、頑固になってしまう原因について解説していきます。また、頑固な人が周りにいて困っている人に向けて、自分の意見を変えない人を説得する方法までお教えします。

頑固な人との付き合い方に悩んでいませんか?

頑固な人の9つの心理的特徴や原因

あなたの周りに「自分の意見を絶対に曲げない頑固な人」はいませんか?

頑固な父親や頑固な恋人、頑固な同僚など、他の人の話を聞かず、自分だけが正しいと思い込んでいる頑固な人との付き合い方に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

今回は、頑固な人の心理や特徴、頑固な人を説得する方法について、詳しくご紹介していきます。


そもそも「頑固」ってどういう意味?

頑固な人とは

頑固とは、頑なでなかなか自分の考えを変えようとしないといった意味を指します。

悪い意味でとらえると「他人の意見を全くきかない」間違っていても「考えを変えない」といった性格だと考えることができます。

逆に良い意味でとらえると「何かを成し遂げるまで最後まで諦めない」といった性質でもあります。


頭が固くて面倒くさいと思われてしまう”頑固な人の心理的特徴”とは?

頑固な人の心理的特徴

恋愛相手や仕事上付き合わなければいけない相手などが頑固な人だった場合、上手く付き合って行くためにも、その心理が気になりますよね。

まずは、頑固な人はどういった心理的特徴があるのかをご紹介していきます。

周りの頑固者との付き合い方の参考にしてくださいね。


頑固な人の心理的特徴1. 他人の考えよりも、自分の考えが全て正しいと思っている

頑固な人は、自分の意見を曲げません。

例え周りが反対意見だったとしても、自分がこうと決めたことは決して妥協などせず、そのまま押し通そうとします。

自分の考えに絶対的な自信を持っているから、頑固な人は自分の考えを決して変えません。周りの意見は間違っていて、自分の意見こそが正しいと信じているのです。


何でもかんでも決めつける

頑固な人は、自分で信じていることが揺らぐことがありませんから、「絶対に○○だ」「○○に決まっている」と、決めつけます。

周りの意見を聞くことはなく、自分で信じた固定観念に縛られているのです。

自分の考えとは反対の意見を持っている人に対しては、「間違っている」と決めつけてくることもあります。どんな意見を言われても、自分の考えや意見は曲げないのです。


頑固な人の心理的特徴2. 他人に負けを認めたくなく、自分のことを正当化したい

頑固な人は自分を正当化したい

頑固な人は、自分の意見を強く信じているため、その考えが間違っていたことに気づいても、それを認めません

認めないどころか、周りの意見を自分に合わせようと試みたり、自分が間違ったのは「相手が悪いからだ」と他人のせいにしたりもします。

負けを認めたり、過ちを認めたりといった素直な部分は、頑固な人にはなかなか見られない心の動きなのです。


頑固な人の心理的特徴3. 大きな成功を収めて有頂天になり、自分は凄いと思っている

頑固な人は、心から自分を自分で信じきっている人なので、人の何倍もプライドが高い人でもあります。

そのプライドを満足させるような成功を収めることがあると、すっかり天狗になり有頂天になる傾向があります。

自分の言ったことが正しいと証明されたかのような気分になり「自分は他の人より凄いんだ!」と思い込んでしまうのですね。


頑固な人の心理的特徴4. 大きなトラウマがあり、他人に弱みを見せると付け込まれると考えている

他人の考えを一切聞き入れない、頑なな態度をしてしまう裏には、実は他人に対して弱みを見せられないといった心理が隠れています。

自分を強く見せなければ、つけ込まれてしまうと考えてしまうのです。

そんな心理になってしまった原因には、人に言えないようなトラウマが関係していることも。

トラウマが原因で自分を守ることに必死になり、自分しか信じられない心理状態になります。

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頑固な人の心理的特徴5. マイペースで、確固たる自分ルールを他人に干渉されるのが嫌い

頑固な人は干渉されるのが嫌い

頑固な人は、自分自身をしっかり持っている人とも言い換えることができますが、そういった性格のため、人から干渉されるのが大嫌いです。

自分の意見を変えることはしませんので、頑固な人を変えることは大変難しいのです。

自分なりのルールや意見などを貫きますので、他人からはマイペースな人に見られることもあるのも人から鑑賞されたくないという心理状態の表れです。


頑固な人の心理的特徴6. 精神的に弱っており、何か意見を言われると責められていると感じてしまう

頑固な人の面倒くさい一面でもあるのですが、自分の意見を強く持っている割に、とても傷つきやすい人でもあります。

誰かから自分の意見とは違った意見を言われてしまうと、自分のことを否定されたように感じてしまうのです。

そして、責められているような気持ちになってしまい、落ち込んでしまいます。

そうした落ち込んだ一面を人に見せることができない性格なので、より虚勢を張ってしまい、それが頑固な態度へとなってしまうのです。


頑固な人の心理的特徴7. 相手の意見を飲み込んでしまうと、自分という人間を否定することになると考えている

人に弱みを見せられない、そして、トラウマを抱えているという面を持つ頑固な人は、相手の意見を通してしまうと、自分自身を失ってしまうとまで考えてしまいます。

相手の意見が正しいと認めたら自分が否定されてしまうと感じるなど、とても考え方が極端で頭が固いのです。

周りの人間には理解できないような面倒くさい考え方をしてしまう人なので、自分の弱みをみせまいと、より強く自分を押し通してしまいます。


頑固な人の心理的特徴8. 強い信念を持っているため、自分の考えに合わないとイライラする

頑固な人は自分が中心

頑固な人は、周りの考えを自分に合わせてしまおうと考えるなど、とにかく自分が世界の中心だと思っています。

自分の考えに強い信念を持っていて、それを絶対に曲げませんので、その信念に反するような考え方や思想に触れると、意見が通らないのでイライラします。

絶対的に自分が正しいと考えているので、違う意見を受け入れることができない人なのです。


頑固な人の心理的特徴9. 自分に誤りがあっても、自分のせいと思われたくない

頑固な人の心理の根底には、自分を「より強く見せたい」「より凄い人に見せたい」という心理があります。

そのため、自分が間違っていた、誤りがあった場合でも、反省することがありません

それどころか、間違ったことに色々と理由をつけ、「自分は悪くない」「失敗したのは仕方がなかった」といった考えに向けようとします。


そもそも頑固な性格になってしまう原因って?意固地な人になるきっかけとは

頑固になる原因

頑固者とはどういった人なのか、その心理をご紹介してきましたが、面倒くさい人で扱いづらい人だと思われたのではないでしょうか。

そんな人と恋愛をしたり、一緒に仕事をしたりするのは大変だと感じますよね。

ここからは頑固な人がそんな性格になってしまうのは、なぜなのか。その原因について探って行きます。


頑固になる原因1. そもそも頑固な親から教育を受けてきた

頑固な性格を形成した原因が、頑固な親であることは大いに考えられます。

「頑固オヤジ」などと言いますが、母親よりも頑固な父親からの影響は大きいのかもしれません。

親から「こうあるべき」「こうでなければいけない」というような、固定観念を押し付けるような教育を受けてくれば、そういった人格が形成せれてしまうのは仕方のないことですよね。


頑固になる原因2. 他人のミスを自分に押し付けられた経験がある

頑固な人は、自分しか信じられなくなるようなトラウマが原因になっていることもあります。

信じている人に裏切られてしまった経験、ひどい失敗を押し付けられてしまった経験など、人を信じられなくなる経験をしてきた場合などです。

人が信じられない経験が心にいつまでも重くのしかかり、いつしか自分だけしか信じられない人間になってしまった可能性が高いです。


頑固になる原因3. 過去の辛い経験をし、二度と自分が傷つけないように保守的になった

頑固になったのは過去の経験から

トラウマとも同じ意味を含みますが、人を信じられなくなっている原因が、ひどく他人から傷つけられたことが原因のことも考えられます。

誰かにひどいいじめを受けた場合、自分を守ろうと必死になることは、必然とも言えますよね。

そういった経験から、信じられるのが自分だけになってしまい、人を信じることができなくなってしまうのです。


頑固になる原因4. 大きな成功をして、他人の言葉を素直に聞かなくなってしまった

自分で自分を「凄い人間だ!」と強く思い込んでしまうと、人は頑固になってしまうことがあります。

言い換えると、うぬぼれが強いことで、他人の言葉が耳に届かなくなってしまうのです。

大きな成功をしたことで周りを見下すようになり、次第に天狗になってしまい、何事も自分中心で考えてしまうようになります。


面倒くさい頑固な人を納得させる方法とは?

頑固な人を説得する方法

頭が固い、そして面倒くさい頑固な人を説得することはできるのでしょうか?

頑固な人を変えることは、非常に難しいことですが、頑固な人を説得する方法をご紹介します。

ぜひ恋愛や仕事上のお付き合いに役立ててくださいね。

頑固な人を説得する方法
  1. 距離感を近づける
  2. メリットがある解決策を探る
  3. 知っている人に相談する
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頑固な人を説得する方法1. まずは共感して、頑固な人との距離感を近づける

頑固な人は、自分の意見に反論されると強く反応してきますので、まずは意見に同調し、共感しているそぶりをみせます。

そうすることで、頑固な性格の人でも「この人は自分をわかってくれた」と、親近感を感じてもらえるでしょう。

頭から頑固者を変えようとするのは、無理があります。説得する方法の第一段階は、距離を縮めることです。


頑固な人を説得する方法2. 否定せずに、相手の意見を尊重した上でお互いにメリットがある解決策を探る

頭が固い頑固な人は、自分が否定をされると、それに拒否反応を示してきます。

そのため、反論する、または説得をするなら、意見を尊重した上でお互いのメリットがある妥協点を提示してください。説得と考えるよりも、納得し同意してもらうことを意識しましょう。

頑固な父親など、こちらの話など聞いてくれないような相手には、あなたにもメリットがあるということを提案してみて。


頑固な人を説得する方法3. 共通の友人など頑固の人を良く知っている人に相談する

頑固な人の共通の友達に相談する

一対一で直接頑固な人と対峙するよりも、第三者に入ってもらうと上手く行くこともあります。

こちらの意見を言えば言うほど、頑固な人はかたくなになってしまいますので、頑固な人が信頼している人など、良く知っている人からの意見があれば、頑固な人でも納得してもらえる可能性が高まります。

仕事上の付き合いのある人であれば、頑固な人の上司など、逆らえない相手だと効果的ですよ。


頑固な男女との上手な付き合い方って?自分の意見を曲げない人との関係性の築き方

頑固な人と上手な付き合い方

頑固な人は気難しい人でもあるので、付き合い方も難しい相手だと言えます。

そんな相手とは、どう付き合って行けば良いのか、悩みますよね。

ここからは、頑固な人と上手に付き合って行く方法についてご紹介します。

頑固な人との付き合い方
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頑固な彼氏や彼女と恋愛での付き合い方

彼氏や彼女といった、恋愛相手が頑固者だと大変苦労します。頑固者との付き合い方の中でも、1番悩む方が多いかもしれません。

相手が頑固者であるということを、しっかりと理解した上でお付き合いをしなければ、自分がどんどん辛くなってしまいますよ。

ここから、頑固な人と恋愛する上での付き合い方のコツや、考え方についてご紹介していきます。

頑固な恋人との付き合い方
  1. 改善策を考える
  2. ポイントを整理する
  3. はっきり伝えてみる
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頑固な恋人との付き合い方1. 言い合いになった場合は、お互いが妥協するくらいの改善策を考える

相手が頑固な人だった場合は、説得をしようとしたり、相手の考えを変えようとしたりして、こちらの考えに合わせてもらおうとしても、それは無理だと諦めた方が付き合いやすいでしょう。

どんなにこちらが正しくても、同じことが言えます。

そのため、説得や相手を変えようとするのではなく、どうすればお互いが納得できるのかといった、妥協点を見つける付き合い方をした方がスムーズに行きますよ。


頑固な恋人との付き合い方2. お互いの譲れないポイントと譲れるポイントを整理する

頑固な人の付き合い方は譲れるポイントを整理する

頑固者と上手に付き合うためにも、「これは許せるけど、これは許せない」といった、お互いが妥協できる部分とできない部分の境界線をはっきりとさせておくべきです。

境界線を相手にも納得し、理解してもらっておけば、干渉しすぎずに相手との関係を円滑に進められますよ。

自分が我慢できるなら、頑固な人の譲れないポイントの方を優先してあげると、より関係はスムーズになるかも。


頑固な恋人との付き合い方3. どうしても我慢できない場合は、別れる覚悟で「頑固すぎて面倒くさい!」とはっきり伝えてみる

相手が頑固者だということを理解した上でお付き合いをしていたとしても、やはりどうしても許せないこと、我慢できないことはあるはずです。

「絶対にこれは無理」ということがあった場合は、本気で別れるこをと覚悟して、「無理!」ということを伝えてしまう勇気も必要。

相手の頑固さに、もうこれ以上我慢できないという意思は、別れる結果になろうとも伝えるべきです。


はっきり伝えることで、考えを改めてくれることがあるかも

あなたが別れる覚悟があることが伝われば、頑固な人もさすがに焦るはず。別れたくないという気持ちがあるのなら、考えを変えてこちらに合わせてくれる可能性は大きいです。

もちろん、あまり頻繁に使うと効果は薄れてしまうかもしれませんが、時にはそれぐらいの荒治療が必要になることも頭に入れておいてください。

頑固な人と付き合うためには、どこかで「上手く操ってやろう」ぐらいの気持ちが必要なのですね。


頑固な部下や同期、先輩上司と仕事での付き合い方

頑固な先輩 部下との付き合い方

仕事で付き合わなければいけない相手が頑固者だと、関係を避けられないだけに、これも辛いですよね。

こういった人間関係においても、やはりいくつか押さえておきたいポイントがあります。

部下や同期、上司が頑固な人だった場合の上手な付き合い方について、ご紹介します。仕事でのストレスをためすぎないために、活用してくださいね。

頑固な同僚との付き合い方
  1. 落ち着いて接する
  2. 話を流すことも大切
  3. 共感してから指摘する
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頑固な同僚との付き合い方1. 仕事で自分勝手なことを言われても、感情的にならずに落ち着いて接する

頑固な人は、自分の意見こそが正しいと思い込んでいます。そのため、周りと噛み合わない意見であったりしても、それを押し通そうとするでしょう。

あなたからすると、自分勝手な意見を主張しているようにしか見えないこともありますが、それに感情的に反論すると、より頑固者の反発は強くなってしまうでしょう。

まずはこちらは感情を抑え、相手の意見を聞いてあげて、理解を示し受け入れるようなそぶりを見せましょう。


頑固な同僚との付き合い方2. 一言一句全てを真に受けず、話を流すことも大切

頑固な人の付き合い方は話を聞き流す

頑固な人の話を否定してしまうと、何倍にもなって反論されてしまいますので、受け入れることが大切です。

しかし、全ての意見を真剣に聞く必要はありません。衝突しないように話を聞いてあげたとしても、その話の全てを真に受ける必要はないのです。

頑固者のかたくなな意見にいちいち付き合っていたら、こちらがすっかり疲れ切ってしまいます。言い方は良くないかもしれませんが、適当に聞き流してしまっても良いでしょう。


頑固な同僚との付き合い方3. 頑固な人に仕事のミスがあった時は、「お前のせいだ!」ではなく「難しかったよな」と共感してから指摘する

頑固な人は、とにかく「反論される」「否定される」ことが大の苦手。

仕事のミスを指摘しただけでも、自分自身を否定されたかのように、大事として考えてしまうのです。そんな相手には、やはり適当な言葉でミスを指摘するのはNGです。

一度は相手の労力をねぎらってあげて、努力を認め、その上でミスを指摘するようにしましょう。


頑なな人を無理に変えようとしないで、上手に付き合っていきましょう。

頑固な人と上手に付き合おう

人の性格を変えるのは難しいですよね。かたくなな心を持つ頑固な人を変えることは、より困難なのです。

しかし、強い意思を貫く姿勢などは、決して悪い部分ではありませんよね。

そういった性格を、頑固な人の尊敬できる一面だととらえ、上手く付き合って行ってくださいね。

本人が「変わりたい」と思っているのでしたら、変わるチャンスはあるかもしれませんが、そうでない場合は、頑固な人を変えることは無理だと諦めて付き合って行きましょう。


【参考記事】はこちら▽

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