シュガーマンのマーケティングを用いた女性の落とし方

吉村 2015.09.06
全米No.1マーケッターと称されるジョセフ・シュガーマン。著書『シュガーマンのマーケティング30の法則』には恋愛テクニックに応用できるセールスマーケティング方法が数多く隠されていました。今回は女性を落とす成功の秘訣を7つ厳選して解説します。

ジョセフ・シュガーマンとは?

シュガーマンとは、通販会社JS&Aで最高のコピーライティングを駆使し、米国のダイレクトマーケティングの世界で成功を収めた伝説のマーケッターです。言葉の順序、表現、ポイントの置き方の3つを活かして顧客の心を自由自在に操り、1分間で100万を超える収益を稼ぎ続けました。

 

ジョセフ・シュガーマン『シュガーマンのマーケティング30の法則』

シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは

伝説のマーケッターが用いた30個のマーケティングの法則が紹介されています。ビジネスにはもちろん、恋愛にも使えるテクニックが詰め込まれています。今回は具体的なシチュエーションと共に、シュガーマンのセールスマーケティングを駆使した女性の落とし方を7つご紹介。読んだらすぐに試したくなるテクニック満載です。

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① まずは、カフェから誘う

あなたが行うべき最初の行動は、女性が最も肯定しやすい状態を提案することです。最初から居酒屋、ホテル、自宅などでは相手も肯定しづらい状況なため、撃沈してしまう可能性があります。人間には一度YESと言うことにより、次の要求に対してもYESと言いやすい状態になるという一貫性の法則が存在します。大事なことは、相手にYESと言わせること。そのためにできるだけ女性が飲みやすい条件を提示することが必要不可欠です。カフェから誘い、最初のYESをいただきましょう。

 

一貫性の法則

人間は一度決めたことをやり通そうとする。一度NOと決めたことは最後までNOと言いやすく、YESと決めたことは最後までYESと言ってしまうという心理である。ついで買いをさせることはこの心理を上手く応用することにより可能となる。

 

② 女性の都合の良い立場にいよう

多くの女性は必ず悩みを抱えています。あとは自分自身が女性の悩みを聞くポジションにいるのかどうかが大事です。「どうしたの?何かあったらいつでも聞くからね。」と気になっている女性に言いましょう。人は弱ったとき、自分が思いついた相手に連絡を取ろうとします。“適切なアピールポイント”でアプローチするのが大切。相手が自分に対して相談事を話したということは、相手の脳はあなたを選んでいるということです。相手が悩みを打ち明けたときは、ひたすら肯定しながら話を聞いてあげましょう。

 

適切なアピールポイント

自分の商品はあなたをどこで助け、どのような利益を与えるかを十分に説明してあげる。その結果相手は、今は必要でなくても必要になったとき、きっとあなたの商品をきっと思い出す。大事なことは相手が自分の商品のどこに興味を示すのかを考えることである。

 

③ 相手の興味と自分自身のことを関連づけよう

自分が女性と話すときに心がけることは、相手が飽きないように興味を引くこと。顧客の特徴を掴むのが大切です。例えば、相手がお酒が大好きなのにパンケーキ屋さんに行っちゃう男性はナンセンスです。女性だからこれが好きという固定概念は捨てて、相手の女性に合わせたことで話す内容も場所も決めましょう。話す内容として有効なのは、相手が好きなもの、嫌いなものに合わせて自分のエピソードや好き嫌いを話すことです。女性も話しやすくなり話題も広がりやすくなります。デート前に相手の好き嫌いを把握しておきましょう。

 

顧客の特徴

商品をアピールすることと同様に顧客の特徴も把握しましょう。自分の顧客の歳や性別、どのような方法で商品を買うのかなどがわかれば商品を絞りやすく相手にプレゼンしやすくなります。最も反応の良いものでアタックしていきましょう。

 

④ 付き合ったらこうしたいねと未来を語る

女性に対して「いつか2人で動物園のホワイトタイガーでも見に行きたいね。」と言うことにより、相手を自分と付き合った状態に巻き込んでいきます。その結果、相手は付き合った状態に対しての壁がなくなっていき、あなたを受け入れやすくなります。オーナーシップというマーケ戦略です。ただし、相手が自分に対してまったく好意を抱いていない場合、終わりを告げてしまう可能性もあります。捨て身の作戦であることを認識しておきましょう。

 

オーナーシップ

オーナーシップとは、相手に商品を所有したような感覚を植え付けることをいいます。例えば、ベンツの広告で『最高速度で駆け抜けた時、周りはあなたに注目し、あなた自身も今まで体験したことがない風を感じるはずです。』といったものがあげられます。人は感覚で物を買うためオーナーシップはとても有効です。

 

⑤ 自分と付き合うと得をすることを伝える

自分に対して得をしない相手に女性は見向きもしません。女性は、付き合ったことにより何かしらのグループに属したいという気持ち「帰属欲求」を持っています。お金持ちのグループに入りたいからブサイクでもお金持ちの社長と結婚するなどは典型的な形。車がない女性に対しては、車で迎えにいくなど相手に足りない部分を見せましょう。

 

帰属欲求

どんな商品にもその商品の所有者に入りたいというニーズが存在する。顧客は無意識のうちにその商品を願い購入決定までいってしまう。お客がどんなグループに属しているかを考え、次にお客のニーズと商品の接点を見つけ出すことが大事である。

 

⑥ バカで単純であることが最高

女性と話をしているときに、難しい話をする必要は一切ありません。例えば、一般人にラーメンを作る手順を教えるときに、どこの小麦粉を使ってなどの説明は全く必要がない。小麦粉をコネって切ってどーん!で完璧です。シンプルイズベストと言われるように話すときは、単純であること。そして選択肢もできるだけ与えなくて大丈夫です。「今日のランチはイタリアンと和食どっちがいい?」と二択にすることにより、相手は決定がしやすく苦労しない。これで今日からあなたも単細胞。

 

単純明快さ

あまりにも難解な言葉は、女性は見下されていると感じてしまう。できるだけシンプルにわかりやすいを心がけよう。そしてデートの時は、選択肢は少なめに。2択でも相手が決定に迷っているのであれば、『こっちの方が○○だからいいかも?』と誘導してあげる。

 

⑦ 高嶺の花のあの人とデートするためには

自分がもしデートをしたい相手に断られているのなら、デートに誘うとき毎回プレゼントを渡しましょう。贈り物はお金がかかったものじゃなくて良いため、気の利いたジョークをメルマガで送るくらいで大丈夫です。女性は、そんなに一生懸命接してくれているんだから、少しはこちらも返さないとという心理状態になります。人間には罪悪感という心理が存在しています。この罪悪感を上手く使うことによりどんな女性ともデートをすることが可能です。

 

罪悪感

ティッシュ配りが10人並んでいる通りに、人が通るとなんと90%の人がティッシュを受け取るというデータがあります。このように同じ動作を繰り返されると人は断ることができなくなり、根負けして要求を飲むようになります。会社からダイレクトメールが送られ続けると時間が空いた時、ついつい開いてしまうのも同じ心理状態。

 

シュガーマンの技術は恋愛にも通ずる

全米No.1マーケッターのシュガーマンは“見出し、画像、文体など様々な要素のコンテンツが存在するが、それらが達成すべき最初の目的は、最初の文章を読んでもらうこと”と言っています。恋愛に置き換えるなら、“あなたの性格や外見、話し方などは、あなたという人物に興味を持ってから発揮される”ということ。大事なことは最初に踏み出す勇気ある1歩目です。少しでも響いた方はぜひ踏み出してみましょう!

 

参考図書:『シュガーマンのマーケティング30の法則』ジョセフ・シュガーマン

シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは

伝説のマーケッターが用いた30個のマーケティングの法則が紹介されています。ビジネスはもちろん恋愛にも応用できるノウハウが詰まった最高の著書です。

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