恋愛におけるサンクコストの効果|ダラダラ別れられない恋愛を抜け出す方法とは?
「サンクコスト」とは?

「サンクコスト(sunk cost)」とは既に支払ってしまって戻ってこない時間や労力やお金のことを指します。
恋愛に置き換えると交際期間におけるデートにかかった費用や時間といったものになるでしょう。
本来であれば別れるべきだったとしても、労力や費用を取り戻そうとダラダラと付き合い続けてしまい、中々別れられないというのもこのサンクコストによる行動です。
恋愛におけるサンクコスト効果の具体例|よくあるパターンをご紹介!
「サンクコスト効果ってどのようなパターンがあるのだろう」
「もしかしたら自分もサンクコスト効果に陥っているかもしれない」
サンクコストにはどのような具体例があるかわからない方も多いでしょう。
ここからは恋愛におけるサンクコスト効果のよくあるパターンをご紹介します。
どのような気持ちがサンクコストに当てはまるのかを見ていきましょう。
具体例1. 脈なしだけど、尽くしてきたから諦められない
相手は自分のことは好きではないと分かっているのに、どうしてもアプローチをしてしまう事ってありますよね。
これは、今まで毎日してきたLINEやデートに費やした労力、相手のことを考えてきた時間がもったいなく感じてしまうという考えによる行動です。
尽くしてきた気持ちが惜しいと感じてしまい、諦めきれずに中々次へ進むことができないでしょう。
具体例2. もう好きじゃないけど、三年付き合ったから簡単に別れられない
今となっては長年付き合ってきた恋人に対して好きという気持ちはないのに、別れを切り出さずに一緒に居るカップル。
いざ別れてしまうと、これまで付き合ってきた三年間という長い月日が無駄になってしまうと思うと、別れる決心がつかなくなっているのでしょう。
具体例3. ヒモ男だけど、たくさんサポートしたから手放すわけにはいかない
ロクに働きもせずに、彼女の稼ぎだけで生活するヒモ男。
彼のために今まで生活費やファッション代、デート費用などを払ってあげてきたことでしょう。
そんな彼氏と付き合うのが嫌になっても、今まで自分がたくさん投資してきた様々な費用などが無駄になってしまうことが惜しく感じてしまい、手放せなくなってしまいます。
具体例4. 遠距離の間、お金も時間もかけて頑張ったから別れたくない
遠距離恋愛では頻繁に会うことができないため、彼氏彼女のことを想う時間が多くなると思います。
また、久しぶりのデートにおいては相手のところまで向かう際にお金や時間がかかってしまいがちです。
そのように苦労して付き合ってきた経験があると、少し気持ちが冷めたくらいでは我慢してしまうでしょう。
具体例5. 同棲を始めたばかりで浮気されたけど、我慢するしかない
相手に浮気をされると、相手の事が許せなくなるものです。
しかし、それが同棲を始めたばかりだと、改めて引越しするには、賃貸の初期費用や引越し費用、家具の購入などたくさんのお金が必要になってしまいます。
また、家の契約のことも重なって、すぐに別れるわけにはいかず我慢するしかない状況になってしまうでしょう。
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