転職を決意したきっかけや理由とは。転職におすすめの時期やサービスも解説!

長谷川大輔 2018.02.01
転職を決意したきっかけとは。その理由や時期と利用すべきサービスまで解説 転職を決意するきっかけは人それぞれ違いますが、代表的な事項を8つにまとめました。今は転職する気がない方も、将来自分が転職する時の参考になる転職エージェントを紹介します。転職が初めての方や何度経験がある方も自分に合う転職エージェントを見極めるポイントをご案内します。

転職を意識したきっかけや理由、例とは?

転職を意識したきっかけ

転職を意識するきっかけは人間関係が上手くいかない、給与が低い、やりがいがないなどの自分のことから、結婚や出産、親の介護など外部環境がきっかけで転職を考える人も多いです。昔と比べ、今は転職することが当たり前の時代になりました。転職することをためらうのであれば、他の方がどのようなきっかけで転職を決断するのか見ていくことで同じ場面に自分が出くわした時に転職するか検討できますよ。早速見ていきましょう。


きっかけ① 20代で新卒入社した会社が合わなかった

20代の場合、就活に苦労してやっと入社した会社が合わなかったなんてことはよくあります。会社説明会や面接などでは、給与や有給消化率など色々と聞いていますが、会社の雰囲気は実際に入ってみないとわからないことが多いからです。実際に入社すると希望していた部署に配属されないことや苦手な業務を対応することなど、当たり前にあります。入社してから社風と合わない、得るものが少ないと感じるのであれば転職を考えましょう。


きっかけ② 35歳転職限界説を聞いて30代のうちにチャレンジしたくなった

IT業界でよく耳にする35歳転職限界説。30代は、20代で経験を積んで自分なりの仕事の仕方やキャリアプランなどを改めて棚卸しする時期です。30代になると人によっては、結婚や出産などライフイベントが立て続けに起こり、出費も増えます。職場では後輩が増え指導する立場になり、自分のやりたいことは何か一度真剣に考える時期に差し掛かります。20代のうちはがむしゃらに仕事に取り組んで実績を作っていた人も30代に突入して、今度は自分が興味がある分野にチャレンジしたくなったとき、年齢を考えると未経験の場合は最後のチャンスになります。


きっかけ③ 40代になり、親の介護の問題に直面した

40代に入ると、今まで元気だった両親も気がつけば年齢を重ねて足腰が弱くなることや、病気などで介護が必要になります。今まで元気だったので、たまに実家に帰るぐらいでしたが、親の介護問題に直面し転職せざる負えない状況の人がいます。兄弟がいる人は交代で面倒を見たり、金銭の負担など分担することができますが、一人っ子や家族が近くにいない場合、働き方を一度見直す必要があります。今の会社で介護休暇があればそのまま利用する方法が1つですが、どうしても難しい場合は転職を検討する必要があります。


きっかけ④ 結婚をした

最近では30代、40代で結婚することも多くなり、昔に比べ結婚する平均年齢が上がりました。大切な人と一緒になることはとても嬉しいですが、生活が大きく変化し結婚を機に転職をする女性も少なくありません。特に転勤が多いパートナーの場合、自分の働き方を考える必要があります。将来子どもを持つことを考えるのであれば、産休制度の実績がある会社や育児休暇を積極的に推奨している会社、リモートワークなど在宅勤務を許可している会社に転職すること考える必要があります。


きっかけ⑤ 妊娠・出産をした【女性】

女性の場合は結婚後、妊娠・出産という一大イベントがあります。妊娠を機に退職する方もまだまだ多いですが、共働きが当たり前になった今では、企業も女性の働き方に対して優遇するところが多くなりました。産休制度はあるものの、リモートワークや時短などの働き方に柔軟な会社は徐々に広がりつつもまだ少ないのが現実です。妊娠する前は復帰してすぐ働くと考えていた方も子どもが生まれると、一緒に過ごす時間を増やしたいと考える方が多いです。


きっかけ⑥ 夫・妻が転勤となった

共働きの夫婦は、夫もしくは妻のどちらかに転勤辞令が出るのも珍しくありません。パートナーに転勤命令が出た際、単身赴任又は一緒に着いていくかの2択をせまられます。パートナーについていくことを決断したとき、新天地で自分に合った職場を探すのは大変ですが、転勤がきっかけで仕事を変える方が多いのが現実です。パートナーに転勤の可能性がある職場の場合は、事前に話し合っておくことで急な転勤命令が出てもすぐに自分の転職先を見つけることができます。


きっかけ⑦ 子どもが成長・進学してある程度時間が生まれた

小さい頃は手がかかり、なかなか自分たちの時間をとることができません。子どもが大きくなれば、比較的時間に余裕が生まれます。女性の場合、子どもが小学校に上がるタイミングで完全に復職する方が多いです。子どもが小さいうちは学費や新居の住宅ローンの返済など出費が多く、まだまだお金がかかる場面が多いです。パートタイムであれば、勤務時間はある程度融通がききますが、収入面では足りないと感じることもあり、今までの会社経験を活かして再就職を検討する人もいます。


きっかけ⑧ 異動になり、自分のやりたいことができなくなった

人事命令で思いもよらぬ部署に配属されることがあります。決定事項で断ることや拒否することも難しく、自分が思い描いていたキャリアプランとは、全く異なる業務対応をする場合があります。今は会社の合併・縮小などが当たり前になり、時代の変化とともに部署異動は珍しくありません。しかし全く別の部署で働くことで、自分の思い描いていたキャリアプランややりたかったことの実現が難しくなった場合、転職をして他の会社で自分がやりたい職種を見つける方法があります。


転職するのに適切な時期とは?

会社を辞めるということは、将来に関わる大きな決断です。最近では、転職が当たり前になりましたが、昔はひとつの企業で働き続けることが普通でした。転職を考える人はどういった時に転職を考え、いつ頃新しい職場へ就業しているのでしょうか。今回は、転職に適切な時期を4つご紹介します。今後の転職活動の参考にしてください。


適切な時期① 結婚や出産、子育て、介護などのライフイベントをが近づきつつある

突然の病気やケガは予測できないですが、結婚や出産、親の介護などあらかじめ予測できそうなライフイベントが近づいた場合は、一度転職するべきか考えましょう。例えば、結婚資金や出産費用、子育てにいくらかかるのか事前に金額を把握しておくことで、将来どのくらいお金が必要なのか理解できます。また、親の介護が必要になる場合も考えられるので、時短制度を導入している企業やリモート対応が可能な企業に事前に転職しておくことで、万が一親の介護や突然の子どものお迎えなど発生した場合に制度を利用できます。


適切な時期② 事業方針の転換で望まない業務や部署の担当になった

今までは順調きていた会社も事業縮小や方針転換で、新しい部署が立ち上がったり、部署が無くなるなんてことも起こります。今は会社のスピード変化も早く、今までと同じ働き方ができなくなることも珍しくありません。そんなとき、思っても見なかった部署の担当になったりすることも起こるので、望んでいない部署で全く仕事に身が入らなくなることがあり、転職を考えるきっかけになることもあります。


適切な時期③ 給与や待遇に不満を感じている

仕事をする上で、給与や待遇面を重視している人は多いです。特に給与は生活に直結し、給与が下がるとモチベーションが下がりやすくなります。反対に給与が上がることでいい家に引っ越したり、外食を増やすなど生活に潤いを与えてくれます。待遇面でも福利厚生が充実してないことや有給消化が取りにくいことなど不満に感じやすい部分です。給与に関しては、年功序列の会社だと大幅にアップもしづらくコツコツ時間をかけて上げるしかありません。とはいっても昔より会社もスピード感が違うので真面目にコツコツ働いたからといって給与が上がるわけでもないのが現実のようです。給与や待遇面で不満があれば、転職を検討することをおすすめします。


適切な時期④ 会社の人間関係に悩んでいる

事前の会社説明や給与、福利厚生など満足行く待遇だとしても、実際に入社したら人間関係が最悪だったなんてこともあります。いい人に恵まれることも多いですが、社員数が多い会社であれば自分とどうしても合わない人や嫌味を言う人、足を引っ張ろうとする人と色々な方に出会います。特に自分と同じ部署や同期、先輩と人間関係がこじれると週5日で1日8時間以上もいる職場では精神的に多大なストレスを受けます。人間関係が上手くいかないと、プライベートにも悪い影響が出かねないので、転職を検討する必要があります。


まずは、転職サイトの【リクナビNEXT】に登録して情報収集を

20〜30代向けの求人が豊富にあるリクナビNEXT。まだ転職なんて考えてないという人もどんな求人が募集しているのか見てみると、意外と同じ職種で給与が全く違うといったこともあります。転職する人の8割が利用している本サイトは情報収集するだけでも、有益な情報を得ること可能。求人特集も細かいカテゴリに分けて掲載しており、自分が気になる特集を見つけられます。また、コラムや転職ノウハウなど知っておいて損がない情報が多く転職市場を知るにはおすすめのサイトです。


リクナビNEXTのおすすめポイント

リクナビNEXTのおすすめは、何といってもグッドポイント診断という、自分の5つの強みを約30分で診断できるサービスが無料で行えることです。転職する気があまりない方も、無料登録だけしてグッドポイント診断を受けることで、今まで知らなかった自分の強みを理解できます。自分の強みを知って、仕事のやり方を変えたり、上手に利用して昇進に役立てましょう。もちろん転職する時は、その診断が職務経歴書に記載や面接時のアピールポイントに使えます。

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そもそも転職すべきかのアドバイスもくれる転職エージェントもおすすめ

転職するきっかけは人によって色々とありますが、客観的に転職するべきか、転職エージェントに一度判断してもらうのもおすすめです。自分では年収や待遇に不満を持っていても、プロの目から見ると年収が上がる確率や待遇も他社と比較しても今の方がいいなど、自分ではマイナスだと思っていたことも実は他社と比べると良い待遇だったなんてことは珍しくありません。


リクルートエージェント

リクルートエージェントは業界最大手で求人数はなんと10万件以上と豊富にあります。偏った業界ではなく、ジャンルが幅広く対応しているので転職エージェントを初めて利用する人は、登録しておくことをおすすめします。リクルートエージェントの良いところは、案件豊富さの他に面接対策や職務経歴書の書き方も指導してくれること。将来海外勤務や管理職を目指している方でも案件を豊富に取り揃えているので、何を求めている企業が多いのか事前にチェックしておくだけで、今の自分に足りないスキルを発見できます。


リクルートエージェントのおすすめポイント

リクルートのおすすめポイントは、何といってもきめ細やかなサービスです。エージェントの知識が豊富なことはもちろん、面接対策や応募書類の添削も行い、プロのアドバイスを貰えるので、書類通過しやすくなります。また、面接対策はセミナー形式で開催し、講師を呼んで1〜2時間ほどみっちりと採用ポイントを交えて解説します。面接官はどこから見ているのか、どこで採用を判断するのか細かく教えてくれるので、自宅に帰ってもポイントを踏まえて練習できます。また、リクルートエージェントの専用アプリがあり、気になった求人もボタンひとつで応募可能です。

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マイナビエージェント

マイナビエージェントはサポート体制が整っており、初めて転職する方は登録しておくことをおすすめします。主な利用者は新卒〜35歳向けと若い世代の求人が豊富です。初めて転職する方と2回目以降の転職ではサポート内容が変わり、それぞれにあったサポートを案内してくれます。なかなか練習ができない面接も模擬面接を実施し、自分では気が付かなかったクセや声のトーンなど気をつけるポイントをフィードバックしてくれるので、自信を持って本番に備えられます。


マイナビエージェントのおすすめポイント

マイナビエージェントは、専任のキャリアアドバイザーと一緒に転職活動プランを計画するので、2人3脚で転職活動をサポートしてくれます。給与や待遇面など気になることがあれば、キャリアアドバイザーに相談すれば企業の採用担当者に確認を取ってくれます。交渉が切り出しにくい給与アップや待遇面の条件交渉もキャリアアドバイザーが交渉してくれます。また、面接が苦手な方は多いですが、模擬面接を行っているのでキャリアアドバイザーから客観的に見てもらうことで、アピールすべきポイントや自分が知らなかったクセなど細かくフィードバックがもらえます。何度も模擬面接を行うことで自信を持って面接に挑めます。

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ビズリーチ

ハイクラスな求人をメインとしているビズリーチ。将来管理職や海外での仕事を考えている方は登録しておきましょう。ビズリーチの取り扱い案件は年収750万以上が基本です。登録しておくことで、ハイクラスの求人募集を閲覧でき、どんな人材を企業が求めているのか把握することで、自分に足りないスキルや求められる人材を把握できます。他の転職エージェントと違う箇所はヘッドハンターからの案内がメインなので、自分から動くというよりは登録しておいて声がかかるのを待つという形になります。


ビズリーチのおすすめポイント

ビズリーチは、転職エージェントには珍しい無料登録と有料登録があります。無料登録は、ヘッドハンターからのスカウトを待つしかないので、すぐに転職したい方には向いていません。しかし有料会員になることで、自分から応募ができます。有料会員はプレミアムと呼ばれ、その中でもハイクラス会員とタレント会員があります。具体的には、ハイクラス会員は年収750万円以上、タレント会員は年収750万以下と呼ばれています。有料会員になることで案件応募も可能ですし、2,000人以上いるヘッドハンターの情報も閲覧できるので、ハイクラスの転職を考えている方は有料会員になることをおすすめします。

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DODA

求人数の取り扱いが多く、セミナーや面接対策のサポート体制が整っています。DODAでは年に何度か各地で転職フェアというイベントを行っており、実際に足を運ぶことで、企業の生の声を聞くことができます。会社説明会や面接の日程など思いもよらなかった出会いがあるので積極的に参加したいイベントです。エンジニアに特化した転職フェアも実施しているので、DODAに登録しておけば幅広い職種が検討できます。その他にも1対1の個別相談会や各種セミナーを頻繁に開催しています。


DODAのおすすめポイント

DODAの1番のおすすめは、求人数が多いことに加えそれぞれ業種ごとに専門サイトがあることです。専門サイトがあることで、自分が希望する職種を効率よく探すことができます。DODAといえば男性のイメージが強いですが、女性の転職ページも専用であるので結婚や妊娠・出産後のキャリアプランに悩んでいる方は、専用のキャリアアドバイザーに相談してみましょう。コラムやコンテンツが豊富で、同じ悩みを抱えている方やキャリアアップの方法など有益な情報を取得できます。また、自分の過去の経歴から適切な年収を算出する「年収査定」があるので、年収が低いなと感じている方は一度診断すると適正な年収を把握できます。

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パソナキャリア

パソナキャリアでは、これまで25万人以上の転職サポートをしてきたそのノウハウで、アピールが伝わりやすい履歴書の書き方や好感が持てる面接対策を行います。転職活動をサポートするだけでなく、現在の会社での円満退職の仕方などもアドバイスをもらえるので、退職や転職に困ったらまず相談することをおすすめします。

メールや電話でのレスポンスも早いです。また、全国の求人を閲覧できるのでパートナーの転勤で退職する場合でも仕事を探すことができます。


パソナキャリアのおすすめポイント

パソナキャリアは求人数25,000件以上と豊富にあり、年収アップ率も67.1%と転職した人の半分以上が年収アップしています。その秘密は、専任アドバイザーが約20時間以上丁寧にサポートしてくれること。その人に合った最適な会社を案内してくれることはもちろん、面接対策や職務経歴書の書き方の添削など指導してくれるのです。また、転職についてノウハウが詰まった「転職必勝ガイド」がもらえるので、不安な方は一度目を通しておくことでどのような手順で進んでいくか確認できます。登録には3分もあれば完了するので、面倒な入力なく終わらせることができます。

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転職のきっかけが生まれたら、まずは相談してみましょう

転職のきっかけは人それぞれ違いますが、結婚や親の介護などやむを得ず転職をする場合もあります。そんな時、プロの視点からアドバイスを貰うことで、給与アップや待遇面で自分に合った会社に転職できるかもしれません。今すぐに転職を考えていなくても、まずは相談して知らなかった業界の動向や気になる求人を見つけてみましょう。

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