いい男の一歩目は女性を知ること。女性の美への探究心を少年ジャンプに例えて考える
美容サロンプロデューサー / コスメプランナーとしての仕事柄、従業員も取引先もキレイな女性ばかりで365日ハーレム状態。美女に囲まれて仕事している僕ならではの視点で、女性の恐ろしさ素晴らしさを少年ジャンプの世界に例えて考えました。いい男になるために、まずは「女性」の恐ろしい驚くべき生態を知りましょう。
まるで少年ジャンプの世界!美女たちの究極の美容法。
美容の仕事をはじめて10年。美容を知れば知るほど、女性の美に対する探究心に驚かされ、時に恐ろしさまで覚えます。女性は「肌がスベスベになる!」「シワが目立たなくなる!」など、美容効果が期待できれば、普段は「キモイ!」と嫌がるカタツムリや毒蛇からも美容成分を摂取します。一部のカルト的な女性の話ではありません。大手ECサイトで馬鹿売れするほど、カタツムリクリームや、毒蛇エキスは売れているのです!
カタツムリのあのヌメヌメした粘膜から美肌プルプル成分を得たり、筋肉を伸縮させ獲物を捕らえる毒蛇の毒から、シワ伸ばし効果を得たり(※正確には毒蛇によく似た成分)、己の美しさを保つためなら、いわゆるゲテモノ・キワモノからも美容成分を摂取するわけですから、まるで少年ジャンプの漫画に出てくる悪役のよう。
自分にはない他者の能力を吸収し、自分を上位変換させるなんて、ドラゴンボールのセルやNARUTOの大蛇丸そのもの。僕らが震え上がった怪物達と同じプロセスで女性は美しくなっていきます。生物学的に言えば、生きる為ではなく美しくなるために弱者を利用する究極の捕食者。歴史上、強い種が生き残っていくわけですから、生態系の頂点は、やはり美女なのかもしれません。
美しくなるためには手段を選ばない、それが女性。
また、女性が美を探求する精神は、時に男性よりも強く、たくましく、志高く、熱血です。究極のオーガニック(無農薬)を求めて、未だかつて人類が足を踏み入れていない秘境の植物エキスを求めたり、一転してそこら辺の泥に含まれるミネラルをお肌の保湿に利用したり、「美を手に入れるためなら手段を選ばない!」
これはまさに、世界一の剣豪ミホークに土下座して弟子入りを懇願した麦わら海賊団のゾロや、対魔人ブウ戦で、悔しいけれどカカロットとフュージョンしたベジータと同じ精神。強くなるため、敵を倒すためなら憎きライバルでさえも利用する、これまた少年ジャンプのヒーロー達のように純潔なのです。一筋の美容のためなら手段を選ばない。それが女性。
男として、どうあるべきか。
女性が読んだら僕の身に危険が迫るような記事を書いておりますが、僕達にとって女性が美しくなるのは非常に喜ばしいこと。決して女性の美に対する想いをディスっているわけでも、モンスターをみるような目で女性をみているわけでもありません。
「安心してください。尊敬していますよ。」と、僕達男性陣は敬意を払うべきです。そしてサポートするのが僕達の役目。
例えばランチデートの待ち合わせの際、女性は僕達よりも1時間も早く起きて入念にスキンケアを施し、メイクを仕上げ、長い髪をブローしてから出かけます。女性がちょっとぐらい遅刻したとしても大目にみる心が大切です。また飲み会でどんなに酔っぱらって帰ったとしても、帰るや否やベッドにダイブ!なんてお肌に悪い事はせず、丁寧にメイクを落とし、これまたスキンケアを施し、長い髪をしっかり乾かしてから就寝します。
“美の道は一日にしてならず”とはよく言ったもので、毎朝毎晩のケアが女性を輝かせています。「肌がきれいだね!」「髪が艶やかだね!」と、小さな変化も見逃さずに褒めてあげる紳士になりたいものですよね。
そして、努力を惜しまない女性達に対し、僕達もカッコよくなるために努力するのがマナーではないでしょうか。背が高くてイケメン、優しくて紳士的、男らしくて力持ち、お洒落で個性的、圧倒的な経済力、etc…。男性の“カッコ良さ”の定義はいろいろありますが、絶対条件となるのが"清潔感”です。清涼感を身にまとうには「美容を知る」必要があります。
おわりに
女性にとって“美”は永遠のテーマです。僕ら男子の永遠のテーマが“女心”であるのなら、美容を知ることは人生の至上命題なのかもしれません。次回からの連載で、美容初心者にもオススメのメンズコスメや、男性向けの美容サービスについて、お伝えしていけたらと思います。お楽しみに。
筆者紹介【石井誠一】
美容サロンプロデューサー/ コスメプランナー
株式会社PALPITO代表取締役
1975年11月生まれ。千葉県出身
表参道、銀座、恵比寿等、都内一等地でBEAUTY SALON(エステ、リラクゼーション、ネイル、アイラッシュ)を展開。