【2024最新】泣ける小説のおすすめランキング|感動する人気の物語を紹介!

HaRuKa 2024.01.01
泣けるおすすめの小説をお探しの方へ。今記事では、泣けるおすすめの小説について詳しくご紹介します。感動するストーリーはもちろん、思わず涙が溢れる人気の小説も解説するので、泣けるおすすめの小説をお探しの方は、ぜひチェックしてみてください!

泣ける小説のおすすめランキング20選|泣けない人でも涙する人気作品を大公開

泣ける小説のおすすめ

たくさん泣いたあと、心が軽くなったように感じた経験がある人も多いのではないでしょうか。涙を流すことで心のデトックスになるため、気持ちがラクになるのです。

泣ける小説を読めば、ふだん泣けない人でも心置きなく涙を流せますよ。

そこで今回は、泣ける小説をランキング形式でご紹介していきます。


【泣ける小説のおすすめランキング第20位】桜のような僕の恋人

桜のような僕の恋人 (集英社文庫)
おすすめポイント
  • 心情が丁寧に描かれているため、感情移入しやすい
  • 恋人の人生を桜に例えた恋愛小説で、春になるたび読み返したくなる
  • 急速に老いる病気がテーマのため、当たり前のような毎日の大切さを再確認できる

美容師の美咲とカメラマンを志す晴人。恋人になりたての二人の幸せは、美咲の難病発祥とともにもろくも崩れていきます。

心情の変化が丁寧に描かれているため物語に入り込みやすく、どんな人でも泣けてしまう小説です。二人のピュアな愛情が桜の描写とマッチして、繊細で美しい情景に。

「好きな人にだけは老いていく姿を見られたくない」という美咲の思いに、胸が締め付けられるように感じる女性も多いはず。桜のように美しくはかない恋愛模様に、思わず涙がこみあげてきます。

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商品ステータス

  • 著者:宇山佳佑
  • 出版社:集英社
  • 発売日:2017年2月17日
  • 映像化:×

【泣ける小説のおすすめランキング第19位】言の葉は、残りて

言の葉は、残りて
おすすめポイント
  • 戦国の過酷な時代背景に翻弄される主人公たちの運命に、何度も涙する
  • 挿入される和歌が美しく、文学好きな人にイチオシ
  • 夫婦愛がメインのストーリーなため、歴史小説が苦手な人でも読みやすい

鎌倉幕府の三代将軍・源実朝のもとに、信子が嫁ぐところからストーリーが始まります。信子から言葉のもつ力を教えられた実朝は、言葉の力で世を治めようと願うように。

武力こそが強さであった戦国の時代と、心優しく言葉の力を信じる実朝の姿が対比的で、時代背景をよく知らない人でも内容がすらすらと頭に入ってきます。途中で挿入される和歌の意味を調べながら読むと、物語をより深く味わえますよ。

鎌倉時代に生きる夫婦が主人公のため、歴史小説としても恋愛小説としても楽しめる一冊です。

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商品ステータス

  • 著者:佐藤雫
  • 出版社:集英社
  • 発売日:2020年2月26日
  • 映像化:×

【泣ける小説のおすすめランキング第18位】きのうのオレンジ

きのうのオレンジ
おすすめポイント
  • 主人公が懸命な闘病を描いた、悲しく温かいハートフルな一冊
  • 優しく誠実な主人公の人柄が胸を打ち、誰でも感情移入しやすい
  • 切なくも心温まるラストのため、読後は前向きな気持ちになれる

若くして胃癌を宣告された遼賀と、彼を支える家族の絆を描いた作品。少年時代に雪山で遭難して死を覚悟した経験を経て、再び死に直面する遼賀が生をまっとうしようとする姿に心が揺さぶられます。

主人公はどこにでもいる普通の人だからこそ共感しやすく、感情移入して泣けてしまうのがこの作品の特徴です。主人公を支える家族や友人たちの心がなんとも温かく、悲しく切ないなかにも希望を見いだせるストーリーになっています。

読み終わったあと「丁寧に生きていこう」と前向きに思わせてくれますよ。

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商品ステータス

  • 著者:藤岡 陽子
  • 出版社:集英社
  • 発売日:2020年10月26日
  • 映像化:×
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【泣ける小説のおすすめランキング第17位】半落ち

半落ち (講談社文庫)
おすすめポイント
  • 事件の真相に様々な立場から迫るため、物語に奥行きがあり読み応え十分
  • 空白の二日間の詳細がなかなか明かされず、最後まで目が離せない
  • 犯人の真意という一つの謎を追う本作はミステリー好きにもおすすめ

ベストセラー作家横山秀夫の代表作でもある『半落ち』は、妻を殺害した現役警察官が黙秘する、犯行から自首までの空白の2日間の謎に迫るミステリー小説。

事件を取り巻く組織がそれぞれの思惑で真相に迫る様子が、臨場感たっぷりに描かれます。

犯人あてや動機あてとも違う、犯人の黙秘する謎に迫る珍しい形式のミステリー小説なため、ありきたりのミステリーに飽きてしまった人にもイチオシ。主人公に隠された真相に、思わず温かい涙があふれます

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商品ステータス

  • 著者:横山 秀夫
  • 出版社:講談社
  • 発売日:2005年9月15日
  • 映像化:映画化

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【泣ける小説のおすすめランキング第16位】西の魔女が死んだ

西の魔女が死んだ (新潮文庫)
おすすめポイント
  • 祖母と孫の心温まる交流を描いた、どこか懐かしさを感じられる名作
  • 自然の描写が美しく、読むごとに心が洗われていくよう
  • 主人公が立派に成長していくため、読後もやさしく爽やかな気持ちに包まれる

いじめが原因で不登校になったまいは、西の魔女こと祖母から「魔女の手ほどき」を受けます。その手ほどきの中核となる教えは「何事も自分で決める」ことの大切さ。祖母からの愛情を受けて成長していく少女を描いた感動作です。

自然に囲まれた祖母の家の描写が美しく、さわやかな気持ちで読み進められます。生死という哲学的で深いテーマもあり、充実感や味わい深さのある作品に。

数々の児童文学賞を受賞した本作は、大人はもちろん子どもにとっても読みやすいのもおすすめポイント。

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商品ステータス

  • 著者:梨木 香歩
  • 出版社:新潮社
  • 発売日:2001年8月1日
  • 映像化:映画化

【泣ける小説のおすすめランキング第15位】ツナグ

ツナグ(新潮文庫)
おすすめポイント
  • もし自分だったら誰と会いたいか考えてしまう
  • 使者自信が葛藤を乗り越えるために、下した決意が感動的
  • 家族、友人、恋人など様々な関係性の二人が出てくるため、誰でも共感しやすい

使者(ツナグ)は生者と死者の再会を叶える仲介者。死者への謝罪や感謝などを抱えた人物がツナグのもとを訪れ、再会を果たします。ラストではツナグ自身の謎が明らかになり、ツナグはある決断を下すのです。

亡くなった人との再会というのは現実にはありえませんが、主人公たちの感情や行動にリアリティがあり、思わず「自分ならどうする?」と考えたくなります。命の大切さや奥深さを改めて感じさせてくれるため、読み終わったあとは前向きな気持ちになれますよ

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商品ステータス

  • 著者:辻村 深月
  • 出版社:新潮社
  • 発売日:2012年9月1日
  • 映像化:映画化

【泣ける小説のおすすめランキング第14位】その日の前に

その日のまえに (文春文庫)
おすすめポイント
  • 登場人物たちはみな好感が持てるため、読後は穏やかな温かさを感じられる
  • 死に直面した人たちの思いが交差し、奥深さのある泣ける小説に
  • 全7作からなる短編集のため、忙しい時にも少しずつ読み進めやすい

誰もがいつか迎える「その日」をテーマにした連作短編集。逝くものと遺されたものの静かで温かな交流を描き、悲しくも希望を見いだせるストーリーです。

短編集ですが一部登場人物がリンクする作品もあり、まるで長編小説のような奥深さがあります。別れや死は重いテーマですが、悲壮感や絶望感よりも、日常の中にある幸せに焦点を当てることで穏やかな読み口に。

読み終わったあと、いまある家族や友人との時間を大切にしようと思えますよ

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商品ステータス

  • 著者:重松 清
  • 出版社:文藝春秋
  • 発売日:2008年/9月/3日
  • 映像化:ドラマ化・映画化

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【泣ける小説のおすすめランキング第13位】マチネの終わりに

マチネの終わりに (文春文庫)
おすすめポイント
  • 甘く楽しいだけではない、大人のための珠玉のラブストーリー
  • 東京・ニューヨーク・パリが舞台になり、華やかさも感じられる
  • 想いあっているのに偶然の不幸が重なり、すれ違い続ける二人に切なさが溢れる

天才ギタリストと国際ジャーナリストが互いに惹かれ合いながらもすれ違う、切なさのあふれる大人のための恋愛小説。

恋愛小説と聞くと若い世代向けの作品が多いなか、本作は主人公二人が40歳前後のため、大人でも共感しやすいラブストーリーになっています。

仕事や生活、時代の変化などが妨げになり、好きな気持ちだけでは結ばれない二人に、もどかしくやるせない気持ちがこみ上げるでしょう。繊細で美しい表現が多いため、上質な読書体験を求める人にもイチオシです。

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商品ステータス

  • 著者:平野 啓一郎
  • 出版社:文藝春秋
  • 発売日:2019年6月6日
  • 映像化:映画化

【泣ける小説のおすすめランキング第12位】壬生義士伝

壬生義士伝(上)
おすすめポイント
  • 武士道、家族愛、友情などのテーマが複雑に絡み合う、重厚感のある泣ける名作
  • 上下巻に及ぶ長編小説は読みごたえがあり、読後に深い感動を味わえる
  • 新選組や時代小説が好きな人にもおすすめ

学問と剣術に優れ“人斬り貫一”と恐れられた吉村貫一郎は、一方で極度の倹約のため守銭奴とも呼ばれています。遠く離れた妻子を愛し、生きることに執着した姿勢は「武士道」に反するのか、吉村の実像を追うストーリーです。

『壬生義士伝』は新選組を題材にした作品の中でも人気が高く、ドラマ化・映画化もされました。激動の時代のなか吉村貫一郎に降りかかる不条理に、何度も胸が締め付けられます。妻子を愛する気持ちは現代にも通じるため、主人公に感情移入して思いっきり泣けますよ

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商品ステータス

  • 著者:浅田 次郎
  • 出版社:文藝春秋
  • 発売日:2002年9月10日
  • 映像化:ドラマ化・映画化

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【泣ける小説のおすすめランキング第11位】本日は、お日柄もよく

本日は、お日柄もよく (徳間文庫)
おすすめポイント
  • 目頭が熱くなるスピーチシーンが何度もあり、最初から最後まで物語に没頭できる
  • スピーチライターという珍しい職業が登場するため、仕事小説としても面白い
  • 仕事を通して主人公が成長する姿が清々しく、読後は晴れやかな気持ちに包まれる

OLのこと葉はとあるきっかけで、伝説のスピーチライター久遠に弟子入りをします。次第に頭角を現していくこと葉は「政権交代」を叫ぶ野党のスピーチライターに抜擢されることに。

途中で挿入されるスピーチのシーンはどれも感動的で、目頭が熱くなります。中盤以降は政治家や選挙に関するテーマになってきますが、軽妙でやわらかい文体のため、最後まで堅苦しさはありません。

言葉のもつ力を存分に感じられる本作は、プレゼンやスピーチに関する指南書としても参考になりますよ。

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商品ステータス

  • 著者:原田 マハ
  • 出版社:徳間書店
  • 発売日:2013年6月7日
  • 映像化:ドラマ化

【泣ける小説のおすすめランキング第10位】いま、会いにゆきます

いま、会いにゆきます (小学館文庫)
おすすめポイント
  • タイトルにこめられた意味が分かると切なさがこみあげる
  • どんな状況になっても変わらない愛の強さに、温かい涙が溢れること間違いなし
  • 読み終えたあと、何気ない毎日をもっと大切にしようと思わせてくれる

妻を亡くし6歳の息子と暮らす巧は、二人で出かけた散歩の途中でとある奇跡に遭遇します。優しくも切ない奇跡の日々の中で、夫婦や家族の愛情が丁寧に紡がれる様子が感動的です。

映画化された作品も評価が高いため、原作と映画を比較して楽しむのもおすすめ

タイトルにこめられた切ない意味が分かった時、ふだん泣けない人でも思わず涙してしまいますよ。愛する人との日常をもっと大切にしたい、そう思わせてくれる作品です。

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商品ステータス

  • 著者:市川 拓司
  • 出版社:小学館
  • 発売日:2007年11月1日
  • 映像化:ドラマ化・映画化

【泣ける小説のおすすめランキング第9位】博士の愛した数式

博士の愛した数式 (新潮文庫)
おすすめポイント
  • 衝撃的な出来事が起こる小説よりも、静かな日常を紡ぐ小説を好む人向け
  • 人と人の温かい繋がりが描かれていて、優しい気持ちになれる
  • 数字にまつわる面白いエピソードが登場するため、数学好きの人にもおすすめ

『博士の愛した数式』は第一回本屋大賞を受賞し、英語版も出版されるほど有名な作品です。

80分しか記憶が持たない天才数学者と、そこで働く家政婦とその息子の交流を描いた、慈愛に満ちた心温まるストーリー。家族や男女の関係をこえた三人のただただお互いを思いやる愛情が美しく、ほろりと温かい涙がこぼれます。

物語のところどころに出てくる数学の話は分かりやすく説明されるため、数学好きはもちろん、苦手な人も面白いと感じられますよ。

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商品ステータス

  • 著者:小川 洋子
  • 出版社:新潮社
  • 発売日:2005年12月1日
  • 映像化:映画化

【泣ける小説のおすすめランキング第8位】とんび

とんび (角川文庫)
おすすめポイント
  • 親子愛や家族愛をテーマにした泣ける小説を探している人にイチオシ
  • シングルファーザーにもおすすめの父子家庭を描いた作品
  • 子育てに奮闘する親の姿が丁寧に描かれ、親への感謝を再確認できる

日本を代表する有名作家、重松清が親子の絆を描いた人気作。

妻を不慮の事故で亡くし、幼い息子を男手一つで懸命に育てていく父親が主人公。妻を亡くした悲しさや子育ての戸惑いに直面しながら、周囲の協力を得て息子を立派に育て上げようと奮闘します。

愛情深くて不器用な父親像はどこか懐かしく、ノスタルジックな気持ちに。わが子の幸せをひたむきに願う親の気持ちは今も昔も変わらないため、誰にとっても心に響く作品です。

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商品ステータス

  • 著者:重松 清
  • 出版社:KADOKAWA
  • 発売日:2011年12月25日
  • 映像化:ドラマ化

【泣ける小説のおすすめランキング第7位】旅猫リポート

旅猫リポート (講談社文庫)
おすすめポイント
  • 猫好きにはたまらない、猫と青年の絆を描いた感動作
  • 軽やかなテンポで読みやすくさくさく読み進められる
  • 猫目線で語られるため、他とは一味違う泣ける小説を探している人にもおすすめ

青年と猫の絆を描いたハートフルな作品。とある理由で飼い猫を手放すことになり、青年と猫がともに旅に出るところから物語が始まります。

この作品の最大の特徴は、飼い猫の視点でストーリーが描かれるところです。猫らしい気まぐれで気高い一面が垣間見えるところも面白いため、猫好きの人に特に人気のある作品に。

明るく朗らかな青年は誰にでも愛されるキャラクター、さわやかな気持ちで読み進められます。旅に出る理由が明らかになってくるあたりからは、思いっきり泣ける展開になっていますよ。

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商品ステータス

  • 著者:有川 浩
  • 出版社:講談社
  • 発売日:2017年2月15日
  • 映像化: 映画化

【泣ける小説のおすすめランキング第6位】ライオンのおやつ

ライオンのおやつ
おすすめポイント
  • 人生や死がテーマの作品で、日々を大切に生きていこうと思わせてくれる
  • 美味しそうなおやつや食事の描写が多く、食を通しての幸せが実感できる
  • 思いっきり泣ける小説でありながら、心がじんわり温かくなる読後感

若くして余命を告げられた主人公が、瀬戸内海の島にあるホスピスで穏やかな日々を過ごしながら、本当にしたかったことは何かを考えるストーリー。

死がテーマですが作者の軽やかで繊細な筆致のため、穏やかで温もりのある読みやすい一冊になっています。

徐々に死が身近なものになっていく主人公の心情が細かく描写され、生や死について感情移入して考えてしまいます。思いっきり泣けるけれど、優しく温かな気持ちにもなれる泣ける小説をお探しの人におすすめ。

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商品ステータス

  • 著者:小川糸
  • 出版社:ポプラ社
  • 発売日:2019年10月9日
  • 映像化:×

【泣ける小説のおすすめランキング第5位】ぼくは明日、昨日のきみとデートする

ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)
おすすめポイント
  • 甘く切ないロマンチックなラブストーリーで、若い世代から大人まで人気がある
  • ヒロインに隠された大きな謎を予想しながら読むのもおすすめ
  • 一度目よりも二度目のほうが泣けるため、二度読書を楽しめる

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』は甘く切ないロマンチックな恋愛小説です。美大生の高寿の一目惚れがきっかけで愛美との交際が始まりますが、彼女にはとある秘密が隠されています。

彼女の秘密が大きな仕掛けになっており、秘密を知ったあとは涙なくしては読めません。読み終えたあとに必ずもう一度読み返したくなり、二度目のほうが思いっきり泣けること間違いなしです。思いっきり泣ける恋愛小説を探している人にぴったりの一冊。

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商品ステータス

  • 著者:七月 隆文
  • 出版社:宝島社
  • 発売日:2014年8月6日
  • 映像化:映画化

【泣ける小説のおすすめランキング第4位】君の膵臓をたべたい

君の膵臓をたべたい (双葉文庫)
おすすめポイント
  • 一風変わったタイトルの意味が分かると、思わず涙が溢れる
  • 軽快な文章で綴られるラブストーリーのため、読書初心者でも読みやすい
  • 生と死、恋愛、青春、様々な要素からなる小説で、誰の心にも響く

主人公はひょんなことから、クラスメイトの桜良が膵臓の病気を患い余命が短いことを知ります。桜良との交流を通して主人公の価値観に変化が現れ、生きることや命の儚さに気付いていくのです。

泣ける小説として有名な本作は、ヒロインとの会話を重ねて成長していく主人公がほほえましく、心が温かくなります。タイトルにこめられた意味を知った時、深い感動の涙に包まれるでしょう。みずみずしい恋愛模様が爽やかで、青春小説を好む人にも人気の一冊です。

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商品ステータス

  • 著者:住野よる
  • 出版社:双葉社
  • 発売日:2017年4月27日
  • 映像化:映画化

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【泣ける小説のおすすめランキング第3位】手紙

手紙 (文春文庫)
おすすめポイント
  • 理不尽な運命に苦しみながらも懸命に前に進もうとする主人公に心が揺さぶられる
  • 加害者の家族に焦点を当てた珍しい作品を読みたい人にぴったり
  • 人気作家が織りなす主人公の心情の機微にぐいぐい引き込まれる

たった一人の家族である弟を思うあまり、兄が強盗殺人を犯すところからストーリーが始まります。兄は弟のために獄中から手紙を書き続けますが、弟が幸せを掴もうとするたび「加害者の弟」の残酷な運命が立ちはだかることに。

人気作家、東野圭吾の作品の中でも特に評価が高い一冊。切ない家族愛を丁寧に描き、弟から兄への最後の手紙のシーンは涙が止まりません。加害者の家族の立場で描かれた作品は少ないため、一味違った犯罪小説を探している人にうってつけです。

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  • 著者:東野 圭吾
  • 出版社:文藝春秋
  • 発売日:2006年10月6日
  • 映像化:ドラマ化・映画化

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【泣ける小説のおすすめランキング第2位】八日目の蝉

八日目の蝉 (中公文庫)
おすすめポイント
  • 女性たちの置かれる状況がそれぞれ複雑で、大人だからこそ共感できる名作
  • 母性愛という普遍的なテーマを一歩踏み込んで考えたい人にぴったり
  • 運命に翻弄されながらもせいいっぱい生きる姿が感動的

不倫相手の赤ん坊を誘拐し、逃亡を続けながら自分の娘として育てていく希和子。誘拐された赤ん坊は希和子の愛情を受けて成長しますが、大人になるにつれて誘拐された過去が人生に葛藤をもたらすことに。

映画化され日本アカデミー賞も受賞した作品です。究極の母性を描いた本作には様々な立場の女性が登場し、多くの共感と感動の涙を誘いました。

母性や親子の定義について読後もじっくり考えさせられるため、親子がテーマの小説を探している人にもぴったりです。

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商品ステータス

  • 著者:角田光代
  • 出版社:中央公論新社
  • 発売日:2011年1月25日
  • 映像化:映画化

【泣ける小説のおすすめランキング第1位】永遠の0

永遠の0
おすすめポイント
  • 極限の状況でも家族を思い続ける主人公に、目頭が熱くなる
  • ノンフィクションかと思わせるような精巧な描写のため、戦争を描いた小説としても面白い
  • 生きることや戦争について、読後もじっくり考えさせられる名作

国家のために潔く死ぬことが評価される戦時下で、生きて帰ることに執着し「卑怯者」と呼ばれた凄腕パイロットがいました。パイロットの孫は太平洋戦争で戦死した祖父のことを調べ、60年間封印されていた真実にたどり着くのです。

『永遠の0』は発行部数500万部を超える人気作。元戦友からの証言を得るにつれて祖父の素顔が明らかになり、最後まで目が離せません。生きることにこだわった祖父が特攻に志願した理由を知った時、深い感動に包まれます。

背景描写が精巧なためリアリティがあり、読み応えのある小説を読みたい人におすすめです。

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商品ステータス

  • 著者:百田尚樹
  • 出版社:太田出版
  • 発売日:2006年8月24日
  • 映像化:ドラマ化・映画化

泣ける小説で思いっきり涙を流してスッキリしましょう!

家族、恋愛、人生、様々なテーマを扱う「泣ける小説」をご紹介しました。

人によって泣けるポイントは異なるため、あらすじでおおまかな内容を把握してから読み始めるのがおすすめです。

ぜひ泣ける小説を読んで思いっきり涙を流し、心のデトックスをしてみてくださいね。たくさん泣いたあとは心が軽くなり、前向きな気持ちになっていますよ。


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